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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[353]森崎名無しさん:2012/09/18(火) 17:11:26 ID:??? ★ミューズィアム探検→ ダイヤ8 ★
[354]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/19(水) 07:39:47 ID:??? ★ミューズィアム探検→ ダイヤ8 ★ 森崎と三杉は地下の特設ホールへと向かった。 今回の美術展で気に入った作品を購入できる場所であり、 どれだけ自己の財産を誇示することに生きがいを感じている 富豪のコレクターたちの集会場でもあった。 森崎「なんというか場違い感が半端無いんですが」 三杉「見学するだけならタダさ。それになにも高い作品だけを取引しているわけじゃない」 確かにホールの中央の綺羅びやかなステージでは テレビ番組でよく見受けられる巨大な電光掲示板に 目玉が飛び出すくらいの金額が何度も何度も表示されてはいるが、 端の方ではプロ選手としてはヒヨッコルーキーの森崎の給料でも十分買えそうなものが取引されている。 三杉「記念に何か買っていくかい?実家の両親にでも送るのもいいんじゃないかな」 そういうと三杉はある彫像のオークションの場へと向かっていく。 それは男の森崎でも思わず赤面しそうなくらいの、 男性の肉体美を惜しげもなく晒した裸の青年の像だった。 その姿はどことなく三杉に似ているような気がしなくもない。 三杉「(まったく弥生にも困ったものだ。ボクを感じられるような小物を送って欲しいだなんて。 まぁ、確かにあまりにも寂しく待たせてしまうのも考えものだからね。 ボクの代わりになるかどうかはわからないけれど、弥生の寂しさを少しでも紛らわせておくれよ)」 三杉は順当に裸の彫像を競り落とし、交換券を手に入れて森崎の方へと戻ってくる。
[355]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/19(水) 07:45:22 ID:??? 三杉「君はどうするんだい?せっかく来たんだし、何かひとつくらいは買ってもいいんじゃないかな」 三杉の指し示す場所には、一般の者たちの作品が並べられている。 あくまでも趣味や副収入目当てでこういったものを制作したものが鎮座されていた。 素人作品といえば聞こえは悪いが、中には確かに目を引くような作品もいくつか見受けられる。 森崎「あれくらいの値段なら家族の土産になりそうだが……どうしたものか」 ☆どうしますか? A 華麗に咲き乱れるバラが描かれた絵画を…(難易度:易) B サッカーボールを模した造花の花束を…(難易度:普) C 心が熱く燃えてくるような不死鳥の彫像を…(難易度:難) D 俺に芸術はよく分からないし。何も買わない。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[356]森崎名無しさん:2012/09/19(水) 07:52:19 ID:kGBE1WfY B
[357]森崎名無しさん:2012/09/19(水) 08:40:48 ID:+MB45eBA C
[358]森崎名無しさん:2012/09/19(水) 09:30:08 ID:w48zAkjo B
[359]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/19(水) 11:15:14 ID:??? >B サッカーボールを模した造花の花束を…(難易度:普) 森崎「そうだな。あのサッカーボール型の花束なんか良さそうだな」 森崎が目をつけたのは丁度サッカーボールほどの大きさの白色の花輪である。 実家のおみやげにするにも、部屋に飾る分にも問題無さそうだ。 三杉「オークションは単純な意地の張り合いだけじゃない。 いかにして相手の購買欲をそぎ落とすかにかかっている。 できるだけ無駄金を使わないように、うまくやるんだよ」 森崎「へいへい分かってますって。駆け引きや勝負事は昔から得意だったんだ。任せとけ!」 森崎は購入者用の椅子に腰掛け、購買札を係員から受け取る。 この札を掲げて、いくらで買うかを宣言して商品の値段を釣り上げていくのだ。 オークションの終了時に最高額を提示できていれば無事に購入権を得ることが出来る。 森崎「むむむ、この花束は結構人気があるみたいだな。 いかにも金持ちそうなご婦人方だけじゃなく貴族みたいな男の人も結構参加しているぞ」 ふと周囲を見渡すと、自分と同じくこの花束に心を奪われた人たちが 蜜を求める蝶々のように群がっているではないか。 するとその中の一人と、森崎は偶然に目があった。
[360]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/19(水) 11:16:40 ID:??? ★セリのライバルたち→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→金髪の貴族風の青年だ。あれ?なんだか何処かで見た覚えが…? ハート→うら若きご令嬢だ。数字が多いほど美人だぞ! スペード→なんとビクトリーノだ。女性へのプレゼント用にするつもりだろうか? クラブ→非常に貫禄のある富豪風の男だ。こいつは手強そうだぞ…! JOKER→ダイヤ+もう一人のこれまた金髪の貴族風の男が優しく微笑みかけてくる。
[361]森崎名無しさん:2012/09/19(水) 11:25:12 ID:??? ★セリのライバルたち→ スペード9 ★
[362]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/19(水) 13:25:59 ID:??? ★セリのライバルたち→ スペード9 ★ >スペード→なんとビクトリーノだ。女性へのプレゼント用にするつもりだろうか? ビクトリーノ「おう、森崎じゃねーか。奇遇だな」 森崎「どうしてビクトリーノがここにいる。 美的で知的なオランダ女性のナンパに勤しんでたんじゃねーのか」 ビクトリーノ「フッフッフ。既に囲いは済ませている。 後は如何にしてハートをキャッチできるかにかかっている。 そのためにもここはやはりプレゼント大作戦だろうということさ」 森崎「……つまりその女の子の気を引くためにあの花を贈り物にしようってことか」 ビクトリーノ「そそ。つーわけで悪いがあの花束は俺のものだぜ!」 森崎「俺だってせっかく目をつけた商品をやすやすと奪われたくはないぞ。勝負だ!」 三杉「(下手にヒートアップして破産するようなことはしないようにしておくれよ)」 三杉が憐れむような瞳で二人を見つめる中、係員が金色のベルを掲げて競売の合図を出す。 果たしてこのボール型の花束を競り落とすのは誰なのか。 森崎「俺のもち金の中で自由に使えそうな金額は大体 5 00ユーロだ。 この範囲内で勝負を仕掛けに行くぞ!」 係員「はい、それでは始めたいとます。まずは50ユーロからのお値段で……」
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0ch BBS 2007-01-24