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【新たなる】ライ滝第二十七話【門出】
[179]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2013/08/10(土) 02:32:22 ID:??? 松山的には超重要分岐→ハート7 →松山「ふふふ……義兄さんが目指す世界なら当然俺もついていくよ」 良かった。松山は地獄モードのままだ! 超新星的にも重要分岐→ハート5 →慈円手入「すまない、兄貴……俺は一緒には行けない……」 松山「ふふふ……義兄さんが目指す世界なら当然俺もついていくよ」 ――と思ったら松山は恐ろしいくらいに軽々しく人生の重大決断を下してしまうのだった。 余程地獄兄弟の居心地がいいのであろう。 だがそれとは対照的に残りのもう一人である慈円手入の表情は暗かった。 慈円手入「その……すまない、兄貴……折角の誘いだけど俺は一緒には行けない……本当にすまない」 矢車「……」 心の底から懺悔するように話す慈円手入を前にして、矢車は攻めるでもなく黙って話の続きを持つ。 慈円手入「俺にはどうしてもこの手で叩き潰さなきゃならない奴がいるんだ。 だからサッカーを辞めて白夜の世界に行く事は出来ない。 それにいきなりいなくなっちまったらバイト先の皆に迷惑をかけちまうし……だから……」 矢車「……わかった」 そこまで聞いた所で、矢車は慈円手入の言葉を遮った。
[180]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2013/08/10(土) 02:33:26 ID:??? 矢車「どうやらお前は白夜の世界に行かなくても光に手が届くようだな……なら無理に俺たちに付き合う必要はない。 お前はお前の道を行けばいい。だがもしその先に地獄しかなかったなら……また俺達の所に戻ってこい」 慈円手入「兄貴……」 矢車「じゃあな……ジェンティーレ」 そして、地獄兄弟たちはジェンティーレを残し、白夜の世界を目指して旅立っていった。 小田「ヒャメロー」 なお余談ではあるがこの男に拒否権がなかった事をここに追記しておく。 ▼ジェンティーレが地獄兄弟から離脱しました こうしてジェンティーレを除く10人の地獄兄弟達は一路白夜の世界を目指し船に乗り込んだ(無論密航)のだが――
[181]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2013/08/10(土) 02:34:47 ID:??? 【分岐】 先着一名様で、 【船の行先→!card】 !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ、ハート→無事に白夜の世界、ベルギーにたどり着いた! スペード→乗る船を間違えた! イングランドに着いてしまったぞ! クラブ→乗る船を間違えた! なんとイザーク(グラン歴777年)に着いてしまったぞ! JOKER、クラブA→地獄兄弟の乗った船なら到着点は地獄(リアル)に決まってるじゃないですかHAHAHA といった所で今日はここまで ではでは〜
[182]森崎名無しさん:2013/08/10(土) 02:35:07 ID:??? 【船の行先→ クラブ2 】 やっぱり小田もかw
[183]森崎名無しさん:2013/08/10(土) 02:44:06 ID:??? キムチ券もらって追放されるか、試合中にJOKERかクラブA引いての再登場かはわからないけど 慈円手入は地獄の住人、普通に戻ってくる予感がするw
[184]森崎名無しさん:2013/08/10(土) 06:19:24 ID:??? リアル地獄おしいwそれでも北海道に帰れそうにないw
[185]森崎名無しさん:2013/08/10(土) 13:08:50 ID:??? 今更な突っ込みだけど>>166の風の噂って言葉は誤りで正しくは風の便りな いや、風の噂をマジで聞いてるかもしれないけどさ、中の人的には
[186]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2013/08/11(日) 01:20:44 ID:??? >>182 そりゃ当然小田もついてきますよw >>183 ジェンティーレ「俺もそんな気するけどやめろォ!」 >>184 危ないところでしたね しかしまあ引かないだろうと思ってたユグドラル大陸直行分岐に行くとは少し予想外でしたw >>185 ご指摘どもです 確かに番場さんなら風から噂聞いても不思議じゃないですよねw 船の行先→クラブ2 →乗る船を間違えた! なんとイザーク(グラン歴777年)に着いてしまったぞ! 地獄の住人である矢車達が光の世界を目指したとして果たして無事にそこまでたどり着けるのか? 答えは否である。 幸運の女神に見放された彼らの行きつく先はいつも地獄なのだ。 矢車「なんだ、ここは……」 松山「白夜の世界なら北の果てのはずなのに、辺り一面砂漠だなんて……」 ○池「船を乗り間違えたのかなんなのかわからないが、俺達なんかが光を目指した報いなんだろうな、これは。 ハァ……どぉせ俺たちなんか……」 マッケンジー「そもそもその船もいつの間にか消えているぞ。全くわけがわからん」 まるで異世界にでも迷い込んだかのような異常な事態に流石の地獄軍団も混乱するが、 そんな中で阿部瑠だけは冷静に周囲の状況を観察していた。
[187]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2013/08/11(日) 01:22:18 ID:??? 阿部瑠「このケツにビリビリくる空気……俺の故郷に感じが似ているぜ。一瞬の油断でタマを取られちまいそうだ」 剣「アベールがそう言うのならば気を付けるにこしたことはないな!」 阿部瑠「嬉しい事言ってくれるじゃないの。それじゃあまずはハッテn……人里を探そうぜ。 こんな丸裸の砂漠でおったってるのはヤッてくれって言ってるようなもんだ」 カメハメJr「そうだな。まずはこの土地についての情報を集める必要もある」 少しでも自分たちの置かれた状況を理解する為にも、まずは人里を目指す事にした地獄兄弟達。 と、そんな彼らの前にある一団が姿を現した。 【分岐】 先着一名様で、 【なして地獄兄弟のイベントこんなに密度濃くなってん→!card】 !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ→斧を持ったケダモノっぽい兵士三人だ! ハート→斧を持ったケダモノっぽい兵士四人だ! スペード→斧を持ったケダモノっぽい兵士五人だ! クラブ→斧を持ったケダモノっぽい兵士五人となんか七三ヘアのおっさんジェネラルだ! クラブA→一段と言ったがあれは嘘だ。赤毛の小僧が一人、突然現れたぞ! JOKER→青髪の少年と黒髪の双子と金髪のシスターだ!
[188]森崎名無しさん:2013/08/11(日) 01:24:11 ID:??? 【なして地獄兄弟のイベントこんなに密度濃くなってん→ ダイヤQ 】 あれは……サジマジバーツ!?
[189]ラインライダー滝 ◆JkleSJRie. :2013/08/11(日) 01:51:35 ID:??? >>188 いえ、ただのケダモノな兵士です なして地獄兄弟のイベントこんなに密度濃くなってん→ダイヤQ →斧を持ったケダモノっぽい兵士三人だ! どこか人のいる場所へ行こうと思った矢先に人がやってくる。 普通に考えればラッキーな事態であるはずなのだがそこは地獄兄弟。 ガネーシャ兵A「貴様ら! こんな所で一体何をしている!」 ガネーシャ兵B「妙な服装しやがって……反乱軍の仲間か!?」 ガネーシャ兵C「そうに違いない! 見せしめの為にも反乱軍は皆殺しにしろとの命令だ、覚悟しろ!」 現れた三人の男たちは服装からすると一見どこかの兵士のようであったが、言っている事は完全に世紀末のそれであった。 手にした斧で今すぐにでもドタマかちわりに来そうな勢いである。 マッケンジー「ふむ、どうやらここでは正規軍と反乱軍が小競り合いをしているみたいだな。 そして俺たちは反乱軍と間違われてしまった、と」 松山「えちょっ、なに冷静に分析してるんですかマッケンジーさん!」 あまりにファンタジックな事態に松山、思わず素に戻る。 矢車「……」 一方、この危機的状況を前に矢車は――
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0ch BBS 2007-01-24