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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[166]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/09/06(木) 20:10:09 ID:??? カタリナ。あなたは今どこで何をしているの？私の一番の親友……。 あの日もあなたが後ろにいて指示を出してくれたから、私は全力を出して戦えた。……負けちゃったけど。 クリス「だけど、あの頃に比べて私だって強くなった。仲間だけじゃなく、自分も守れる力を手に入れたんだ！」 そしていつか。いつかあなたを取り戻すんだ。マルス様から手渡された近衛騎士の証を示す勲章。 これをいつかあなたに手渡すその時まで、私は絶対に…… クリス「負けないっ！！やあああああーーーーーーっ！！！」 肩と胸の装甲が砕け、壊れると同時にクリスは全体重を槍に乗せて前に出た。 守備を捨て、攻撃することのみに全精神力を集中させる捨て身の一撃である。 ズドッ……ドグシャッ！！ ルーメル「ぬおおおおぉぉぉぉぉ！？」 計り知れない衝撃がルーメルを襲う。ぐらりと体制を崩し、そのまま飛竜から墜落……しなかった。 ルーメル「(フッ……そうだ。お前と俺は一心同体。ハーディンを串刺しにした時も 捨て身の特効を仕掛けた俺をお前はこうして背中で受け止めてくれたよな)」 地面に激突するすんでのところで命を取り留めたルーメルは槍を構え直し再び飛翔する。 ルーメル「見事だアリティアの騎士よ！だが、相手が悪かったな。観念するがいい！」 クリス「……は、ハハ……また、同じ失敗しちゃったんだ、私……駄目だなぁ……」 森崎「あっ……ああ……」 マルス「そんな……馬鹿、な……」
[167]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/09/06(木) 20:12:13 ID:??? ドーガ「嘘……だろ……」 マリーシア「じょうだん…だよね。嫌だよ…こんなの…いやぁ……」 ルーメルのナイトキラーはクリスの体の中央を的確に貫いていた。 砕けた鎧は身を守る盾にはならず、自らの死をもってルーメルの槍を受け入れるほかなかったのである。 クリス「(カタリナ……やっぱり私……あなたが側にいないと……ダメ、ね………………)」 急速に体の力が抜け落ちていく。もう二度と立ち上がることも目を開けることもできそうにない。 視界がどんどん暗くなっていき、深い眠りへとまどろむ感覚に包まれながらクリスは己の未熟さを後悔し、 一番の親友との再会に強く思いを馳せ、アリティア騎士としての短い生涯の最期の言葉を呟く。 ★クリスの最期→!card★ ！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→「第七小隊のみんな……弱い隊長で……ゴメンなさい……」 ハート→「森崎さん……私、最後まで皆を守れましたか……？」 スペード→「セシル……カタリナのことを、どうか……助けてあげて……」 クラブ→最後の言葉を言うことも叶わなかった… JOKER→そのとき不思議な事が起こった！
[168]森崎名無しさん：2012/09/06(木) 20:12:22 ID:??? ★クリスの最期→ スペード3 ★
[169]森崎名無しさん：2012/09/06(木) 20:15:09 ID:??? クリスの退場は哀しいが、心のどこかでやっぱFEはこうでなくちゃなと感じている自分も居る……
[170]森崎名無しさん：2012/09/06(木) 20:24:57 ID:??? なにィ！？ 帰ってきてスレ開いたら大変なことになっているじゃないか ちなみにだが原作の場合はクリス死亡でも続行可能？ゲームオーバー？
[171]森崎名無しさん：2012/09/06(木) 20:30:49 ID:??? クリス自軍からいなくなるけどカタリナとのドラマがまた物語に華を添えそう
[172]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/09/06(木) 20:39:42 ID:??? >>169 FEに限らず、このようなロストシステムのあるゲームでは 一つの駒ではなく一人のキャラとして愛着が湧いてしまうんですよね。 特にクリスは皆さんに性別、職種から決めてもらっただけに私も残念でなりません。 いつか再会するその日が来るまで……案外近いかもしれませんがｗ >>170 いらっしゃいませ。うん、またなんだ。すまない。原作では容赦なくゲームオーバーです。 高難易度では能力を過信しすぎて何度も死なせちゃったなぁ……。 >>171 闇の軍団とのサッカーパートがかなり難しくなると同時に熱くなりそうで私もワクワクしてますｗ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ★クリスの最期→ スペード3 ★ ＞スペード→「セシル……カタリナのことを、どうか……助けてあげて……」 ぷちん。ハラリ…… セシル「あれっ、もう……お気に入りの鉢巻だったのに！」 森の中を進軍する最中に樹の枝に引っ掛けたのだろうか。 戦闘中にじゃまにならないように頭上にアップで纏めるためのセシルの鉢巻がいきなり切れてしまった。 ルーク「え。だ、誰！？」 鉢巻の取れたセシルの髪は肩に掛かりそうな長さではらりと風になびき、 歳相応の可憐な女性らしさが現れていた。 セシル「なによ。戦闘中は邪魔だから鉢巻でまとめてたのよ」 ルーク「へ、へぇ。そうなんだ。(…一瞬ドキッとしちまった。いや、俺にはクリスという心に決めた相手が…)」
[173]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/09/06(木) 20:41:25 ID:??? ロディ「不吉の兆候だな。本隊にいるクリスは無事だろうか……」 セシル「ばっかねぇ。このアタシが最大のライバルと認めているあのクリスが負けるわけないでしょ？」 ルーク「珍しく意見が合うなぁ。俺が部隊長の座を安心して任せられるアイツがやられるかっての」 ライアン「そうですよ。クリスさんが負けるところなんて想像がつきません」 ロディ「思い出してみろ。意外と彼女の訓練成績はほめられたものじゃない。 大事なところでミスをし、勝てるはずの戦いをフイにしていることも多かった」 アラン「……確かに。ジェイガン殿との模擬戦に始まり、第9小隊との勝負にも負けていたな。 第3小隊とのサッカーの試合にも負けていたし……案外負け癖がついてしまっているのかもな」 セシル「なーによ。負けが混んでるならそれ以上に勝てばいいだけの話じゃない！ そうよ。一回の負けがなんだっての。それくらいで音を上げるようなヤワなクリスじゃないって」 アラン「セシルよ。その一回の敗北が命取りになる。我々はそういう世界に身を置いているのだ。 生き延びたくば、夢を叶えたくばこのことを肝に銘じておけ。いいな」 セシル「……はい。(クリス、きっと無事よね。そうよ……そうよね、クリス……！)」 得体のしれない不安が、新たに手に入れた剣『レディソード』を握り締める手に力を込めさせた。
[174]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 ：2012/09/06(木) 20:43:08 ID:??? ★華は散り花と咲く→!card★ ！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→セシルの守備が+2 ハート→セシルの守備成長が+10 スペード→セシルの守備が+1 守備成長が+5 クラブ→セシルが『鉄壁』を習得 JOKER→その時不思議な事が起こった
[175]森崎名無しさん：2012/09/06(木) 20:43:57 ID:??? ★華は散り花と咲く→ ダイヤ4 ★
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0ch BBS 2007-01-24