※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
霧島神宮の例のアレ
[985]>>984咲さんサイドに入るとはこやつやりおる ◆2pV1gRdG.o :2013/03/24(日) 02:16:39 ID:??? 小蒔「恥ずかしながら、聞いたことだけです…」 京太郎「まあ鹿児島ですもんね。やってみたいと思ったことは?」 小蒔「あります!」キラキラ 京太郎「それじゃあ今度行ってみます?実際には滑れないですけど」 小蒔「はいっ!」ニコニコ 京太郎「(おお、楽しみにしてくれてるみたいだ!)」 京太郎「(…ええと、どこまで出ればスケートリンクあったかな…)」 ☆小蒔SRの親愛度が(39/50)になりました!
[986]◆2pV1gRdG.o :2013/03/24(日) 02:17:48 ID:??? 12月:4週目:火曜日 所持金:10000 玄「京太郎くん、最近神代さんと仲がいいけど…おもちは?」 京太郎「触れられないですね、というかなんか罪悪感が」 玄「確かにそれはあるかもしれないね」 1. ガチャを引く 2. デッキを組む 3. カードを確認する 4. 女の子と会話する 5. バイトする 6. 雀荘に行く 7. カードショップに行く
[987]名無しの九面さん:2013/03/24(日) 02:22:31 ID:??? 4 2 小蒔先輩 「小蒔先輩、俺の期末結果を祈って下さい。 小蒔先輩に祈られるとありがたい気がするんです」
[988]名無しの九面さん:2013/03/24(日) 02:22:56 ID:??? 4 1月2週どこ行こうかねぇ
[989]◆2pV1gRdG.o :2013/03/24(日) 02:24:59 ID:??? さあ次スレに行くよー
[990]◆2pV1gRdG.o :2013/03/24(日) 02:57:14 ID:??? 12月:4週目:水曜日 所持金:10000 菫「まったく…」 京太郎「その冷めた目をやめてください…(懇願)」 1. ガチャを引く 2. デッキを組む 3. カードを確認する 4. 女の子と会話する 5. バイトする 6. 雀荘に行く 7. カードショップに行く
[991]◆2pV1gRdG.o :2013/03/25(月) 03:39:40 ID:??? ゲームを終えてから数か月後、京太郎は冬の休みを利用して奈良に来ていた。 その理由はもちろん、ゲームを通じて心を通わせた1年上の少女、松実玄に会うためだ。 帰ってからその交流が途切れてしまうかと京太郎は不安だったのだが、それは杞憂であり、翌日には玄から電話での連絡が来た。 心配をしていたのはあちらも同じであったようで、心配そうに 玄『す、須賀くんのお電話でよろしかったでしょうか…』 などとよそ行きの声で話し始めたものであった。 そのことを思い出し、笑いがこみあげる。 京太郎「(おっと、こんなところで笑ったら変な人だよな。 えっと、玄さんはどこだろう?)」 駅の出口で待ち合わせとのことだったが、姿は見えない。 到着予定の時間は教えたし、居ないことはないと思うのだが…。 念のため、スマホも確認してみる。着信・メール共にない。 京太郎「(少し待ってみるか…?)」 玄「おーいっ!京太郎くーん!」フリフリ そう思い始めたところで、人混みの目を引く大きな声。 ぎょっとして京太郎も視線を向けると、そこには息の荒い玄…。 それも旅館の手伝いから直で来たのか、和服の玄がいた。 京太郎「く、玄さん…行きましょう」 玄「えっ?わわっ」 自分も注目の的になってしまう未来を予想した京太郎は、足早に玄の手を引き駅を出る。
[992]◆2pV1gRdG.o :2013/03/25(月) 03:41:02 ID:??? 玄「ちょ、ちょっとちょっと京太郎くん、道わかるの?」 京太郎「あ……す、すいません。恥ずかしさが」 冷静な玄の言葉に自分が初めて奈良を訪れることを思い出し、足を止める。 玄は恥ずかしげに歩みを止めた京太郎ににこりと笑いかける。 玄「あはは、男の子だね。それじゃあ、行こうか」 京太郎「はい、よろしくお願いします」 道々、他愛もない言葉を交わす。 今通った女性のおもちがどうのこうのだの、普段の生活だの。 そんな何気ないような時間でさえ、どことなく嬉しくなる。 京太郎「そういえば、本当にいいんですか?」 玄「何の話?」 京太郎「えと、俺の宿泊料金を割り引いてくれるって話です」 そう。京太郎は玄の勧めで松実館に泊まることとなっていた。 しかも当初は自分が呼ぶのだからと宿泊費はいらないとまで言っていたのだ。 さすがにそれは悪いと割引きで落ち着いたのだが、それでも十分すぎるほどありがたい話だ。 玄「もちろんだよ!お客さーん、いっぱいお世話しちゃうよー」 京太郎「そんな暇あるんですか?長期休暇ですよね、今」 玄「あはは……ちょっと忙しいかな。けど、多分大丈夫だよ」
[993]◆2pV1gRdG.o :2013/03/25(月) 03:42:08 ID:??? 京太郎の突っ込みに少し困ったような笑みを返す玄。 とはいえ、お節介な友人たちが野次馬目的が潜んでいるとはいえ、手伝いを申し出てくれたのだ。 重点的に京太郎の部屋を回ることは難しくはないだろう。 京太郎「それじゃあ、玄さんにお任せしますよ」 玄「うん、お任せあれ!だよ!」 ここで遠慮することを喜ぶような玄ではないと京太郎は知っている。 2人は笑顔のまま、松実館までの道のりを歩んでいった。 京太郎「ふぃー………」グテー 夜、阿知賀女子の面々の質問攻めを受け流しきり、大きくため息を吐く。 食事が美味しかったことと部屋に関して何ら文句はなかったが、正直参った。 根掘り葉掘り聞かれるというのは結構精神に疲れさせるものだ。 恐らく玄も同じ思いをしたのだろうと、その苦労を忍ぶ。 京太郎「(それはともかく…玄さんのお姉さんのおもちはすごかったなあ)」ゲヘヘ ゲームの中で玄が言っていた通り、彼女の姉の松実宥のおもちはすばらであった。 厚着の上からでさえ存在を誇示するそれは霊験あらたかな霊峰と言って差し支えあるまい。 玄「こーらっ、鼻の下が伸びてるよ」 京太郎「えっ!?」
[994]◆2pV1gRdG.o :2013/03/25(月) 03:43:08 ID:??? 玄「お姉ちゃんのおもちのことを考えてたのかな?」 京太郎「はは…ええ、まあ」 クスクスと笑いながら、部屋に入ってきた玄が座布団の上に座る。 言い当てられ、微妙な気恥しさはあるものの相手はおもちの師匠だ。 京太郎は正直に答える。 玄「お姉ちゃんのおもちはやっぱりすごいよね、厚着から出てきたときなんかもう……ふふ」 話している途中で、おもち以外の事が頭に浮かび笑ってしまう。 京太郎は宥のおもちを思い出して笑っているのだと思っているが、そうではない。 玄は純粋に嬉しかったのだ。 こうして、互いに触れ合える距離で直接こんな馬鹿らしい語らいが出来ることを。 玄「とと、そういえば京太郎くんは、どこに行こうとか予定を決めて来たかな?」 京太郎「あー…えと、玄さんがいるからいいやって適当に考えてましたね。 でもよく考えれば、玄さん忙しいですよね」 頭を掻きつつ、明日の予定を考えてみる。 今日初対面と言っていい阿知賀女子の面々に案内を頼むのも気が引ける。 玄はもちろん忙しいだろう。 手伝うという選択肢が一瞬脳裏を掠めたが、多分了承してはもらえまい。 奈良市の方には近くもないが、行けない距離でもない。 京太郎「(そっちの方にガイド片手に観光に行くかあ)」 玄「あ、大丈夫だよ。ちゃんとお父さんから許可をもらってきたのです!」
[995]◆2pV1gRdG.o :2013/03/25(月) 03:44:11 ID:??? 京太郎「えっ…い、いいんですか!?」 玄「うん!元々そのつもりで呼んだんだから、問題ないのです!」ドヤッ えへんと胸を張って自慢げな表情を見せる玄。 けれど、それも一瞬。すぐに照れた表情が顔を出す。 玄「……京太郎くんに、見て欲しいんだ。一緒に」 京太郎「この街を…ですか?」 玄「うん。京太郎くんに清澄の辺りを案内してもらったから、そのお返しかな」 そう答えたけれども、本当にそうなのだろうか。 胸に浮かんだ疑問を今は玄は振り払う。 今はきっと、この答えでいいはずだと。 玄「さっ、明日は早くから行くよ、京太郎くん!」 <<回想を終了します>>
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24