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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[364]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/06(月) 19:35:00 ID:2Z7EBjc+ 上記5レスのコピペをお願いします。
[365]森崎名無しさん:2014/01/06(月) 20:05:18 ID:??? 行ってきます。
[366]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:35:56 ID:sSme6GtY ピィイイイイイーッ! ポンッ!パンッ!ボコッ! カペロマン「ナイスパス!」 ジェトーリオ「また君なの〜?」 放送「ドイツ、またしてもカペロマンくんが右サイドアタックを仕掛けます。これが一番確実な手なのでしょうか?」 新しいボールと交換した後試合を再開したドイツの攻め方は再びカペロマンのサイドアタックだった。 ジェトーリオがマークについている分自由に撃てないとは言え、 ワンツーを併用すればブラジル陣内に攻め込む事は可能なのである。 カペロマン「(さてどうしたもんか…サイドワインダーは精々後2本。ムキになって撃ちに行っても 俺の体力とチームの攻撃チャンスをフイにしてしまうだけで終わりそうだ。 だからと言ってワンツーで時間稼ぎなんかさせてくれる程甘い守りはしてくれないし…ん?)」 シュナイダー「(カペロマン、俺に持ち込むんだ)」 カペロマン「(シュナイダーか…そうだな、そろそろメッツァにも働いてもらうか!)」 グワアッ! バッコォオオオオオン! 放送「あっとカペロマンくん大きくパス!これはサイドチェンジだ!メッツァくんにボールを託しました!」 ほんの数秒迷った末にカペロマンはシュナイダーのアイコンタクトに気付き、シュナイダーに繋ぐべく 逆サイドのメッツァに渡した。当然ブラジルもメッツァを放置する訳ではなく、ネイとトニーニョの二人がつく。
[367]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:37:10 ID:sSme6GtY ネイ「おっと、こっちだってフリーパスじゃないぜ!」 トニーニョ「ボールが破裂したお陰で俺達も戻れたんだからな」 メッツァ「あー、確かにそうだね。でも」 ブンッ… バシュルルルルルル! ネイ「うっ!?」 トニーニョ「そんな!」 メッツァ「ほらだめじゃん。僕のパスを取るのは簡単じゃないよ」 シュナイダー「ナイスパス」 放送「メッツァくんパス!ネイくんトニーニョくんカットできない!ドイツの名パサーの技が冴え渡る! そして…シュナイダーくんにボールが渡ってしまったァ!ここで止めたい!」 観客「わ〜っ、まずいぞ!」「バカ、何やってんだ!」「早く止めろ〜〜〜っ!!」 ドトール「アマラウ、ついてきてくれ」 アマラウ「おう!」 しかしネイとトニーニョのどちらもメッツァのトップスピンパスを阻む事は出来ず、 シュナイダーがブラジル陣内でボールを受けた。この時彼を止めに向かったのはドトールとアマラウである。 ボール狩りに長けたドトールが相棒のアマラウのサポートを得ればシュナイダーを阻める確率は低くない。
[368]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:38:11 ID:sSme6GtY シュナイダー「(この試合、ここで点を取らなければマズい!敗北すら有り得る! 俺の勘がしきりにそう叫んでいる。だから今回は…是が非でも押し通る!)」 ダダダッ… ピタッ! ドトール「なっ!?」 アマラウ「げっ!」 シュナイダー「HA!!」 ヒュウウウッ!! ドグワシャッ! ドトール・アマラウ『ぐわあああああ〜!!』 サンタマリア「なっ!…ま、まずい!」 ただし、確率はあくまでも確率。分が悪いとは言えシュナイダーにもこの二人を突破できる可能性は ちゃんとあり、今回シュナイダーはカイザーマルシュを用いる事でそれを成し遂げた。 ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! こうして後半15分、ドイツにビッグチャンスが訪れた。
[369]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:42:12 ID:sSme6GtY 放送「と…止められないーーーっ!シュナイダーくんの突進が阻めなかった ドトールくんとアマラウくんが痛々しく宙を舞う!そしてもうここはシュートレンジだーーっ!!」 観客「ギャーーーーーーッ!またシュナイダーにやられるのかよーっ!?」「止めろ、止めるんだ!」 「いい加減意地を見せろ!ゲルティス!」「ディウセウ止めろ!止めないとお前はただの木偶の坊だぞ!」 ルディ「(よし!ここで入れば勝利はほぼ決まりだ!頼むぞカール!)」 ロベルト「(わ〜〜〜っ!そんな馬鹿などうしようどうしようどうしよう!)」 全日本メンバー「ここでネオファイヤーのチャンスだと…!?」「まさか、ハットトリックか?」 森崎「………」ゴクリ この時ブラジルに残された守備陣はディウセウとゲルティスの二人だけだった。 ドトールとアマラウはたった今シュナイダーの手によって吹き飛ばされ、 ジェトーリオは逆サイドに居り何も出来ない。サンタマリアとマウリシオが戻ってきては いるものの、やはりブロックに飛べる位置ではないし例え飛んでも役には立たない。 ポブルセン「(防げ!俺の方に弾いてこい!)」 マーガス「(こぼれ球になったら必ず叩き込んでみせる!)」 カペロマン「(お零れ狙いってのはちょっとカッコ悪いが、ゴールはゴールだ!)」 勿論シュナイダー以外のシューター達もチャンスを物にすべく駆け込んでおり、 例え防げても弾き方が悪かったら失点してしまう確率はかなり高い。 失点は勿論駄目。弾くのも駄目。ネオファイヤーと言う超火力の前に厳しい勝利条件を たった二人で達成しなくてはならなくなったディウセウとゲルティスはどうしたか。
[370]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:43:41 ID:sSme6GtY ディウセウ「(ホント、コイツはすげえや…ワクワクが止まんねェ)」 ゲルティス「(ネオファイヤーが来る…フライハイトは遥か後方。ファイヤードライブの見込み無し)」 シュナイダー「(このゴールで決勝への切符を掴む!全日本ユースが待つ決勝の舞台への切符を!)」 グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! ディウセウ「(ブロッカーってのは楽しいな!こういうすっげえ奴の一撃を受け止められるんだかっな!)」 ゲルティス「(シュートコースシミュレート…完了。ディウセウのブロックシミュレート…完了)」 放送「シュナイダーくんのネオファイヤーショットーーーーーーッ!!!」 シュナイダー「 N E O F I R E ! ! ! 」 ズワッグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン!!!! ギュグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! ディウセウ「オラがやらなきゃ誰がやるーーーっ!!」 ドッゴゥウウウウウウウウウウウウウウッ!!! シュナイダー「!!?」 ディウセウは怯えなかった。勇気を振り絞りすらしなかった。純粋に喜びで奮い立った。 人間を軽く殺せそうな威力の恐怖の弾丸に自らの胴体を大喜びで差し出した。
[371]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:44:48 ID:sSme6GtY ほんの一瞬だけ、ディウセウは完全にボールを受け止めたかの様に見えた。 ドッガァアアアアッ!! 次の瞬間ディウセウの巨体はなぎ倒され、ネオファイヤーショットの進撃は再開した。 シュナイダー「(…バカな!)」 だが強き者達には分かった。その速度と威力が一段落ちたのが。 ゲルティス「ハァアアアア!!」 バッ! ガシィイイイイイイイイイイッ!! そしてボールはゲルティスの手中に捕らわれた。 シュナイダー「………!」 ギュルギュルギュル…ギュル…ギュル… ピタッ。 ボールはゲルティスの手を弾かなかった。ゲルティスの手からも弾かれなかった。 スタッ。 ゲルティス「キャッチ成功…ナイスブロック、ディウセウ」 ディウセウ「ヘヘッ…やったな、ゲルティス!」 華麗に着地するゲルティスと地面に腹這いのディウセウが賞賛を交し合った時、誰もが認識した。 今、シュナイダーのネオファイヤーショットが完全に防がれたのだと。
[372]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:46:51 ID:sSme6GtY 放送「キャ…キャッチ!キャッチ成功!ゲルティスくんスーパーセーブで完全にキャッチしました!! しかしこれは直前に身体を張ったディウセウくんの奮闘のお陰でもあるでしょう! 彼が身を挺してシュートの威力を弱めていなかったらキャッチではなくこぼれ球になり、 ドイツのゴールチャンスが続いていたかも知れません!しかし現実はこの二人が魅せてくれました! 大会得点王暫定一位の必殺のネオファイヤーショットが!今!破られました〜〜〜〜〜ッ!!」 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 観客「よっしゃーーーー!何とか防いだ!」「良くやったディウセウゲルティス!」「あっぶねー、心臓止まるかと…」 「やりゃ出来るじゃないか!前半からそうしていろよ!」「ここでネオファイヤーを防いだのは大きい!大きいぞ!」 「ゲルティス!」「ディウセウ!」「ゲルティス!」「ディウセウ!」「ゲルティス!」「ディウセウ!」 ドイツメンバー「そ、そんなァ…」「ネオファイヤーが…完全に…」「あ、慌てるな!日本だって同じ事をしてきただろ!」 コインブラ「(何?…今のは弾いた所をねじこまれると思ったのに)」 森崎「(ちっ、生意気な。ネオファイヤーをキャッチしやがるとは… しかしこれでドイツの攻撃力はかなり落ちた。そして守備力は…どうなんだ? ミューラーの体力が大体若林程度だと仮定して、後3本も食らったら動きが鈍りだすぞ…)」 劇的なビッグセーブにブラジル側は沸き立ち、ドイツ側は意気消沈する。 客観的に言って、試合の流れが変わり始めた瞬間と言って良いだろう。 ブラジルメンバー「(勝った)」「(このまま同点、そして逆転だ)」「(次の攻撃でドイツを絶望の淵に叩き込む!)」 カルロス「(ヒヤッとしたが…良く守ってくれた。今度は俺達攻撃陣がこの死守に応えてみせる。 シュナイダー、そしてミューラー。お前達のショータイムはもう終わりだ!)」 だがブラジルユースの選手達だけは確信していた。流れが変わり始めた所ではないと言う事を。
[373]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/07(火) 08:50:08 ID:sSme6GtY 上記7レスのコピペをお願いします。
[374]森崎名無しさん:2014/01/07(火) 09:40:48 ID:??? 行ってきます
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