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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[131]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/20(金) 13:03:17 ID:??? ササッ! リブタ「フガッ!?」 その巨体を生かして覆いかぶさろうとするが、あっさりと横へと抜けられてしまうリブタ。 ????「うーん!久々の全力疾走で気分爽快胸いっぱい!やっぱり走るのって気持ちいいね〜!」 イスラス「このっ…あんまり調子に乗るんじゃ…ぐうっ!」 三杉「無茶はダメだイスラス!あの男の言うとおり君の足はもう限界だ!」 クライフォート「いつまでも走り続けるんだろ?だったら無駄な怪我なんかしてはいけない。ここは俺たちに任せろ」 三杉とクライフォート。共に足の速さこそトップクラスの面々には及ばないものの それをカバーしうる観察力と守備力がある。うまく進行先を潰して追い込むことが出来ればあるいは。 三杉「抜かせやしない!」 クライフォート「通すかぁ!」 ????「はいはい、その程度のマークじゃ俺を止めることは不可能ですよー」 ヒュババッ!!……ギュンッ! 三杉「こ、この動きは…!?」 クライフォート「(似ている…イスラスのようなクイック&ストップに…!)」 ????「ふう…さすがの俺もちょっとへばってきたなぁ。残念だけど今日はこの辺にしておくかね。アデュー!」
[132]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/20(金) 13:04:37 ID:??? ヒュンッ…… 完全に足にきてしまってへたり込むイスラスたち5人を愉快そうに眺めながら、仮面の男は闇の中へとその姿を消していった。 イスラス「くそっ……また逃げられちまった」 クライフォート「…一体何者なんだあの仮面の不気味な男は。 イスラス、お前はもう何からも逃げないといったよな。。 ここ数ヶ月の失踪のことを含めてお前の近況を俺に話してもらうぞ」 イスラス「……分かった。まずはどこから話すべきだろうか……」 シャル「その前に足の治療が先!みんなも振り回されて変にひねったりしてないよね?」 三杉「ボクは問題ない。リブタも……ただ汗だくで倒れてるだけだ。心配ないよ」 リブタ「ぶひひぃ〜…で、でもあの人すんごいスピードだったよね。まるでF1カーか何かだよ」 シャル「そ、そだね。(……でも不思議な事に嫌な感じはしなかったな。何者なんだろあの人……)」 クライフォート「ともかく一度寮に戻ろう。…改めて言う。お帰りイスラス。アヤックスのチームメイトよ」 イスラス「……ただいま」 リブタ「よかったー。二人が仲良くなってくれて俺も嬉しいよ。 これでもう『ダーティディフェンス』なんてきつい練習しなくても済むんだよねぇ」 クライフォート「何を言っている。その分お前はその邪魔な肉を削ぎ落とすことに集中するんだ」 イスラス「とりあえず走りこみを大幅追加だな。俺がいない間怠けてて無かったか?」
[133]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/20(金) 13:05:43 ID:??? シャル「夜中にこっそりお菓子食べるのもダメだからね〜」 リブタ「ええぇぇ〜〜。あ、飴玉一個くらいいいでしょう〜ね〜ね〜ね〜ってば〜」 三杉「(とりあえずチームの事情が円満で解決しただけでも儲けものか。 全ては森崎がここに来てから。モロドフ氏の手紙を彼に届けてからだ)」 アムステルダムスタジアムの前に一台のバスが停まる。 上部の窓に括りつけられたタグには『ウェルダー・ブレーメン御一行様』と書かれていた。 扉が開き、中からぞろぞろと現れた男たちはようやく開放されたシートの硬さを背伸びして喜びの声を上げる。 森崎「うーーーーんっ!!やって来ましたオランダ!アムステルダムスタジアム〜!!」 シェスター「あんまりキョロキョロするなよ。お上りさんみたいで恥ずかしいから」 マーガス「でも、予定通り試合を組んでもらえてよかったよ。オランダリーグ1位アヤックス。 俺達の力がどこまで通用するか今から腕がなるぜ!」 中里「マーガス殿の場合は腕ではなく頭でござるな。いや、それとも目でござろうか?」 ブローリン「(アヤックスか。中々粒ぞろいの才能の選手が集まっているらしい。 『星のかけら』をたくさん集めるには都合のいいチームだな)」 ビクトリーノ「へーいブローリン!さっきから黙りこくってどうしたー?バス酔いでもしたか〜?」 ブローリン「い、いやぁなんでもないなんでもない。それより特に後遺症もなくて良かったなビクトリーノ」 ビクトリーノ「おうともさ。でも悔しかったぜ。病室のテレビで何も出来ずにお前たちの負け試合を眺めているのはよ。 もう二度とあんな惨めな思いはしたくないぜ。お前も頑丈だからって油断してると危ないぜ。気をつけなよ」
[134]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/20(金) 13:07:54 ID:??? ブローリン「あ、ああ……。 (やはりあまり気分の良いことではないよな、この仕事は。 だがレヴィンの助けになるならば、やるしかあるまい)」 その後、スタッフの案内でスタジアム内へと招き入れられた森崎は懐かしいメンツと再会する。 ワールドユース大会で鎬を削りあったイスラスとリブタ。そして共に優勝を勝ち取った仲間の一人、三杉である。 ☆どうしますか? A 三杉と話す B イスラスと話す C リブタと話す D 折角だし他の選手に話しかけてみよう(更に分岐) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[135]森崎名無しさん:2012/07/20(金) 13:11:28 ID:CLKnxKZM B
[136]森崎名無しさん:2012/07/20(金) 13:16:05 ID:??? B
[137]森崎名無しさん:2012/07/20(金) 13:23:24 ID:pvjg4yBo B
[138]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/21(土) 08:53:05 ID:??? >B イスラスと話す 森崎はワールドユース大会以来に再会するイスラスに話しかけに向かった。 既に1年ほど前のことではあるがそんなに懐かしく感じないのは あの夢の中で行われたラムカーネや仮面の男たちとの試合のせいだろうか。 森崎「久しぶりだなイスラス。元気にしてたか?」 イスラス「…まぁ、それなりにな」 以前に比べて表情が幾分柔らかくなっているのはこのアヤックスというチームの雰囲気が良いからだろう。 エールディヴィジで優勝するほどのチームワークだ。手強い相手になりそうである。 森崎「(明後日の試合までに、少しでも相手の情報やチームの強化を図りたいところだな…)」 この特別遠征は各国に3日間滞在し、試合を通して両チームの強化を図る目的となっている。 試合日以外は練習に参加したり、観光でシーズンの疲れを癒す慰安旅行も兼ねた企画なのだ。 森崎「とりあえず試合の方ではよろしくな。チームの強化のためにがっつり挑ませてもらうぜ」 イスラス「望むところだ。悪いが今度は敵同士。遠慮無く行かせてもらう」 森崎「何を言ってるんだ?俺達は同じチームで戦ったことなんて……あれ?」 イスラス「……すまん。どうやら勘違いだったらしいな。少し前のことなんだがどうにもおかしな夢を見てな。 その夢の中では俺は何故かお前と同じチームで試合をしていたようなきがするんだが」 森崎「俺も俺も。お前やビクトリーノたちとチームを組んで謎の仮面軍団とサッカーする夢。 夢の割には妙にはっきり覚えてるし、一試合分の体力使ったぐらいグッタリするしで大変だったぜ」
[139]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/21(土) 08:54:12 ID:??? イスラス「……不思議な事もあるものだな」 森崎「ああ、不思議だなホント。ハハハ……」 イスラス「……」 森崎「……」 イスラス「どう考えてもかしいだろ、おい」 森崎「俺もそう思う」 イスラス「お前あの試合でクロスバーを使って懸垂してなかったか」 森崎「正解。逆に聞くがお前は最初は敵チームで、オウンゴールで俺たちを助けてくれたよな」 イスラス「当たりだ。……こんな偶然、そうそうあるものじゃない」 森崎「明らかにおかしい。だが、それを実証する証拠が……あっ!」 イスラス「そうだ。あの試合の後、お前に渡したものがあったな。覚えてるか?」 森崎「えーっと…そうだ。確かこのアカネイア用の金貨袋の中に……あった!」 従騎士の教官を務めた報酬としてジェイガンから受け取ったぬのぶくろ。 アカネイアでの思い出として、紋章が描かれたキャプテンマークと共にお守りとして持っていたものだ。 その中から出てきた青い光を放つ石。イスラスが仮面を踏み割った時に出てきたらしい謎のかけらだ。
[140]森崎名無しさん:2012/07/21(土) 08:55:25 ID:??? イスラスで正解だったか
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0ch BBS 2007-01-24