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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[250]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/10(月) 08:55:21 ID:??? 森崎自身もクリスに少なからずの好意を抱いていた。 健気な後輩騎士としてだけでなく、魅力的な年下の少女としても。 だが、ルークたちが彼女と紡いできた絆は自分のものとは比べ物にならない筈だ。 側にあることが当たり前だった存在の突然の喪失。 ルークたちがその絶望に耐えてくれることを望みつつ、森崎は静かに口を開いた。 ☆どうしますか? A クリスは最期まで勇敢に戦ってくれた…(クリスの最期の勇姿を伝える) B すまない。クリスが死んだのは俺の責任だ…(クリスを護りきれなかったことを詫びる) C 俺達にクリスの死を悲しんでいる暇はないんだ…(落ち込ませない様に発破をかける) D クリスの無念をお前たちの手で晴らして欲しい(次の戦いでの発奮を期待する) E これが戦いだ。怖くなったのならアリティアに帰れ。(あえて追い込ませ逆境心を煽る) F まったく、あっさりとやられすぎだぜ。お前らも精々頑張れよ(徹底的に嫌われ役を演じる) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[251]森崎名無しさん:2012/09/10(月) 09:48:39 ID:DZymSBCA A
[252]森崎名無しさん:2012/09/10(月) 09:56:00 ID:cp8qRKDs A
[253]森崎名無しさん:2012/09/10(月) 10:32:31 ID:??? Eがカッコイイけど選ぶのはキツイな。
[254]森崎名無しさん:2012/09/10(月) 10:40:12 ID:??? >>249 247への返信ミスかしら?
[255]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/11(火) 18:09:39 ID:??? >>253 カード次第では本当に一時離脱しかねない展開でしたからねw その分メリットもあるにはあるのですが、 現状一人でも戦力がほしい状況なので立ち直って頑張って欲しいです。 >>254 ネタバレ的なものを書きそうになってしまい慌てて消した痕跡と思ってくだされば。 =========== >A クリスは最期まで勇敢に戦ってくれた…(クリスの最期の勇姿を伝える) 前大戦においてあのオレルアンの草原の狼ことハーディン率いる狼騎士団を壊滅させた一人の竜騎士。 騎馬殺しの異名を授かった彼は、反乱軍の副将に相応しい強さを振るい、森崎たちを苦しめた。 森崎「手ごわかったのはルーメルだけじゃない。奴の部下も一筋縄じゃいかなかった。 ……あいつは最後まで仲間を庇う盾となって……勇敢に戦ってくれたよ」 しぃんと静まり返る砦の一室。外から聞こえる制圧作業を進める声と音だけがルークたちを包んでいた。 しばらくして、ようやくルークが震える手を上げつつ、無理やりな笑顔を作って返事をする。 ルーク「や、やだなぁ森崎さん。いくらなんでも悪い冗談ッスよ。 クリスが……あいつが、やられちまうだなんて……そんな、こ、と……」 悲しみを帯びたままの、一切表情を変えない森崎と目が合う。 徐々にルークの砕けた口調は鳴りを潜め、息が詰まる様な弱々しい声へと変貌する。 セシル「嘘よ。嘘だといってよ森崎さん!ねぇ、嘘なんでしょ?クリスが死んだなんて……!」 森崎「俺だって嘘だと思いたい!だが、これが何よりの証拠だ!」
[256]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/11(火) 18:11:08 ID:??? 森崎はクリスの命の灯火が消える瞬間を間近で見ていたのだ。 ルーメルの槍を受けて砕けた肩や胸の鎧の装甲。 そして常に鮮やかな蒼の髪を纏めていた髪留めをそっと取り出す。 ライアン「うっ……うぁ……うああ〜〜〜〜〜〜ん!!!」 ロディ「…………なんてことだ。クリス。誰よりも先に君が命を落としてしまうだなんて……」 第七小隊の事を思えば、森崎も心が張り裂けそうだった。 カタリナの裏切り。そのショックを立ち直らせたのはやはり隊長であるクリスの存在が大きかったのだ。 そして今度はそのクリスまでもが、自分たちの側からいなくなってしまった。 今まで自分たちを纏め、力を合わせられる象徴が消えてしまった苦しみは計り知れない。 セシル「……森崎さん。クリスは、クリスは最後に何を言ってましたか?」 長い沈黙を挟み、ようやく言葉を紡げるだけの落ち着きを取り戻したセシルは親友の最後を森崎に尋ねる。 森崎「セシルの名前をつぶやいていた。カタリナのことを助けてやってくれ…と」 セシル「(やっぱり。あの時レディーソードから聞こえた声は空耳なんかじゃなかったんだ。 クリス。あなたがこの世で最後に遺した私への言葉だったのね……)」 カタリナを必ずこの手に取り戻す。自分たちは6人揃って初めて第七小隊なのだから。 そう自分の夢をいつも熱く語っていたクリスの姿が瞼の裏に焼き付いている。 セシル「森崎さん。クリスの遺したその『かけら』。私達に預けてくれませんか」 ルーク「……俺も。俺にもくれよ。アイツの形見」 涙で頬がただれ、目も真っ赤に染まったルークは声こそ小さいもののはっきりと言葉にする。 自分はこの小隊の『エース』なのだから。『隊長』の志を引き継ぐのは自分しかいないと自負しているのだろう。
[257]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/11(火) 18:13:11 ID:??? ルーク「俺、アイツの分まで強くなるから。絶対にカタリナを取り戻して目を覚まさせてやるから! だから天国で…俺達の事見守っていてくれよって…………うっ……ぐっ……」 ロディ「セシル……」 ライアン「ルークさん……」 以前に兄を失った経験のあるライアンや、こうなる覚悟を常に持てていたロディは比較的落ち着き払っていた。 だが、彼らも抱える気持ちは同じだった。クリスは確かに命を失った。 しかし魂までは消えてはいない。彼女の遺品を通して、第七小隊の絆は失われていないことを確認したいのだろう。 ☆どうしますか? A 分かった。アイツの分まで頼んだぞみんな…!(クリスの遺品を第七小隊に渡す) B 駄目だ。そんなものを持っていると死に急ぐぞ!(クリスの遺品を渡さない) C いや、これは俺が預かっておく。アイツは俺にとって特別な存在だったから(自分が保管する) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[258]森崎名無しさん:2012/09/11(火) 18:27:05 ID:1uyJWQV+ A
[259]森崎名無しさん:2012/09/11(火) 18:28:15 ID:xHak9Lhw A
[260]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/11(火) 19:28:41 ID:??? >A 分かった。アイツの分まで頼んだぞみんな…!(クリスの遺品を第七小隊に渡す) 森崎「分かった。アイツの分まで頼んだぞみんな。 必ずマケドニアの反乱をおさめてアリティアに帰るぞ」 セシルは髪留めを、ルークは砕けた装甲をそれぞれ受け取り、力強く頷いた。 クリスはここにいる。自分たちと一緒に戦ってくれている。 だから決して心を折らずに自分たちは前へと走りださなきゃ行けない。 若き騎士たちは、この日大事なものを失った。 が、同時にまたひとつ人生において大きな成長をしたのかもしれない。 ※ルークとセシルの評価が上がりました。 一方その頃。クリスの戦死の悲しみを振り払うように黙々と制圧作業をすすめる マルスとジェイガンの前に、懐かしい顔が現れる。 ジェイガン「マルス王子。砦の一室に珍しい方が捕らわれておりましたぞ」 マルス「あれ?…リンダじゃないか!どうして君がこんなところに?」 アカネイアの宮廷魔道士リンダ。光の賢者ミロアの娘であり、光魔法オーラの継承者でもある優秀な魔導使いである。 リンダ「マルス様!よかった。やっとめぐり会えた……。 マルス様にどうしてもお会いしたくて大陸中をあっちこっち探していたの。 でもマケドニアの兵士に怪しまれてこの砦につれて来られて…」 マルス「そうだったのか、無事でよかった。だけど、どうして僕を探していたの? リンダは、ニーナ様の傍にいると思っていたのに」
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0ch BBS 2007-01-24