※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[726]森崎名無しさん:2012/10/13(土) 20:05:04 ID:BjFOjQXw A
[727]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 08:08:46 ID:??? >A ビクトリーノと一緒に逃げた泥棒を追う 森崎とビクトリーノは麻薬お菓子をドールマンに預けると 逃げた泥棒の行方を探るため、刑事たちを追い路地裏へと向かう。 先程よりさらに雲行きが怪しくなってきたオランダ空の下、 ビクトリーノは自慢の俊足を活かし、泥棒の足取りを探る。 ビクトリーノ「街中と違ってこの辺りはなんつーか……暗いよな」 森崎「天気だけの所為じゃ……ないよな」 見るからに怪しいものを売りさばく派手な服を来た男を始め、 あまりお近づきになりたくない強面の男、ニヤニヤと下品な笑みを浮かべる貧相な男。 顔という顔にじゃらじゃらと貴金属を取り付け、蛇のように舌をちらつかせる男。 自分と同じ人間だとは思えない。それこそ自分たちの常識には無い、 それこそアカネイアのような異世界に迷い込んでしまったような違和感を覚えていた。 森崎「ははは……世界は広いな。俺が知らない常識がまぁ、こんなにも存在するなんて」 ビクトリーノ「……ああ。ホント世界ってやつは広いぜ」 世界は広い。少なくともこの世代の中ではナンバーワンだと自負していた自分の足の速さに対する誇り。 それがほんの昨日のこと、無残にも破られてしまったことをビクトリーノは思い出す。 全力で走り続けることを躊躇わなければ、必ず追いつけたかもしれない相手だった。 だが、あの時ビクトリーノは自分から足を止めてしまった。衝突と怪我を恐れブレーキを踏んでしまった。 ビクトリーノ「〜〜〜〜ッくしょう!!天気が悪いと気分も滅入るってんだよ〜!」 森崎「おわっ!?いきなり叫ぶなよ、ビビるじゃねえか」 ビクトリーノ「悪い悪い。大声で叫べばあの雲も吹き飛ぶかな〜…なんてな」
[728]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 08:10:27 ID:??? 森崎「(……やっぱり何か様子が変だな。昨日の泥棒騒ぎの時に何かあったのか?)」 少しビクトリーノのことが気がかりだったが、とにかく今はこの辺りに逃げ込んだ泥棒の情報を集めなければならない。 ビクトリーノ「片っ端から探すのは手間だよな。…ちょっと気が引けるが、 アブナイお兄様がたに聞き込みでもしてみるのも一つの手段かもな」 ☆どうしますか? A 地道に手近な建物の中を探してみる B 危険な雰囲気の男たちから情報を聞き出す C ビクトリーノに昨日の事を訪ねてみる D ドールマンに預けたお菓子『イリュージョンストライク』のことを改めて聞いてみる E 三杉たちと話していた『ジョアンコーチ』の事を聞いてみる 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[729]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 08:27:43 ID:GjOHywNQ C
[730]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 09:09:09 ID:u1gyiGh2 C
[731]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 09:35:10 ID:??? 人気投票開催予定メンバーを見るとモリブレムさんもどうでしょう?と言いたいけど 今やるのはちょっと中途半端なんだよねェ
[732]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 10:42:08 ID:??? >>731 去年の4月に行われた春の人気投票祭りのスレ主たちが再集結!ということですね。 更新ペースが下降気味ではありますが、お二人がよろしければぜひ私のスレも参加させていただきたいです! FEシナリオもオランダシナリオも半端なところではありますが、 投票開始までに山場を超えればいいだけの話ですしね!(と、自分にプレッシャーをかけてみる) =========== >C ビクトリーノに昨日の事を訪ねてみる 森崎「(ブローリンからの伝言じゃ、荷物は取り返したが仮面の男に逃げられたことくらいしか聞けなかったからな)」 森崎は、昨日の出来事をビクトリーノに訪ねてみた。 一瞬躊躇うような仕草を見せたが、気まずそうに頬をかきながらビクトリーノは答える。 ビクトリーノ「……まぁ、お前にも一応聞いてもらおうかね」 イスラスと協力し、仮面の男をあと一歩というところまで追い詰めることに成功する。 だが、ビクトリーノはそのあと一歩を踏み出せずにむざむざ男を逃してしまった。 ビクトリーノ「思い出しちまうんだよ。ケルン戦でやっちまった足のことを。 あの怪我のせいで、優勝がかかった大一番のハンブルグ戦を俺は病室で眺めることしか出来なかった。 もうあんな悔しい思いはまっぴらだ。戦うこと無く負けるなんて絶対イヤだ! ……けどよ。俺はあの瞬間自分から戦いを降りちまった。 ハハッ、矛盾してやがるよな。逃げたくないのと思ってんのに逃げちまうなんてよ」 弱音を吐いてしまったことが気恥ずかしいのかビクトリーノはそっぽを向く。 背中を丸めた姿がやけに弱々しく思えてしまった。 森崎「ビクトリーノ……」
[733]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 10:43:32 ID:??? ☆どうしますか? A「プロは体が資本なんだ。怪我をしてからじゃ全てが遅い。お前の選択は間違っちゃいない! B「ああそうだな。今のお前は俺からしてみれば折角の才能を燻らせてる臆病者だな。 C「だったらリベンジすればいい。その仮面の男を見つけて今度こそぶち抜いてやれよ! D「足が速いことだけがサッカーじゃないだろ?お前の良い所は他にもあるじゃないか。 E 何も言わずに探索を続ける。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[734]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 11:09:31 ID:GjOHywNQ C
[735]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 11:12:25 ID:Qi3SQgkY C
[736]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 11:42:07 ID:??? >C「だったらリベンジすればいい。その仮面の男を見つけて今度こそぶち抜いてやれよ! 森崎という選手は時代によって大きく異る評価を受けている。 南葛SCに所属する前は、誰一人として知らない無名の存在だった。 それが、優勝チームのGKとして活躍したことを皮切りに、中学サッカーのトップを牽引していく。 世界jrユース大会では世界一と同時にMVPも獲得し、このまま世界のトップへと羽ばたくだろうと期待されていた。 森崎「(そうだ。『リセット』で『勝たせてもらっていた』俺の歴史は華々しいものだった。けれど…)」 アカネイア大陸でのサッカー。負けてもやり直せない苦しみを直に味わい、挫折と絶望に涙を流す。 再び全日本ユースというチームとして再結集した際の森崎の評価は、 あくまでも優勝チームの一人のキーパーという評価に留まっていた。 絶望的な試合の流れを変える力も、チームを引っ張る栄光も既に過去のものとなっていた。 森崎「(俺がユースの正GKになれたのだって、あの特別試合でマルスやアベルの助けがあったからこそなんだ)」 海外クラブで活躍する日本人選手も増えている今、森崎はあの頃のような特別な存在ではない。 それでも自分には絶対に譲れないものがある。他人と比べられても誇れるものが確かにある。 森崎「俺がお前だったら、そんな弱音を吐く前にやることがある」 ビクトリーノ「なにィ?」 森崎「リベンジするんだよ。その仮面の男を見つけて今度こそぶちぬいてやるんだ。 それで負けて惨めな思いをしても、俺はあきらめない。 自分が納得するまで、いや、勝つまで絶対に諦めることなく何度でも『やり直す』だけだ」 ビクトリーノ「自分が納得するまで何度でも……ね」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24