※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[754]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 22:53:57 ID:??? ★お菓子の正体→ ダイヤ10 ★ >ダイヤ→何かしらの栄養剤のようなのだが、もっと詳しい調査が必要なようだ。 ドールマン「成分は強力な栄養剤らしい。俗にいう『ドーピング剤』って奴だな」 筋力を増強したり、呼吸器官を活発させたりして一時的に運動能力を高めたりする成分が グミ状に固めたこのお菓子に多量に含まれていたという。 ビクトリーノ「ウヒョー。うかつに口にしてたらとんでもないことになってたなこりゃ」 森崎「(親善試合だし別に検査もないから少しだけ有利になれたかも……なーんてな)」 アヤックスに対してチーム力で劣る現状を省みて、少しだけ邪な期待を抱いてしまう。 もちろんただの冗談だと心のなかで笑い飛ばしその思考を頭の中から消し飛ばす。 ドールマン「でも、問題はそれだけじゃないらしいんだよ。 この薬物はなんでも『併用剤』らしくて、一緒に服用する別のものがあるらしいんだ」 森崎「別のものだって?じゃあこれ単体だと効果は無いってのか?」 ドールマン「ああ。これだけだったらただのグミキャンディーとそんなに変わりないだとさ。 もっと大きな施設で詳しい調査をしなくちゃ分からないって言ってたぜ。 ……ところで、さっき言ってたきな臭い情報ってのはなんなんだ?」 ビクトリーノ「ああ、実はな……」 近場の喫茶店に場所を移した森崎たちは、ドールマンに廃ビルで聞いた情報を話す。 ドールマン「『人類倍速計画』ねぇ。そんなマンガみたいなことできるものなのかね」 ビクトリーノ「人為的に能力や才能を植え付けるってことだもんな」
[755]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 22:55:17 ID:??? 確かに一見おとぎ話のような話にも聞こえる。だが、森崎は知っている。 身近な人物の一人に、人為的な力を与えられた科学の結晶の塊でできた男がいることを。 森崎「(若島津。アイツは俺に自分がサイボーグ技術で改造されていることを告白してくれた。 もしもああいった技術を奴らも持っているのだとすれば……不可能なことじゃない)」 そしてもうひとつ。森崎の持つ『星のかけら』もそうだ。 アカネイア大陸で若林の力を借り、ラムカーネに一矢報いたことは記憶に新しい。 あれも言ってしまえば他人の能力や才能を一時的に借りることのできる手段の一つだろう。 森崎「(ラムカーネとガーネフはWYの決勝後、中山を利用して俺の『破滅のツボ』を押させた。 奴らがアカネイア大陸だけじゃなく、俺たちの世界でも何かを企んでいる可能性は十分にありえる)」 痛々しい痣が未だに残っている首筋を抑えながら森崎は手に入れた情報を纏め考える。 背後でうごめく影の正体がはっきりと見えないこの状況が、まるで今の外の景色の曇天の空のようだった。 オランダシナリオU『曇天の空』 おわり ☆次のシナリオを選択してください A FEシナリオ 第3章『連れ去られた王女』 B オランダシナリオV『雨のち晴れ』(章のラストに対アヤックス戦のサッカーパートがあります) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[756]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 22:57:17 ID:NB/i1iQo B
[757]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 22:58:45 ID:zA8pKcc2 A
[758]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 22:59:53 ID:Qi3SQgkY A サッカーの前にもう1段階パワーアップしておきたい
[759]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 23:35:27 ID:??? >A FEシナリオ 第3章『連れ去られた王女』 かつて、マケドニア地方はドルーア帝国の領地であった。 100年前、大陸全土を支配した竜人族は この未開の密林に多数の奴隷を送り込み、 遺跡の発掘と国家の建設を推し進めた。 多くの者が、食べ物も与えられず無理やり働かされ、そして殺された。 そんな悲惨な状況の中で、一人の若者が立ち上がった。名をアイオテと言う。 彼は仲間と共に密林に逃れ、飛竜にうちまたがって奴隷解放の戦いを続けた。 ドルーア滅亡後、奴隷たちは自らが切り開いたこの豊かな土地に国を作った。 そして、勇者アイオテを初代国王として迎えたのである。 後に竜騎士の国として恐れられたマケドニアは、このようにして生まれた。 だが、その強国マケドニアもアイオテの再来とまで言われたミシェイル王子はすでになく、 そして今また『赤い竜騎士』と呼ばれたミネルバ王女までも失おうとしていた。 カチュア「……ルーメル将軍はアイオテの英雄譚を誤解しているわ。 確かに彼は奴隷という卑しい身分から力によって立場を得た。 けれどもそれは虐げられてきた仲間たちを救うため。 決して私欲や諍いのために彼は戦ってきたのではないのよ」 オレルアン王弟ハーディン。そしてアリティア王宮近衛騎士クリス。 二人の英雄を討ち取り、そして自らもアイオテと同じ空で果て、 下克上という坂道を登り続けた一人のマケドニアの竜騎士をカチュアは偲ぶ。 カチュア「同国の人間が血を流し合う。一刻も早くこんな愚かな戦いは終わらせなくては。 ミネルバ様、パオラ姉さん。どうか、どうか無事でいて…!」
[760]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 23:36:59 ID:??? 国境の森を突破したアリティア軍は、いよいよミネルバが幽閉されているというマケドニア城の攻略にとりかかる。 マルス「森崎、今度の戦場は市街戦もある。民たちが略奪に合わないように注意して……」 作戦会議の内容を伝えるべく、森崎の天幕に入ったマルスはびしょ濡れの森崎を見て言葉を失う。 マルス「どうしたんだい。まるでまるで雨にでもふられような姿になっちゃって」 森崎「はは、気にすんな。俺の世界じゃ水も滴るいい男って言葉があるんだよ。 (あの後濡れながら急いで寮に戻ってそのままこっちに来たからなぁ)」 意地を張らずにビクトリーノの傘に入れてもらえばよかっただろうか。 だが、女好きのアイツが男との相合傘を受け入れるとは考えられない。 マルス「あとでタオルと着替えを用意させるようにするよ。 それで、今回の作戦なんだけどどうしても君の意見を聞いておきたいんだ」 森崎「なんだなんだ?そんなに難しい戦場なのか?」 マルス「敵の配置や数事態は国境戦の時とあまり変わらない。 それに、偵察隊の情報では落ち延びた白騎士団の残党が パオラ将軍に率いられて援護してくれるから幾分楽になるかもしれない」 森崎「なんだ。それじゃあ別に悩む必要なんてないじゃないか。 パオラさんの強さは全大戦でもお墨付きだっただろう?」 マルス「問題は僕達の王城までの進軍ルートのことなんだ。 ウォレンの話では、城の南部にある『跳ね橋』を下ろすことで 一気に城の正門の前に進軍できるらしいんだ。 ミネルバ王女を一刻も早く救出するなら、このルートで攻めたい」 森崎「だが、正門に出るってことは敵部隊の正面からぶつかり合うって事にもなるよな」
[761]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 23:40:57 ID:??? マルス「うん、その通りだ。そこで別働隊を組み、西の村を経由して白騎士団と合流しつつ 北上の砦から攻撃するルートも用意した。だが、距離がある分、王城までの時間はかかってしまう」 森崎「救出を優先するか、部隊の安全を優先するかってやつか」 ミネルバのことを思えば、跳ね橋を下ろして正面突破するのが適作だ。 だが、先の戦いでクリスという強力な壁役を失い、 戦力が落ちていることを考えると、迂回して安全策を取るのが正しいとも思える。 森崎「(ミネルバを早く助けたい気持ち。仲間を傷つけたくない気持ち。 どっちも俺の正直な気持ちだ。だが、どちらかを選ぶとするならば…)」 ☆どちらの作戦で攻略しますか? A @市街戦部隊(槍使いが多い。拠点パートあり) A本城突撃部隊(剣、槍使いが多い。敵の数が多め。拠点パートあり。ボス戦あり) B @市街戦部隊(槍使いが多い。拠点パートあり) A迂回部隊(剣、槍使いが多い。ボス戦あり) B白騎士合流部隊(剣使いが多い。パオラ隊と合流。拠点パートあり) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[762]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 23:42:54 ID:w8GBTpyA B
[763]森崎名無しさん:2012/10/15(月) 01:58:41 ID:2MSOvnSs A
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24