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【リブタ】黄金のジノ12【始動!】
[684]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 17:43:51 ID:??? おでんをつつきながら、四人はテーブルに向かい合った。 みくる「おでんとビールって合うなぁ………ゲブッ!」 まるでオヤジだ。キョンが見たら、間違いなく泣くだろう。 古泉「さて。置かれた状況について整理しますか。」 ハルヒは、キョンのあまのじゃくな性格に疑念を感じ、他者に精神の安寧を求めた。 ここまでは良い。鍵の役割がキョンから移行していき、自然とキョンから力が失われていき、キョンは一般人となるわけだったが… ハルヒは、キョンを次点の位置付けにした。つまりは、うまくいかなかった時の為のバックアップ。 そして現在、ハルヒの交際はうまくいっている。ハルヒは無意識にキョンを疎ましく感じ始めていた。 異変に気付いた長門が、独断専行を行い、朝倉を再構築し、キョンを保護。古泉、朝比奈に事情を話し、前以て二人にワクチンを投与。 また、佐々木についてもキョンから誘導を行い、長門よりワクチンを投与。これにより、保全は完了していた。 無意識にキョンの消失を願ったハルヒ。対抗したのは、古泉、長門。閉鎖空間に侵入し、朝比奈の時空間移動にてキョンの消失を防ぎ、 朝倉がタイミングを見計らい、佐々木を保護。 古泉達の行動を裏切りと感じたハルヒは、佐々木団をSOS団に引き入れた世界を構築。 機関も古泉を裏切者とした。未来は、無数に分岐する中からの選択により、朝比奈が存在する未来を見つけていた。 情報統合思念体は、長門の独断専行により『無意識下』での強大な力は失ったが、 代わりに『意識下』における鍵と扉に可能性を見出だし、長門は処分を免れた。 薄氷を踏むような状態だったが、今は無事だ。 今からやることは………
[685]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 17:57:14 ID:gxtOQogs 『3』票にて。 A 世界を大いに安らげる、佐々木の団設立 B ハルヒに仕置きした上で、昔の関係に戻るよう努力する C 皆の、新たなる関係を模索 D せっかくだから、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムだ! ※ヒント。エンドレス・エイト。
[686]森崎名無しさん:2012/10/18(木) 18:07:12 ID:03u3Fg5o C
[687]森崎名無しさん:2012/10/18(木) 18:09:49 ID:J98uTFkk C
[688]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 19:40:13 ID:??? 2票に短縮します。 C 皆の新たなる関係を模索 古泉「………ひとまずは、皆との新たなる関係を模索するしかないんでしょうね。」 古泉は、ため息混じりに言った。 古泉「何れにせよ、機関との関係が無くなった僕には、涼宮さんとの接点は無くなった。 ………となれば、涼宮さんを抜きにした人間関係を構築しなくてはならない。」 長門「………………」 朝倉「………………」 みくる「………………」 古泉「僕は、彼と過ごしますよ。当たり前の友人同士として。皆さんは?」 一番に口を開いたのは、朝比奈だった。 みくる「あたしゃ、一旦未来に帰る。」 古泉「………そうですか。」 古泉は、朝比奈を見た。 みくる「…………帰って、上司に掛け合ってやんよ。この時代に残れるように。」 古泉「…………え?ということは………」 古泉の喜色満面の笑みに朝比奈は、顔を真っ赤にして叫んだ。 みくる「うっせぇな!あたしだって気に入ってんだよ、この時代!毒を食らわば皿まで食ってやんよ! キョンくんや、古泉くんや、長門さんとの関係を今更断ち切ろうなんて思わねぇよ!ただ、接触は最低限にするけどな!」 古泉「おやおや。」 この世界でも、キョンは朝比奈に振り回される運命らしい。 長門「………私は何も変わらない。」 長門は、そう言うとハンペンを口に運ぶ。 古泉「んっふ。となれば、やはり……………」 長門は、古泉と朝比奈を見る。 長門「………また、文芸部室で。」 その言葉に、二人は笑顔を見せた。
[689]森崎名無しさん:2012/10/18(木) 20:03:50 ID:??? ところでこの世界の県立北高校のサッカー部はどのくらいのレベルなんだろう?
[690]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 20:07:17 ID:??? ――――――――――――――――― あっという間に一年が過ぎ、俺は高校二年になった。 古泉「おはようございます、キョンくん。」 キョン「おはよう、古泉。」 このいけ好かない奴は、古泉一樹。俺の親友だ。 …まぁ何だ?こいつは突然5月に転校してきて、まぁ浮いてやがったんだ。 で、話し掛けてみたら、話しやすい奴で、気が付いたら親友になっていた。 ………誰だ?俺がハブられていたんじゃないか?って言う奴は? 古泉「クラス分けですねぇ。同じクラスならいいんですが。」 キョン「バァカ。お前や佐々木とは、頭の出来が根本的に違うから無理だ。」 古泉「んっふ。………努力されていたじゃないですか。長門さんと図書館に通い詰めたり、朝倉さんを質問責めにしたり。」 キョン「んを!」 ………何故こいつがそれを?!古泉は、嬉しそうに笑う。……してやったり。そんな笑顔だ。 古泉「………それに、僕は一言も佐々木さんが同じクラスならいいと言っていませんが?」 キョン「よし、殴らせろ。」 ………取り立てて何もない、普通の生活。憧れている先輩がいて、親友がいて、友達がいて。 ただ、親友達は頭が良い。必然的に俺も努力を迫られ、平々凡々だった俺も、上の下位になっていた。 学校まで古泉とじゃれ合い、クラスの割り当てが貼られた掲示板に行く。 そこには……… 佐々木「やぁ、キョン。古泉くん。」 ショートボブに、快活な印象を与える女の子……佐々木がいた。 俺の中学時代からの親友。……最近では、その、いや、なんだ?まぁ何でもない。見ていたらわかるさ。 佐々木「くっくっ。キョン。僕は初めて神の存在を信じたくなったよ。」 ?相変わらず妙な奴だ。俺と古泉は、掲示板を見た。
[691]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 21:20:36 ID:??? >>689 ハルヒと再構築か、佐々木ルートかによって異なります。 クラスは、5組。………古泉、長門、朝倉、佐々木だと?!古泉を見ると……… 古泉「………これは驚きですねぇ。」 こいつにしては珍しく、目を丸くしている。ああ。俺も驚いているよ。畜生。 長門が、古泉に何やら話し掛けている。古泉は、何か苦笑いしているが。 朝倉「キョンくーん。お早う!」 キョン「朝倉。」 そこにいたのは、朝倉涼子。黄緑色のバルーンドックが、こいつの持ち物の特徴だ。 因みに、俺、佐々木、古泉、長門は、このバルーンドックの小さいストラップを持っている。朝倉の手作りらしい。マメだね全く。 古泉「仲良し5人が、同じクラスですか。」 長門「そうなる。……私という個体は、嬉しいと感じている。」 最近、はにかみながらも感情を出す長門。良い傾向である。うむ。 朝倉「さーて、クラスに行きますか!キョンくん愛しの朝比奈さんも、去年5組だったわね。」 キョン「なにっ?!朝比奈さんが!?」 ということは、去年朝比奈さんがいたクラスに俺は入るわけか! キョン「なんという僥幸ッ!生き恥を晒し続けた甲斐があったというものッ!」 ………俺の声に、皆が引いている。 佐々木「親友として忠告する。それはキモいよ、キョン。」 古泉「あまり無茶な事をされると、こちらとしてもフォローの限界があるのですが。」 朝倉「話振っといてなんだけど、キョンくんあまり皆の悲しむような事しちゃダメよ?」 長門「ユニーク。」 あぁ、皆の目が痛い! キョン「そ、そんじゃ、教室に行こうぜ!」 佐々木「キョン!……ったく。ごめん。僕はあいつを追うよ。」
[692]森崎名無しさん:2012/10/18(木) 21:27:36 ID:??? 白石・・・じゃなくて谷口とは別のクラスになったか
[693]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 21:52:35 ID:??? >>692 谷口は改変に巻き込まれなかった為、キョン達と面識が無くなっています。代わりにこちらには白石がいます。 ――――――――――――――― 古泉「…………さて。少しお話しをしましょうか。」 古泉は、ベンチに腰をかけた。長門、朝倉もそれにならい、腰を掛ける。 長門「先日、涼宮ハルヒが私達を捕捉した。」 古泉「ええ。サイクロプス隊からも連絡がありました。………キミドリさんを通じて、懐かしい声もありましたよ。」 朝倉手製のバルーンドック、キミドリさん。長門がバルーンドックを作ってみたところ、朝倉が非常に気に入り、ミニチュアを作ったのだ。 『キミドリさん』(『さん』まで含めて名前らしい)は、極めて優秀なインターフェースであり、常に同期を取っている。 キョン、佐々木に危機が迫ると、自動的に古泉、長門、朝倉に連絡し、危機を事前に回避するように誘導する。 また、サイクロプス隊との通信にも使われ、望めば会話も可能である。 長門「無意識下で、彼女は疑問を生じさせている。私達が突然いなくなった事と、私達を思い出せない自分に。」 朝倉「彼氏とうまくいってないのかな?」 古泉「いえ、サイクロプス隊の話によると、極めて順調だと。」 長門「……これは仮説だが、無意識下にて鍵を求めているというのが、一番確率的に高い。扉を開く鍵を、彼女は二本作ってしまった。 仮に涼宮ハルヒが、彼を鍵の役割から解放していた場合、このような事態は避けられた。」 古泉「………女性ならでは、ですね。」 古泉が溜め息をつく。 朝倉「欲深く、誰より自分に正直だとも言えるけど、観測対象としては最悪に近いわ。『邪魔だから消す』を実行しようとしたわけだし。」 古泉は、朝倉を見て薄く笑った。……今の貴女は、誰よりも『人』ですよ、と。
[694]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/18(木) 22:19:29 ID:gxtOQogs 朝倉「………ま、私としてはどうでもいいのよ。ただ、キョンくん達に会えて、割と楽しい時間を過ごしているから。」 佐々木の力もあるのだろう。安寧に流れる優しい時間。時折起きる、ドッキリのようなイベント。退屈というよりは、安心する。 キョンに関しては、佐々木は何もしていないという。彼自身が望み、自分を望んでくれたら、それに応えると言っていたが。 古泉「はぁ。………キミドリさんから聞いているでしょうが、僕の話をしてもいいですか?」 長門「森園生?」 古泉「ええ。サイクロプス隊が来てくれなかったら、間違いなく死んでましたね。」 古泉は、頭を抱えていた。 先着一名様で。 ★何をやらかした !card ★ JOKER…森「何で私も連れていってくれなかったの………?」 ダイヤ、ハート…森「古泉。戻りなさい。警告よ。」 スペード…森「……責任………取りなさい………!機関にも、私にも!」 クラブ…森「中に誰もいませんよ………?」 クラブA…『やっぱり神様なんていなかったね』
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0ch BBS 2007-01-24