※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[203]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 19:25:38 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ★森崎→!card+ マーベラスツイン38= マルス→!card+ マーベラスツイン31=★ ============ ★兵士→!card+ ????????44+(ツイン+1)=★ !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→森崎とマルスのシュートが兵士に突き刺さる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。 ≦−2→兵士がキャッチ 【補足・補正】 マーベラスツイン(吹っ飛び3) 兵士のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3 ※『若林のかけら』使用中 兵士のカードがダイヤ・ハートで『とめる!』で+3 互いの必殺が無効 その他は>>8を参照してください。
[204]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:25:49 ID:??? ★森崎→ クラブQ + マーベラスツイン38= マルス→ ハート6 + マーベラスツイン31=★
[205]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:26:54 ID:??? ★兵士→ スペード9 + ????????44+(ツイン+1)=★
[206]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:34:50 ID:??? やっぱり持ってた若林。交錯した時かな
[207]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 19:35:32 ID:??? ここでダイヤ・ハートが出れば格好良いのにぃ
[208]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 23:20:43 ID:??? 全日本四主将最弱の男にそれはムリな注文
[209]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:14:04 ID:??? >>206 待望の必殺無効化アイテム!ただし今回使用してしまったため…。 >>207 ダブルSGGKパーンチ!のような二人の心がシンクロするのはまだまだみたいですね…。 >>208 弱くてもいいんだい!それが森崎のいいところかもしれないから! =========== ★森崎→ クラブQ + マーベラスツイン38=50 マルス→ ハート6 + マーベラスツイン31=37★ ★兵士→ スペード9 + ????????44+(ツイン+1)=54★ 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→兵士がキャッチ ※兵士に20の経験値が入ります ※兵士が『ラーニングセーブ』で『ツイン』を学習しました! =========== 森崎がイスラスから受け取った星のかけらとは別の、モロドフが集めていたという7つのかけら。 そのうちの1つの持ち主のことを森崎は思い出していた。 〜ハンブルク市・病院〜 若林「よぉ、森崎じゃないか」 森崎「……」 若林「いや〜あの試合はお互い苦労したよな。中々点を取ってもらえなくてお前も胃が痛かっただろ?」
[210]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:15:07 ID:??? 森崎「…別に」 若林「なんだよつれねぇなぁ。俺が『ヨーロッパ最優秀GK』に選ばれたのがそんなに悔しいか?」 森崎「それもあるけど……」 若林「俺自身納得してねぇんだよなこの受賞には。噂じゃ本来貰うはずだったヘルナンデスが 辞退したのが俺に繰り下がってきただけらしいけどな。 だから来季はもっと結果を残して今度は『バロンドール』を取る勢いにしたいとこだな」 森崎「…そんなの無理さ」 若林「フッ、俺がいる限りそんな事はさせねぇってか?お前も一端のプロらしくなってきたじゃないか」 森崎「そうじゃねぇだろ……」 若林「おいおい、怪我人の俺より渋い顔をしてんじゃねぇよ。お前らしくもない」 森崎「……だってよ。お前……目が……!」 ハンブルガー対ブレーメン戦での若林が決めた値千金のダイビングヘッドによる決勝点。 その際に競り合った若林の右目と、森崎の拳が激しく衝突したのである。 若林「試合中のことだ。怪我を避けられなかった俺にも責任がある。プロの世界ってのはそういうものなんだよ」 森崎「…………」 言葉が出なかった。どんな事を考えればいいのかさえ分からなかった。 親友の中山を『破滅のツボ』で傷つけた時のショックとはまた違う衝撃だった。 幼い頃の憧れ、目指すべき目標、目の上のたんこぶ、憎たらしいアンチクショウ。 そして鎬を削りあうライバルである若林を『潰して』しまったということ。
[211]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:16:11 ID:??? 森崎「許せねぇんだよ」 若林「何が」 森崎「お前に借りを作っちまったこと。何よりお前が潰れたことでどこかで喜んでいるであろう俺自身を! ……なんでお前なんだ!なんでこんなに苦しいんだ!なんで…なんでこんなに……後悔してんだ……」 絶対に見せたくない相手の一人に、森崎は涙を流してしまっていた。 また一つ自分は重い業を背負うことになってしまうのか。 その苦しみが森崎の小さな体を押しつぶしてくるのを耐えるように静かに涙をこぼす。 若林「バーカ。お前の涙なんか見せられたところで嬉しくもなんともねぇよ。 そんな事を言いに来る暇があるんなら練習して少しでも俺との差を縮めようとするのが昔のお前だっただろ」 森崎「……違うんだ」 若林「何が」 森崎「俺はお前のせいで中山が才能を失ったとずっと思っていて、お前のことを酷く恨んでいた。 だけどアイツが破滅に陥った原因は俺にもあったことに気付かされて…… この憤りをどこにぶつけていいか分からなかった。ブンデスでお前に勝つことで晴らそうとしていたかもしれん」 シュナイダーの誘いを受けて乗り込むことを決意したドイツ・ブンデスリーガ。 その決断に至った理由の一つに、若林との決着を付けたいという気持ちがどこかにあったのかもしれない。 若林「……お前はさ。この1年間プロ選手として戦ってきてどうだった?」 森崎「え?」
[212]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:17:28 ID:??? 若林「俺はさ、楽しかったぜ。シュナイダーがシーズン途中で負傷離脱してリーグ戦がつまらなくなると思っていたのにさ。 別のチームからのオファーの誘いの手紙にホイホイ乗せられそうになっていたりもした。 ……お前たちブレーメンがいつも背中に張り付いて離れなかったからだと思う」 森崎「ま、まぁ俺がいなければブレーメンなんて中堅チーム上位クラスには残れなかっただろうがな」 若林「こんなGKとして致命的な怪我をして来季はどうすんだ?戦力外として放出されるんじゃないか? そんな不安もあったけどさ。やっぱり俺は『サッカー』が好きなんだよ。 お前や他のライバルたちの戦いがあったから、あの喜びを来季も味わいたいから。 ……俺はこんな怪我になんか負けやしねぇ。だからお前も俺の心配してる暇があるならもう少し自分のことも心配しろ」 森崎「……」 若林「わかるんだよ、なんとなくだがな。昔から怪我に悩まされてきたからなのか…… お前も決して万全な状態じゃない。いろいろ騙し騙し戦ってきたんだろうよ」 森崎「若林……」 若林「お前が何か危ない世界に片足突っ込んでるってのは聞いている。 カシムと言ったか。お前のことをよく楽しそうに話してくれる気のいいやつだ」 森崎「カシムが…?カシムが来ているのか?」 ワールドユース大会で自分を応援しに来てくれた青髪の少し貧相な顔の青年。 だけど家族思いで決めたからにはやり通す芯の強さを持った自慢の親友の一人だ。 若林「少し前に自分の世界に戻っていったがな。お前によろしくと伝えていた。 ……約束だ。来シーズンまでに俺は必ずこの怪我を治してみせる。 だからお前も問題を解決して俺のことを追いかけてこい。 『ヨーロッパ最優秀GK』の座はそう簡単には渡さないぜ?」
[213]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:18:38 ID:??? 森崎「ヘンッ…俺が目指しているのは『世界一のGK』だ。欧州どまりで満足するお前とは違うんだ」 若林「ああ。俺とお前は違う。だからお前も自分を見失うなよ。 いつまでも『森崎有三』という存在を大事にするんだな」 森崎「(そうだ。俺は……無くしたくない。『森崎有三』。周りから褒められたり憧れられたりすることは少なかったけど)」 それでも楽しかった。沢山の仲間、ライバルとのサッカーがあれば自分を証明することは出来ていた。 皆が自分を呼ぶ声は落胆や叱咤も多かったが、それでもこんなにも沢山の人たちに呼ばれることは嬉しかった。 森崎。森崎有三。キャプテン森崎。この心地よい響きが今失われようとしている。 親友を傷つけ、傍若無人に振るまい、好き勝手に暴れまわるこの『影』によって。 森崎「そんなの嫌だ。俺は消えたくない。俺は皆ともっと一緒にいたい。俺だって……俺だってえぇぇぇぇぇっ!!!」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24