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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[168]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/22(日) 18:31:36 ID:??? ????「もっと腕を振って、足をあげて!そんなんじゃ何時まで経っても俺様には追いつけないぞー!」 ????「…う、うるさい!いつか、いつかぜったいに追いついてやる…!」 ????「はは、その意気その意気。ふー、全力で走り続けてたら腹減っちまったぜ」 ???「にーちゃーん!いーくーん!そろそろお昼ごはんだよー!」 ????「お、噂をすればお呼びの声が。よし、家まで競争だぜ!ヨーイドン!」 ????「ま、待てよ!いっつもお前は勝手に走りだしやがる。少しは周りに合わせて……あ、危ない!」 ????「あの馬鹿!俺達の事ばかり見てて横の車に気づいちゃいない!このままじゃ…いや、まだ間に合う!」 ズダダダダダダダダダダダダッ!!キキーーーッ!!ドガシャーーーーーン!! ????「あ……うあ……ああああああああああああーーーーーーーっ!!!」
[169]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/22(日) 18:32:40 ID:??? 森崎「ああああああああーーーーーーっ!!!」 三杉「ど、どうしたんだ森崎。いきなり叫んで右脚を抑えたりして」 森崎「あ?ああ…ああ。その、足がつっちゃって。タハハ……。 (今のはこのかけらの持ち主の、イスラスの記憶?断片的で曖昧だったが交通事故…だよな。今の。 ……いや、今はそれより手紙の続きを読まなくては)」 【今こちらの世界…アカネイア大陸とそちらの世界との『繋がり』が非常に不安定になっておる。 強力な魔力を帯びたゲート『時空の扉』でなければ行き来できない状況にある。 これまでのように簡単に行き来できなくなった原因はまだ掴めてないが、 おそらくこちら側で何らかの妨害が働かされているのじゃろう。 アカネイアワールドカップを終えた今、アカネイア大陸は大きく変わろうとしておる。 とにかくお主にも一度こちらの状況を確認してもらいたい。 頃合いを見計らい『時空の扉』で一度こちらへ来ることをお願いしたいのだ】 森崎「『時空の扉』?かけらと一緒に荷物で届けられたこのマットみたいなヤツのことだろうか?」 人一人分しか乗れない、小さな絨毯のようなそれを森崎はペラペラと広げる。 森崎「(手紙の内容だけじゃよくわからないけれど、なんだか大変なことになっているみたいだな。 現状を整理すると……破滅のツボに侵されている俺の身体は『星のかけら』という道具を集めないと大変なことになるらしい。 そしてそのかけらは世界中の『才能を持つ人』のところへと集まっているらしい。 俺宛に届けられた荷物にはモロドフさんが予め集めてくれていたかけらが何個かある。 この『時空の扉』を使って一度アカネイア大陸に行き、お互いの現状を報告しあいたい。そういうことだよな。 …どうする?今すぐアカネイアへと行ってみるか?それとも今日は様子を見てこいつらと行動するか?)」
[170]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/22(日) 18:34:13 ID:??? ☆どうしますか? A 今すぐアカネイアへに行ってみる B 今日の所は保留。まだ自由時間はあるはずだ 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[171]森崎名無しさん:2012/07/22(日) 18:35:48 ID:cybvty3A A
[172]森崎名無しさん:2012/07/22(日) 18:38:49 ID:VdIqFLMo B >長野県へ直送してあげたいくらいですね、まったく! あのスレ全国大会中だから長野に送られると困るナリw
[173]森崎名無しさん:2012/07/22(日) 18:39:58 ID:??? 別次元の長野県は今ピンチなのでダイヤの女神を求めてるよ!w
[174]森崎名無しさん:2012/07/22(日) 19:10:49 ID:6pMvvbbs A
[175]◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 05:26:04 ID:??? >>172 なにィ、そんなァ、しまったァ!至急送り先をさいたまに変更ー! >>174 それでは景気づけにカードを引かせて頂きます。万が一ダイヤKが出たならば… ★ ハート7 ★ =========== >A 今すぐアカネイアへに行ってみる 森崎「(よし、善は急げだ。俺の体の治療法も分かったことだしもっと詳しいことを聞きたいしな)」 だが、ここでいきなりアカネイア大陸に飛んでしまっていいものなのだろうか? ビクトリーノや三杉などある程度異世界への理解ができているものがいるとはいえ、 大事な遠征中に自分一人だけ消えてしまえば周りに迷惑がかかってしまうのではないか? そんな森崎の心配を予測していたかのように手紙には補足がしっかり書き込まれていた。 ・時空の扉による移動はこれまでと違いこちら側の世界の時間の流れが驚くほど遅くなります。 ・なので、日程に空きができなかったり余裕が無い場合でも安心してご使用出来ます。 ・その分移動できる人数が限られてしまいますが、その点はご了承ください。 森崎「都合のいい展開だな、オイ。だけどこれで安心してアカネイアに行けそうだな」 三杉「ボクは手紙の内容は読んではいないが、モロドフさんからの電話である程度のことは教えられている。 君の身体は今窮地に立たされているみたいだね。そしてそれを克服する手段のカギはアカネイア大陸でしか得られない。 ……ボクの心臓病も少しずつだけど改善されている。だから君も絶対に治療を諦めてはいけないよ」 重い障害を持つ者同士でしか分かり合えない、三杉と森崎の間になんとも言えない感傷が生まれる。 傷の舐め合いや同情の交換会などではない。必ずこの苦難を克服し合おうという決意の表しだ。
[176]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 05:27:28 ID:??? 森崎「ああ。必ずこの体を治してくるぜ。アヤックスとの親善試合はお互いに万全の体制で臨みたいものだな」 三杉「フッ…吉報を待っているよ」 森崎は早速『時空の扉』を広げ床に置くと、その上に飛び乗る。 一瞬周囲の景色がブレたかと思えば、目の前に見たことのある人物が現れる。 アンナ「久しぶりね森崎くん。元気にしていたかしら?」 森崎「アンナさん!まぁボチボチと。でも、モロドフさんが言うには 俺の身体は見た目とは裏腹にやばい状況になっているみたいですね」 アンナ「あなたの体を守ってきた『星』の力の大半が奪われ、かけらとなって世界中に散ってしまった… このままではあなたの持つ才能、成長率は0を下回り破滅の一途をたどる… 時間が経過するたびに能力が落ちていくという最悪の事態を招くことになるわ」 森崎「そ、そんなァ……いや、三杉も言っていたが俺は諦めん。必ずかけらを集め、このピンチを打開してみせるぞ」 アンナ「その意気その意気!あなたがこっちの世界でプロの選手として頑張っている間、 此方の世界でもサッカーの大会が開かれていたのは知ってるわね?」 森崎「はい。アカネイアワールドカップ。大陸初の世界規模の大会ですね。 マルスやニーナ姫、ミネルバ王女たちの苦労の末に開催されたと聞いてます」 アンナ「ええ。彼らの努力のお陰で武器ではなくスポーツで互いが競い合う新たな文化の形成は確かに成功しつつあるわ。 でも……その大会中にあるトラブルが発生したの。それが原因で彼らの努力は水の泡になってしまったわ」 森崎「ど、どういうことですか?マルス達になにかあったとでも?」
[177]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 05:29:02 ID:??? アンナ「詳しいことは現地についてから。もうまもなくつくと思うから、心を落ち着かせて。 どんな状況に陥っても冷静に対処できるような精神を準備させておきなさい。 ……私から言えるのはそれだけ。あとは星の導きと……あなたの努力次第」 森崎「えっ、それってどういう……うわっ!?」 バシュンッ!!ドシャッ! 森崎「いってぇ!」 体を突き抜けるような光が一瞬きらめき、空に投げ出されるような浮遊感に包まれる。 次の瞬間、しこたまお尻を地面に打ち付けられ、痛みとともに自分が再びこの異世界に来たことを実感する。 森崎「お、ここは多分アリティア城だな。とりあえず玉座の間に行ってマルスに会いに行くとするか」 森崎は手近な兵士に部屋への道のりを聞き出そうとする。 兵士「ひ…ひいっ!わわ、私めがそんな大層な役割を……!きき、恐縮であります…!」 森崎「(なんだいなんだいビビるくらいに畏まりやがって。まぁ俺はこの世界の救世主、 異界から来た英雄とまで称された人間だ。これくらい普通かもな…なんつって!)」 ドイツ・ブンデスリーガでの自分の肩書きはプロ選手といってもまだまだヒヨッコレベル。 それに比べて此方の大陸では世界でも有数の有名人だ。虚栄心の塊だった森崎の気分はすこぶる良くなる。 森崎「よし、早速入ってみよう。…うん?」 扉に入ろうとしたその時、横部屋のほうから手招きする姿が見える。あれは…
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0ch BBS 2007-01-24