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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】
[853]森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:17:03 ID:??? まあ義理を通すという意味合いならぽっと出よりは知り合いを指したいわな しかし本当に中山さんは凄いなー。キャプ森を代表する人だわ
[854]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 23:31:09 ID:??? A:「博麗神社を信仰すれば? 元々そのつもりで来たんだし」 鈴仙の言葉に、中山は我に帰る。 中山「…ああ、ああ。そうだったな。――悪い、鈴仙さん。俺としたことが、つい自分を見失っていた。 ――早苗さん、白蓮さん。悪いが、俺は元々博麗神社に御賽銭に来たんだ。 大いなる力とやらも、加護とやらも関係がない。ただ、それだけのこと。 メリットやデメリット。そんなものは、初めから関係なかったんだ。 …そう思うだけで、俺は俺の道を歩めてる。そんな気がするんだ。 そして、俺が俺の道を歩めること。…それは、俺にとっての、最高の幸福なんだ」 そう言い残して、中山は白蓮から5円玉を受け取る。 白蓮「…残念です。しかし、私は貴方の選択を尊重します」 厳かに白蓮が良い放つ。 早苗「(また…。また霊夢さんに負けた! どうして!? 私は一生懸命やっていた筈だったのに…)」 早苗は涙の中に理不尽さへの怒りを秘めて、中山を見つめる。
[855]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 23:32:35 ID:fsCNfzRE 霊夢「…懸命な選択ね」 フッ、と鼻で笑いながら、中山を待つ霊夢。御賽銭箱の前に立つ中山。 中山「(これからも…。俺の道を、俺自身で切り開いていけますように)」 中山らしいその願いを心の中で呟き、5円玉を放り込む。 そして、二礼二拍手一礼。願いが叶うよう、中山自身に念じる。 霊夢「――貴方の信仰の力、確かに受け取ったわ」 中山にはもちろん、鈴仙にも小町にも見えなかった。 しかし、早苗と白蓮は、その目に見えぬ、信仰の動きを納得していた。 霊夢「私が貴方に授ける神徳――ホントは、御賽銭に見返りって求めちゃダメらしいけどね。 ま、アンタは見返り欲しさにウチに入れてくれたわけじゃないんだし、いいでしょ――受け取りなさい」 沈黙。 当然、目に見えるものは何もない。 だが、霊夢のその表情。中山のその様子。それが目に見える以上の全てを物語っていた。 霊夢「――ところで、その【ささやかな幸運】についてだけど…」 先着1名様で、 ★ささやかな幸運の中身→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER→イベント発生 クラブA→『ヒャッホーする程度の能力』。脱ぎたくなる。 それ以外→『道を切り開く程度の能力』。奇跡的な活路が見えやすくなる。
[856]森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:33:03 ID:??? ★ささやかな幸運の中身→ ハート9 ★
[857]森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:33:04 ID:??? ★ささやかな幸運の中身→ クラブ8 ★
[858]森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:50:05 ID:??? 二連JOKERは知ってる限りじゃ3回目かな ヒャッホーする程度の能力じゃなくてよかったw
[859]森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:53:06 ID:??? さりげなく来生パワーアップww
[860]森崎名無しさん:2013/04/21(日) 00:24:20 ID:??? スーパーチャイナ&メイドとオリベイラさんと バンビーノと中山の奇妙な出来事と今回で5回目だったか?
[861]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:30:17 ID:??? ★ささやかな幸運の中身→ ハート9 ★ それ以外→『道を切り開く程度の能力』。奇跡的な活路が見えやすくなる。 霊夢「――貴方は、道を切り開いた。そして、幻想郷にやってきて、 名医に出会うという『幸運』を得た。…本来、幸運ってのは、 空から雨のように落ちてくるものじゃなくて、自分で道を切り開いた人に、 やって来るらしいわね。 …きっと、これからの貴方は、そう言った活路とかの見つけ方が、 今まで以上に上手くなると思うわ」 ま、私には良くわかんないけどね、と気だるい言葉を吐いて、用は済んだと 言わんばかりに神社へと戻っていく霊夢。 早苗や白蓮も、すごすごとそれぞれの家へと戻っていく。 全くの無欲を貫き通す中山を目の前にして、言葉を発することができず。 むしろ、欲でこの人物を釣れると思っていた自分達の浅はかさに赤面しながら 自分達の未熟さをかみしめているのだった。 *中山がスキル・道を切り開く程度の能力(中山が判断する時、有利な判断やJOKER判断が出やすくなる) を習得しました!
[862]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:32:14 ID:??? 小町「楽しかったよ、それじゃね〜♪」 小町もまた、神社の中に戻っていく。 どうやら、博麗連合のメンバーの一部は、博麗神社に大会まで居候しているようだった。 夕方の神社に残されたのは、鈴仙と中山だけだった。 鈴仙「…ただ、御賽銭しに行くだけだったのに。トンでもないことになっちゃったわね」 中山「ああ、そうだな。 …でも鈴仙さん。俺はあんたにとても感謝している」 鈴仙「え?」 中山「…実は、あの時の俺は――欲に自分を奪われていた」 鈴仙に自身を打ち明ける中山。それは鈴仙にとって、意外な告白だった。 中山「霊夢さんや白蓮さん、早苗さんは俺の事を評価してくれたが。 なに、実際は弱さの塊だったよ。 『信仰すれば、利益が貰える』。 そんな即物的な考えに絆されかけていた。ああ、白蓮さんの寺を信仰すれば、 俺のブランクはもっと早く解消されるのかな、とか。 ああ、早苗さん達を信仰すれば、翼や森崎に負けない多彩な必殺技を身につけられるのかな、 とか。 ――もちろん、霊夢さんの幸運も魅力的だった。 俺は、自分の今の弱さを埋める為に貪欲になりすぎて、 神にだって、悪魔にだって魂を売ろう。そうまで思うようになっていた。 ――それは、俺の目指すべき道に反する」 鈴仙「そ、そんな――別にいいじゃない! 中山さんは頑張ってるんだから! ご褒美で必殺技とか高い能力とかもらえるんなら、受け取った方が得なんだし!」 中山「ああ、その時は良いだろうな。きっと、俺は強くなれる。 活躍できるだろうし、森崎と共にプレーをするという夢も叶うだろう」
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0ch BBS 2007-01-24