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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[787]傍観者 ◆YtAW.M29KM :2012/10/01(月) 23:34:14 ID:??? なるほど、思ってたよりもうちょっとジェトは大人でしたか。 ではまあ、Bに投票いたします。理由は>>785の通り。
[788]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/10/02(火) 14:22:07 ID:??? B 【ピココール】に【ヒントコール】を聞き、B以外の選択肢は選ぶのが難しい様に思いました。
[789]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 19:25:56 ID:??? 皆様、ご回答ありがとうございます。 それでは早速、>>780の選択については…… >>787 傍観者 ◆YtAW.M29KM様の案を採用させていただきます! ほとんどヒントコールを使うまでもなく答えを出していただいていたようで、お見事です。 ちなみにズバリ正解だけを聞いていただくのも(あまりエレガントではありませんが)、 システム的には有りといえば有りですw CP3を進呈いたします。 >>788 はい、ここまでくるとそうなってしまいますよねw 勿論ヒント他を吟味した上で、あえて同情するのだ! 理由は〜〜だから! というのも、充分な説得力があれば押し通すことはできます。
[790]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 19:26:57 ID:??? *** B 無言を貫く。 ジェトーリオの語ったそれは、ありふれた不幸だ。 ありふれて、だが無感情にやり過ごすことのできぬ、不幸だった。 森崎の中にも、ぐるぐると渦を巻く様々な感情は沸き起こっている。 しかしそのすべてを飲み込んで、森崎は沈黙を守った。 「……」 「お、さすがだね。そういうとこ、嫌いじゃないよ」 同情を寄せることもできただろう。 不幸を憐れみ、共に悲しむこともできただろう。 たとえばそうやって感情を切り分けて、誰とでも共有しやすい形に加工して贈り合うのが 真っ当な世の中というものであるのかもしれない。 しかしそうしてしまったとき、その世の中に、彼らはいなくなる。 黒壇のような肌の男や、褐色の肌の優男は、真っ当なものたちの中から、いなくなるのだ。 それは、線を引くということだ。 不幸という泥のついた者と、そうでない自分たちとの間に線を引いて、その線を挟んで 話をするということに他ならなかった。 故に、森崎は無言を貫いた。 そういう扱われ方を許容する寛容、あるいは愚鈍をジェトーリオという男に求めることは、できなかった。 「……ま、そんな感じで、ね」 森崎の沈黙に何を悟ったか、肩をすくめてジェトーリオが続けた。 「色々あったけど、それからはずっと一緒にいる」
[791]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 19:27:58 ID:??? 『えらく邪険にされてるけどね』 間髪入れずに混ぜ返したのは、いつの間にか舞い戻ってきていたピコである。 思わず眉根を寄せて中空に目をやった森崎に、黒壇の青年は相好を崩す。 「あっはは、その割にネイくんのあの態度は何だ、って顔だね。 ま、不思議に思うのも無理ないけどさ」 「……」 『ありゃ』 勘違い、とも言い切れぬ勘違いではあったが、ともあれ森崎はピコをひと睨みするだけで ジェトーリオが言葉を紡ぐに任せる。 「ネイくんはね、僕が嫌いなんじゃない。おっと、これは負け惜しみでも、悪あがきでもないよ。 純然たる事実さ。彼は僕を嫌ってなんかいない。そうじゃないんだ」 黒い肌の中、そこだけは薄桃色をした唇の間から、黄ばんだ乱杭歯が覗く。 薄く笑っているようだった。 「彼はね―――怯えてるんだ。怖いんだよ。僕が」 弓型に細められた黒曜石の瞳が、結晶から削りだされた刃のように煌めいた。 皮を裂き肉を抉る、刃。 「僕といると、古い傷が開くんだ。だからあんな風につれなくして、目を逸らしたがる。可愛いね」 傷、と。 ジェトーリオは言った。 その意味を語るつもりはないと、表情が告げていた。 「だけど、それでも構わない」
[792]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 19:28:59 ID:??? 悪鬼と聖母の間に生まれた子のように微笑んで、黒壇の青年が天井を見上げる。 「僕はネイくんに好かれたいわけでも、彼と触れ合いたいわけでもない。 受け入れてほしいとも思わない」 そこには一筋の光が射している。 採光窓から漏れる、白く清らかな陽光だ。 「僕はね。ただ、誰よりも近くで見ていたいんだ。誰よりも」 誰よりも。 生きたまま異教徒を焼く兵がその胸に免罪符を抱えるように、ジェトーリオはその言葉を口にする。 「だって、彼はあんなにも―――綺麗なんだから」 ***
[793]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 19:30:00 ID:+DoZ10Oo *スキルアップチェック ジェトーリオとの関係が一定値に達したため、スキルが強化される可能性があります。 目標値は対象キャラクターとの関係によって増減します。 目標値【95】 → !numnum ※ !と numnum の間のスペースを消して数値を出して下さい。 目標値以上の値が出れば成功しスキルが強化されます。 00が出た場合はスキルが変化します。 成功→ 撹乱Lv2 (ランダムで敵二部隊の行動をキャンセルする。確率はそれぞれ30%。 陣形崩壊中の敵部隊は効果対象から除外される) 00→ 恐慌Lv1 (このターンの間、戦場全体の士気増減処理を通常の200%にする。 この効果はスキルによる増減にも適用される) ***
[794]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/10/03(水) 19:58:47 ID:??? 目標値【95】 → 04
[795]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 20:15:04 ID:??? *** ※スキルは変化しませんでした。 *** ※ガッツが20減少。 剣術が32上がりました。 現在のガッツ:115 剣術:100 馬術:66 体術:62 魅力:78 評価:69 ATK:166 DEF:172 SPD:128 ini:25 ****** ※称号が『気のいい剣士』になりました。 スキル『シールドワーク』を獲得しました。 種別:アクティブ 消費ガッツ:0 効果:このターンの攻撃ダメージを必中で5、防御ダメージを50%にする。 ******
[796]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 20:16:05 ID:??? //剣術 カルツ 「よう、隊長さん」 新規に配属された傭兵たちを並べ、それぞれの得物を振らせていたときのことである。 ナイフや鉈や、果ては丸太を適当に削ったような棍棒を得意げに振り回す荒くれどもに 内心で頭を抱えていた森崎に声をかけてくる男がいた。 金髪を短く刈り込んだ、背丈は低いががっしりとした体躯を持つ男。 「ん? お前は……」 「こうして話すのは初めてじゃの。ワシゃ、ヘルマン・カルツいうモンじゃ」 『イモみたいな顔した人だね』 相手から見えないのをいいことにくるりと顔の周りを巡ってみせたピコの言葉は、的を射ている。 食習慣のない欧州では見かけないが、東洋圏では馴染みの深い芋特有の土臭さとごつごつとした造形、 そして同時に素朴さと温かみを感じさせる顔立ちをしているのが、カルツという男だった。 要はお世辞にも美男とはいえないが、愛嬌のある男である。 「得物は……戦斧か。随分と使い込んでるな」 「おう、分かるかい」 カルツが立つその脇で地に突き立てられているのは、およそ胸丈ほどまでもある両手斧である。 当世風の長柄は持たず木製の太い握りと巨大な斧頭だけで構成された、質実剛健を 絵に描いたような得物であった。 鎧の上から敵を斬り潰すその重量たるや、刀剣の比ではない。 それを得意とするカルツという男、小柄でありながらおそるべき腕力と体幹を秘めていることは 疑いようがなかった。
[797]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/10/03(水) 20:17:05 ID:+DoZ10Oo 「よろしく頼むぜよ、隊長さん」 奇妙な訛りは男の故郷に由来するものだろうか。 言いながら手を差し伸べてきたカルツに、森崎がその巌のような手を握り返した瞬間である。 「ぐっ……!?」 その手に、凄まじい重圧がかかっていた。 *握手比べ 体術判定 目標値【48】 → !numnum ※ !と numnum の間のスペースを消して数値を出して下さい。 難易度【ターン係数50+やや難60】−(体術62)を目標値とし、目標値以上の値が出れば成功。 00が出た場合は難易度にかかわらず成功となります。 結果によって展開が分岐します。 成功→ ナメられてたまるか! カルツに負けない力で握り返す! 失敗→ 力負け! 思わず悲鳴が漏れる!
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0ch BBS 2007-01-24