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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[81]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/19(木) 02:13:46 ID:??? まるで子供のように目を輝かせているキャプテンマークを身につける男… シェスターの腕を取り何かを密かに手渡す。 中里「そなたとの『密命』を果たすまではこの中里、死んでも死にきれぬでござるからな」 シェスター「オオ…中里……オオォォー!!」 中里「詳細は試合の後でござるよ。今は拙者たちをキャプテンとして立派に纏め上げるのがそなたの役目でござる」 シェスター「あ、ああ。そうだよな。済まない……よし、いこう。行こうぜみんな! この試合、俺が中盤を必ず支配してみせる。だから積極的に攻めて行ってくれ!」 森崎「(…機会があれば俺もオーバーラップを狙ってみようかな。他でもないキャプテンの指示だし。それに……)」 自分の励ましが一人の男の、友達の夢の成就の手助けになっていたという嬉しさが心の中で一杯に弾けていた。 この試合、絶対に勝ってやる。彼の華々しいプロデビューを必ず勝利で飾らせてやろうと決意するのだった。 中里「(ある日。誰から送られてきたからもわからない膨大な実費研修費。 差出人『GW』とは一体何ものでござろうか?しかし、折角掴んだ奇跡のようなこの機会。 拙者は絶対に無駄にはしないでござる。父上殿、母上殿。中の里の将来はこの正人におまかせでござる!)」 中里という新たな力を加え、ブレーメンは絶好の士気の下、決戦の地へと駈け出した。
[82]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/19(木) 02:15:12 ID:??? ★その手に掴めマイスターシャーレ→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→ブレーメンの勝利!あとはケルンの試合結果を待つのみ…… スペード・クラブ→惜しくも敗北。ケルンの試合結果次第ではハンブルガーの逆転優勝だ! JOKER→試合後半。同点で折り返すブレーメンはさらに新たな戦力を投入する! ※数字がK〜8でバイエルンがケルンに勝利し、赤スートでブレーメンの優勝、 黒スートでハンブルガーの優勝。数字が7〜Aでケルンの優勝となります
[83]森崎名無しさん:2012/07/19(木) 02:16:13 ID:??? ★その手に掴めマイスターシャーレ→ クラブ7 ★
[84]森崎名無しさん:2012/07/19(木) 02:30:21 ID:??? いちたりないでケルンの優勝か。
[85]森崎名無しさん:2012/07/19(木) 05:47:57 ID:??? 若林怪我、中里INでも勝ちは1/2なのか チーム力の差が大きいのか
[86]森崎名無しさん:2012/07/19(木) 08:12:50 ID:??? 若林がいなくてもカルツポブルセン、カペロマン、メッツアと中盤から前は揃ってるからね 森崎の苦手なミドルシュート攻勢にもでれるし ただ勝ちたかったなぁ
[87]森崎名無しさん:2012/07/19(木) 08:43:33 ID:??? 若林が塩を送ってきたんだから中里へたれるなょ
[88]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/19(木) 11:29:44 ID:??? >>84 今回は優勝しても肩書きがつくくらいで特にボーナスは考えていなかったのであまりお気になさらずに。 >>85 中里が加入しなくても1/2の予定でしたが、チームの実力的にはやはりハンブルガーに分がありそうです。 >>86 今回の試合はなるべく全員に出番を与えられた……かな? >>87 これからあまりにも本編とかけ離れた若林が登場します。苦手な方はご注意を! =========== ★その手に掴めマイスターシャーレ→ クラブ7 ★ スペード・クラブ→惜しくも敗北。ケルンの試合結果次第ではハンブルガーの逆転優勝だ! ※ケルンの優勝。2位ハンブルガー、3位ブレーメンという結果に。 =========== 若林「と め る ! !」 ガコォン!! これで今日何度目のセービングだろう。何としてでも優勝の望みを断ち切らせないと言わんばかりに ブレーメンの猛攻を果敢に食い止め続ける若林は、強力な麻酔により握力を失った右手をボールへと叩きつける。 シェスター「おのれー!あともう少しで点を奪えそうなのに!」 マーガス「怪我してるって監督の情報はブラフだったのか?今日はやけに反応が鋭いぜ」 森崎「(まさか若林があんな状態で出場してくるなんて。いや、やはりアイツとはちゃんと試合の中で決着を付けるべきなんだ)」 ブローリン「(馬鹿な。奴の拳はレヴィンが叩き潰したはず。星のかけらを奪われたアイツはろくな力を発揮できないはずなのに)」 若林「(弾くことだけに集中できるからな。これもある意味では怪我の功名ってやつか)」
[89]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/19(木) 11:30:50 ID:??? だが、キャッチできないということはそれだけこぼれ球を再び奪われる可能性が増えるということでもある。 それでも若林はブレーメンの怒涛のラッシュを弾く。叩く。跳ね返す。 中里「諦めないでござる。拙者の夢がかなったように、諦めなければ必ずゴールは奪えるでござる!」 めげずにサイドからのクロスを上げる中里。それに動きを合わせるマーガス。 マーガス「ブラストヘッドじゃ若林には通用しない。だったらこいつだ!」 マーガスのブラストヘッドはその類稀な長身と背筋を最大限に利用した強力なハイアングルヘッドである。 だが、これまでは自分にあげられたクロスの高さの範囲でしかその力を発揮することはできなかった。 マーガス「(俺が見つけた俺の新たな長所。それはこの『目』の良さだ。クロスボールが向かう位置、回転、角度…… 全てを見切り、そして更なる勢いを俺自身がつける!!)」 ガッ、ガガッ!! ハンブルガーのDFたちの競り合いもなんのその。マーガスは空を舞うかのような高い跳躍で頭二つ分ほど上に出る。 マーガス「いくぜ!これが俺の新技『ナパームヘッド』だ!!」 バンッ!! 跳躍した際に反動をつけた膝の皿を高く突き上げる。ボールはより高く、そしてミートしやすいゆるい回転へと変化する。 マーガス「目標確認照準セット!これより『核弾頭』を投下する!!」 ボッゴォォォォォォォオオオオン!!! さらに強烈な角度をつけたヘディングシュートがハンブルガーのゴールへと襲いかかる。
[90]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/19(木) 11:31:55 ID:??? 若林「どんなシュートだろうと抜かせるものかよ!はああああああっ!!」 バギィッ!!ミシミシィッ!! だが、若林は両手の拳を固めると突き上げるようなパンチで完全にシュートの勢いを殺して止める。 マーガス「そんな…!これでも駄目なのか!」 若林「ワントラップするってことはそれだけGKに冷静さを取り戻させる猶予を与えちまうんだぜマーガス!」 彼の数度に渡るパンチングがようやく実を結ぶ。このこぼれ球をついにハンブルガーが確保した。 若林「俺がいる限りハンブルガーのゴールは絶対に割らせねぇぜ!!」 カルツ「ゲンさん……ヨォし、そろそろ俺達の攻める番だ。カウンター、しかけるぜよ!」 メッツァ「僕のパスで一気に送っちゃうよ〜。ほら、走って走って」 カペロマン「ヘイヘイヘイこっちだこっち!ようやく巡ってきたこの出番、俺がスパスパっと決めてやるからよ!」 前回の試合で台詞をカットされ……もといあまり活躍できなかったメッツァとカペロマンは 自分の最も得意とする戦術でブレーメンの中盤の攻略にとりかかる。 シェスター「そうはさせるかっ!とぉっ!」 中盤は自分が必ず制圧する。チームメイトにそう誓ったシェスターはすかさずカペロマンのマークに付く。 そうして潰したパスコースの変更先を予測し、中里に指示を出す。 中里「御意!」 ポブルセン「ぐっ…またかよ!また自分の力じゃなく金の力で悠々とプロの世界に割り込んできたのかよ脆弱ジャポン風情がァ!!」
[91]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/19(木) 11:33:40 ID:??? 中里「否定はせん。だが、今は試合中。拙者への文句はあくまでもサッカーの技術で訴えるでござるよ、小童」 ポブルセン「ぐぎぎ……ぐがあぁぁぁっ!!」 中里「(せめて精神を動揺させなければとても拙者が太刀打ちできる相手ではござらん。 さて、暫くは時間を稼げそうだが…彼奴ら、どう動く?)」 シェスターの華麗かつ執拗なマークを振りきれないカペロマン。 そしてポブルセンは中里のマークを抜けようともせず、周りが見えていないのか自ら動いてスペースを作ろうともしない。 メッツァ「(困ったなぁ。…でも、今日の試合だけは少し時間をかけて戦術を練ることが出来る。 いつもなら前線で素早くボールを狩ってくるビクトリーノがいたからなるべく早くボールを手放していたけれど…)」 この状況での迂闊なパスは危険だ。かといって自分が直接ドリブルで持ち込むだけの自信はない。ならば。 メッツァ「やっぱりここは仕事師の出番でしょー」 カルツ「ゲンさんがあんな無茶してゴールを守ってやがるんだ。そろそろワシも本気を見せちゃるかのう」 プッ! 爪楊枝を吐き出し、一度大きく息を吸い込むとカルツは態勢を低くして一気にドリブルで突破を図る。 カルツ「(懐かしいのう。ワシがこのハンブルグというチームの中で、 こうして中央のラインを堂々とドリブルで駆け巡ったのはいつ以来だったか……)」 そうだ。まだシュナイダーがこのハンブルガーというチームにいた頃。 若林が挫折と失意を強烈な反骨心で押さえつけながら入団してきたあの日。 あの頃まだ自分たちは下部組織の選手で、それでもトップの選手たちを脅かすほどの注目を浴びていた。 カルツ「(ワシら3人がいればなんでもできると思っていた。ゲンさん、シュナイダーちゃん……そしてワシがいれば……)」
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0ch BBS 2007-01-24