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【復活の】キャプテンEDIT35【号砲】
[215]森崎名無しさん:2012/05/19(土) 17:33:15 ID:??? 比良山、輝林、渡会はもうノータッチでも大丈夫。 浅村、末松は切り捨て覚悟でノータッチ。 宇津木、達也、水守中心に鍛えて本多、雪村もできれば試合中の覚醒のみでまかないたい。
[216]森崎名無しさん:2012/05/19(土) 17:36:09 ID:??? 浅村の評価は特訓成果次第
[217]森崎名無しさん:2012/05/19(土) 17:48:40 ID:??? 自分は県大会も残り1戦しかない状況で未だに100差以上もある選手をいまさら育てる気なんかしない。 DFでタックル48、せりあい44〜45、ブロック49って まあ、宇津木、達也、水守もこっから全能力+2〜4ぐらいに収まるわけだからきつい。
[218]森崎名無しさん:2012/05/19(土) 18:01:21 ID:??? DFの位置だから覚醒機会も少ないし水守と違って使える技も少ないってのもあるか
[219]森崎名無しさん:2012/05/19(土) 18:10:32 ID:??? 浅村もタックルフラグ持っているから、回収できれば多少使えるようになるんだけどな。 特訓の成果しだいだな。
[220]森崎名無しさん:2012/05/19(土) 18:14:32 ID:??? とりあえず大前と比良山や守備参加を控えないと、後ろまでボールが行かないからな。
[221]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/19(土) 21:12:13 ID:??? >>209 宇津木「もし、水守が参加していたら残りガッツがソウルブロックでマッハだった」 >>210 乙ありがとうございます。常識も私の想定も完全にぶっちぎっていってますね、彼女はw >>210 もうやめて! 赤口中のライフは(もうすぐ)ゼロよ! >>212 諏訪子「本当は早苗と血縁関係があるのは私の方なんだけどね……」 早苗「まあ、前線にいらっしゃる神奈子様の方が、絡みが多くなるのは仕方ないですね」 >>育成の方針 残りの特訓可能回数も少なくなってきていますしね……皆さんそれぞれに、色々と思う事はあると思います ですが、判定で大きく成否が変わるところでもありますので、作者の私にもどうなるかは分かりません 難しいところですね では、本日の投下です
[222]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/19(土) 21:13:17 ID:??? ★早苗→グレイソーマタージ 63+ クラブ8 =71★ ★達也→ブロック 50+人数補正(+1)+ スペード2 =53★ ★末松→ブロック 50+人数補正(+1)+ クラブ6 =57★ ★渡会→アサルトキャッチ 66+ ハート8 =74★ シューターとキーパーのカードの数値が一致し、シューターの絵柄がクラブ= 枠 外 。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ――ポーン……。 白黒のボールが、空に昇っていく。 敵が来る前にとトラップの時間を惜しみ、ワンタッチで放ったシュート。 それはコントロールを失い、枠を捕え切れずに、何処ともしれない彼方に飛び去った。 達也「わ……」 末松「枠外ぃ〜?」 渡会(ホッとした様な、何だか残念な様な……) 唐突に訪れたピンチが、同じく唐突に去っていった。呆気に取られた鳴紋中の面々は、思わずボールが飛んでいった空を見上げた。 実況「こ、こんな結果を誰が予想したァ!? 東風谷さんのミドルシュートは枠を捕え切れずに豪快に上空へ飛んで行きました! 観客席の皆さま、落下してくるボールにご注意ください!」 観客「なにィ!?」「こ、ここで枠外って、ありえねえだろ!?」「ITEッ! ボールが当たった!」 神奈子「さ、早苗……!?」 武居「早苗さん!? 大丈夫なのか、らしくないミスキックなんかして!?」 早苗「……あっちゃあ」
[223]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/19(土) 21:14:35 ID:??? 心配げに駆け寄る赤口中の面々を前に、早苗は困った様に息を吐く。 まるで憑きものが落ちた様な顔だった。 早苗「まさか、こんな肝心なところで外すなんて。私もまだまだですね……すみません、神奈子様。それに武居キャプテン。 折角繋いで貰ったボールを、無駄にしちゃって」 武居「あー、いや。……それは別に良いんだ。早苗さんがどこか怪我をして外した、とかそう言うのが心配だっただけでだな――」 神奈子「早苗、どうしたのよ、妙に落ち着いた顔しちゃって?」 神奈子が心配げにそう声を掛けた。 こんな時には大袈裟に悔しがったり、再度の機会に向けて闘志を燃やしたり、とにかく感情を思いのままにぶっ放す。 それが早苗らしさだった。 だが、今の彼女からはそう言った貪欲さ、執着が綺麗さっぱりと抜け落ちてしまっているように思える。 早苗「うーん……何て言えば良いんでしょうね、この感じ。さっきのシュートを思いっきり吹かしちゃった時に、弾けたって言いますか、 逆にストンと落ち付いた、って感じもしますし……」 たはは、と苦笑を浮かべて頭を掻く早苗。その目を見て、神奈子は理解する。 神奈子(そっか。分かっちゃったのね、早苗) この試合中、ずっと躍起になって抗ってきた。何点差を付けられようとも、ずっと見ない振りをしていた、敗北への予感。 過去最高のモチベーションで挑んだ突破の失敗と、このミスキック。 それが引き鉄になったのか、早苗の中でようやくそれを認める時が来たようだった。 神奈子にも、よく理解できる感情だった。神代には栄えた信仰も、時代を経るごとに衰微し、いまや洩矢の社に訪れる者はほとんどいない。 終わりの確信、である。
[224]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/19(土) 21:15:42 ID:??? 神奈子「……。で、どうするの早苗? 色々あっちゃってスッキリしたみたいだけど、試合はまだ続いているわよ?」 早苗「うーん、そうですね……キャプテン、キャプテン。他の皆さん、あとどれくらい付き合ってくれると思います?」 武居「さ、早苗さん……!?」 早苗と神奈子の様子に、武居は目を丸くする。ここまで自分たちを引っ張って来た二人の、諦めともとれる態度である。 これまで早苗たちを頼りにしてきた武居にとって、それは強かに堪えた。 だが同時に、武居は赤口中を預かるキャプテンである。 他の大多数のチームメイトに、精神的な限界が差し迫っているのも、理解しなければいけなかった。 武居「くっ……多分、もう限界だ。あと一点取られれば、みんなもう立ち直れなくなる。どうするつもりなんだ、早苗さん?」 早苗「そうですね――」 そして、早苗は顔を上げた。うだる様な夏の空の下なのに、まるで秋空を思わせる透明な笑顔だった。 早苗「――折角ですから、やれるところまでやっちゃいます! 中学最後の思い出が、尻尾を振ってスゴスゴ帰るだけってのは、 私の性に合いませんからね!」 武居「……ふっ」 神奈子「ぷっ、くくく……」 悪びれもせずに言い切る早苗に、神奈子たちは思わず吹き出してしまった。 負けるのは確定。これ以上、追いすがるのは不可能。そんな状況で、勝ちを度外視して最後までプレイするというのだ。
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0ch BBS 2007-01-24