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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[231]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/02(木) 00:33:52 ID:??? …少々騒がしい事にはなったが、ともかくとしてM沢はヴィオラの控え選手として受け入れられた。 早速の契約を交わす為、マネージャーに伴われクラブハウスへと向かった事で選手達の喧騒も収まり… コーチであるシーザーは二つあると言っていた連絡のもう一方について話し始める。 シーザー「さて、新規加入選手との顔合わせも済んだ所で二つ目の連絡をさせて貰うぜ。 ズバリ、今回もありがたい事にテストマッチのオファーが来ていてだな…。」 三杉(おや、もしや…) シーザーの言葉に対し、三杉には瞬時にピンと思い当たる話があった。 言わずもがな、バンビーノらが手を尽くしてくれたであろうサンパウロの件である。 ふと見れば、その可能性(及び今後の展望)について多少知っているミュラーも強張った表情をしていた。 …恐らく彼も三杉と同様に直感を抱いたのであろう。 シーザー「今度の相手はブラジルのサンパウロFCのユースチームだ。 記載されている経歴によれば、 強豪ひしめくサンパウロ州選手権にて最多優勝回数を誇る超強豪チームらしい。」 レントゥルス「ん…? 州選手権?」 ブンナーク「えっ、なんだ?」
[232]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/02(木) 00:35:47 ID:??? ダラピッコラ「超強豪っつー割にブラジル全土で一番二番って訳じゃねーのか…って言ってんだよ」 レントゥルス「そう、それ。」 ブンナーク「ああ……なるほど。 ………つまりどういう事だってばよ?」 フゥ…という溜息が何処からともなく漏れる。 相変わらず行間の読めないブンナークに少々呆れ気味というわけだ。 シーザー「ブラジルはインフラの関係で全国リーグってもんが実現できなくてな…基本的に州単位での リーグが最大規模となっている。 そんな環境下において、ブラジル国内でNo.1はどのチームか という話題になった時、リオのフラメンゴFCと並んで必ず名前が挙がるチームがサンパウロFCだ。 つまりブラジルで1,2を争う超強豪ってこった。 …って書いてある。」 最後にボソッと付け加えたシーザーも、選手たちから微妙な表情がこぼれるのを避けられなかった。 …とは言え、この説明でサンパウロのクラブチームとしての規模が明らかになったわけである。 これによって選手たちから発せられる空気も強張った物になっていた。 三杉(そして、そんなチームを相手に僕達は善戦…いや、勝たなければならないという事だ。 これまでと違って全く参考データが無い強豪が相手。 判っているのは翼くんが相手という事だけだ。) 今の時点でフォーメーションや戦術を考える事は、三杉でも到底不可能である。 どうにかして何かしらの戦力情報を入手したい所だが…
[233]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/02(木) 00:37:20 ID:??? ☆対策の為には敵を知らんと………どうしようね? A 今それを考えても仕方ない、取り敢えず練習練習。 B 休日を使ってどうにか情報を得る努力をする。 C 後でオジオに調べられる当てがないか聞いておく。 D 今この場で、シーザーにサンパウロの戦力情報を得られないか聞いてみる。 E いや、ヴィオラだったら相手のデータなくても戦えるんじゃない? F その他。 [3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[234]森崎名無しさん:2012/08/02(木) 00:38:40 ID:j8dJH6BI C
[235]森崎名無しさん:2012/08/02(木) 00:41:27 ID:??? もしサポーターでゴリラとフレディが登場するなら隣の人を挟み撃ちにして座るのかー?w
[236]森崎名無しさん:2012/08/02(木) 00:43:08 ID:wZ06+p8Q C
[237]森崎名無しさん:2012/08/02(木) 00:47:29 ID:??? ついさっき知ったけどメカ沢くんってボンボンで主役やってたのかw
[238]森崎名無しさん:2012/08/02(木) 00:51:43 ID:hVIobFlk C
[239]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/03(金) 00:09:26 ID:??? > C 後でオジオに調べられる当てがないか聞いておく。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(現時点じゃ何の当てもないからな…。 仕方ない、後でオジオにでも相談してみよう。) 取り敢えず三杉にはこのような案しか浮かばなかったが、正直な所ダメな成算の方が大きいと想像していた。 何故ならばオジオが有能であるのは目の前に在る情報を解析するという点にあり、収集という所にはないからだ。 情報を収集するには情報屋やコネクションのような物が必要であり、彼が海外ブラジルのチームを対象にそれを 有しているかという話では、期待するのは甘いと考えざるを得ないと言えよう。 三杉(けれどダメで元々という言葉もある、期待薄と言って何も動かないよりは…。) そこまで考えて、三杉は一旦この件を頭から排した。 先ずは今から行われる練習に集中しようという事である。 シーザー「さて、お前達は2ヶ月間アクセル筋を使ったウォーキング中心のメニューをこなしてきた訳だが… この結果、普段の歩き方にも変化が見られている物とオレは判断するぜ。 即ち、身に染み付きつつあるって事だ。 サマになって来ているぜ、お前達。」 選手達はこの言葉に苦笑を湛えながら頷く。 ミケランジェロ丘まで3往復…およそ40q弱のウォーキングを週に数度もやっていれば、流石に習慣も変わるというもの。
[240]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/03(金) 00:10:31 ID:??? 腿裏で歩く事の効果を理屈で説明されても、何だかんだで懐疑的であった選手達だが… しかし事実として身体の変化を感じられるようになると、その疑いも頭の隅に追いやれた。 三杉もフィジカルの向上を何故か感じられたのは大きな変化であったと言えよう。。 その代わりとして、感覚の変化がボールの扱いへの変化に追い付かず、元々の得意分野で伸び悩んでいるのだが… シーザー「歩き方が変わった訳だが、お前達は他にも何か変化を感じられている筈だ。 歩き方一つで何故そんな変化が起こったか、今日はそれについて説明する。」 三杉(腿裏をメインに使った歩き方で、所謂アクセル筋であるハムストリングが鍛えられるようになった。 しかしアクセル筋に馴染む事で変わるのは、スピードや疲労蓄積程度の物… フィジカルが向上し、当たりに強くなる事とは理屈に沿わないが……さて?) シーザー「筋肉には拮抗筋という物がある。 運動をするに当り、主動となる筋肉の働きを補助し、動作をスムーズに 運ばせる役割を持つ筋肉の事だ。 そしてアクセル筋であるハムストリングの拮抗筋は腸腰筋とその周辺… 即ち人体の体幹を構成する深層筋に該当する部位となっている。 感覚の鋭いヤツは気づいているかも 知れんが……腿裏を使って歩くと腹の底、おおよそヘソ下辺りにも力が入っている筈だ。」 レントゥルス「ふえー?」 オジオ「………本当だ。」 シーザーの言葉を聞き、三杉を含めた何人かはその点を気にしながら試しに腿裏で歩いてみた。 すると確かにシーザーが言った部位が力むのを感じる事が出来た。 選手達の実践して確認する様に満足げな笑みを浮かべ、シーザーは更に饒舌に言葉を紡いでいく。
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0ch BBS 2007-01-24