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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[208]森崎名無しさん:2012/07/23(月) 23:20:43 ID:??? 全日本四主将最弱の男にそれはムリな注文
[209]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:14:04 ID:??? >>206 待望の必殺無効化アイテム!ただし今回使用してしまったため…。 >>207 ダブルSGGKパーンチ!のような二人の心がシンクロするのはまだまだみたいですね…。 >>208 弱くてもいいんだい!それが森崎のいいところかもしれないから! =========== ★森崎→ クラブQ + マーベラスツイン38=50 マルス→ ハート6 + マーベラスツイン31=37★ ★兵士→ スペード9 + ????????44+(ツイン+1)=54★ 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→兵士がキャッチ ※兵士に20の経験値が入ります ※兵士が『ラーニングセーブ』で『ツイン』を学習しました! =========== 森崎がイスラスから受け取った星のかけらとは別の、モロドフが集めていたという7つのかけら。 そのうちの1つの持ち主のことを森崎は思い出していた。 〜ハンブルク市・病院〜 若林「よぉ、森崎じゃないか」 森崎「……」 若林「いや〜あの試合はお互い苦労したよな。中々点を取ってもらえなくてお前も胃が痛かっただろ?」
[210]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:15:07 ID:??? 森崎「…別に」 若林「なんだよつれねぇなぁ。俺が『ヨーロッパ最優秀GK』に選ばれたのがそんなに悔しいか?」 森崎「それもあるけど……」 若林「俺自身納得してねぇんだよなこの受賞には。噂じゃ本来貰うはずだったヘルナンデスが 辞退したのが俺に繰り下がってきただけらしいけどな。 だから来季はもっと結果を残して今度は『バロンドール』を取る勢いにしたいとこだな」 森崎「…そんなの無理さ」 若林「フッ、俺がいる限りそんな事はさせねぇってか?お前も一端のプロらしくなってきたじゃないか」 森崎「そうじゃねぇだろ……」 若林「おいおい、怪我人の俺より渋い顔をしてんじゃねぇよ。お前らしくもない」 森崎「……だってよ。お前……目が……!」 ハンブルガー対ブレーメン戦での若林が決めた値千金のダイビングヘッドによる決勝点。 その際に競り合った若林の右目と、森崎の拳が激しく衝突したのである。 若林「試合中のことだ。怪我を避けられなかった俺にも責任がある。プロの世界ってのはそういうものなんだよ」 森崎「…………」 言葉が出なかった。どんな事を考えればいいのかさえ分からなかった。 親友の中山を『破滅のツボ』で傷つけた時のショックとはまた違う衝撃だった。 幼い頃の憧れ、目指すべき目標、目の上のたんこぶ、憎たらしいアンチクショウ。 そして鎬を削りあうライバルである若林を『潰して』しまったということ。
[211]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:16:11 ID:??? 森崎「許せねぇんだよ」 若林「何が」 森崎「お前に借りを作っちまったこと。何よりお前が潰れたことでどこかで喜んでいるであろう俺自身を! ……なんでお前なんだ!なんでこんなに苦しいんだ!なんで…なんでこんなに……後悔してんだ……」 絶対に見せたくない相手の一人に、森崎は涙を流してしまっていた。 また一つ自分は重い業を背負うことになってしまうのか。 その苦しみが森崎の小さな体を押しつぶしてくるのを耐えるように静かに涙をこぼす。 若林「バーカ。お前の涙なんか見せられたところで嬉しくもなんともねぇよ。 そんな事を言いに来る暇があるんなら練習して少しでも俺との差を縮めようとするのが昔のお前だっただろ」 森崎「……違うんだ」 若林「何が」 森崎「俺はお前のせいで中山が才能を失ったとずっと思っていて、お前のことを酷く恨んでいた。 だけどアイツが破滅に陥った原因は俺にもあったことに気付かされて…… この憤りをどこにぶつけていいか分からなかった。ブンデスでお前に勝つことで晴らそうとしていたかもしれん」 シュナイダーの誘いを受けて乗り込むことを決意したドイツ・ブンデスリーガ。 その決断に至った理由の一つに、若林との決着を付けたいという気持ちがどこかにあったのかもしれない。 若林「……お前はさ。この1年間プロ選手として戦ってきてどうだった?」 森崎「え?」
[212]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:17:28 ID:??? 若林「俺はさ、楽しかったぜ。シュナイダーがシーズン途中で負傷離脱してリーグ戦がつまらなくなると思っていたのにさ。 別のチームからのオファーの誘いの手紙にホイホイ乗せられそうになっていたりもした。 ……お前たちブレーメンがいつも背中に張り付いて離れなかったからだと思う」 森崎「ま、まぁ俺がいなければブレーメンなんて中堅チーム上位クラスには残れなかっただろうがな」 若林「こんなGKとして致命的な怪我をして来季はどうすんだ?戦力外として放出されるんじゃないか? そんな不安もあったけどさ。やっぱり俺は『サッカー』が好きなんだよ。 お前や他のライバルたちの戦いがあったから、あの喜びを来季も味わいたいから。 ……俺はこんな怪我になんか負けやしねぇ。だからお前も俺の心配してる暇があるならもう少し自分のことも心配しろ」 森崎「……」 若林「わかるんだよ、なんとなくだがな。昔から怪我に悩まされてきたからなのか…… お前も決して万全な状態じゃない。いろいろ騙し騙し戦ってきたんだろうよ」 森崎「若林……」 若林「お前が何か危ない世界に片足突っ込んでるってのは聞いている。 カシムと言ったか。お前のことをよく楽しそうに話してくれる気のいいやつだ」 森崎「カシムが…?カシムが来ているのか?」 ワールドユース大会で自分を応援しに来てくれた青髪の少し貧相な顔の青年。 だけど家族思いで決めたからにはやり通す芯の強さを持った自慢の親友の一人だ。 若林「少し前に自分の世界に戻っていったがな。お前によろしくと伝えていた。 ……約束だ。来シーズンまでに俺は必ずこの怪我を治してみせる。 だからお前も問題を解決して俺のことを追いかけてこい。 『ヨーロッパ最優秀GK』の座はそう簡単には渡さないぜ?」
[213]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:18:38 ID:??? 森崎「ヘンッ…俺が目指しているのは『世界一のGK』だ。欧州どまりで満足するお前とは違うんだ」 若林「ああ。俺とお前は違う。だからお前も自分を見失うなよ。 いつまでも『森崎有三』という存在を大事にするんだな」 森崎「(そうだ。俺は……無くしたくない。『森崎有三』。周りから褒められたり憧れられたりすることは少なかったけど)」 それでも楽しかった。沢山の仲間、ライバルとのサッカーがあれば自分を証明することは出来ていた。 皆が自分を呼ぶ声は落胆や叱咤も多かったが、それでもこんなにも沢山の人たちに呼ばれることは嬉しかった。 森崎。森崎有三。キャプテン森崎。この心地よい響きが今失われようとしている。 親友を傷つけ、傍若無人に振るまい、好き勝手に暴れまわるこの『影』によって。 森崎「そんなの嫌だ。俺は消えたくない。俺は皆ともっと一緒にいたい。俺だって……俺だってえぇぇぇぇぇっ!!!」
[214]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:20:21 ID:??? 若林の持っていた『星のかけら』が光を放つ。先程は目で追うことも出来なかったシュートの軌道が読める。 兵士「そ う 何 度 も 抜 か れ て た ま る か 〜 〜 ! !」 ガッシィッ!ズッシャアアアーーーーーッ!!バギィッ!! ダイビングキャッチでボールを抑えこみながら、地面に倒れこむ兵士。 そのがむしゃらで泥臭い姿を見た森崎は気分悪く舌打ちをする。 森崎「けっ!雑魚のくせに無駄に張り切りやがって。胸糞わりぃ。 おいマルス、お前ちょっと下手くそになっちゃいねぇか? 国の復興だかなんだか知らねぇかかつての栄光が虚しいぜ? 今回のグルニア遠征でその鈍った身体を鍛え直してくるんだな!」 マルス「精進するよ。フフッ」 何故か嬉しそうに微笑むマルスの顔を見て、森崎の機嫌は完全に斜めに傾く。 赤い絨毯を乱暴に蹴り飛ばして気を紛らわせると、玉座の間の扉を開ける。 森崎「ちっ。言っとくがお前のせいで止められたんだからな!大体一発目のシュートもお前真面目にやってなかったろ。 あんまり舐めた真似してやがると後悔するぜ?アリティアなんて小国……俺様のアカネイアに比べれば 像とアリ、竜とミジンコみたいなものなんだからよ。よーく覚えておくんだな。うっけっけっけ……」 マルス「……君はその『ミジンコ』とやらに負けたんだよ。残念なことにね」 アカネイア皇帝が部屋を出たのを確認した後、マルスはようやく腹に抱え込んでいたストレスを言葉に乗せて吐き出した。 そして倒れたまま起き上がれない甲冑の兵士に手を伸ばすと、防具を外すのを手伝う。 マルス「ダメじゃないか森崎。あそこは1発でしっかりと止めるところだと誰もが思う場面だよ。 いったいドイツで何をしてたんだか。せっかく威力が乗らないようにインパクトをずらす努力をしてたのに」
[215]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:21:49 ID:??? 森崎「う…うるせいやい!だいたいあんな『偽物』にいいようにされてるお前たちが悪いんだ! いくらドルーア帝国に勝ったからって平和ぼけしてたんじゃないだろうな?」 マルス「色々と言いたいこともあるけれど……とりあえず。ようこそアリティアへ、森崎」 森崎「ああ。また色々と世話になりそうだぜ。マルス」 騎士叙勲の日から約1年ぶりの再会だった。英雄たちの新たな戦いの幕が静かに上がろうとしている……。 アンナ「は〜い!ここで一旦ストップ!いきなりの急展開に 置いていかれている人がいないかちょっと心配だけど大丈夫かしら? いよいよこの『ファイアーモリブレム』も第2部『英雄戦争編』に本格突入よ。 第1部とシナリオの進め方がかなり変わる予定だから説明させてもらうわね」
[216]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:23:35 ID:??? ☆シナリオ選択 A FEシナリオ 第1章『グルニア遠征』 B オランダシナリオT『ブレーキ』 アンナ「第2部では私達アカネイア大陸でのシナリオと 森崎くんたちキャプ翼世界でのシナリオが同時に進行されることになるわ。 どちらを先に進めるかで展開が少しだけ変わったりもするけれど基本的にはお好みね。 一つ言うならばFEシナリオの方が経験値を稼ぎやすいからそこで森崎くんを成長させて キャプ翼シナリオでの試合を乗り切っていくという形がオーソドックスかしら?」 ☆森崎の運命を分ける大事な試合 アンナ「ただ一つだけ注意!FEシナリオでもサッカーの試合は度々行われるの。 敵はもちろん森崎くんの影こと『ラムカーネ』よ。森崎くんの存在意義に関わってくる この大事な試合に勝利するにはサッカーに不慣れなFEキャラだけじゃ ちょっと厳しいところがあるわね。それを打破するのがキャプ翼キャラたちの『星のかけら』よ」 ☆星のかけらの利用法 アンナ「上でも言ってる通り、キャプ翼キャラたちの『星のかけら』が第2部のキーになってくるわ。 原作の星のかけらのように成長率の補正を高めたりすることが出来たり、 なんと試合中ではかけらを装備させることでそのキャラの特性を身につけることが出来るの。 さらにさらに!かけらの持ち主本人を呼び出して一緒に戦うことだって出来ちゃうの!」
[217]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:25:16 ID:??? ☆星のかけらのご利用は計画的に アンナ「つまりキャプ翼シナリオの進行次第でラムカーネ戦の難易度が大きく変わってくることになるわ。 できるだけ強力な星のかけらを集めて、ラムカーネたち仮面軍団をぎゃふんと言わせてあげましょう! でも、星のかけらも無限に使えるというわけじゃないの。>>13にある『星のかけら』辞典でも分かる通り…」 『イスラス』1/1 アンナ「このように回数制になっているの。一定期間で使用回数は回復するけれど、 できるだけたくさんの選手を集めてローテーションで回せるようにしたいところね。 ある一定の条件をみたすことで使用回数の最大値を増やせるみたいだけれど……?」 アンナ「と、いうわけでブレイクタイムは一旦終了。今後も新しいルールなどが加わったら随時説明していくわね。 これまで長い長いプロローグにお付き合いいただき本当にありがとうございました。 それでは早速行ってみましょう。進みたいシナリオを選択してね」 ☆シナリオを選択してください A FEシナリオ 第1章『グルニア遠征』 B オランダシナリオT『ブレーキ』 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24