※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
異邦人モリサキ
[126]森崎名無しさん:2012/06/03(日) 06:08:13 ID:??? ★ 森崎 [命中ロール 25 ]
[127]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/06/03(日) 06:20:28 ID:??? ★ 森崎 [イニシアチブロール 4 ] ★ 名前欄空白は無効ですよ。
[128]◆RZdXGG2sGw :2012/06/03(日) 07:27:45 ID:??? ★ 森崎 [命中ロール 69 ]
[129]◆W1prVEUMOs :2012/06/03(日) 07:49:50 ID:??? ★ 森崎 [ダメージロール 2 + 6 ]
[130]森崎名無しさん:2012/06/03(日) 12:23:29 ID:??? 個人戦闘はSPDが最も重要か 逆にATKは低くてもATK-DEFの値がマイナスでも0扱いだから最低限ダイス二個分のダメージは当てられる まあ、あくまで最低限だけど
[131]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/03(日) 12:43:51 ID:??? ★ ヤク中ビリー [イニシアチブロール 1 ] [命中ロール 47 ] [ダメージロール 6 + 4 ] ★
[132]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/03(日) 12:46:30 ID:??? ・イニシアチブ処理 森崎 4+4 先手! ビリー 2+1 森崎 ・命中処理 20-10+69-10=69 命中! ・ダメージ処理 10-8+8+5=15 ビリー ・命中処理 10-20+47=37 命中! ・ダメージ処理 12-20+10=10 森崎の攻撃は命中し15ダメージ! ビリーを撃破!
[133]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/03(日) 13:34:39 ID:??? *** (ブンブン丸だと……? 上等だ!) 外野からの野次に発奮し、慎重にビリーとの距離を測り始める森崎。 向かい立つビリーは攻め疲れたか、荒い呼吸で肩を上下させながらナイフを翳している。 森崎になかなか狙いを定めさせなかった動きも、すっかり鳴りを潜めていた。 「ぜぇ……はぁ……、ど、どうした黒髪野郎……? 泣いて謝るなら、ひい、はあ、許してやっても、いいぜ……?」 「……」 挑発にも答えず、森崎は右半身を大きく引く。 ほとんど顎に近いところまで拳を引き戻した半身の構えから、摺り足で僅かずつ距離を修正。 息遣いは細く、吸い、吐く度に神経を研ぎ澄ませ、しかし無駄な力は抜いていく。 「―――」 「だんまりかよ、この野郎……ッ!」 対峙する相手の纏う空気が変わったことに気付けるほどの場数は、ビリーにはなかった。 叫ぶや、飛びかかる。 突くでもなく、腰溜めにするでもない、袈裟懸けに近い中途半端な軌道の刃を、 森崎の集中力はしっかりと見切っていた。 一瞬を更に何分割にもするような細切れの時間の中、少しずつ大きくなるビリーの姿。
[134]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/03(日) 13:35:45 ID:??? (狙いは一点……ここだッ!!) 軽く握っただけの拳を、肩口から打ち出すと同時。 地を踏みしめた軸足から腰へ、腰から背へ、背から肩へと力を伝達させていく。 全身の体重が、肩から腕へと伝わり、肘を通過して拳へと繋がる瞬間。 初めて固く握り締められた拳が、標的を打撃する。 「―――!」 動き出した時間の中。 森崎の引き戻した拳には、確かな手応えだけが残っている。 一瞬の静寂の後、奇妙な音が響いた。 何が起こったのかもわからず立ち尽くしていたビリーの、喉の奥、肺腑の底から響く音である。 「……ぐ、ぎ、が、えぁ、ぁぁぁ……あ、ぎゃ、ぎゃあああ!?」 唸り声のような声は、すぐに悲鳴へと変わった。 衝撃が痛覚に変わり、それで初めて、自身が強烈な打撃を受けたことに気付いたようだった。 尖った鷲鼻が、その中途から自然にはあり得ない方向へとねじ曲がり、盛大に血を垂れ流しだす。 「……鼻ごと人中をぶち抜いた。しばらくは飯も食えねえぞ、鳥野郎」 「ひゃ、ひ、ぃぃぃ……」 砕けた鼻骨と前歯とを必死に押さえながらのた打ち回るビリーに向けて、森崎が言い放つ。 両手の間からぼたぼたと溢れる血と、眼前に転がった前歯の欠片と、そして倒れた自身を見下ろす森崎とを 交互にその目に映しながら、ビリーが声にならない声を上げた。
[135]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/03(日) 13:36:46 ID:??? 「一撃必殺。これが俺の故郷のやり方よ」 「あ……、ひ……」 「光モンまで持ちだして、今更ゴメンナサイでもねえよな、チンピラ」 必死で痛みに耐えているのか、満足に身動きすらできないトサカ頭に向けてもう一撃くれてやろうと 足を振り上げる森崎。 しかしその足を下ろすより僅かに早く、森崎にかけられる声があった。 「―――おっと、その辺にしといてもらおうか」 スキンヘッドの男である。 ビリーが森崎とやりあっている間も、加勢するでもなく薄笑いを浮かべながら その様子を眺めていたはずの男が、ゆらりと身を起こして森崎を見据えていた。 口元はいまだに弓の形に歪められていたが、蛇のように細い目に友好的な光はない。 その手にはいつの間にか、身の丈ほどもある長い棒が握られていた。 「しゃ……しゃむあにひぃぃ……!」 蹲っていたビリーが、スキンヘッドの声を聞くや顔を上げ、おそるべき勢いで這いずると その足にすがりつく。 「あにひぃ……、いれえぇ、いれえぇよぉ……」 「ったく、弱っちいくせに無理するからだ、ビリー」 涙と鼻血とに塗れたビリーに見上げられたスキンヘッドが、苦笑しながら言う。 「からきぃ、とっれ、くれよぉ……あにひぃぃ……!」 「俺に任せとけ。……おう東洋人、弟が世話ンなったな」 手にした棒の端でビリーを自らの影においやりながら、スキンヘッドが森崎に向き直る。 その僅かな身のこなしを見た森崎が、静かに緊張の度合いを高めていく。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24