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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[239]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/26(金) 23:51:42 ID:??? >>231 静葉「フフ…見なさい穣子。やっぱり私達は理解されない。 このまま狂人として果てて行くのが、私達にはお似合いなのよ」 穣子「お、お姉ちゃん!? 人のアドバイスもたまには聞こうよ!?」 >>234 自分が全力を持って作った芋に安値をつけることは、 穣子の神としてのプライドが許さないのかもしれません。 >>235 作者的には、穣子が妖怪の山ふもとの寂れた庵の回りに、 自然農法主体で芋やその他作物を育ててるイメージです。
[240]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/26(金) 23:53:08 ID:??? B:二つ買う。 鈴仙「うーん、じゃあ美味しいっていうなら、買ってみようかな。二つだけ」 穣子「ありがと! 毎度あり!!」 穣子はガーネットのような瞳をぱあっと輝かせて、 茶色の袋の中に、芋を…『3つ』入れていく。 鈴仙「ちょ、ちょっと、一個多いけど、良いの?」 穣子「いいのいいの! お客様は神様なんだもの! 神様にはお供えものが必要でしょ?」 静葉「…ああ、穣子ったら、本当に良い子。 神様。私はいいですから、どうかこの子を幸せに――」 静葉は、スッと目を伏せて遠くを見つめる。 この仕草を今日だけでもう何百回もやっていた。 鈴仙「(ホントに、変な神様たち。 ――ところで、この人達良く神様に感謝したりしてるけど、 これは「アンタも神やろーがい!」っていう突っ込み待ちなのかしら…?)」 優しくもネガティブで面白い焼き芋屋さん達を尻目に。 鈴仙は無意識に焼き芋のようなホクホク顔で永遠亭へと帰っていった。 *穣子と静葉の評価値が上がりました! *妖怪の山を選択時に、『秋姉妹の焼き芋屋』が選択できるようになりました。
[241]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/26(金) 23:54:39 ID:zEsgW7sM 鈴仙が永遠亭に帰って来たころには、もう夜だった。 鈴仙「いっけない。おゆはんのお手伝いしなきゃ。 …あ、あとこのお芋を分けないとね。 一個はやっぱり自分で食べたいけど、残り二つは誰に渡そうかしら?」 焼き芋を渡したいキャラクターの名前を二人同時に書き込んでください。(例:輝夜、永琳) 先に二票入ったキャラクター二名に焼き芋を渡します。三つの内ひとつは鈴仙が食べます。 *渡せるキャラクター:輝夜、永琳、てゐ、パスカル、中山、 ウサギA、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギE、ウサギF、ウサギG
[242]森崎名無しさん:2013/04/27(土) 00:01:29 ID:Kf3GT/0c てゐ パスカル
[243]森崎名無しさん:2013/04/27(土) 00:06:42 ID:NX+5T+7A てゐ パスカル
[244]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/27(土) 00:24:14 ID:??? お芋を渡す相手…てゐ、パスカル 鈴仙「てーゐ」 てゐ「なあに、鈴仙? あんた、今日どこで油売ってたのさ」 訝しむてゐ。鈴仙が朝から何も告げずに外出して、 しかもこんな夜に帰ってくるのは珍しかった。 鈴仙「油は売らなかったけれど。芋を買って来たのよ」 そう言って、鈴仙はブレザーの内ポケットに丸めてしまっておいた 茶色の紙袋から、焼き芋を一つ取りだす。 てゐ「おおっ! 鈴仙ちゃん、これ、ひょっとして秋神様の焼き芋じゃないかい!?」 鈴仙「そ、そうだけど(これって、こんなに凄いものなのかしら)」 健康マニアで食通であるてゐが、これまでにも唸ってしまうまでの 貴重さが、この焼き芋にはどうやらあるらしかった。 鈴仙「や、やっぱり神徳とか凄かったりするのかしら?」 てゐ「それはない」 ――バッサリ切られる。静葉あたりが聴いていると、自殺しようとしていたかもしれない。
[245]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/27(土) 00:25:55 ID:89V9Lkd2 てゐ「…それはないけど、育ててる人の本気さってのが伝わってくるよ。 このご時世、儲けの為、ブランド化の為に無農薬やら有機栽培やらを 試みるヤツらは幻想郷にもいっぱーい、いるけど。 この子は違う。…心が、愛情がこもっているね」 鈴仙「確かに、妹さんは良い子だったしね(お姉さんは若干変な人だったけど…)」 なるほどと納得する鈴仙。そう考えると、あの焼き芋屋さんにもう一度足を運ぶのも 悪くないな…。そう感じたのであった。 鈴仙「まあまあ、そんな事なら御託はいいから、食べちゃいなさいよ」 てゐ「ん、そうさせてもらうよ。」 モグモグと、焦げた皮を器用に剥いて焼き芋を頬張るてゐ。 その反応は…。 先着1名様で、 ★焼き芋の味は…→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 ダイヤ→「力がついた気がするよ」ガッツ+50! 絵札なら更にせりあい+1! ハート→「なんか、元気も出そうだねっ」ガッツ+30! スペード・クラブ→「うん、おいし〜い♪」美味しいだけだった。 クラブA→「この焼き芋はできそこないだ。 食べられないよ。」 JOKER→「こ、この芋は…! うおおおおおおお!!」てゐ、覚醒! *鈴仙の秋姉妹の焼き芋屋に対する評価が、鈴仙→(また行きたい)→秋姉妹の焼き芋屋 になりました。 *鈴仙の穣子に対する評価が、鈴仙→(良い子)→穣子 になりました。 *鈴仙の静葉に対する評価が、鈴仙→(変な人)→静葉 になりました。
[246]森崎名無しさん:2013/04/27(土) 00:28:09 ID:??? ★焼き芋の味は…→ スペード10 ★
[247]森崎名無しさん:2013/04/27(土) 00:36:10 ID:??? 成金スタジアムの傍で不憫な神様がいた! ビアガールならぬ芋ガール
[248]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/27(土) 00:59:58 ID:??? ★焼き芋の味は…→ スペード10 ★ スペード・クラブ→「うん、おいし〜い♪」美味しいだけだった。 てゐ「ありがとねっ、鈴仙!」 鈴仙「ええ、どういたしまして(てゐもすっかり優しくなったわねえ…。 私だけじゃない。皆、少しずつ変わってきてるんだわ)」 *てゐの評価値がやや上がりました。
[249]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/27(土) 01:01:03 ID:??? しみじみと思いながら廊下を歩く鈴仙。 パスカル「よお、レイセン。どうだい、日本の芋は旨いか?」 そんな鈴仙にパスカルが親しげに話しかけてくる。 てゐが鈴仙が持ってきてくれた芋がいかに美味しいかを語っていたようで、 パスカルの耳にも入っていたようである。 鈴仙「…百聞は一見に如かず、ってね。お一ついかが」 鈴仙は残りの芋の一つを、パスカルにあげることにした。 …特に理由はない。たまたま会ったからであるが、 外国人に渡してみる方が、驚いてくれそうだと思ったからかもしれない。 パスカル「ありがとう。…まだ暖かいな」 鈴仙「私がずっと内ポケットに入れてたからね」 そうか、と一言つぶやき、鈴仙も折角なので、 縁側に座って、パスカルと一緒に芋を食べることにした。 パスカル「…ナカヤマから聞いたぜ。最近スランプ気味なんだってな」 鈴仙「…まあね。スランプって言うより、モチベーションの維持が出来ないというか」 パスカル「――俺にも分かる気がするぜ、それ。 何たって、いつも頑張って、努力してやっと一歩進んだところに ヘラヘラ笑いながら三歩進んでいくような奴とずっと一緒だったからな」
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0ch BBS 2007-01-24