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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[21]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 08:49:14.27 ID:VFOumjve クリストフ・ポブルセン 所属:HSVユース→HSV→ドイツユース 配置:MF 特徴:暴力的なドリブル、破壊力過多のシュート、乱暴なタックル 性格:怨み・妬み・嫉みなど負の感情に満ち溢れた男。見当違いの逆恨みや八つ当たりも多い。 概要:東ドイツ出身のMF。と言っても実際のプレイスタイルはFWに近いアタッカー。 Jrユース大会直前に西ドイツに亡命するが安全上の理由で西ドイツJrユースには参加できず、 更に南米への移籍を森崎と翼の影響で失敗したので日本と南米を激しく憎んでいる。 テオドール・カペロマン 所属:HSVユース→HSV→ドイツユース 配置:FWかMF 特徴:バランスの良いオフェンス能力、右サイドアタックからのセンタリングとシュート 性格:陽気だが自信家で挑発好き。横槍を入れて話の腰を折る趣味がある。 概要:Jrユース大会後ハンブルガーSVに移籍したウイング。FWとMF両方をこなせる。 サイドワインダーと呼ばれるまるで魔法の様にクネクネ曲がる必殺シュートを持つ。 アンドレアス・メッツァ 所属:HSVユース→HSV→ドイツユース 配置:MF 特徴:距離感に優れたパスセンス、意外に上手いドリブル 性格:揉め事を嫌う事なかれ主義者。自己主張はせず常に面倒事を避けようとする。 概要:Jrユース大会後ハンブルガーSVに移籍したMF。責任を取る事を嫌うタイプで 自然とパス職人としてプレイスタイルを確立させて行ったある意味天性のパサー。
[22]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 08:50:12.38 ID:VFOumjve 【ブラジルユースの選手達】 カルロス・サンターナ 所属:フラメンゴユース→フラメンゴ→ブラジルユース 配置:FW 特徴:豪華な大技の数々、圧倒的な攻撃力、一流の守備力 性格:スポーツマンシップを尊ぶ優等生。サッカーボールに話しかける癖がある。 概要:ブラジル全国に名声を轟かせる名選手。その余りにもズバ抜けた強さに ”サッカーサイボーグ”とまで評される。人格面でも評判が良いブラジルユースのキャプテンだが、 常に持ち歩く”アーサー”と名付けたボールと会話を始めると周りが沈黙に包まれる。 エウゾ・ゲルティス 所属:インテルJrユース→ACミランJrユース→ACミランユース→ACミラン→ブラジルユース 配置:GK 特徴:超人的なセーブ力、隙の無い守備、コンピューターの様な計算速度 性格:冷静沈着を通り越して機械的。数字を好み、金銭にも五月蝿い。 概要:”キーパーマシン”の異名で呼ばれるGK。少年の頃からわざわざセリエAに 殴りこみ、イタリア人GK達を押し退け正GKの地位を勝ち取る事で腕を磨いてきた。 常に脳内で色々な数字やデータを浮かべているのが密かな趣味。 リカルド・サンタマリア 所属:フラメンゴユース→フラメンゴ→ブラジルユース 配置:MF 特徴:卓越した指揮能力、極めて丁寧なゲームメイク、高い守備意識 性格:頭脳明晰だが内面に熱い闘志を持つ。溜まっているストレスも相当な物。 概要:フラメンゴ所属のMFでゲームメイクが非常に上手い。 性格は絵に描いた様な常識人で、ボールに話しかける癖があるカルロスと 嫌われ者のジェトーリオに挟まれている為常に胃痛に悩まされている。 ディエゴ・デ・オリヴェイラ・セウジーニョ(ディウセウ) 所属:サントスユース→サントス→ブラジルユース 配置:DF 特徴:超人的なパワーと意外な程のスピードとテクニックを活かしたディフェンスとオーバーラップ 性格:陽気で友好的な田舎者。ザガロの尻拭いは最早職人芸。ピンクが大好き。 概要:サントスユースのキャプテンを務めていた大柄なスイーパー。その守備力は ブラジル屈指であり、ブラジルユースでも守備の要。更に攻撃参加も上手い。 かわいいからと言う理由で自分の髪をピンクに染めているので外見はかなり気持ち悪い。 ファビオ・デルネイ・フロレンシオ(ネイ) 所属:パルメイラスユース→パルメイラス→ブラジルユース 配置:MFかFW 特徴:相手の死角に潜り込むドリブル、高い攻撃技術、トニーニョとのコンビプレイ 性格:常にマイペースで善意と悪意両方を笑顔で振りまく。自他共に認める女好き。 概要:小柄な体格を逆手に取ったスピードスターとテクニシャン両方を兼ねるMF兼FW。 ウィングとMF全般が勤められる。絵に描いた様な優男であり、女性ファンが多い。 トニーニョとは幼馴染であり、二人のコンビプレイは定評がある。 アントニオ・コンセイソン(トニーニョ) 所属:パルメイラスユース→パルメイラス→ブラジルユース 配置:MF 特徴:ここ一番でのドライブシュート、巧みなゲームメイク、空中戦の強さ、ネイとのコンビプレイ 性格:冷静沈着なデータマン。糞真面目だが他者が馬鹿騒ぎをしていても咎めたりはしない。 概要:攻撃全般と空中戦に自信があるMF。得意技はドライブシュート。 試合中も含めて常にデータを集め、更新していく事に余念が無い頭脳派の選手。 ネイとは幼馴染であり、二人のコンビプレイは定評がある。
[23]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 08:52:04.81 ID:VFOumjve ジョゼ・トゥーリオ(ジェトーリオ) 所属:フラメンゴユース→フラメンゴ→ブラジルユース 配置:DFかMF 特徴:MF顔負けの攻撃力、反則を混ぜた巧みなディフェンス 性格:常に陽気で友好的な態度を貫く。自ら望んで嫌われている変人。 概要:フラメンゴ所属のDFであり、DFとは思えない程攻撃力があるが それに飽き足らず審判にバレない程度の反則を使って守備の要にまでなってしまう。 ネイに壮絶に嫌われているが、本人はそれが嬉しくて堪らない。 マルシオ・パッソス・ザガロ 所属:サントスユース→サントス→ブラジルユース 配置:FW 特徴:パワーとテクニックを両立させたドリブル、強烈なミドルシュート 性格:鰻。傲慢で挑発好き。鰻。冷静さに欠ける。鰻。頭は悪くない。鰻。 概要:”ディフェンス殺し”のあだ名を持つサントスのエースにして問題児。 典型的なワンマンストライカーだが、実力は本物で世界トップクラスと言える。 何故か鰻について日本人よりも詳しく、プロ顔負けのうな重が作れる。 ワグネル・ソアレス・アマラウ 所属:サンパウロFCユース→サンパウロFC→ブラジルユース 配置:DF 特徴:安定して高いディフェンス力、高い浮き球に対する強さ 性格:短気で頭に血が上りやすい。ただし、サバサバしていて冷めるのも速い。 概要:サンパウロFC所属のブラジル屈指の名ディフェンダー。 特に高い浮き球に強い事からサンパウロのコンドルと言う異名がある。 ドトールとは幼馴染の関係の凸凹コンビ。 マグノ・ヴィエイラ・デ・オリヴェイラ(ドトール) 所属:サンパウロFCユース→サンパウロFC→ブラジルユース 配置:DF 特徴:鋭いタックル、低い浮き球に対する強さ 性格:常に冷静であろうと心がける。アマラウの抑え役をしている内にこうなったらしい。 概要:サンパウロFC所属のブラジル屈指のボールゲッター。 タックルと低い浮き球を得意とする為サンパウロのコブラと呼ばれる。 アマラウとは幼馴染の関係の凸凹コンビ。 マウリシオ・セザール・レイス・ペレイラ 所属:サンパウロFCユース→サンパウロFC→ブラジルユース 配置:MF 特徴:テクニックを生かしたドリブル突破、意外な程の得点能力 性格:素直さと強気が同居した自信家。調子に乗りやすいとも言う。 概要:カルロス達より1年下ながらブラジルユースに抜擢されたサンパウロの逸材MF。 体格は小さいが抜群のテクニックで華麗な技を繰り出す。 ジョゼ・パウロ・リベリオ 所属:コリンチャンスユース→サントスユース→サントス→ブラジルユース 配置:MF 特徴:攻守両面に置いてそつの無い能力、バナナシュート 性格:へんじがない。ただのリベリオのようだ… 概要:コリンチャンスからサントスに移籍したMF。 クラウディオ・メオン 所属:グレミオユース→グレミオ→ブラジルユース 配置:GK 特徴:安定したセービングと飛び出し能力 性格:自信過剰な男。一度自信が崩されると取り乱してしまう脆さも。 概要:グレミオ所属のGK。リオカップ開催前は大会ナンバー1GKと評されていた。 実際にかなりの実力者なのは間違いないが、世界トップクラスとは言えない。
[24]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 08:52:53.61 ID:VFOumjve アルツール・アンチネス・コインブラ 所属:ブラジルユース 配置:MF 特徴:ブラジルユーススタメンクラスをコケに出来る程の総合力 性格:無愛想な男でニコリともしない。頂点や最強と言った概念に魅力を感じない。 概要:突如監督直々にブラジルユースに召集され、10番を与えられた謎の男。 世界最高クラスの猛者揃いのブラジルユースメンバーを圧倒出来る程の実力? ロベルトとカルロスにだけは極僅かに心を許している節もあるが、本当に極僅か。 【選手以外の人々】 見上 辰夫 全日本ユースの監督。元若林の専属コーチだが若林を贔屓したりはしない厳格な指導者。 昔は日本代表のゴールキーパーだった。よく片桐と悪巧みをしており、賀茂とも長い付き合い。 いわゆる”悪い大人”だが日本サッカーを発展させる為の努力は惜しまない。 片桐 宗正 日本サッカー協会の強化本部部長。昔は日本代表のストライカーだったが目の負傷で若く引退した。 グラサンがトレードマークのヘビースモーカー。頭が良いのか悪いのかはっきりしない人。 妹との仲は良好だが、特にシスコンと言う訳ではなくむしろ有能な部下みたいに扱っている。 賀茂 港 日本サッカー協会の関係者だが、具体的に何をしているかは不明。本人曰く主に情報収集をやっている。 陽子と行動を共にしている事が多いからボディガードかも?昔は日本代表のDFでキャプテンだった。 ちなみに指導者としては選手を次々と潰してしまう論外級。しかし本人はそれを認めたがらない。 ロベルト・本郷 ご存知翼の師匠にしてブラジルユースの監督。指導者としてはしょっぱいスタートを切ったが、 翼との再会をきっかけにハッタリと口車で凡将ぶりを良い意味での放任主義に偽装する術を会得した。 その後は選手達が勝手に結果を出してくれる様になったので実績だけ見れば名将と言える。 ただし色々と変態的な思考を持つ隠れ露出狂でもあるので迂闊に近づくのは危険。 ジョアン・デ・ラセルダ・アパレシーダ イタリアユースの監督。かつてロベルトの師だったので、かなりの高齢。 アルシオンを見出し今のイタリアユースを作り上げた。 井出 保 葵の同級生。サッカー選手としては話にならないが、データ収集及び解析能力は優れている。 日夜試合のビデオ研究に余念が無いが、その傍らでAVコレクションもする不届き者。 片桐 陽子 日本サッカー協会の若き役員で、ブラジルで研修しつつ森崎と翼のサポートをしていた。 実は良い所のお嬢さんで、将来政略結婚させられるかも知れない。小食だが酒は大量に飲む。 大胆で行動力があり、人懐っこい性格。この物語のヒロインと言えなくもない気がしない訳でもない。 中沢 早苗 南葛のサッカー部のマネージャー。一応原作通り翼と恋仲になっており、 原作以上に影が薄かった…のは過去の話で、スランプに陥った翼に拒絶され見るも無残な目に… 青葉 弥生 三杉のガールフレンド…と言う事になっている。実態は掌の上で転がされる事に幸せを感じてしまっている子猫。 彼女の出番が多いと原作の少年漫画としての世界観が壊されてしまうのである意味危険人物。
[25]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 11:30:47.11 ID:xhaLGNHU 藤沢 美子 かつて松山に恋をし、松山の鈍さと迂闊さを恨みながらアメリカに旅立ち、高校で日本に戻ってきた少女。 現在は一応松山と和解したが、当の松山が怯えている上彼女も未練は無い為疎遠である。 早川 あずみ 岬のフランスでの同級生にして金儲けのパートナー。強気で男勝りな性格。 高校を卒業してから日本に来たが、すれ違いで岬に二股男と言うレッテルを貼ってしまった。 山岡 美子 岬の父違いの妹。しかし本人はそれを知らず、テレビで見た岬に惚れ込んだ挙句 南葛に押しかけ幸運と周囲の誤解を活かしてちゃっかり岬の彼女と言う事になってしまった。 赤嶺 真紀 沖縄の女子高生。ソフトボールに燃える青春を過ごしていた筈が、ひょんな事から日向に 自ら接触してしまい、以後セコい嫌がらせ(としか受け取れない求愛行動)の被害に会っている。 塩田 琴音 オリキャラ。念写や占いなどが出来る山森のストーカー。その正体は"../test/read.cgi/morosaki/1371135333/2" >>2だとか"../test/read.cgi/morosaki/1371135333/2" >>2の妹だとか言われていた為 本編には登場していないものの"../test/read.cgi/morosaki/1371135333/2" >>2の分身キャラとして姉まで出来てしまった。 サッカーの知識はいまいち不十分だが、山森LOVEの為に南葛高校に就職までした困った女。 マリー・シュナイダー ドイツのカール・ハインツ・シュナイダーの妹。イタリアのジノ・ヘルナンデスと文通している。 怪しいおにいさんについていっちゃ駄目ですよ。おねいさんとの約束です。等と言っていた事もあったが、 彼女ももうティーンエイジャーの筈なのである程度自由にさせるべき。むしろ妹離れ出来ない兄貴が問題。 ミアータ・コリーニ ストラットの彼女。良い船ですね。
[26]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 13:04:45.08 ID:2oLJgZA2 ★アルシオン 高いトラップ ( スペード4 ) 80+( 1 + 2 → 6 + 5)=91★ ★中山 オーバーヘッドクリア ( ダイヤK ) 78+( 6 + 5 )=89★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→アルシオン、トラップ成功。 ----------------------------------------------------------------------------- 中山「(よし!届く!)」 両者共に高く飛んだが、アルシオンは普通に頭から飛んでいるのに対し 中山はオーバーヘッドキックに行ったのにそれでやっと互角の高さになりそうだった。 相手の反則的なジャンプ力に中山は舌を巻くしかなかったが、それでも どんな手段でもアルシオンのトラップを阻止できれば自分の勝ちだと割り切っていた。 だが次の瞬間中山は信じられない物を見た。 アルシオン「良いクリアだ。模範的だな。だが無意味だ」 ガツッ!クルッ。 中山「!!?」 ボール越しに激突した筈なのにやけに軽い感覚しか感じられないと思ったら、 反動で離れていくアルシオンがオーバーヘッドキックの形に体を回転させ、 ゆっくりと落ちていくボール目がけて足を伸ばす。 高さで追いつかれ、力づくで押し切る事も出来ないのなら軽い当たりでボールを 自分の都合の良い位置とベクトルに引き寄せ、オーバーヘッドキックで確保し、 その勢いのまま一回転して足から着地し、即座にダッシュ。 中山「(しまった…!)」
[27]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 13:05:09.01 ID:2oLJgZA2 ドサッ!スタッ。 シュタタタッ! それがアルシオンの狙いだと気付いた時には体勢を立て直す時間はもう残っておらず、 アルシオンと違い足から着地できなかった中山が立ち上がった頃には 最早振り切られてしまっていた。 放送「おおおっ!?この競り合いは互角に見えましたがアルシオンくんが美技を披露し ボールゲット!見事中山くんを引き離しチャンスエリアに駆け込みます!」 観客「ちくしょう、キザなマネしやがって!」「モリサキー!こんな所で失点するなよー!」 森崎「(くそっ、こうなったら俺が止めれば良いだけの話だ!アルシオンも 疲労している筈だからもう一発スターバーストを止めればあいつもスタミナ切れだ! それで俺達が一方的に攻め続けられる様になる!次のアルシオンの一発が勝負だ!)」 次藤「(ストラットの事ば考えると、森崎もこれ以上疲れさせんのが最善タイ。 ここが男の踏ん張りば見せんばいかん所とね。ケガ?そげん知るか!)」 早田「(森崎はストラット相手にはどうにもジンクスが悪い。コイツに撃たせたら 悪い予感しかしない…だから俺が止めるんだ。こういう時こそマーカーの真価が問われる!)」 中里「(早田を支援する。パスカットに備える。こぼれ球を確保する。カウンターで駆け上がる。 どれもやらなくてはならぬのがウィングバックの辛い所であるが、価値の証でもあるな)」 それでも日本は尚守りを固めており、イタリアにとって攻め辛い状態を維持していた。 だがこの状況が今大会ナンバー1司令塔とも評されるアルシオンの頭脳を研ぎ澄まさせる。
[28]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 13:05:25.76 ID:2oLJgZA2 アルシオン「(セオリー通りの守り方だな。ここでソーダも俺に向けるなど、奇策を 打ってくれれば有り難かったのだがそんなチャンスはくれないか…ならばどうする? 正攻法には正攻法でしか対抗できないのか?…いや、決してそんな事はない)」 チラッ。 山森「(ん?今アルシオン、俺を見たのか?)」 ジョアン「(考えろ、アルシオン。この場でお前が撃つのは下策。お前が疲弊してしまっては ストラットが孤立無援と化し我々の攻撃パターンは極端に制限されてしまう。 ストラットに渡すのは中策。あいつの体力を余らせておくのが勿体無いのは事実だが、 二人マークがついている以上シュートに持ち込める確率が余り高くないのもまた事実。ならば…)」 アルシオン「(リターンを高めつつリスクを抑える。それがゲームメイクと言うもの。 この状況で望みうるリターンとは。この状況で消し去れるリスクとは。 そしてそれらを実現させる手段は…これだ!)」 スッ。 ヘルナンデス「(あのサインは…そういう事か、成程!)DFライン上がれ! 攻撃をサポートするんだ!日本陣内に入ってオフサイドを取れなくなってもいい!」 バサレロ・ゴルバテ・トリノ『おう!!』 カルネバーレ「へへっ、FWらしい事が出来るぜ!」 ドドドドッ! ジョアン「(そうじゃ…それが上策じゃ、アルシオン!)」 アルシオンが何をするつもりか、何を始めたか。 それをすぐに理解できたのはイタリアユース関係者だけだった。
[29]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 13:05:44.06 ID:2oLJgZA2 ダダダッ! 放送「アルシオンくんPAに突入!いよいよ得点チャンスです!」 次藤「(シュートならワシがなんとかしちゃる。ドリブルなら…森崎に任せるしか無か)」 森崎「(来やがれ!お前が俺の引き立て役だ、俺がお前の引き立て役じゃない!)」 アルシオンはまず最初に日本PA内の(イタリア側から見て)左側に切り込んだ。 ここからスターバーストか、それとも一対一を挑んでくるかと次藤が森崎が身構える。 ダダダッ! 森崎「ん?何処に行きやがる」 中山「フリーになりたかったのか?」 松山「だとしたら、目測が甘かったな!」 放送「まだ撃ちません!PAの外に出てコーナー付近へ!ここから撃つのか?」 アルシオンは次にPAに出て左コーナー付近に走り込んだ。 余計な時間を消費した事で先程振り切られた松山と中山が距離を詰め、 一旦彼らをかわすか急いでシュートを撃つかの二択を迫られたかに見えた。 クルッ!ダダダッ! 松山「えっ!?」 中山「なんだ?」 森崎「だから何処に…ん?まさか…」
[30]創る名無しに見る名無し:2013/06/14(金) 13:06:10.24 ID:2oLJgZA2 だがアルシオンはここで自陣側に向き直り、一直線に走り出した。 シュートコースを阻む形で距離を詰めていた松山と中山はこれを阻害する事が出来ず、 混乱しながら後を追うが、追いつける前にアルシオンがパスを出してボールを手放してしまう。 放送「アルシオンくん、後ろに下がって…バックパス?シュートが撃てないと判断したのでしょうか? 自信満々なプレイスタイルで知られる彼のイメージとはかけ離れた消極的なプレイです」 次藤「こいつら、マジで!?」 翼「この土壇場で…!」 森崎「とりかごだとォ!?」 この時ようやくイタリア以外も気付いた。イタリアが時間稼ぎに来た事を。 〜ドイツユース宿舎〜 カルツ「…おお。これってかなり有効な作戦じゃないのか?」 フライハイト「ヤマモリの投入とミサキの交代阻止。ヘルナンデスを休憩させる。 首尾よく時間を経過させれば反撃の心配なく終了間際に攻撃出来る。 日本が苛立ちでミスをする可能性もある。この作戦のメリットはそう言った所か」 カペロマン「この状況でよくそんな事思いつくな。あいつの心臓はダイヤで出来ているのか?」 シュナイダー「大した奴だ」
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0ch BBS 2007-01-24