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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】
[404]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:29:35 ID:??? −守矢神社− 神奈子「確認しよう」 ここは本殿。神、八坂神奈子は、同じく神である洩矢諏訪子と。 風祝であり現人神でもある東風谷早苗を呼びつけていた。 神奈子「今回の大会。我々守矢神社は、初の単独スポンサーとして大会に多くの金を 出資している。――ひとえに、我々の信仰の為に」 守矢神社は、日々の生活費を河童への外界の情報提供により賄っており、 その生活は苦しいとされていたが、それは守矢神社が貧しい、という訳ではない。 彼女らには、外界で蓄えた貯金があった。しかし――。 神奈子「外の世界に居た時からの貯金。これを全て切り崩した」 諏訪子「ま、まじ…? そりゃあ、どっからこんな金出て来たのかなあ、なんて思った時もあったけどさ…」 諏訪子は驚きとともに、失意や苛立ちをを隠せない。 諏訪子「それで負けちゃったらどーすんのさ。私等、神奈子のお陰でスッカンピンになっちゃうよ?」 早苗「お、おやめ下さい、諏訪子様!」 早苗は、一触即発となる前に、二柱を諌めようとする。 神奈子「いや、…いいよ、早苗。私だって、勝手に虎の子の貯金を使われたら怒る。 神だって誰だって怒る。だから、私はせめて二人に納得してもらう為に。 この大会の勝機について話すよ。いいか、二つある。それは――」
[405]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:31:29 ID:??? 諏訪子「な、成程…。しかし神奈子もまた、こすいことするねぇ。 妖怪の山の連中の誘いを断ったのは、そんな理由があったからかあ」 早苗「ですが…。神奈子様の仰る通り、ここはどんな手を使ってでも、 勝利を導きださねばならぬ時かもしれません(それに私だって。霊夢さんに勝ちたい。どんな手を使ってでも…)」 神奈子「よし。それじゃあ今日は解散。明日から練習だ。いくら策を弄しても、勝たねば意味がないからね」 神奈子の目には、他にはない打算と計算。そして闘志がみなぎっていた。
[406]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:33:08 ID:??? −地霊殿 サッカーコート− 勇儀「四天王奥義…三歩ひっさ」 お燐「いっただき!」ダッ 勇儀「あっ。こら! この卑怯者! 正々堂々と戦え!」 こいし「勇儀さん。サッカーのルール、わかってないよ…」 地霊殿では、比較的平和な雰囲気で練習が行われていた。地底の中でも 選りすぐりの者達を集めたチーム。彼女らもまた、優勝候補の一角であった。 さとり「(…あとは、『彼』がまたサッカーをしてくれるようになれば。 『彼』の実力はこのチーム内でも随一。人の心が読めても、本当に 何の役にも立ちませんね――)」 古明寺さとりは、選手達の様子を見ながら、ふとため息をつく。嫌われ者の集まる地底。 もしその中でも嫌われたとしたら。さとり達は、なんとか穏やかに過ごしてこれた。 しかしこれは単なる偶然。こうして、完全に自分の殻に閉じこもるのも致し方ないのかもしれない。 空「さとり様、行くよ! メガ…フレア!!」 さとり「(早く、強いですが…)そこです!!」 バッシイイ!! さとりの小さな手が、太陽のように光り輝くボールをしっかりと受け止める。 空「そ、そんなあ…くそーっ! もっとシュート練習しなくちゃ!」 ヤマメ「(おくうはそれよりドリブルとか練習した方がいいと思うんだよなあ…)」
[407]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:34:36 ID:??? −命蓮寺 交流用サッカーコート− 小傘「ぱ、パスだよ!」バムッ! 響子「ありがと、小傘ちゃん! ――マミゾウ親分っ!」バシッ! マミゾウ「ほいきた! いくぞ、ぬえよ!」バッ! ぬえ「あーい♪」タッ! バシッ、バシッ、バシッ…! マミゾウ「よしよし。ここで――決めろよ、寅丸!」ポーン! 星「は、はいっ…(で、でもここは…)バケバケさんっ!?」ポーン! バケバケ「ば、バケッ!?(お、俺っ!)」バシッ! 元々威力の弱い上に、急にパスを出されて戸惑っていたバケバケのシュートは、 大きく枠を外し、ゴールラインを割る。
[408]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:36:58 ID:??? マミゾウ「おいおい、なにをしとるんじゃ。ここはお主が決めるべき局面だったろうに」 星「す、すみません…でも、バケバケさんにボールが回ってこないのが可哀相に思えまして…」 聖「まあまあ、マミゾウさん。パスワークこそサッカーの華。皆が和を尊び、気持ちを通じさせ合う。 今回は、たまたま失敗してしまったかもしれませんが。次に決めればいいではないですか」 星「すみません、聖…でも、次は私、がんばりますよ!」 柔らかく星を慰める聖。しかし、彼女等の和を尊ぶ気持ちは、サッカーをする上で、チャンス時の 攻撃不足を招いていた。 マミゾウ「(…総合力だけなら、ウチのチームもなかなか良い線いっとるんじゃがのう。 このままじゃ、予選突破も難しそうじゃの)」 ??「(ククク…吐き気がするほどの甘ちゃん揃いのチームだぜ。特にあのストライカー…)」 人知れずため息をつくマミゾウ。しかし、彼女でも、このチームの様子を見てほくそ笑む一人の影については、 気がつくことができなかった。
[409]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:39:02 ID:??? いったんここまで。
[410]森崎名無しさん:2013/03/27(水) 21:46:31 ID:??? キャラ予想 来生・ロブソンっぽい・??(奴隷だけじゃ流石にわからん) 新田・日向 ってとこかなw
[411]森崎名無しさん:2013/03/27(水) 21:48:39 ID:??? 中西も追加で
[412]410:2013/03/27(水) 21:50:33 ID:??? ああ中西いれるの忘れてたわw ロブソンっぽいの後に中西だな
[413]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:14:37 ID:??? 更新を再開します。 キャラについては、解りやすいものと、解りにくい(解りようもない)ものを混ぜたつもりです。 でも、作者の性格付けがおかしいせいで解らない、 ミスリードしてしまうこともあるかもしれません。その点はご了承ください。 また、昨日の更新で付け忘れたことを一点。 *パスカルの鈴仙に対する評価が、パスカル→(仲間)→鈴仙 になりました。
[414]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:17:47 ID:??? −そして 博麗神社− >>393 全裸VS乱心VSパンツVS褌ですね。誰が勝つのか… ―――――――――――――――――― 紫「…そういう訳なのよ」 紫がスキマの中から、霊夢に語りかける。 霊夢は心底面倒くさそうに、縁側でお茶を啜っていた。 霊夢「はあ? どうして私がそんなメンドイことしなくちゃいけないのよ?」 紫「異変だから」 霊夢は、『異変』という言葉にピクリ、と反応して。 霊夢「…どういうこと?」 紫「大会に出て優勝したら教えてあげる」 霊夢「あっそ。じゃ、いいわ」 紫「もう。意地悪だこと」 相変わらずつれない霊夢の態度に、紫はむう、と頬を膨らませる。 その少女らしい仕草が、妙にしっくりきて霊夢は少しだけいらついた。
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0ch BBS 2007-01-24