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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[447]森崎名無しさん:2012/08/14(火) 01:13:11 ID:??? 岬はすぐ消えるから能力以下の評価にされやすそう
[448]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:14:00 ID:??? ★大前の活躍→ ハート3 =★★比良山の活躍→ ダイヤQ =得点!★★雪村の活躍→ ダイヤ3 =★★宇津木の活躍→ クラブ10 =★ ★達也の活躍→ ハート6 =★★本多の活躍→ スペード9 =★★浅村の活躍→ スペード7 =★★水守の活躍→ ダイヤA =★ ★末松の活躍→ ダイヤ10 =★★輝林の活躍→ ダイヤ3 =★★渡……園村の活躍→ ダイヤ3 =★ 比良山が得点……した以外、誰も活躍せず! どういうことなの…… ★佐野の活躍→ クラブ7 =★ ……。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 実況「もう完全に後が無い比良戸中、キックオフから猛然と鳴紋ゴールに迫るーっ! 対する鳴紋中、こちらは相手の勢いに飲まれかけているぞ! 果たしてこのまま点差を維持出来るかーっ!?」 姫路「シュート! とにかくシュートだ!」 曽田「綺麗に崩そうなんて、考えなくていい!」 竹野「キーパーにさえ届けば、ゴールの可能性はある!」 大前「ぐっ……予想以上の勢いだ!(これが後の無い者の怖さ、ってヤツか! 追い詰められて今まで以上に力を出している!)」 ドライブシュートの影響で動きが鈍った大前でさえ、最終ラインの守りに動員する鳴紋中。 比良戸中の猛攻は、あわや四点差も覆りかねないと錯覚させる勢いである。 森崎(観客席)「レッドカードからの追加点が、逆に火を着けた形になったか。あのままズルズル崩れていくと思ったんだけどな」 高杉(観客席)「ぷぷっ!(自信満々に『……決まったな。これで比良戸中は終わりだ』なんて言ってたのに。だ、駄目だ、笑える!)」 森崎(観客席)「……高杉、後でシメる」
[449]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:15:02 ID:??? 石崎(観客席)「お、おいっ! しっかりしろよ鳴紋中! このまんまじゃ、残り二十分で点差を守りきれない、なんてことに――」 翼(観客席)「ならないよ」 石崎(観客席)「――えっ?」 翼(観客席)「……比良戸中で消耗しているのは、次藤だけじゃない。MFの曽田や竹野だって、十分に疲れてるさ。 前後半と動きまわっていたからね。そんな状態で全員前掛かりの総突撃なんかすれば……」 松山(観客席)「そろそろ比良戸側にも動けなくなる選手が出始めるな。無謀な突撃のツケが出てくる頃だ」 観客席の幾人か、そう判断したのと同時だった。 曽田「うっ……!?」 竹野「あ、足が……震える!?」 末松「お〜? 何だか知らないけど、ボールを奪うチャ〜ンス!」 曽田「あっ!?」 疲労で足がもつれ出した曽田が、ボールロストする。
[450]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:16:31 ID:??? 実況「あっと、セカンドボールをフォローした曽田くん、まったく無防備なまま末松くんにボールを奪われる! 末松くん、フォローに来た竹野くんも何とか振り切って大きくクリアー!」 竹野「ち、ちくしょう!」 末松「へへへ〜! 俺だって、やれるじゃな〜い!」 水守「そ、そうですね……(ほとんどボールに絡んでなかった体力満タンの状態で、ヘロヘロの敵を相手にすればこうなるのも当然な気が)」 浅村「しっ! 水守、それは俺たちが言えた義理じゃないっスよ」 そして、大きくクリアーされたボールをフォローしたのは―― 佐野「あっ!?」 中城「なっ!?」 次藤「なにィ!?」 比良山「……よし! ようやく攻められるか!」 ――鳴紋中でただ一人前線に残っていた比良山。 実況「比良戸中、なんという不運! そして鳴紋中、なんという幸運! センターサークル付近で比良山くんがボールを持ちます! そして比良戸中はセンターバック以外、相手ゴール前! これは強烈なカウンターだァ!」
[451]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:17:33 ID:??? 菱野「よし……局所的に押し込まれることがあっても、流れ自体はこちらにありますわ!」 大前「比良山! そのままシュートレンジに行ったら即、撃てェ!」 比良山「ああ!(いちいち抜いていては接触の際の事故が怖い。ここは『ゴールが見えたら撃つ』の精神で行く!)」 次藤「や、やらせるかや! ワシはまだゴール前におるタイ!」 猛然とほぼ無人の比良戸陣地を、ゴールに向かって進む比良山。 それに対し次藤が吼える。疲労に引き攣り出した身体に鞭打っての抗戦の構えに、比良山は勿論全力で応えた。 比良山「では、俺とも勝負して貰うぞ次藤! ……行けェ!」 実況「比良山くん、距離30mの地点でロングシュートォ! お得意のスネイクレイドが牙を剥くゥ!」 森崎(観客席)「おいおい、この上比良山にまで新必殺技かよ?」 井沢(観客席)「必殺技のバーゲンセールだな……って、なにィ!?」 客席の井沢が思わず声を上げた。 比良山の放ったシュートは鋭くカーブを描いたかと思うと僅かに浮き上り、ゴールの上隅を狙い撃つ。 いかに次藤といえど疲労のかさんだ身ではこれを捉えきれず、キーパー畠山もほとんど何も出来ず、そのまま狙い通りに叩き込まれてしまう。
[452]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:18:48 ID:??? ――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイィっ! 実況「決まったァ! 鳴紋中、六点目ェ! これでスコアは6−1! 五点差! もうこれは何があっても覆らないぞォ!」 井沢(観客席)「ば、バナナシュートに下回転もミックスして、斜めに浮き上るボール、だと?」 滝(観客席)「井沢……(得意のバナナシュートの、更に上を行かれたんだ……ショックだろうな)」 翼(観客席)「なかなか凄いシュートだな……(あれ? 何で井沢が物凄くショックを受けているんだろう?)」 そして、それが事実上のトドメだった。 以後の比良戸中は完全に精彩を欠き、ボールは中盤で行きつ戻りつするダレた展開が続く。 一応、比良戸のエースを自認する佐野が、終了間際に突っ掛けるも、 佐野「このまま無様に負けるために全国に来たんじゃない! せめて、せめて後一点!」 輝林「……しまった!?」 水守「このままじゃ1対1に!? 園村ーっ!」 園村「うわわわーっ!?」 佐野「うおりゃあああっ! ……うっ!?」 ――ガコン。 ――ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ! 実況「おっと! 比良戸中、ここにきてまさかのポスト! キーパーと1対1に持ちこみ、あと少しの所で一矢を報いれるか、というところで不運なミスです! そしてここで長い笛! 試合終了です! 鳴紋中、終わってみれば6−1の大差で比良戸中を降し、準々決勝進出です!」
[453]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:20:01 ID:??? 佐野「そ、そんな……」 園村「た、助かった……」 佐野と園村。審判の笛と実況の声に、脱力してピッチにへたり込む二年生二人。 だが、二人の内心は安堵と悔恨と、全く別の方向を向いていた。 大前「お、終わった……(は、花輪戦に続いて、精神的に疲れる試合だ……)」 雪村「ぼ、僕ももうヘトヘトだよォ……」 本多「うむ……これだけ骨身に堪える仕事は久しぶりだ……」 宇津木「ダイジェストではあっさり描写されていたが実は俺たちは俺たちは後半中走り通しなんだが? それを容赦なく割愛して終わらせた作者に俺の怒りが有頂天になった」 達也「誰に行ってるんですか、誰に……」 大前ら鳴紋中選手たちもぐったりと座り込んでしまう。点差だけ見れば大楽勝。 だが、その点差を縮ませまいと走り回った時間は、着実に心身を疲労させていた。 ……一方、意気揚々と全国に乗り込んで大敗した比良戸中の面々は、 佐野「ちくしょう……ぢぐじょう……っ!」 曽田「泣くなよ、佐野……お前は良く頑張った」 姫路「お前はちゃんとゴールを上げて、仕事を果たしたじゃないか。俺なんて、キーパーに届きさえしなかったんだぜ?」 竹野「そうそう。お前は確かにあの同点の瞬間、鳴紋を追い詰めていたんだ。胸を張れよ?」 佐野「でも……でもっ!」
[454]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:22:10 ID:??? 今日一ゴールを挙げた比良戸最大の殊勲者ながら、結局はチームを勝利に導くことが出来なかった佐野。 彼は小柄な体を震わせて、男泣きに泣いていた。 周囲の先輩選手たちが慰めの声を掛けるも、後から後からこぼれおちる涙は止められなかった。 次藤「……立て、佐野」 佐野「じ、次藤さん……」 疲労困憊でフラフラの身を押して、座り込む佐野の前に仁王立ちになる次藤。 次藤「ありきたりの言葉ばってん、お前には来年もあるタイ。来年もここに来て、今度こそ優勝すると」 佐野「うぅ……ぐすっ」 次藤「泣くんじゃなか。今日いっちゃん活躍したお前がそがんことじゃ、六点も取られたワシや畠山はどげんするとばい? 来年のキャプテンはお前タイ。せやったら、悔しい時こそ胸を張るっちゃ! そいが下のもんを引っ張る男の仕事タイ!」 自身が感じる無念を毛ほども見せず、激励を送る次藤。 その言葉に、その姿勢に、佐野はユニフォームの袖で頬を拭い、顔を上げた。 佐野「は、はいっ!」 畠山「へへへ、やっぱり佐野に一番効くのは次藤の言葉か」 秋沢「お熱いねーお二人さん!」 次藤「ばっ、何を言うとね!?」 佐野が泣きやんだ途端に周囲から飛ぶからかいの声に、次藤は唾を飛ばして怒鳴り返す。 敗戦の衝撃も、少しだけとはいえ和らいでいるようだ。
[455]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:23:16 ID:Xt2kv35o 大前「比良戸中……こういうとこを見ると、一枚岩の良いチームだな」 比良山「ああ。俺たちを苦しめただけの事はある」 雪村「でも反則ディフェンスは許さない。絶対にだ」 達也「雪村先輩も案外、執念深いですね……」 と、そこで。 大前と次藤の視線が合った。 大前「…………」 次藤「…………」 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「お前のパワーには感服したぞ。吹っ飛ばされたなんて久しぶりだったよ」 試合の締めは爽やかに! B.「どうだ次藤? 試合前に言った通り、忘れられない試合になっただろう?」 ニヤリと笑う! C.「ふっ、あんな啖呵を切ったのに五点差か。ざまァないな!」 おい、森崎が憑依してないかコイツ!? D.「おい、次藤。森本を出せ。あの反則の借りは退場程度じゃ収まらん!」 大前くん、器ちっちぇーっ!? E.(試合の後はこんなむさくるしい男じゃなく菱野さんの顔を見たい……) ぶん殴るぞコラ F.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください
[456]森崎名無しさん:2012/08/14(火) 01:24:00 ID:vlHR/x0w B
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0ch BBS 2007-01-24