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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[247]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/28(金) 12:26:17 ID:??? クリスマン「(……つ、強い…強い。強いぞこいつら。強いぞ……ブレーメン)」 レンセンブリンク「(シェスターやビクトリーノに突破されるケースはある程度想定できた。 そしてその際の対策や反撃の作戦などは立ててきた。私たちは完璧だったはずなのに)」 カイザー「(ありえねー!技術的にもここでクリスマンが単独で突破されるなんてありえねーよー!?)」 イスラス「(……やべぇな。追い詰められてんのはどう見ても俺らじゃねぇか)」 ディック「(く、くそぉ!まだ俺が、俺がいる!俺たちアヤックスはこんな奴らに負けはしねぇ!!)」 リブタ「(どど、どうしよう。ぼくがドリブルを失敗したから。僕のせいだ。僕の、僕の……)」 ドールマン「(むぐぐ……奴め、センタリングをあげるつもりだ。いくら俺様でも あの核弾頭をフリーでぶちこまれたら守りきれる自信がねぇ!!)」 アヤックスのメンバーたちは、この試合で初めて、そして最大の動揺が走っていた。 チーム力も、戦術も、全てにおいて圧倒しているはずの苦戦の展開に、恐怖していた。 負ける。これだけ完璧なチームに仕上げたにもかかわらず負けてしまう。 これまで積み上げてきた練習も特訓も努力も全てが無駄に、否定されてしまうという恐怖に屈しようとしていた。 クライフォート「(……消耗しているのは明らかに向こうのはずだ。それなのに押されているのは俺たちアヤックス。 あの無名の選手の言うように、ブレーメンにこそ真のチームワークが、 それこそ我々の理想の全員サッカーの精神が宿っているとでも言うのか!?)」 劣勢のチームを纏めるキャプテンとして。クライフォートは動揺する仲間たちを立ち直らせるために息を吸い込んだ。
[248]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/28(金) 12:28:19 ID:??? ★真のキャプテン→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→ディックにプレスをかけるよう指示を出す ハート→必死に走り、自らPA内で守備を引き受ける スペード→マーガスを徹底的にマークするよう指示を出す クラブ→なんとクライフォートも恐怖の感情に囚われてしまっていた。ベルンハルトがセンタリングを上げるぞ! JOKER→クライフォートが決死のダッシュでベルンハルトに追いついた!
[249]森崎名無しさん:2013/06/28(金) 12:28:45 ID:??? ★真のキャプテン→ ハートK ★
[250]森崎名無しさん:2013/06/28(金) 12:32:55 ID:??? うん、このスレのアヤックス(というかオランダ)は強くあって欲しいので嬉しい引き。 さあ盛り上がってまいりました…!
[251]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/28(金) 12:55:57 ID:??? >>246 せっかくの決意表明に体がついてきてくれない! >>250 このあとの結果はどうあれ、クライフォートにとっては良い体験になりそうです。 ========== ★真のキャプテン→ ハートK ★ 焦りと恐怖でクライフォートの端正な顔は僅かだが歪み始めていた。 にもかかわらず、未だ脳内では冷静に試合の指揮を組み立てられていたのは 彼が本当に優れた司令塔の資質を持っている裏付けだろう。 今、彼の研ぎ澄まされた頭の中では激しい一人問答が行われているのだ。 クライフォート「(このケースでの主な守り方は……二通り。 一つはディックにプレスを指示しセンタリングを上げられる前に潰す。 だが、あの距離ではディックの鈍足では対処が間に合わん。 そしてもう一つ。エースストライカーのマーガスを徹底的に封じること。 先程からちょろちょろ動き回っているあの青髪のシュートなど フリーで打たせたところでドールマンならば止めてくれる)」 より確実性を求めるならば、やはりディックのプレスか。 だが、あのベルンハルトという選手の調子はノリにノッている。 もしもディックが抜かれた場合、確実にマーガスでシュートを打たれてしまう。 いや待て。あの青髪の選手。守備の動きはイマイチだったが、よもや攻撃のスペシャリストではあるまいな。 身のこなしから予想すれば、確かに隠れたセンスが見え隠れしている。 しかしマーガス以上のシューターがブレーメンに存在するのか? AかBか。このどちらかの選択によって、チームの雌雄は決するのか。 いつまで迷っているんだ。急げ。早くしろ。間に合わなくなっても知らんぞ。 うるさい。だまれ。考えがまとまらん。より確実に守れる選択は……選択は……選択は……!!
[252]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/28(金) 12:57:33 ID:??? クライフォート「……ぅ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ ” あ ”〜 〜 〜 〜 〜」 クライフォートは大きく吠えた後、強く息を吸い込んだ。それは遠くの味方に大声で指示を出すためではない。 この距離を。PA内までの20mほどの距離を全速力で。猛スピードで駆け抜けるための息継ぎだ。 クライフォート「(いつまで理論にこだわっている!?いつまで選択にこだわっている!? あらかじめ想定されたケースだけに対応できて、いざ追い込まれたらこの体たらく。 惨め。あまりにも惨めだぞ。ブライアン・クライフォート!!)」 クライフォートは作戦を考えることを放棄した。いや、それ以上にこの試合で大事なことを閃いたのだ。 クライフォート「(あの選手は疲れて動けないビクトリーノの想いを、気持ちを背負って戦っている。 ならば俺はこのアヤックスの選手全員の想いを背負おう。 負けそうなこの状況に困惑し、怯えているアイツ等の恐怖すら背負ってやる。 ならば俺自身が俺自身で守りに行く状況じゃないか。何も迷う必要なんてなかった。俺は、俺は――!!)」 ズダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!! クライフォート「俺はこのアヤックスの『真のキャプテン』ブライアン・クライフォートなんだ――ッッ!!」 イスラス「(クライフォート…!。ああ、それだよ。俺はお前のそのひた隠してたモノを見たかったんだ。 常に冷徹であれと自らに枷をはめていた仮初のキャプテン像をついに自分からぶっこわしやがったか)」 三杉「(この絶望的状況にもかかわらず、きっと彼ならばと期待を抱かずにはいられない。 これこそがチームの旗印。キャプテンとしての一つの完成系なのかもしれないな…!)」 ベルンハルト「くっ…マーカーが一人増えてフリーの状況を作りづらくなっちまった。けどよ!!」 ベルンハルトもここまで試合の流れをひっくり返したことでの気合と使命感では負けてはいない。 自分のアシストによる勝ち越し点が生まれることを信じて、ゴール前でパスを待つ仲間たちにセンタリングを上げた。 ベルンハルト「受け取れ!俺たちブレーメンの勝利の鍵は――お前だァ!!」
[253]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/28(金) 12:59:33 ID:??? ★ベルンハルトの狙い→!card クライフォートのマーク→!card ディックのマーク→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→マーガス スペード・クラブ→マルス JOKER→シューターに補正+2/絶対マーク
[254]森崎名無しさん:2013/06/28(金) 13:06:26 ID:??? ★ベルンハルトの狙い→ クラブ5 クライフォートのマーク→ ダイヤ3 ディックのマーク→ スペード10 ★ 南無三!
[255]森崎名無しさん:2013/06/28(金) 21:53:58 ID:??? しっかりと冷静にマークを分散させてるな
[256]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/03(水) 09:39:46 ID:??? >>255 これぞキャプテンという見事な働きを見せてくれましたね。 ========== ★ベルンハルトの狙い→ クラブ5→マルス クライフォートのマーク→ ダイヤ3→マーガス ディックのマーク→ スペード10→マルス ★ ※マルスに高いセンタリング。ディックがマークについた! ディック「キ、キャプテン…!(なんて戻りの速さだ。イスラスのようなダッシュ力だったぜ…)」 クライフォート「いいからマークを敷け!絶対にフリーでは打たさせんぞ!」 ディック「あ、ああ!こっちのひょろい奴のマークは任せな!」 もはや頼れるものは自分だけだと重圧で身が固まっていたディックの動きが軽くなった。 キャプテンが傍にいる。戻ってきてくれた。ただそれだけで負ける気がしないという強い気持ちが芽生えた。 マルス「(なんて気迫だ。この試合になんとしででも勝ちたい、強い執念のようなものを感じた)」 マルスは背後から迫り、そして瞬時に横を過ぎ去っていった クライフォートの放つプレッシャーに気圧されながらも、 それに負けじと強気にPA内で自らのポジションを確保していた。
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0ch BBS 2007-01-24