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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[439]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/23(日) 10:53:31 ID:??? ダボついたチームジャージの下に隠されているお宝の山はどれほどのものだろうか。 中里は幼い頃より慣れしたんだ暗闇の中を巧みに這いずり、こっそりと欲望の触手を伸ばす。 この暗闇の中なのだ。これから起こることは全て事故。致し方ないことでござるよ、ニンニン。 ふにん。ふにゅにゅふにゅ。 中里「(ふぉ…おおぉぉおぅ。この銘菓のような絶妙な柔らかさ。 適度な反発力もさることながら、拙者の手が飲み込まれてしまうほどの大きさ…… さすがはオランダ。規格外とはこのことでござるうぅぅぅぅぅ!!)」 指先から浸透する気持ちよさと心地よさに理性を失いかける幸せの絶頂の中にある中里。 ああ、女体の柔らかさというものはどうしてこんなに素晴らしいのだろうか。 リブタ「ちょ、ちょっと中里くん。くすぐったいからちょっと離れてくれよう」 中里「ブホーッ!?」 なんということだろう。自分が最高の手触りだと絶賛したモノとは 女体の胸ではなく、肥満体の男の胸だったとは……! 中里「(この中里正人とあろうものが何たる不覚……この失態はそう、あの時と似ている。 小麦畑に聳えるフランスのエッフェルタワーを盛大に視界に入れてしまったあの時と……)」 バターン!!……ジジッ……パチン! 中里が昏倒すると同時に周囲に明かりが戻ってくる。 リブタ「たた、大変だよ。中里くんがいきなり泡を吹いて倒れちゃったー!」 クリスマン「なにィ!?まさか例の男に襲撃でもされたのか?」
[440]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/23(日) 10:54:52 ID:??? シャル「とにかくこのままじゃ危ないよ。一旦観客席の方に戻ろうよ」 物の怪とは人の弱き心の中に潜み、魔の手をこまねいているという。 色欲という名の魔物は、どうやら中里にとっては永遠の天敵になりそうである。 ※中里とリブタの間に何か?が芽生えました。 〜カイザーチーム〜 カイザー「ヒャッッッッッッッッッホー!!泥棒どこだどこだどこだどこだ〜〜〜!!」 地平線の向こうにゴールがあるように思えるくらい広いフィールドの上をカイザーが風のように駆けていく。 レンセンブリンク「そんな大声で呼んでもやってくるの犬か猫くらいのものですよ」 ディック「ちょっとベンチ裏の方をさがしてくらぁ。 だいたい隠れる奴ってのはああいう薄暗い場所を好むものなんだよ」 レンセンブリンク「随分はっきり言いますね。それは体験談からですか?」 ディック「おう。練習をサボるときなんかはいっつもあそこでダラダラと……あっ」 レンセンブリンク「これはいい事を聞きました。今度からマネージャーの巡回先に ベンチ裏を追加してもらうよう頼んでおきましょうか」 ディック「ぐぐぐ…俺様の秘蔵の憩いの場所が…おおいバカイザー!いい加減戻って来い!」 カイザー「俺はバカはバカでもサッカーバカだ!ヒャッホーーーーーッ!!」
[441]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/23(日) 10:56:43 ID:??? レンセンブリンク「(……あの森崎という男、もう少しマシな編成を考えられなかったのでしょうか。 よりにもよってカイザーをリーダーに任命するなんて。 バカとデカブツは使いようとでも?勘弁して欲しいですよまったく……)」 クリスマンやクライフォートのように自らの身を砕いて 周囲をまとめようとする気概など持っていないし持つつもりもないとレンセンブリンクは自覚している。 誰かに指示を出す役とそれを遂行する役があるのならば自分は間違い無く後者の人間なのだから。 レンセンブリンク「カイザー、指示をお願いします。次は何処を探せば宜しいんですか?」 まともな指示が帰ってくるかどうかはあまり期待せず、溜息混じりにレンセンブリンクはカイザーに尋ねた。 ★アレナのばかけん→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→ベンチ裏を探そう スペード・クラブ→ロッカールームを探そう JOKER→なんと地下へ続く謎の階段を発見! ※数字がKで泥棒発見。Q〜7でディックが、6〜Aでレンセンブリンクが話しかけてきます。
[442]森崎名無しさん:2012/09/23(日) 11:00:06 ID:??? ★アレナのばかけん→ ハートJ ★
[443]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 07:22:22 ID:??? ★アレナのばかけん→ ハートJ ★ >ダイヤ・ハート→ベンチ裏を探そう >Q〜7でディックが話しかけてきます。 =========== カイザー「よっしゃ〜!今度はベンチ裏を探そうぜ!イェイイェイ!」 青色のシートがずらりと並ぶベンチから 控え室に直結した細い通路までの範囲を、カイザーたちは目を凝らして調べ回る。 カイザー「クンクンクン……う〜む、怪しい臭いがこの辺からするような気がする!」 ベンチ下を調べるために、姿勢を低くして伏せた状態のカイザーにディックがツッコミを入れる。 ディック「おいこら、オメーは犬か何かか!」 カイザー「一流の選手ってのは嗅覚も一流だってこの間雑誌で特集組んでたぞ」 ディック「それはボールへの反応の良さを嗅覚って言葉で表しているだけで、 匂いをかぐって意味とは全然違うと思うぜ」 カイザー「ガビーン!そうなのかー!?」 ディック「……バカもここまで突き抜ければある意味天才だぜ、まったく……」 勘違いを指摘されてショックを受けるカイザーは四つん這いの体勢のまま納得がいかないように呟く。 カイザー「でも実際に何か匂いがするんだよ。なんつーか……薬みたいな。 医務室のふかふかベッドのシーツ……とは違うかな。 眠くなるような、気持ちよくなるような……不思議な匂いだ」 ディック「薬の匂い?…‥言われてみれば、確かに……」
[444]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 07:23:45 ID:??? 消毒用アルコールのような、鼻から抜ける清涼感とは別物の清潔感を覚える臭いがディックの鼻も捉える。 カイザー「泥棒は麻薬を落としたって話だろ?もしかしてこの臭いをたどっていけば犯人にたどり着けるかも」 ディック「まぁ、闇雲に探すよりは試してみる価値はあるか。そんじゃ頼んだぜカイザー!」 カイザー「バウッ!」 ディック「いや、だからわざわざ犬みたいな真似しなくてもだな……」 ※カイザーとディックの互いの評価が上がりました。 ロッカールームの中で、一人の男が着替えをしている。 ひと目でスポーツマンと分かる鍛えあげられた肉体を持つその男だったが、 一つ特徴を上げるとすれば、右足に何重にもかけて包帯を巻きつけていた。 ????「……表があれば裏がある。光を受けるものがいれば影となるものもいる。 オタクらはいったいどんな姿を俺に見せてくれんのかね」 男は包帯の上から何かを押し当て、小さくうめき声をあげる。 これで当分の間は痛みに苦しむことはないはずだ。 ????「ホントなら全力で走れる状況が望ましいんだがなぁ。 ま、こんくらいのハンデがないと面白みにかけちまうか」
[445]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 07:25:11 ID:??? 先ほどチンピラ風の男から奪い取ったバッグを背負う仮面の男。 危ない薬と札束が詰まったバッグは実際の重量以上の重さを感じてしまう。 それだけこの二つのモノの価値が人にとって重いものだということなのだろうか。 人の人生を大きく、しかもあっけなく歪ませ、狂わせる要素を持つモノ。薬と金。 自分ももれなくその内の一人に数えられてしまうのだろうと、男は自嘲気味に笑った。 ????「(さーて、そろそろ行きますか。わざわざ『鬼』たちの目の前に現れてやるんだ。精々楽しませてくれよな!)」 ★仮面の男、参上→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→森崎チームの前に現れる スペード→中里チームの前に現れる クラブ→カイザーチームの前に現れる JOKER→自分とは違う、へんてこな仮面をつけた男が突然現れる。
[446]森崎名無しさん:2012/09/24(月) 07:26:10 ID:??? ★仮面の男、参上→ ダイヤ7 ★
[447]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 07:50:13 ID:??? ★仮面の男、参上→ ダイヤ7 ★ >ダイヤ・ハート→森崎チームの前に現れる 森崎「よし、それじゃあ次はトイレ周辺を洗ってみるぞ」 ビクトリーノ「トイレ掃除とかダルいんすけど」 森崎「その洗うじゃなーい」 グッズショップ内をあらかた探し、次の場所を調べようと店を出ようとする森崎たち。 だが、そんな彼らの前に突如仮面の男が現れる。 森崎「あの仮面は……まさか!」 男の仮面のデザインに森崎は見覚えがあった。夢の中での試合の出来事。 実際は夢でなかったかもしれない試合で、ラムカーネの仲間―― いや、駒として戦わされていた男たちの仮面と同じデザインのように思えた。 イスラス「テメェ……性懲りもなく!」 そしてイスラスも彼の姿に見覚えがあった。アヤックスの宿舎に帰ったその日の夜。 もう自分は逃げないとクライフォートと和解した直後の出来事。 闇の軍団を裏切った自分を連れ戻そうとする『刺客』として現れた男と同じ男だ。 ????「お久しぶり…とでも言うべきかなぁ。ま、堅苦しい挨拶なんて抜きにして。 君たちが探しているのはこれかい?」 ドサッ!
[448]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 07:51:32 ID:??? 重量感のある音を漏らしながら、鞄は仮面の男の足元へと落とされる。 ビクトリーノ「ああーっ!あれは俺の鞄!?」 ????「なんだか怪しい男が持っていたんで取り返して差し上げましたよ。南米の黒豹さん」 ビクトリーノ「へぇ、そりゃどうも。……って、オメェも十分怪しいと思うけどな」 自分のことを『異名』で呼ぶ仮面の男。少なくともビクトリーノというサッカー選手を知らないと出てこない単語である。 まだ鞄の紐は仮面の男の手にかかっている。奪い返しに近づくにはやや距離がある。 ブローリン「ちょっと待ってくれ。君が彼の鞄を取り返してくれたのなら是非お礼が言いたい。 だが、君がその泥棒の仲間じゃないという証拠はあるのかい?」 ブローリンは冷静な口調で仮面の男を問い詰める。徐々に距離を詰めるようににじり寄ることも忘れずに。 ????「おや、なかなか目ざとい人がいますね。それじゃあ分かりやすく説明しましょうか」 床に下ろした鞄を再び肩にかけ、男は先程までの物腰低い口調とは打って変わって勇壮に叫ぶ。 ????「こいつを返して欲しかったら俺を捕まえてみなよ。ほらほら、鬼さんこっちら!手のなるほうへ〜!」 森崎たちをからかうような態度で手を頭上で叩き鳴らしながら、男はスタジアムの外を目指して走っていく。 イスラス「ちいっ、逃がすかよ!」 ビクトリーノ「こんにゃろっ!俺の鞄返しやがれー!(あの中には俺の大事な……!)」 俊足コンビが言うが早いか、仮面の男の後を追跡し始める。 あの二人に追いつく自信がないブローリンは、森崎に指示を求めてくる。
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0ch BBS 2007-01-24