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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[201]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 19:23:12 ID:??? ガトー「今マルスのいる玉座を、お前の影ことラムカーネが訪れている。 グルニア遠征の激励のつもりだろうが、本人にとっては体の良い暇つぶしじゃろう」 森崎「なんだって!?それじゃあ今すぐやつを取り囲んで捕まえちまえば…!」 ガトー「それが可能ならば既にそうしておる。ドーガたちも言っておったじゃろう。 アカネイアの持つ偉大な権力。この大陸に伝わる宝玉の力を奴は身に着けておるのじゃ。 そう……人の精神力を大幅に増幅させ、無限の勇気を授ける力。 じゃが一人の人間が扱うにはあまりにも大きすぎる力…『闇のオーブの力』をな。 ガーネフの持つマフーの呪文を覚えておるじゃろう。あらゆる物の動きを封じる暗黒の力を」 森崎「じゃあ闇のオーブを持っている限り、奴を倒すことは無理なのか?もうお手上げだってのかよ? ……いや、待てよ。確か前にガーネフと戦ったときは…。 そう、星と光のオーブで作られたスターライトの魔法で勝ったじゃないか」 ガトー「その通り。お主の持つ『星』の力があれば奴の呪縛を振り払えるやもしれぬ。 じゃが、今のお主の持つ輝きではとても奴の闇を払えるものではない。 逆に闇に飲み込まれ、お主の輝きは全て奴に奪われてしまうじゃろう」 森崎「……わかっているさ。今は耐えるしかない。だけどいつか、いつか逆転の緒を掴んでみせる。 だけどガトー司祭!今この瞬間、少しだけでもいい!俺という存在を奴から取り戻すにはどうすればいい!?」 ガトー「(良い目をしている。どんな苦境でも膝を折らぬ強靭な精神。モロドフ殿。お主の目利き通りこの男ならばあるいは……) よかろう。落ち着いて聞くが良い。モロドフ殿がお主に託した『星のかけら』は持っておるな?」 森崎「え?あ、ああ。これのことか」 森崎は予め取り分けておいた袋を開けて中身を確認する。袋の中には全部で8つのかけらが入っていた。 ガトー「一つ一つ握ってみるが良い。かけらの以前の持ち主の顔が浮かび上がってくるはずじゃ」
[202]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 19:24:21 ID:??? 森崎「ああ……わかるぞ。こ、これは…!」 ガトー「今はバラバラで小さいその輝きも、いつかは大きな星となり光を放つ。 森崎よ。その『かけら』の力を借り、お前の存在を証明してみせるのだ」 森崎「自国の兵士が顎を押さえて苦しんでいるってのにまた的になれとはヒデェ王子様だ。けけっ」 マルス「僕は『親友』の誇りのためならどんな協力も惜しまない。……そうだろ、森崎」 マルスは森崎の方は見ずに、ふらふらと立ち上がる兵士の方を見てそう呟いた。 森崎「へへ…やっぱり持つべきものはトモダチかぁ。そんじゃあテメェには悪いが またまたぶつけさせてもらうぜ!いくぜマルス!」 グアアアアアッ!! マルス「…今度こそ決めるぞ森崎!」 ズアアアアアッ!! 森崎・マルス「「マーベラス…ツゥインシュートォ〜〜〜〜〜〜ッ!!」」 ドッギュワアアアアアアアアアン!ブルルルシャアアアアアアッ!!! 兵士「ああ。今度こそ決めてみせるさ。必ずな。…『力』を借りるぜっ!若林ィ!!」
[203]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 19:25:38 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ★森崎→!card+ マーベラスツイン38= マルス→!card+ マーベラスツイン31=★ ============ ★兵士→!card+ ????????44+(ツイン+1)=★ !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→森崎とマルスのシュートが兵士に突き刺さる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。 ≦−2→兵士がキャッチ 【補足・補正】 マーベラスツイン(吹っ飛び3) 兵士のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3 ※『若林のかけら』使用中 兵士のカードがダイヤ・ハートで『とめる!』で+3 互いの必殺が無効 その他は>>8を参照してください。
[204]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:25:49 ID:??? ★森崎→ クラブQ + マーベラスツイン38= マルス→ ハート6 + マーベラスツイン31=★
[205]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:26:54 ID:??? ★兵士→ スペード9 + ????????44+(ツイン+1)=★
[206]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:34:50 ID:??? やっぱり持ってた若林。交錯した時かな
[207]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:35:32 ID:??? ここでダイヤ・ハートが出れば格好良いのにぃ
[208]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 23:20:43 ID:??? 全日本四主将最弱の男にそれはムリな注文
[209]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:14:04 ID:??? >>206 待望の必殺無効化アイテム!ただし今回使用してしまったため…。 >>207 ダブルSGGKパーンチ!のような二人の心がシンクロするのはまだまだみたいですね…。 >>208 弱くてもいいんだい!それが森崎のいいところかもしれないから! =========== ★森崎→ クラブQ + マーベラスツイン38=50 マルス→ ハート6 + マーベラスツイン31=37★ ★兵士→ スペード9 + ????????44+(ツイン+1)=54★ 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→兵士がキャッチ ※兵士に20の経験値が入ります ※兵士が『ラーニングセーブ』で『ツイン』を学習しました! =========== 森崎がイスラスから受け取った星のかけらとは別の、モロドフが集めていたという7つのかけら。 そのうちの1つの持ち主のことを森崎は思い出していた。 〜ハンブルク市・病院〜 若林「よぉ、森崎じゃないか」 森崎「……」 若林「いや〜あの試合はお互い苦労したよな。中々点を取ってもらえなくてお前も胃が痛かっただろ?」
[210]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:15:07 ID:??? 森崎「…別に」 若林「なんだよつれねぇなぁ。俺が『ヨーロッパ最優秀GK』に選ばれたのがそんなに悔しいか?」 森崎「それもあるけど……」 若林「俺自身納得してねぇんだよなこの受賞には。噂じゃ本来貰うはずだったヘルナンデスが 辞退したのが俺に繰り下がってきただけらしいけどな。 だから来季はもっと結果を残して今度は『バロンドール』を取る勢いにしたいとこだな」 森崎「…そんなの無理さ」 若林「フッ、俺がいる限りそんな事はさせねぇってか?お前も一端のプロらしくなってきたじゃないか」 森崎「そうじゃねぇだろ……」 若林「おいおい、怪我人の俺より渋い顔をしてんじゃねぇよ。お前らしくもない」 森崎「……だってよ。お前……目が……!」 ハンブルガー対ブレーメン戦での若林が決めた値千金のダイビングヘッドによる決勝点。 その際に競り合った若林の右目と、森崎の拳が激しく衝突したのである。 若林「試合中のことだ。怪我を避けられなかった俺にも責任がある。プロの世界ってのはそういうものなんだよ」 森崎「…………」 言葉が出なかった。どんな事を考えればいいのかさえ分からなかった。 親友の中山を『破滅のツボ』で傷つけた時のショックとはまた違う衝撃だった。 幼い頃の憧れ、目指すべき目標、目の上のたんこぶ、憎たらしいアンチクショウ。 そして鎬を削りあうライバルである若林を『潰して』しまったということ。
[211]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:16:11 ID:??? 森崎「許せねぇんだよ」 若林「何が」 森崎「お前に借りを作っちまったこと。何よりお前が潰れたことでどこかで喜んでいるであろう俺自身を! ……なんでお前なんだ!なんでこんなに苦しいんだ!なんで…なんでこんなに……後悔してんだ……」 絶対に見せたくない相手の一人に、森崎は涙を流してしまっていた。 また一つ自分は重い業を背負うことになってしまうのか。 その苦しみが森崎の小さな体を押しつぶしてくるのを耐えるように静かに涙をこぼす。 若林「バーカ。お前の涙なんか見せられたところで嬉しくもなんともねぇよ。 そんな事を言いに来る暇があるんなら練習して少しでも俺との差を縮めようとするのが昔のお前だっただろ」 森崎「……違うんだ」 若林「何が」 森崎「俺はお前のせいで中山が才能を失ったとずっと思っていて、お前のことを酷く恨んでいた。 だけどアイツが破滅に陥った原因は俺にもあったことに気付かされて…… この憤りをどこにぶつけていいか分からなかった。ブンデスでお前に勝つことで晴らそうとしていたかもしれん」 シュナイダーの誘いを受けて乗り込むことを決意したドイツ・ブンデスリーガ。 その決断に至った理由の一つに、若林との決着を付けたいという気持ちがどこかにあったのかもしれない。 若林「……お前はさ。この1年間プロ選手として戦ってきてどうだった?」 森崎「え?」
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0ch BBS 2007-01-24