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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[975]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 20:31:35 ID:??? 身体がコーラで出来ている日向にとっては嬉しいプレゼントであるからか、 日向は嬉しそうに頷く。彼にも最低限の良心や、他者への思いやりがあるのだ。 そして、このコーラ。外界の普通の人間にとっては微妙な顔をされかねない贈り物ではあるが…。 ヤマメ「う、うーん…まあ、珍しい飲み物ってだけで話のタネになるしね! あんがとねっ! 社長さん!」 幻想郷にはコーラが貴重である事。ヤマメという妖怪が非常に好奇心旺盛で ノリの良い妖怪であった事が幸いして、沢田の危惧する事態は起こらなかった。 日向「(あいつ…話が分かるな)」 …日向が微妙な勘違いを抱いてしまっていたが。 *黒谷ヤマメが、ヒューガーズの助っ人になりました…。 *日向のヤマメに対する評価が、日向→(理解者)→ヤマメになりました。
[976]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:08:42 ID:??? 日向「…さて、と。 後は『サッカーマシン』の様子を見に行くだけだな」 沢田「そ、そうですね!(僕、あの先生苦手なんだよなあ…)」 若島津「―――」 助っ人とも話を通した日向達。 しかし、幻想郷の妖怪の助っ人など、言ってしまえばオマケとしか考えていなかった。 もしも強豪選手が入れば上出来、失敗しても数合わせにはなる――と。 日向の戦力への当ては、『工場長』と、その発明に対してがメインと言っても差し支えなかった。 妖怪の山・ヒューガー工場では、今度出店予定のデパートにて取り扱う製品の製造・梱包が 行われている。…だが、この工場には別の目的が存在していた。 それは――。若島津のような、サッカー機能に長けたサイボーグの研究。 日向は、いずれプロサッカー選手の負傷時の代理としても使えるような、 サッカーサイボーグ(比喩ではない)の研究を行わせていたのだ! 日向「俺だ」 日向が地下工場の第一ロックを解除し、研究員の一人に声を掛ける。 研究員は「お疲れ様だぜ、社長」と馴れ馴れしい言葉だが、手なれた手つきで第二ロックを解除にかかる。 そうしてようやく開いた重い扉の奥には、一人の女性が難しい顔をして、 明らかに時代離れしたハイテクPCを前に悪戦苦闘していた。 日向「――マシンの調子を確認しに来たぞ、工場長。 ――いや、『教授』と呼んだ方が良かったのだったかな」 夢美「――教授でも、ご主人でも。 好きに呼んで頂戴」
[977]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:20:44 ID:??? そっけなく彼女――岡崎夢美・東邦学園比較物理学教授――は答える。 夢美「マシンって言うけれど、私に言わせてみればこのようなモノは、ただの玩具でしかないわね。 この私に魔法の飛び交う世界ではなく、こんな玩具の相手をさせるなんて。気が触れているとしか思えないわ」 皮肉を交えつつ、冷たく言い放つ夢美。 しかし、その表情にはそこまでの嫌味は無かった。 日向「おいおい、何を言っている。 俺は貴女に十分な休養を与えている筈だ」 日向もそれを察してか、表情は若干緩ませる。 夢美「気が触れているわ…。そう、こんな玩具に、最高級の科学と魔法の コラボレーションを施すことなんて。 ――社長…いえ、理事長かしら? マシンの調子は? なんて聞くこと自体が愚問ね」 自信に満ち溢れた表情で、夢美は語る。彼女自身、この仕事に不満は持っていなかった。 サッカーにおける科学と魔法の融合技術。それを実践に移せることに科学者として、 純粋に興味と喜びを持っていた。 日向「クク。天才である筈のアンタがトンデモ理論を並べ立てて学会から干されたと聞いた時。 俺はチャンスだと思ったよ。金の成る木を格安で買えるチャンスだとね」 日向は持ち前の才覚と先見の明を活かし、夢美という超優秀な人材を格安で東邦学園に引き入れた。 そして、彼女がかつて「可能性空間移動船」を用いて幻想郷にやって来たという話を聞きいれ、 更なるビジネスチャンスを獲得するために、自ら幻想郷へと赴くに至ったのだ。 日向「――調子は良い、と。…それで、何台作った?」 夢美「予算と材料に制約があったから、そう多くは。 けれど、そこそこ優秀な汎用メカならば幾らでも作れるから、交代要員や穴埋めには事欠かないわね。 それで、私の開発した『選手コピーマシン』の稼働可能台数は…」
[978]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:25:20 ID:MQpkeL9E 先着1名様で、 ★ヒューガーズ助っ人3−1→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 ダイヤ・ハート→「4台ね。ハズレでも替えが効かないわ」 スペード・クラブ→「6台ね。弱い選手をコピーしてしまっても、保険になるわね」 クラブA→メカ翼「ボールはトモダチ!」メカシュナイダー「HA!!」 メカディアス「見たかァ! 俺が天才! ファン・ディアスだ〜〜〜〜〜ッ!」 メカ若林「とめる!」メカジェンティーレ「この世界では…幸せになるんだ!」 JOKER→メカロベルト「ヒャッホー!!」メカバルバス「クロスッ! アウウウウウウウッツ!!」 メカ見上「ええい! もうお前ら若造には任せておけん! 私が出る!」 メカこーりん「褌…」メカ(?)エーリッヒ「バンザーーーーーーーーーーーーーイ!!!」
[979]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 21:25:41 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人3−1→ ハート3 ★
[980]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 21:25:50 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人3−1→ クラブ2 ★
[981]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 21:28:13 ID:??? 相変わらずクラブAとJOKERはww もっとやれー
[982]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 21:28:43 ID:??? エーリッヒってだれでしたっけ?
[983]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:44:21 ID:??? >>969 スレタイ提案ありがとうございます! >>981 ありがとうございますwもっとやらせて頂きますw >>982 本来は西方プロジェクトに登場するキャラクターなのですが…。作者自身あまり知りません(汗) ただ、東方サッカーではこーりんの褌師匠的な存在(?)です(たぶんw)。 ロベルトに対するジョアン監督的な…?
[984]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:49:39 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人3−1→ ハート3 ★ ダイヤ・ハート→「4台ね。ハズレでも替えが効かないわ」 日向「…おい。『ハズレ』だと?」 夢美「あれっ。言わなかったかしら? この機械――『選手コピーマシン』は、 あらゆるサッカーの選手の能力や容貌・性格をコピー出来る代わりに、 欠点がいくつかあるって。 1つ。選手候補を検索する際、ノイズが混じって失敗する可能性がある。 2つ。検索はランダムで行われ、弱い選手をコピーしても暫くは取り消せない。 3つ。仮にコピーに成功しても、あまりに高すぎてズバ抜けた能力までは、再現できないこともある。 …って」 日向「…フン。要するに、運が絡んで来るということか。最悪の場合は、 俺がネオタイガーで全員を吹き飛ばしてやるから問題ない。 最悪、穴埋めにさえなれば良い。そして、もしも強力な選手をコピーできれば御の字としてやる」 夢美「…理解が早くて助かるわ。それじゃあちゆり、早速用意を」 ちゆり「合点承知の助だぜ!」 そう言って、研究員――北白河ちゆりはスイッチを押すと、 ハイテクPCの奥に並べられた4台のコピーロボットはウイイイン、と大きな起動音を 立てながら、飴細工のようにぐにゃり、と姿を変えて行く。
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0ch BBS 2007-01-24