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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[660]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 10:28:03 ID:TNBPIoyE E
[661]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 12:31:05 ID:??? グレイトフル・モーニング! 未決なのでageさせて頂き候。 また締切14時と設けまして、その時点で決まらなければ最多票最速到達のFで決定となります。
[662]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 12:37:23 ID:AJHQ/LZs C
[663]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 12:39:54 ID:Bi47G/zA C
[664]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:18:39 ID:??? >>654 隣の人の正体はホルァァァァ!!!でしたか。 こええ、こええよ隣の人… 隣の人「わたし隣の人、いま貴方の隣にいるの。」 テリーマン「オレも居るぜ!」 ロビンマスク「オレもだ!」 早奈「貴方達だけにいいかっこさせないわ!」 >>655 乙感謝です、無理しまへんでよ。 全力ぶったまげだべよー。 >>657 おはよう乙!(おせえー) >>659 なんてこった…フィッツウォルタの野郎がまさかスタンド使いだったとはよ… (ドドドドド 皆さんの思考が斜め上すぎて鼻血がでます。
[665]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:19:48 ID:??? > C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」 ウェイターが空になった皿、食器類を下げていく。 きっと返す刀で口直しのエスプレッソを届けにくる事だろう。 時間はあまり残されておらず、恐らく最後となるだろう質問はこれだった。 三杉(解からない、不自然さが多い話だけれど…この依頼の発信元が誰かが判れば判断の基準は固まる。) 話の断片やフィッツウォルタの様子から、事の背景がぼんやりと形になり始めていた。 残ったピースを埋める質問がこれ≠セと信じ、三杉はフィッツウォルタをどっしり見据える。 フィッツウォルタ「ジョアンコーチの依頼で間違いないよ。 宛名の筆跡は間違いなくコーチの物だろ?」 三杉「封筒は確かにそうだね、覚えのある筆跡だ。」 フィッツウォルタ「だろ?」 ニッ そう言って目を逸らさない三杉の発言には行間に『中身については疑っている』との意思がある。 実際に封筒と中身が別々であると考える材料は何もない。 しかし少なくとも何かある事は三杉も理解していた。 三杉はその疑念をフィッツウォルタに遠回しに伝えたのである。 そしてそれをフィッツウォルタは瞬時に理解したようだった。
[666]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:21:27 ID:??? > C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」 ウェイターが空になった皿、食器類を下げていく。 きっと返す刀で口直しのエスプレッソを届けにくる事だろう。 時間はあまり残されておらず、恐らく最後となるだろう質問はこれだった。 三杉(解からない、不自然さが多い話だけれど…この依頼の発信元が誰かが判れば判断の基準は固まる。) 話の断片やフィッツウォルタの様子から、事の背景がぼんやりと形になり始めていた。 残ったピースを埋める質問がこれ≠セと信じ、三杉はフィッツウォルタをどっしり見据える。 フィッツウォルタ「ジョアンコーチの依頼で間違いないよ。 宛名の筆跡は間違いなくコーチの物だろ?」 三杉「封筒は確かにそうだね、覚えのある筆跡だ。」 フィッツウォルタ「だろ?」 ニッ そう言って目を逸らさない三杉の発言には行間に『中身については疑っている』との意思がある。 実際に封筒と中身が別々であると考える材料は何もない。 しかし少なくとも何かある事は三杉も理解していた。 三杉はその疑念をフィッツウォルタに遠回しに伝えたのである。 そしてそれをフィッツウォルタは瞬時に理解したようだった。
[667]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:22:48 ID:??? フィッツウォルタ「実はウチのチームでも¥ュ々ゴタゴタがあってね。 先ほど話したコーチの考案したパス戦術は、正直結実が難しい状況なんだ。 だからせめて、もう一つの教え子であるキミ達に託したいっていう事らしくてね。 ジョアンコーチのエゴイスティックな理想にも困った物さ、堪った物じゃない。」 三杉「(態度が変わった? このわざとらしい物言い…演技か?) な、なるほど…何やら不機嫌そうだったのはその為かい?」 フィッツウォルタ「まあね。 キミ達は今更Wトーナメントにも出れないだろうし、障害になり得ない。 毒にも薬にもならないだろうからボクも渋々承知したけれど…気分は良くないさ。」 三杉「明け透けに言うね。 …それじゃ、手紙の方がおまけという訳か。」 フィッツウォルタ「そういう事…サンパウロが古巣と言っても、過去にあんな事件を起こしているからね。 普通に手紙を出しても受け取って貰えないとでも思ったんじゃないか?」 三杉「なるほど…解からないでもない。 君も大変だね。」 フィッツウォルタ「いいさ、上の指示には従わなくてはならない。 それが組織の基本だからね。」 ガサガサ
[668]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:24:15 ID:??? 不貞腐れたような演技のかかった態度を示しつつ、フィッツウォルタは再び鞄に手を突っ込んだ。 そして一冊のノートを取り出すと、三杉の前にソッと差し出した。 それを手に取った三杉はすぐに違和感に気がつく。 表紙の裏に何かが挿んであるのだ。 パラッと表紙を捲るとそれが何かは直ぐに明らかになった。 三杉(便箋と…ポストイット? これは…) フィッツウォルタ「それをこんな場所で読むのは勘弁しておくれよ? 一応コンフィデンシャルな資料と言っても良い代物だからね。」 三杉「あ…ああ、済まない。」 フィッツウォルタ「出来れば頭に入れた時点で燃やして欲しいくらいさ。」 三杉「ふふ、そうさせて貰うさ。」 表紙を開いた一瞬、三杉の目は便箋の方ではなく表紙の裏に貼られたポストイットの文字に集中した。 書かれていたのは『監視されている可能性が高い。』という一言。 何だか違和感のある、不自然に白を切った言動にはやはり理由があったようである。 正直今の三杉には意味するところが不明だが、恐らくそれは便箋の方に解答がある事だけは察知できた。
[669]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:25:23 ID:??? そうこうする間にエスプレッソのダブルが運ばれてきた。 普通のエスプレッソよりもさらに濃い、コールタールのようにまっ黒なドロッとしたエスプレッソ。 この店の隠れた看板メニューである。 フィッツウォルタはそれに対して角砂糖を2つ、3つ、4つと次々に投入してゆく。 フィッツウォルタ「………なんだい?」 三杉「いや…随分と思い切って砂糖を入れるんだなって…」 フィッツウォルタ「糖は脳のエサだからね。 色々と頭使う性分だから当然ガンガン入れるさ。」 三杉「なるほど…何から何まで理屈に適っておられるようで。」 フィッツウォルタ「ま、そんな事より返事を聞かせてくれないか? この依頼を受けるか受けないか…少々面倒事だけど、損はしない筈だよ。」 三杉「ああ、そうだな。」 ☆ 複雑怪奇なフィッツさんの依頼を… A だが断る B だが承る C そんな事よりデザート食おうぜ(要5票) D そう言えばなんでユブンタイみたいな下手くそがカンピオーネのスタメンなんだい?(要5票) [3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[670]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 16:26:21 ID:TNBPIoyE B
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0ch BBS 2007-01-24