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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[408]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/30(木) 08:50:59 ID:PaEIpEcE ブゥウウウウウウウウウウン!! ミューラー「(来たっ!だが見切れる…!体は動く!間に合う!)」 ヒュンッ! いずれにせよ、カルロスが分身ドリブル特有の緩急自在の横の動きを開始し それを阻止すべく腰を落として距離を詰めたミューラーが。 ミューラー「なっ!!?」 ガクン! シュナイダー「(な、なんだ!?どうしたミューラー!)」 急に体勢を崩し、何もない所に所に手を伸ばした時、シュナイダーには何が起きたのか最初は分からなかった。 パスッ… コロコロコロ… カルロス「…俺のもう一つの切り札、ステルスシュートだ。覚えておけ」 ミューラー「………!!!」 シュナイダー「そん、な…」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! カルロスは分身ドリブルの動作中に何時の間にかボールをゴールに蹴り込んでいた。 ミューラーはそれを阻止しようとし、間に合わなかった為に何もない所に手を伸ばす羽目になった。 シュナイダーがそれを理解できたのはゴールの笛を聞いてからだった。
[409]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/30(木) 08:52:07 ID:PaEIpEcE . ブラジル 3−2 ドイツ 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 10ゴール カルロス、シュナイダー、ストラット 9ゴール 日向 8ゴール ディアス 7ゴール ザガロ 5ゴール 火野、ビクトリーノ 4ゴール 翼、カペロマン、森崎、ランピオン、カマーチョ 3ゴール ポブルセン、ナポレオン、ピエール、チャンドラー、ロリマー、ミハエル、サトルステギ 2ゴール トニーニョ、マーガス、李邦内、李邦坤、アルシオン、イスラス、レンセンブリンク、三杉 1ゴール ルーク、肖、岬、山森、フライハイト、ネイ、ロペス、ガルシア、クライフォート、 カイザー、マッハー、クリスマン、政夫、ディウセウ、マウリシオ 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 6アシスト アルシオン 5アシスト サンタマリア 4アシスト 岬 3アシスト カルロス、マーガス、翼、ダ・シルバ、ネイ、チャンドラー、火野、パスカル、ランピオン、 2アシスト カペロマン、バンビーノ、カルツ、ピエール、王、森崎、トニーニョ 1アシスト フライハイト、カルツ、メッツァ、テイラー、飛、山森、早田、ビクトリーノ、エスパダス、クリスマン、イスラス、 シェスター、バビントン、クライフォート、カイザー、和夫、ジェトーリオ
[410]2 ◆vD5srW.8hU :2014/01/30(木) 08:53:14 ID:PaEIpEcE 上記8レスのコピペをお願いします。
[411]森崎名無しさん:2014/01/30(木) 12:35:25 ID:??? 行ってきます
[412]2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/05(水) 00:15:46 ID:hswY8fJA ォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!! 観客「やったーーーーッ!!」「ゴールだ!ゴールだ!逆転だァ!!」「イヤッホォオオオオオオオオオ!!」 「やっとか!待たせやがって!」「散々気をもませやがって!どうしてやろうかと思ってたぞ!」 「素晴らしいタイミングでの逆転だ!」「見たかドイツ!これがサッカー王国・ブラジルの力だ!」 「今の見たか!?」「見た見た!分身ドリブルの最中にシュートしてた!」「くそっ、見逃しちまった!」 「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」 放送「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールッッッ!!!! マイクの力を借りて叫んでも尚かき消されかねない程の大歓声によってブラジルの逆転ゴールが たった今、後半38分に祝福されています!決めたのは勿論この人、ブラジルユースの キャプテンにしてエースストライカーのカルロス・サンターナ!本日2点目のゴールで 一時期は絶望的とすら思えた試合を見事引っくり返してみせた英雄に嵐の如く拍手と歓声が降り注ぎます! そしてゴールの仕方も極めてスタイリッシュで映える物でした!ムーンサルトパスカットで 相手のパスワークを断ち切り、そのまま速攻に参加し、こぼれ球を拾ってゴール前に切り込み、 そして分身ドリブルかと見せかけて目にも止まらぬ早業でボールをドイツゴールに蹴り込んだのです! 前半の1点目とこの3点目が合わさればまさに獅子奮迅にして一騎当千の活躍ぶり! 最早英雄と言う言葉すら物足りなく感じてしまいます!これがカルロス・サンターナなのです!!」 ロベルト「(よっしゃ!よかったー、結局コインブラ抜きでも勝てそうだ。いやーヒヤヒヤした)」 放送「ピッチレポーターによると今までにじっと見守るだけだったロベルト監督も ここに来てやっとガッツポーズをしたそうです。前半で2点リードされると言う大ピンチに陥りながらも 自分の選手達と戦術を信じ続け戦い続けたその好判断と精神力は賞賛に値する名将ぶりと言えるでしょう!」 ロベルト「(おっといかんいかん、名監督は勝利を確信してもニヤニヤしたりしない。監督らしいクールな無表情っと)」
[413]2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/05(水) 00:17:44 ID:hswY8fJA サンタマリア「ナイスゴールだ、カルロス!」 カルロス「ああ、決まってホッとしたよ。ケチらずにステルスシュートを使って良かった」 ジェトーリオ「ま、君が本気になればこんなもんだよね」 カルロス「そうとも限らない。ミューラーが疲弊していなかったらあるいはな」 ザガロ「チッ。ゴールを決めた直後に謙遜なんぞしやがって…」 ディウセウ「怒んなよザガロ。世の中おめえみたいな意地っ張りばっかじゃねえんだって」 ネイ「くそっ、また見切れなかった。一体何時撃ったんだよ…」 トニーニョ「タネが分かっていても尚タイミングが分からない。恐ろしい技だ」 マウリシオ「それは置いとくとして、そろそろドイツも諦めてくれますかね?」 アマラウ「そいつは油断大敵って奴だ。こうなった以上形振り構わず攻めてくるだろうからな」 ドトール「ただしもう気力も冷静さも残っていないだろう。流石にダメージは深い筈だ」 カルロス「その通りだ。丁寧にボールを奪ってからキープに努めればそれで終わりだ。後もう一踏ん張り頑張るぞ!」 ブラジルメンバー『おう!!!』
[414]2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/05(水) 00:22:33 ID:hswY8fJA 試合を引っくり返す逆転ゴールを後半終盤に決めると言う最高の展開を迎えたブラジルユースと その味方は言うまでも無い程喜んでいた。あれ程苦しみながらも最初のプラン通りに 攻撃権を支配し、ミューラーを疲弊させ、大量得点に成功したのだから愉快でない訳がない。 こうなってしまえば2失点と言う苦難と恐怖も勝利の美酒を引き立てるスパイスに成り下がると言う物である。 コインブラ「(…バカな)」 そんな大喜びのブラジルユースの中で、唯一コインブラのみは喜びではなく驚愕に打ちのめされていた。 コインブラ「(ドイツの方が強い…俺はそう見ていた。なのに、これは…)」 彼は昨夜、カルロスとの会話で彼抜きならばブラジルは2−3でドイツに負けると言い放っていた。 売り言葉に買い言葉の状況ではあったが、その予想はその場の感情に任せたいい加減な物ではなく コインブラの経験・知識・眼力に基づいた自信のある予想だった。 だがスコアは3−2で、勝っているのはブラジルだった。 一時期は0−2と言う絶望的なピンチに陥りながら、彼には見出せなかったミューラーの弱点を突く事で 劇的な逆転を成功させた。これは同時にブラジルユースの選手達が彼の予想を覆した事も意味する。 コインブラ「(サッカーにこんな事が…こんな事が…)」 今まで超越者として絶対の自信を持っていたコインブラがこの時人知れず初めて“敗北”を味わっていた。
[415]2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/05(水) 00:23:41 ID:hswY8fJA 若林「…なるほど。左右の往復の2回目で撃っていたな。こういうシュートもあるのか」 早田「ゲッ、お前今の何時撃ったか見えていたのか!?得意の洞察力か」 若島津「(ハッタリ…じゃないな。こいつなら見切れるか。今更ながらGKとしての差を感じるな…)」 次藤「(いかん…何が起きたのか解説されるまでいっちょん分からんかったばい…)」 中里「ぬうっ、分身ドリブルにこの様な使い方があったとは…恐るべし!」 赤井「ヤバいッスね、カルロスって。こうすれば止めやすいって手段がないですよ?」 中山「強いて言えばパスはそれほどでもないが…パス力が問われる役割じゃないからな」 葵「凄いな〜。前半2点リードした時はもうこれドイツが勝つだろって思ったのに…」 松山「徹底して攻撃し続けたのが功を為したんだが、なんて精神力だ…」 三杉「多分ミューラーの消耗も最初から計算に入れていただろうね。見事の一言だ」 岬「流石にドイツもこれではダメかな。もう体力も気力も時間も足り無さそうだ」 翼「うん…ブラジルが試合を逆転させた上に流れまで支配した。これは大きすぎるよ」 日向「そもそもリードを守り切れなかった時点でドイツの負けだ。もう奴らに攻める力は残ってねえ」 森崎「…シュナイダー…」 同時にこの場で数少ない中立の立場である全日本ユースの選手達も全員試合の決着を予感していた。 ドイツユースの強さを良く知る彼らも、この窮地を更に覆せるとは到底思えなかったのだった。
[416]2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/05(水) 00:28:18 ID:hswY8fJA 上記4レスのコピペをお願いします。
[417]森崎名無しさん:2014/02/05(水) 07:26:52 ID:??? 行ってきます。
[418]2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/06(木) 00:45:49 ID:17irB+k+ シュナイダー「(なんて…事だ…!)」 事ここに到ってはドイツユースにもう余裕など欠片もなかったのは言うまでもない。 それはシュナイダーも例外ではなかった。 シュナイダー「(無様…無力!くそっ、何を間違えたんだ…?…違う! もうミスを嘆いている暇はない、ここからどう挽回するかを考えなくては! だがどうすればいいんだ…ロスタイムを入れても残り時間は精々10分。 攻撃陣の体力も残り少ない…そしてなにより、皆の精神力が…!)」 ドイツメンバー「う、ううっ…」「くそっ、くそっ!」「……………」 彼自身はまだある程度冷静だった。だがそれを他者に分け与える事は出来なかった。 無論チームメイト達も全員焦りと絶望に抗うのに忙しく、これではいくら彼が キャプテンシーを持って味方を鼓舞そうとしても大した意味はない。 シュナイダー「(やはり…皆もうボロボロだ。このままでは喝を入れても “やるだけやってみよう”だの“最後まで諦めずに頑張ろう”だのと言った 後ろ向きの闘志しか得られない…それでは駄目なんだ!そんな状態で ヤケクソの攻撃をしかけても早く終わって欲しい、もうダメだと言う意識がつきまとう! “まだ勝ち目はある、負けて堪るか”と皆に意識させなければいけないんだ… だがどうやって?一体何を言えば、何をすればそんなムードを作る事が出来る?)」 ドイツメンバー『シュ、シュナイダー…』 カルツ「(やべえ…シュナイダーですらもうゲキを飛ばせないのか? だけどこのままじゃ…誰かが何かを言わなくちゃ、俺達は戦わずして負け犬になっちまう…!)」 シュナイダー「(いかん…何か、何か言わなければ…!)」
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0ch BBS 2007-01-24