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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[353]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/02(木) 10:14:50 ID:i+26/VtI 放送「鋭いっ!サンタマリアくんがブーメランパスで見事ドイツの二人を翻弄! 大きく右サイドに展開してネイくんが持った!」 観客「キャーネイーーー!!」「後半こそ大活躍してよー!」「派手に決めちゃってー!」 ネイ「いいねえ、黄色い声援ってのは。リクエスト通り派手にやっちゃうか!」 ダダダッ! ここからネイがドリブルでバイタルエリアに近づき、そのまま突破を試みる。 放送「ネイくんチャンスを作りに切り込む!だがドイツのダブルボランチが立ち向かうぞ!」 シェスター「なんの!女性ファンの多さなら負けないぜ!」 ネイ「ほ〜う、言ってくれるじゃん。ならここでカッコよくお前を抜いてお前のファンも貰うぜ!」 シェスター「そうはいかないぜ。ゲルマン忍者こそ最モテだ!」 サササッ! バッバッ! カルツ「お前ら何の話しとるん…じゃ!っと」 ズザザーッ! バチィ! ネイ・シェスター『あっ』 トニーニョ「フザけすぎだ…」 だがその試みは失敗し、ボールはこぼされた末にカペロマンの足下に収まった。
[354]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/02(木) 10:16:28 ID:i+26/VtI 放送「あーっとネイくん抜けない!こぼれたボールはカペロマンくんの下に!ドイツの反撃が始まる!」 カペロマン「女ファンだったら俺も多いぜ。お前はモテなさそうだな、ボーヤ」 マウリシオ「勝手に決め付けんな!」 ズザザーッ! カペロマン「それと、お前のディフェンスも人に言えない位軽いぜ!」 シュパァン! マウリシオ「くそっ!」 カペロマン「(さて、ここまではいいんだが…)」 カペロマンはすぐさま右サイドアタックを開始し、軽くマウリシオを翻弄した。 しかし彼にとって真の問題はこの後に控えるエースキラーのジェトーリオである。 ジェトーリオ「いらっしゃいませー♪ボールはこちらでお預かり致しまーす♪」 カペロマン「気持ち悪いなお前」 放送「カペロマンくんが右サイドを駆け上がりました。しかしここでジェトーリオくんが来ました。 ボール狩りの名人として恐れられる彼を何とかして突破しなければ右サイドアタックは続けられません!」
[355]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/02(木) 10:18:18 ID:i+26/VtI カペロマン「(こいつの汚い守りは極めて厄介だ。審判に捕まるリスクも当然ある筈なんだが、 それは何時起きるか分からないし何時までも起きないかも知れない。この試合中ずっと無事かも知れないんだ。 そんな不確定要素に期待しつつじゃ俺のドリブルでの勝負は分が悪い。どうすれば…)」 ダダダッ! マーガス「カペロマン!俺だ、俺を使え!」 カペロマン「お、良い所に来たじゃないか!」 パンッ!ダダッ!パンッ!ダダッ! ジェトーリオ「ありゃー、そう来ちゃうのね…で、も」 ジェトーリオ相手にドリブル勝負は分の悪い賭け。そう割り切ったカペロマンは マーガスとのワンツーを使ってジェトーリオを抜き去ろうとした。 ジェトーリオ「別に奪う必要はないんだよね僕。君をフリーにさえしなけりゃね」 カペロマン「なにィ!?」 マーガス「こいつ…取る気がないのか…?」 だがジェトーリオはパスコースに割って入ろうとせず、二人の進行を許しながら 一緒に自陣内に下がりカペロマンからつかず離れずの距離を保った。 放送「カペロマンくんマーガスくんとワンツーリターンを開始!ジェトーリオくんこれを取れないが、 必死にカペロマンくんに食らいつく!しかしボールを奪えないまま右サイドへの侵入を許してしまったァ!」 観客「わーっ!また危ないぞ!」「こらージェトーリオ!ちゃんとボール奪えー!」 森崎「(いや、ブラジルとしちゃアレでいいんだろ…)」
[356]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/02(木) 10:19:47 ID:i+26/VtI ジェトーリオはワンツーで振り切られる位ならボール奪取を諦め自陣への侵入を許してでも カペロマンをフリーにさせなければ失点の危険は薄いと言うサンタマリアの指示に従っていたのである。 当然この行動の意味は分かりやすく、カペロマンが怒りを込めてジェトーリオを睨みつける。 カペロマン「フリーにさえしなければ俺なんか怖くない、ってか?」 ジェトーリオ「うん、その通りだよ」 カペロマン「ナメるなァ!!」 グワアアアアアアアッ! バッシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! グイングイイングィイン…! 放送「撃ったーーーっ!!カペロマンくんのサイドワインダーだァ!!」 ゲルティス「(キャッチ成功確率55.6%…)ハァアアアアア!」 バッ! シュィイイイイイイイイイイイン… ガシィイイイッ!! ゲルティス「キャッチ成功」 カペロマン「そ、そんなァ…!」 ジェトーリオ「君がゲルティスの事をナメてるんじゃないの〜?前半の2失点で雑魚キーパーだと思ったの?」 放送「しかしこれはゲルティスくんがファインセーブ!これ以上の失点は許さないと言う気迫を見せ付けました!」 この読みは当たり、カペロマンのサイドワインダーはブラジルゴールを脅かす事が出来なかった。 何本も撃てばその内入るかも知れないが、そんな余裕はドイツのチャンス数にもカペロマンの体力にもない。
[357]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/02(木) 10:20:50 ID:i+26/VtI 上記5レスのコピペをお願いします。 あけましておめでとうございます。 いよいよ最終決戦が近づいてきたキャプテン森崎を今年もよろしくお願いします。
[358]森崎名無しさん:2014/01/02(木) 12:40:09 ID:??? 行ってきます。
[359]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/06(月) 19:28:33 ID:2Z7EBjc+ パンッ!バコッ!バシュウッ! ディウセウ「任せっぞ、サンタマリア」 サンタマリア「ああ」 放送「ブラジル、再びサンタマリアくんにボールを回し攻撃の起点を任せます。 ここからどんなゲームメイクを見せてくれるのか?」 3失点目を防いだブラジルはしばしパスを回してから再びサンタマリアにボールを持たせた。 ドイツメンバー「(くそっ、またサンタマリアか…)」「(ブーメランパスに気をつけないと)」 サンタマリア「フッ」 ダダダッ! ドイツメンバー「あっ!」「しまったドリブルか!」 サンタマリア「パスを警戒されればドリブル。ドリブルを警戒されればパス。基本だ」 放送「サンタマリアくんここはドリブル!ドイツ陣内の中部へ突き進みます。 このままドリブルで何処までいくのか?ひょっとして自分で撃ちに行くのか?」 サンタマリアはまたもブーメランパスか、とドイツが警戒したのを見計らってあえてドリブルで 突き進んだ。無論その程度の意表を突いただけではノーチェックで切り込める範囲は限られる。 ポブルセン「ァアアアアアアッ!!」 ダダダッ! サンタマリア「(とは言え、ここまで来たらやはりブーメランパスの方がいいな)」
[360]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/06(月) 19:29:37 ID:2Z7EBjc+ グワアアアアアアッ! バシュルルルルルッ!! ギュィイイイイイ… 放送「サンタマリアくんここでパス!ブーメランパスで一気にシュートチャンスを作りに…」 シェスター「おおっと、2度もやらせないぜ!」 バッ! ギュィンギュィンギュィン… バチィッ! サンタマリア「なにィ!」 ポーーーン… トニーニョ「なんのまだだ!」 ダダダッ、バッ! グワアアアアアアアアアッ!! 放送「いやこれはシェスターくんに弾かれた!だがトニーニョくんがすかさず飛びつくぞーっ!」 だがキラーパスとして放ったブーメランパスはシェスターに阻まれ、見当違いの方に飛んでいった。 ならばとトニーニョが飛びつき、スカイドライブを撃ちに行く。 フライハイト「くっ…」 カルツ「くそっ、間に合わん!」
[361]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/06(月) 19:31:04 ID:2Z7EBjc+ トニーニョ「スカイドライブだ!」 バッギュワァアアアアアアアン! ギュルルルルルルルル!! 放送「トニーニョくんのスカイドライブ!」 ミューラー「フン、それはもう見飽きたぞ!」 バッ! バコォオオオオオオオン! トニーニョ「くっ!(ハーフタイムである程度回復しているな…)」 フライハイトとカルツもこれを妨害しようとするが間に合わずトニーニョのスカイドライブは放たれた。 しかしこれもミューラーの牙城を脅かす事は出来ず、パンチングでヨハンセンの方に弾く。 放送「しかしこれは弾かれる!後半も磐石だミューラーくん!パンチされたボールはヨハンセンくんの方に!」 ヨハンセン「よし、メッツァ!」 バコッ! ネイ「はい予想的中!」 シュッ!パシッ! ヨハンセン「な、なにィ!」 放送「しかしネイくんがすぐさまカット!まだブラジルの攻撃は続くぞ〜っ!」
[362]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/06(月) 19:32:05 ID:2Z7EBjc+ ヨハンセンはフォロー後すぐにメッツァに繋ごうとしたが、これはネイに読まれていた。 ネイはパスカットに成功し、すぐさまドイツのPA内に切り込み敵を引きつける。 ネイ「(そろそろ…ほらっ!)」 バコッ! ザガロ「よし。行くぜーーっ!!」 グワァアアアアアアアアアアッ!! 放送「切り込んで…ザガロくんに!ザガロくん振り上げる!ダブルイールだ!」 バッグォオオオオオオオオオオオオオオン!! ギュルギュルギュルギュル! そのままネイはヒールパスでザガロに渡し、ダブルイールを撃たせた。 ミューラー「何度やっても同じだァ!」 バッ! バキィイイイイイイイイイイッ! バシュッ、シューーーーー… 観客「ああああっ!」「ま、またかよ…」「畜生!これだけ撃ちまくって入らないってどういう事だ!」 「このままじゃ逆転どころか同点すら怪しいぞ…!」「それどころかもしドイツにもう1点入れられたら…」
[363]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/06(月) 19:33:15 ID:2Z7EBjc+ 放送「ああ〜っ…し、しかしまたもやミョルニル炸裂ゥ!!ボールが叩き潰された! 何本撃っても崩れてくれない!何と言う鉄壁ぶりでしょうかミューラーくん! 前半の絶好調を維持する彼相手には最早ファントムシュートを撃つしかないのでしょうか? ドイツにとっては何とも頼もしき姿はブラジルにとっては最早悪魔にすら見えてきます…」 ドイツメンバー「やったァ!」「流石ミューラーだぜ!」「へへ、頼もしいな」 だがこのシュートすらミューラーは勢い良く叩き落とし、ボールを地面に挟んでパンクさせてしまった。 前半終了間際の失点など無かったかの様な鉄壁ぶりを維持するミューラーの勇姿に 元気付けられるドイツユースの面々だったが、ブラジルユースの選手達は知っていた。 ザガロ「(フン、何が何度やっても同じだ…もうそんな事は言えなくなるぜ)」 ブラジルメンバー「(よし…動きが鈍り始めている)」「(ここから更に連射だ)」「(2点目はすぐそこだ!)」 たった今、ミューラーは限界に達したと。 ミューラー「(…なんだ!?今俺の全身を襲った違和感はなんだ…?)」 フライハイト「(ミューラーの様子がおかしい…?)」 シュナイダー「(いよいよもって俺の勘が叫んでいる…!今はピンチなんだと!だが、ピンチの内容が分からない… 考えている時間もない…ならばピンチの側にある筈のチャンスを掴むしかない!3点目を狙う!)」 森崎「ん?…おい井出。今のでブラジルのシュートは何本目だ?」 井出「え?13本目ですよ。前半11本撃ちました」 森崎「13本………」
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0ch BBS 2007-01-24