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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[124]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 18:13:36 ID:??? 「ヴァ、ヴァルファ……!」 「お逃げ、お逃げ下さい、マルセル様……!」 従卒の叫びが虚しく響く。 小高い丘の向こうから駆け下りてくるそれを躱すだけの脚など、最早残ってはいなかった。 たとえば男の鎧が泥に塗れ血に汚れ、その輝きを失ってさえいなければ、何かが違っていたかもしれない。 たとえば赤い鎧の兵団が丘の向こうから突如として現れたのではなく、遥か平原の果てから迫り来るのを 男たちが認めていれば、あるいは逃げおおせることもできたのかもしれない。 あらゆる過程は、無意味である。 男たちにできたのは、瞬く間に眼前へと押し寄せてくる軍勢、自らに絶対の死を下すその赤い波を、 ただ呆然と見やることだけだった。 一瞬の後。馬蹄が、二人の男を踏み砕いた。 *** ※全滅のため、味方3の移動がキャンセルされます。
[125]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 18:14:46 ID:??? ◎戦闘処理(NPC) 敵4 vs 味方2 敵4 第三大隊4 歩100/100、練度50、士気30 の突撃! [兵種20+練度5]*[兵数比2.77]=69.25 兵数与ダメージ69、士気与ダメージ13 味方2 第四大隊2 歩 36/100、練度5、士気38 の突撃! [兵種20+練度0]*[兵数比1]=20 兵数与ダメージ20、士気与ダメージ4 結果: 敵4 第三大隊4 歩 80/100、練度50、士気26 味方2 第四大隊2 歩 0/100、練度5、士気25 *全滅
[126]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 18:15:46 ID:??? *** 助かった、と。 その部隊の全員が安堵したのは、眼前の騎兵隊が後退したからである。 安堵したその全員を死と殺戮が襲ったのは、直後であった。 ヴァルファの騎兵が退いたのは、単に無意味な損害の拡大を防ぐためであった。 すぐ背後に備えていた歩兵隊が、槍衾を整えて突撃することで、彼らの仕事は事足りたのである。 石突に腕を折られ、穂先に足を裂かれた数名の騎士たちが捕虜となった他にその場に残ったのは、 物言わぬ骸たちだけであった。 *** ※全滅のため、味方2の移動がキャンセルされます。
[127]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 18:18:03 ID:GoDLn4Xc *** 「ヴァルファの野郎、好き勝手やりやがって……! ここで止めるぞ! 前列射手、用意―――放て!」 森崎の号令一下、突撃してくる馬群に向けて矢の雨が降る。 *** ◎戦闘処理 自軍2 vs 敵2 自軍2 傭兵大隊2 弓150/150、練度20、士気50(森崎有三) の射撃! [兵種20+練度2]*[兵数比1.07]+[!dice]= ※!と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
[128]傍観者 ◆YtAW.M29KM :2012/08/01(水) 18:18:36 ID:??? [兵種20+練度2]*[兵数比1.07]+[ 3 ]=
[129]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 18:56:58 ID:??? >>127 訂正です。 このターンで『鉄壁』を使用しているため、部隊練度は10となります。 自軍2 傭兵大隊2 弓150/150、練度10、士気50(森崎有三) の射撃! [兵種20+練度1]*[兵数比1.07]+[3]=25.47 兵数与ダメージ25、士気与ダメージ5 敵2 第三大隊2 馬140/150、練度50、士気28 は反撃できない! 結果: 自軍2 傭兵大隊2 弓150/150、練度10、士気50(森崎有三) 敵2 第三大隊2 馬115/150、練度50、士気23 ***
[130]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 18:59:28 ID:GoDLn4Xc 「よし、今だ! 全軍抜剣! 突撃!」 森崎隊の援護により次々に落馬するヴァルファの騎兵隊。 それを見たヤングが機を逃さず命を下した。 目指すは敵部隊長の首級である。 *** ◎戦闘処理 自軍1 vs 敵2 自軍1 傭兵大隊1 馬124/150、練度30、士気46(ヤング・マジョラム) の突撃! [兵種25+練度3]*[兵数比1.07]+[!dice]= ※!と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
[131]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/08/01(水) 19:00:47 ID:??? [兵種25+練度3]*[兵数比1.07]+[ 4 ]=
[132]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 19:27:06 ID:??? 自軍1 傭兵大隊1 馬124/150、練度30、士気46(ヤング・マジョラム) の突撃! [兵種25+練度3]*[兵数比1.07]+[4]=33.96 兵数与ダメージ33、士気与ダメージ6 敵2 第三大隊2 馬115/150、練度50、士気23 の突撃! [兵種25+練度5]*[兵数比1]+[ 3 ]=
[133]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 19:28:07 ID:??? 敵2 第三大隊2 馬115/150、練度50、士気23 の突撃! [兵種25+練度5]*[兵数比1]+[3]=33 兵数与ダメージ33、士気与ダメージ6 結果: 自軍1 傭兵大隊1 馬 91/150、練度30、士気40(ヤング・マジョラム) 敵2 第三大隊2 馬 82/150、練度50、士気17 ***
[134]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/08/01(水) 19:29:11 ID:??? 文字通りの、激突である。 数百キロを優に越える質量の塊が百の単位で正面からぶつかり合う、その轟音と衝撃は その塊の一つ一つが人間であるということを、簡単に忘れさせる。 一瞬の交錯の後、嘶き、棹立ちになる馬から転げ落ちるのは最早原型を留めぬ血肉たちであった。 軍馬の疾走と巨大な質量の前に、生半な鎧など意味を成さぬ。 刃を弾き槍を通さず、しかし歪み捻れて中の肉を、腹を、骨を潰し砕く、鉄の虐殺器具。 この場において、大方の鎧はそのような役目を担った。 「着いてきているか、コンセイソン!」 「はい、ここに!」 第一陣の突撃を終え、叫ぶように振り返ったヤング・マジョラムは総鎧を身に纏っておらぬ。 歩兵の長槍を警戒しての胸鎧と脛当だけという装いである。 応えたトニーニョもまた、それに似た軽装であった。 重騎兵のチャージを前にすればどの道、生きるか死ぬかを決めるのは刹那の身の捻りでしかないと、 そう割り切るとしたところで、命知らずと言うより他にない。 恐怖という恐怖、不安という不安を極限の中で御せるものだけが選ぶ、これもまた戦場の狂気である。 「全軍反転、再突撃に向けて隊列を整えるぞ。向こう側はお前がまとめろ!」 「……、はい!」 目に入ってじわりと滲みる汗を袖で拭い、食いしばった歯の隙間から荒い息を吐いてトニーニョが返答し、 馬の腹を蹴った。 死の淵からようやく拾い上げた命を再び種銭として賭けるべく、彼らは走る。 *** ・ターン3 終了
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0ch BBS 2007-01-24