※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[71]森崎名無しさん:2013/04/23(火) 22:14:59 ID:PAtetQbk D
[72]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/23(火) 22:30:38 ID:??? D:そういえば、サニーを怒らせた埋め合わせをしたいって言ってたけど… 中山「ん? あ、ああ」 中山は言われて、鈴仙にもこの話をしていたことを思い出す。 中山が神だ仏だと祭られていた神社での一件。 その帰りに色々話した際、先日の試合中のできごとも打ち明けていたのだった。 鈴仙「でも、反則といってもわざとしたわけじゃないんだし。 そこまで中山さんって、律儀な人だったっけ」 中山「ああ――いやいや。 ただ、彼女の態度が、今まで見たことのないような様子 だったからさ、気になってしまったんだ」 一旦そう切って、中山はその時のサニーの様子を表す。 こちらをぽかぽか殴ってきそうなまでの雰囲気。 だが、敵意はそこまで感じられないし…。何か、顔も赤い。 ひょっとしたら、自分が彼女の気に障ることを言ってしまったのではないか――。 そして、ここは幻想郷。そうした気付かないタブーは沢山あるような気もする。と 締めくくる。中山の態度は、誠に真摯で紳士なものだった。
[73]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/23(火) 22:31:47 ID:??? 鈴仙「うーん。よくわかんないけれど、あの子、中山さんに惚れてるんじゃない?」 中山「んなっ!? こ、この俺が、…あんな子にか!?」 ズルッ。ポーン… 中山「あいたっ」 感覚を掴むために足で転がしていたボールは思わず壁に勢いよくぶつかり反射し、 中山の鼻っ柱を叩く。 鈴仙「ぷっ…」 それを見て思わず吹き出しそうになる鈴仙。 中山「わ、笑うなよ」 ばつの悪そうな表情で居直る中山。そこにあるのは、霊験溢れる求道者というよりも、 ただの十五の少年だった。 鈴仙「ともかく、そういうことなら、手伝うわよ。埋め合わせの商品買ったりとか、 あの子を呼んで上げたり、とか」
[74]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/23(火) 22:32:49 ID:2Qga1KYQ 鈴仙のハートフルな提案に、ううむと悩む中山。 そして…。 先着1名様で、 ★乙女心と春の空→!card★ 書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ→「それなら、一緒に色々見て回ってくれないか? 人里には行かないから、地理に疎いんだ」 ハート・スペード→「それなら、悪いが人里まで送迎してくれないか? 買い物は自分なりにやってみるから」 クラブ→「そういうことなら、尚更。悪いが、自力でやらせてもらうよ」 ハートK・JOKER→ダイヤ+「じ、実は俺もあの子のことが…」
[75]森崎名無しさん:2013/04/23(火) 22:33:32 ID:??? ★乙女心と春の空→ ダイヤA ★
[76]森崎名無しさん:2013/04/23(火) 22:33:36 ID:??? ★乙女心と春の空→ スペードQ ★
[77]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/23(火) 22:39:26 ID:??? ★乙女心と春の空→ ダイヤA ★ ダイヤ→「それなら、一緒に色々見て回ってくれないか? 人里には行かないから、地理に疎いんだ」 鈴仙「ええ。もちろん、今日はそのつもりで来たんだからね!」 中山「はは…。全く、鈴仙さんもやっぱり女の子だな」 鈴仙「むむ。それってどーいう意味よ?」 中山「感情の機敏に繊細で、そして色々気を回しているな、ってことだよ。 普段は一緒でもサッカーばかりだから、気付かないけれど」 鈴仙「なんか…失礼な事言ってない?」 中山「まさか。 ――では、宜しくお願いするよ」 なんだか中山におちょくられたような気がする鈴仙。 何はともあれ、思い立ったが吉日。二人は、迷いの竹林に足を踏み入れた。
[78]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/23(火) 22:41:08 ID:2Qga1KYQ 春のぬるくて甘ったるい空気を感じながら二人は歩く。 そして… 先着1名様で、 ★イベント判定→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 ダイヤ絵柄→誰かに会った(更に判定) ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。 クラブ→弱い妖怪に襲われた! クラブA→「あ、アレ!? 道に迷っちゃった!?」 JOKER→ロベルト(全裸)に会った
[79]森崎名無しさん:2013/04/23(火) 22:41:34 ID:??? ★イベント判定→ ハート7 ★
[80]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/23(火) 22:56:39 ID:??? ★イベント判定→ ハート7 ★ ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。 鈴仙「よしよし、無事についたわね」 鈴仙達が人里に着いた時刻は昼過ぎ。 復興の兆しが見えるこの人里には、都会には到底敵わないが、 それでも幻想郷にしては多くの人が集まっていた。 中山「人々の活気が凄いな。都会の気だるい混雑とは、 少し違っているような気がする」 中山の言う通り、人里の商店通りは、人々の『声』が支配していた。 八百屋、魚屋、靴屋、家具屋――。マニュアルで定型化されない、 生の人間のありのままの感情が渦巻いているそこは、かつて「穢れ」と 呼んだ者も居たが、今の鈴仙には美しく思えた。 鈴仙「そうねぇ。でも、今日は特別賑わっているような気がするわ。 皆、少しでも元気でいたいのね、きっと。辛い時こそ特に」 中山「…地震があったんだっけか?」 鈴仙「そうそう。 それも大きな、ね。幻想郷の外は知らないけれど、人里の建物に 耐震も何もないから、多くの建物が倒れてたわね。あと、それで大火事もあったし。 もう一年くらい経ったからこそ、なんとか昔のにぎわいを取り戻してきたけれど。 台風や飢饉、は相変わらずだし、最近は外界から変な瘴気がやって来た、って ブン屋が騒いでいたわね」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24