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【全国の】キャプテンEDIT40【壁】
[537]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 01:26:16 ID:3RjjYRpw 先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消して判定を引いてください。 ★比良山のドリブル練習→ !card=★ ★本多のタックル練習→ !card=★ 【比良山】 Q・K→スキル・ドリブル+2習得! 更に才能開花で全能力+1! 7〜J→ドリブルフラグが立つ 6以下→成果無し…… JOKER→スキル・ドリブル+2習得! 更に才能二段階開花で全能力+2! 【本多】 Q・K→↓の結果+更に才能開花で全能力+1! 7〜J→タックルフラグ回収! 6以下→成果無し…… JOKER→タックルフラグ回収! 更に才能二段階開花で全能力+2!
[538]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 01:27:07 ID:??? ★比良山のドリブル練習→ ダイヤ4 =★
[539]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 01:27:56 ID:??? ★本多のタックル練習→ ハート10 =★
[540]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 01:28:10 ID:??? ★本多のタックル練習→ ハート8 =★
[541]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 01:28:13 ID:??? ★本多のタックル練習→ ハート10 =★
[542]森崎名無しさん:2012/08/16(木) 01:30:23 ID:??? 本多くん、相手をダイスにするのは試合だけにしなさい!
[543]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 02:59:01 ID:??? すいません、ちょっとNPCパートに手こずっていましたorz 例によってこの後、長い話が続きますが、ご容赦ください(汗) ★比良山のドリブル練習→ ダイヤ4 =★ 6以下→成果無し…… ★本多のタックル練習→ ハート10 =★ 7〜J→タックルフラグ回収! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 一念発起し、ドリブル練習に挑む比良山。 だが、シュート特化に専念し過ぎたツケは、思ったより高かったらしい。 比良山「よし、ここで――」 本多「ダブルヒールか! させん!」 比良山「――なにィ!?」 鳴紋中でも上位のボールカット能力を持つ本多。 その壁を抜きあぐね、ひたすらドリブル失敗が積み重なっていく。 比良山「ぜぇ……ぜぇ……。ま、まさかここまで錆びついていたとは……」 本多「仕事は何事も積み重ね、だからなァ。そう一朝一夕に上手くなりはしないということか」 涼しい顔でそう言いながらも、自分はしれっと得意のタックルに磨きを掛けている本多。 結局、この日の特訓は無駄とはならなかったものの、比良山がかつてのドリブル技術を取り戻すのは、まだ先のことになりそうだった。 ※ 本多がタックルフラグを回収し、必殺技『アイスエッジ』の発動率が1/2になりました ※
[544]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:00:21 ID:??? 〜数時間前、東京・東邦学園中等部サッカー部クラブハウス〜 時は僅かに前後する。 ここ東京の東邦学園では、三回戦の試合を終えたサッカー部員たちが、仮の住まいであるクラブハウスに帰りつこうとしていた。 松木「ふー、毎日バス移動なんて疲れるぜ」 高島「ホントホント。東京と埼玉が近いってのは分かるけど、大会期間中くらい向こうに宿でも取って欲しいぜ」 島野「あの成金ブタ野郎、金持ちの癖に妙なところでケチ臭ェな?」 川辺「いや、それがさ……アイツ、実家は埼玉だろ? 向こうで散々迷惑掛けた上に、金持ちになった途端東京に出たんだ。 そんな足で砂を掛ける様な去りかたしたもんだから、あっちじゃ日向とその関係者を止める宿は無いんだって!」 小池「うわ、マジなんですかそれ?」 今井「わっ、馬鹿! 声が大きい!」 憂さ晴らしの様に日向の悪口を言いながらバスを降りる選手たちが、不意に声を潜める。 停車したにも関わらず、不機嫌そうに大股を広げて座席に着いたまま、ジロリとこちらを睨む若島津に気付いたからだ。 若島津「…………(グズどもめ)」 タケシ(ううっ、居心地悪いなァ……) そして、肩をすぼめて身を隠す様な沢田。
[545]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:01:52 ID:??? 東邦選手たち「くっ、そういえばコイツがいたんだ……」「飼い主は留守だってのに、ご苦労なこった」「ケッ!」 北詰監督(若島津め、強権を振るう事は無いが、この気を許さずに周囲を威圧するような態度。まるで日向の番犬だ。 やり難くって敵わん。かといって、コイツも沢田も外すわけにはいかん戦力というのが、頭が痛いところだ) 反町(はァ……本人がいないとはいえこれじゃあ、やっぱり言いたいこともいえない) 大会を危なげなく勝ち上がり、いよいよ準々決勝へ挑むチームとは思えない、険悪なムードが漂う。 ……そこへ。 更に事態を大きく変える劇薬が投じられようとしていた。 日向「よう、皆」 妙にボロボロな服を纏い、不敵な笑みを浮かべながら、停車場に現れた精悍な男。 一同、彼が誰なのか分からず、目を瞬いたり隣の仲間に確認するように視線を送ったりと、困惑を露わにする。 ……最初に声を上げたのは北詰監督だった。 北詰「……ひ、日向!? 日向なのか?(馬鹿な……あの肥満児が!?)」 東邦中等部のサッカー部監督として、不本意ながらあれこれ指図を受ける身だった北詰。 彼は二年前、激太りする前の引き締まった姿の、入学当初の日向に見覚えがあった。もっとも、その後半年で一気に肥えたのだが。 反町「えっ?(あれが……日向? 冗談だろ!?)」 若島津「日向さん! 戻ってきたんですか!」 タケシ「お久しぶりです、日向さん!」 反町を始め部員一同、更なる混乱を覚えていたが、忠実な子飼い二人はすぐさま気を取り直して声を掛ける。
[546]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:03:24 ID:??? 日向「おお、タケシ。合流していたんだな」 小池(た、確かに声はヤツの物だ……) 北詰「……日向、お前いままで一体何をしていた?」 日向「沖縄で減量してきたんですよ。結果は見ての通りです」 そう言って片腕を持ち上げ、誇示するように力瘤を作ってみせる。 溢れる様な力感、堅くしかし靭やかそうなそれは、断じて贅肉ではない。まるで鉄片を身体にぶちこんだ様な、筋肉の塊だった。 この見事に鍛え直した身体を見せつける目的は、どう考えてもただ一つ。 ……明日からは、自分が試合に出る。その意思表示に他ならなかった。 反町「ちょっと待てよ、俺は日向の参加を認めないぞ!」 日向「ん?」 それを敏感に察し、前に進み出て怒鳴る様に異議を宣言した反町。 反町「この大会はここまで俺達の力で勝ち進んできたんだ。 ここで今まで参加していなかった日向が参加したら俺達の今までの戦いは何だったんだ! 全国大会に出場したくても人数の都合上、同行する事すら出来なかった控えの選手達はどうなるんだ!」 若島津「なにィ!?(反町、貴様……!)」 タケシ「あわわわ……(あ、あの大人しい反町さんが、日向さんに刃向った!?)」 今までチームに迷惑を掛け続けたかと思えば、何も告げずに姿をくらましながら、帰るなり傍若無人に大会に出ようとする日向。 その態度には流石に反町もカっとなった。今まで言いたいことも言えずに溜まっていた鬱憤。それを吐き出す様に熱弁を振るう。
[547]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/16(木) 03:04:33 ID:??? 反町「それにこの大会で俺は、コイツとずっとツートップを組んでいたんだ! 今更、アンタなんかと組めるか! コンビネーションの確認なんかしている時間なんか無いし……アンタとそれをするつもりも無い!」 東邦名無しFW「そ、反町……!(ジーン……)」 松木「そうだ! 今更合流しやがって、何様のつもりなんだ!」 小池「大体散々肥満体で足引っ張ってきた癖に!」 島野「アンタなんかに送るパスはねぇよ!」 川辺「金持ちだからって良い気になるんじゃねぇ!」 今井「東邦はアンタ一人の物じゃねぇんだ!」 高島「これ以上好き勝手にされてたまるか!」 古田「俺達は俺達の力で全国制覇するんだ!」 反町に呼応して、一斉に日向反対のシュプレヒコールを上げる東邦の選手たち。 監督たる北詰もこれを押さえる間もなく、沢田は口元に手をやりながらおたおたするだけ。 若島津は、苛立たしげに眉を動かすとジャージの袖をめくり上げた。 対して、日向は―― 日向「ククククク……ハァーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!」 ――笑い出した。 突然の狂態に、部員たちは呆気に取られて静まり返り、若島津は手近な部員を殴ろうとした手を止める。 北詰「ひ、日向……?」 すわ乱心かと心配げな声を上げる北詰を無視し、日向は獰猛な笑みを向けた。
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0ch BBS 2007-01-24