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【新隊長】異邦人モリサキ3【始動】
[217]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/12/19(水) 20:27:30 ID:??? 私事多忙にてまとまった時間が取れず、プレイヤーの皆様にはご迷惑をお掛けしております。 申し訳ありません。 この状態が続くようであれば、各種処理を少し簡略化するようなルール改変も考慮いたします。 >>216 そうですね、この形式ですとシールドワーク不所持・ポイント不使用の場合は運試しに近いものがあります。 武器あり・敵スキルありの状態ならまた違うんですけどね。
[218]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/12/19(水) 20:30:08 ID:??? *** ・イニシアチブ処理 森崎 30+3 先攻 トニーニョ 29+1 森崎 ・命中処理 必中 ・ダメージ処理 5 トニーニョ ・命中処理 -5+81 =76 命中! ・ダメージ処理 0+2 /2 森崎の攻撃は命中、ダメージ5 トニーニョの攻撃は命中、ダメージ2 森崎 消費ガッツ:4 トニーニョ 消費ガッツ:10 ***
[219]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/12/19(水) 20:32:47 ID:??? 勝利確定のため、3,4,5ターンの処理をスキップします。 ****** リーチとウエイトの不利は、こと乱戦中の刺突や斬撃において然程の問題とはならない。 しかし一対一の無手ともなれば、それは勝負の趨勢を担う重要な鍵である。 実戦を想定した演習で互いに革の胸甲や脛当てに身を固めてはいるものの、掴まれれば力負けは否めない。 まして引き倒されて馬乗りになられようものなら、それでほぼ終わりである。 故に、森崎が最大の警戒を払うのは腕や足を取られてのタックルであった。 (さて……よーく見とけよ) 厚い装甲や体格の差を、どうやって埋めるか。 その道筋を、遠巻きに観戦する新兵たちにも見せてやらねばならなかった。 森崎の選んだ手段は、正々堂々と正面からぶつかり合うことでは、無論ない。 「くっ……迂遠な手を!」 「騎士でも相手にしてるつもりかよ、トニーニョ!」 重く、しかし膝をつくには至らぬ打撃を腹に受けてよろめきながら、トニーニョが拳を振るう。 ぶうん、と唸りを上げるその軌道に、既に森崎はいない。 バックステップから右へと回り込んだ森崎が飛び込もうとする、そのタイミングに合わせるように トニーニョの膝が突き出される。 低い姿勢をとった森崎の顔面に突き刺さると見えた、その膝を受け止めたのは硬い音。 森崎の翳した円盾である。 「おら……よっと!」 「ちぃ……ッ!」
[220]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/12/19(水) 20:33:48 ID:??? 受けた盾が、その打撃にかち上げられるように真上に向いた。 膝で動きを止めた森崎の頭を両側から抱えようと目論んでいたトニーニョの腕が、戸惑ったように止まる。 そこには掴みやすい頭ではなく、半径が大きく力の込め難い盾がある。 加えて、 「ぐ……!」 迫る盾に塞がれた視界の向こう、下腹部に奔る激痛があった。 肋の下から垂直に臓腑を抉るような打撃は、森崎の肘である。 「―――おおォッ!」 咄嗟に両手を握り固め、振り下ろす。 拳の腹は当然の如くに森崎の盾を打ち、しかしトニーニョはそれで構わぬとばかりに、 むしろ自ら前方へと倒れ込むようにしながら己が拳を振り抜いた。 セオリーであれば足を取りに来る、それを真上から叩き潰すことで寝技の攻防に持ち込もうという打撃。 だが、 「前から言おうと思ってたんだけどよ……」 「……ッ!」 その意図を読んでいたように、森崎がするりと脇へ体を逸らし、そのまま飛び退くと距離を取る。 構えはやはり、高く盾を翳しての防御主体。 相手の得意な戦術には決して付き合わぬという意思表示のようでもあった。 その構えを見たトニーニョが、顔をしかめる。 「……お前の悪い癖だぜ、それ」 「……」
[221]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/12/19(水) 20:34:48 ID:??? 森崎の選択は即ち徹底した一撃離脱と、左腕に据え付けた円盾を最大限に活用した戦術である。 そも盾とは敵の刃を受け、流すためだけのものではない。 先手を打って盾を置くならば、それは敵の視界を塞ぎ動線を遮断し、また剣筋を制限する牽制、ひいては 相手の体勢そのものを誘導する遮蔽物であり、そしてまた有効に振るえば一撃よく敵の骨を砕く 鈍器ともなる代物である。 無手の訓練とはいえ、森崎に拳で決着をつけねばならぬという発想はなかった。 与えられた条件の中で最適の筋を選択することは理の当然、既に骨の髄まで染み渡っているといっても過言ではない。 「それ、とは」 渋面に刻んだ皺を更に深くしながら尋ねるトニーニョに、森崎が答える。 「坊ちゃん剣術」 「……」 トニーニョが、口を引き結んで黙り込んだ。 眼前、まるで石造りの達磨像のような仏頂面を見やりながら森崎は思う。 トニーニョの剣術、そして体捌きは洗練された、無駄のない型だ。 独学ではあり得ない、いずれ名のある流派の門下でしっかりと教え込まれ、弛みない反復練習で身に刻んだ 正統のそれは、おそらくこの隊全体を見渡しても一、二を争う腕前だろう。 しかし、と。 森崎は己が思考に反駁を挟む。 「真っ直ぐ過ぎんだよ」 「……」 「姑息さがねえ、小狡さがねえ、小賢しさがねえ、小手先の誤魔化しがねえ。 どうしたって綺麗で素直で、そんで人はみんなそういうもんだと、どっかで思ってる。……なあ、トニーニョ」 仏頂面は、動かない。 「だってのにお前、そんなに真っ直ぐなお前の底には、何がある。何がお前を曲げようとする」
[222]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/12/19(水) 20:36:08 ID:WCf7mlug 森崎の声は、ほとんど囁くように漏れ出して、トニーニョを取り囲む。 正面から見据えられ、声に縛られ、しかしそれでもトニーニョは、口を開かない。 歩を詰めたのは、森崎だった。 *選択 A「ヤング隊長が死んだのは、お前のせいか」 B「お前たち三人、西洋圏で何があった」 C「悪夢なんざ……忘れちまっちゃ、いけねえのかよ」 森崎の行動としてどれか一つを選択して下さい。 その際【選択理由】を必ず付記していただくようお願いいたします。 期限は『12/20 1:00』です。 ****** よもや10日も空いてしまうとは、何たる体たらく…といったところで 本日の更新はこれまでとさせていただきます。 遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。 それではまた、次回更新にて。
[223]◆W1prVEUMOs :2012/12/19(水) 22:27:27 ID:??? A ヤングの死を引きずらないようにトニーニョのせいではないとはっきりさせておく 脛の傷は詮索しないのでBは選ばない Cは忘れようとしても忘れられないほど深ければお前に何が分かるんだ状態だから
[224]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/12/20(木) 00:12:57 ID:??? Aヤングが死んでから様子が明らかにおかしいですから。
[225]さら ◆KYCgbi9lqI :2013/01/18(金) 18:34:08 ID:??? 年末年始は忙しいから仕方ないかな。
[226]異邦人 ◆ALIENo70zA :2013/01/18(金) 20:39:54 ID:??? 申し訳ありません。 現在、転職に伴う生活環境の変動で色々とてんてこ舞い中です…。 そろそろ時間の使い方なども安定してくるとは思いますので、プレイヤーの皆様におかれましては どうか今しばらくお待ちいただければ幸いです。 一応、生存報告まで。
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0ch BBS 2007-01-24