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【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】
[141]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/06(木) 23:16:22 ID:??? 村紗「…一輪! ごめんなさいッ!!」ドオオオオン!! 中山「(なんだ俺は…。 この試合、結局最後まで日向には敵うどころか、眼中にすら入れていなかったんじゃあないか!) う、うわあああああああ!!」ドオオオオオン! …グシャッ! 反町「あ、あああああああああ!!(よ……予想以上の力だ!! やはり俺にも…力が必要なのか!?)」ドオオン!! 超人・聖白蓮「ぐうっ!?(……どうやら、貴方にも貴方なりの価値観があるようですね。 そしてそれは決して曖昧なものでは無い。……敵ながら、凄い人物です)」 ナズーリン「(ペンデュラム――! だ、ダメだ…! このシュート。前半のソレとは全く別物だッ!?)ああッ!」ドオオン! レティ「ゴールは渡さな…キャアアッ!?(八坂神奈子だったら…このシュートは取れていたのかしら?)」ドオン! そこから間髪入れずに、超人・聖白蓮を除くすべてのブロッカーが鈴仙のように、フィールドの上に ゴミ屑のように散らばりながら倒れ伏せる。 …そして、シュートの威力は、全く衰える様子すら見せない。彼女らの無駄な抵抗は、文字通り、『無駄』な抵抗だった。 ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!! 萃香「さあて…そうこなくっちゃねぇ♪」 萃香はそのクリッとした大きな瞳で、楽しそうにボールを見据える。 そして、その小さな身体を思いっきり振りかぶって―――! 萃香「こ―――こ!!!」
[142]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/06(木) 23:17:31 ID:??? ズッドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!! 日向「な…なにィ!?」 ボールの中央に向かって、思いっきりパンチを一発。 ボールは一瞬、逆方向からのベクトルに耐え切れず、平べったい皿のような形を取る。 萃香「んんっ? …凄いね、このシュート! 私のパンチを受けても、まだこの私ごとゴールに押し込もうとしてるよ!」 まるで新しい玩具を買ってもらった子供のように、日向のシュートの威力に喜ぶ萃香。 フィールドは萃香の地面の芝がジリジリと削られていく音と、シュートが尚も放つ轟音を残し静寂。 暫くはその拮抗した状態が続くが…結果として、ボールは互いの威力を抑えきれず。 バアアン!! …プシュウウ〜… スーパーボールのように萃香の手元を離れてしまい、ラインを割って一回だけバウンドするも、 それが限界と言わんばかりに空気が抜けて、使い物にならなくなる。 実況「え…えーー。 この場合…どちらを褒めたたえるべきなのかが分かりません! あの伊吹萃香を、人間の身でありながら後わずかの所まで追い詰めた日向選手か…。 それとも! 幻想郷最強をも超えた死のシュートからゴールを守った萃香選手か…! どちらにしても解る事は―――萃香選手と日向選手は…ヤバイ!!!」 観客「ウ…ウワアアアアアアアア!!」「ギャアアアアアア!!」「し…信じられない!」 「こ、こわいよおおお!!」「ここね…祭りの会場は」「ネオタイガーショット…外界の方がよっぽど常識に囚われてないじゃないか!」 一連の信じられない力と力のぶつかり合いに、観客達は悲鳴を上げる。恐ろしかった。もう、見ていられなかった。 それまでの威力が日向のネオタイガーショットにはあったし、萃香のパンチングにもまた籠っていた。 鈴仙「はあ、はあ…。私も…まだまだね」 鈴仙は倒れたまま青空を見上げる。とても…キレイだった。
[143]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/06(木) 23:18:37 ID:??? 超人・聖白蓮「しかし…コーナーキックですか。 日向選手もさっきのシュートで体力を大きく損ねましたし…。 ここはやはり、夢美選手や偽カイザー選手を注意すべきでしょうか?」 先ほどの惨状の中。比較的無事だった超人・聖白蓮が次の守備の提案をする。 パチュリー「そうね…。ここで日向小次郎とやらはガス欠でしょうし。それでなんとかなると思うわ」 時間は残り少なく、勝負は揺るがぬとは言え、ここは真剣勝負。 それゆえ失点の可能性が少なくなる選択肢。即ち日向以外の選手へのマークを選ぼうと、 タイガースターズのメンバーの多くは考えていたが…。 萃香「いんや。断言しよう。――次も、アイツが来る」 レティ「ちょっ…何言ってるの?! 相手はもう体力が追いつかない! わざわざこっちに来ると思う!?」 あまりに現実を度外視した判断に、冷静なレティは反論するが。 超人・聖白蓮「いえ…。確かにそれは考えられます。この試合私達だけではなく。 おそらく彼にも、秘めた想いはあります。ですから、私達にも守らせてくれませんでしょうか?」 また、超人・聖白蓮も、自身の想いだけでは無く。 負傷してしまった一輪や、体力切れでベンチで見守る星。そして他の全ての命蓮寺の家族の 想いを背負い戦っているつもりだった。 しかし、日向もまた、自身の力に関して、若島津や若林。そして森崎とも比べようもないまでの自信と 信念を抱いている。超人・聖白蓮は、彼のシュートを受けて、それを心で理解していた。
[144]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/06(木) 23:19:37 ID:??? パチュリー「…まあ、相手が相手だし、点差もあるからね。 好きにしてもいいんじゃあないかしら?」 戦術派だが、同時に現実派でもあるパチュリーは、さほどの関心を示さなかった。 彼女の目指すはあくまで勝利。その勝利は…ここでの判断ミスでは覆らぬと読んでいた。 鈴仙「……最後の守備ね…」 鈴仙は何とか立ち上がり、最後の判断として―――日向をマークするという萃香に賛成する。 ―――そして、結論として…萃香の判断は的中していた。 実況「…さあ! コーナーキック! キッカーは沢田選手です!」 沢田「(日向さん…流石にもうムリなんじゃあ…?)」 沢田は日向の体力を案じて、ここはまだ体力のある偽カイザーにボールを回そうとするが…。 日向「――タケシ! 俺に上げろ!!」 日向小次郎という男は、どこまでも傲慢に、唯我独尊に、ボールを求めた。 夢美「(――さっきのシュートのデータは素晴らしかったしね。ここで彼が第二の「魔法」を見せてくれればいいんだけど)」 偽カイザー「ちぇーっ。ま、いいか。決めてくれよ、社長!」 その提案に夢美も…そして、プログラミング上大きく日向には逆らえぬ偽カイザーは反対しない。 かくして日向は小さく跳び上がり…。 日向「――――く ら え っ!!」 バアアアアアン!! グルッ…バシイイイイイイイイイイイイイ!!
[145]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/06(木) 23:20:47 ID:ehf5Lgh2 先着3名様で、 ★日向→タイガーオーバーヘッド 57 (!card)+(!dice + !dice)+(隠れMLV2+2)=★ ★レティ→コールドスナップ 54 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)= 超人・聖白蓮→高いクリア 56 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★小傘→高いクリア 41 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)= 萃香→戸隠山投げ 57 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ 日向のタイガーオーバーヘッドがタイガースターズゴールに突き刺さり…日向は笑みを浮かべ倒れる。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (夢美がねじこみ)(偽カイザーがねじこみ)(ナズーリンがフォロー) ≦−2→タイガースターズボールに。 【補足・補正・備考】 日向のタイガーオーバーヘッドには吹き飛び係数2があります。 萃香の戸隠山投げには吹き飛び係数2があります。
[146]森崎名無しさん:2013/06/06(木) 23:21:06 ID:??? ★日向→タイガーオーバーヘッド 57 ( ハートA )+( 2 + 6 )+(隠れMLV2+2)=★
[147]森崎名無しさん:2013/06/06(木) 23:21:32 ID:??? ★日向→タイガーオーバーヘッド 57 ( スペードK )+( 2 + 6 )+(隠れMLV2+2)=★
[148]森崎名無しさん:2013/06/06(木) 23:22:11 ID:??? ★レティ→コールドスナップ 54 ( ダイヤ2 )+( 5 + 3 )+(人数補正+2)= 超人・聖白蓮→高いクリア 56 ( クラブ9 )+( 5 + 5 )+(人数補正+2)=★
[149]森崎名無しさん:2013/06/06(木) 23:22:28 ID:??? ★小傘→高いクリア 41 ( スペード4 )+( 2 + 1 )+(人数補正+2)= 萃香→戸隠山投げ 57 ( ハート4 )+( 6 + 2 )+(人数補正+2)=★
[150]森崎名無しさん:2013/06/06(木) 23:22:49 ID:??? ★小傘→高いクリア 41 ( スペード10 )+( 3 + 1 )+(人数補正+2)= 萃香→戸隠山投げ 57 ( スペード7 )+( 1 + 4 )+(人数補正+2)=★
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0ch BBS 2007-01-24