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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[460]森末(仮):2013/09/26(木) 23:51:41 ID:??? >★立ち上がれ板野くん→ スペード2 ★ >若島津「押忍!」 外で空手の型をやっている若島津を見つけた! ================================================================== 板野「(あれは……)」 宿を出て、ぶらぶらとどこへ行くでもなく散歩をしていた板野。 そんな折、ふと目に飛び込んできたのは……何も無い空き地で、黙々と空手の型をやっている若島津の姿であった。 ジャージ姿のまま正拳突きを繰り返し、額に浮かぶ汗をものともしない様子で鍛錬に勤しむ。 日向がいない為にサイボーグと化してはいない彼は、恐らくこの世界では地道に体を鍛えているのだろう。 若島津「ふぅ……む?」 板野「あっ……こんばんわ」 若島津「……おう」 一段落ついたのか、しばらく若島津は正拳突きをした体勢のままビシッと直立不動を維持し……。 小さく息を吐くと、ベンチに腰かけて休憩を取る。 その際、若島津と板野の視線は交錯し、無視する訳にもいかなくなった板野が挨拶をすると若島津もそれに応えた。 板野「えっと、今のって空手の型だよね?」 若島津「ああ……俺の実家は、空手の道場をやっているからな。 小さい頃から鍛えられてきた。 精神を集中させる為にも、肉体を鍛えるにも、これをやるのが1番だ」 板野「(……WY編では酷い事してた気がするけどね、その実家に)」 今の所は若島津も実家に対して非情な態度を取っている訳ではないらしく、 板野はその事に安堵をしながらも……しかし緊張をする。 あまり愛想がいいとは言えず、プライドの高そうな若島津。 中々会話を続けようと思っても、先ほど部屋にいた時とは別の意味で空気が重苦しくなってしまうのである。 板野「(えーっと、何か話題、話題……)」 若島津「……ところで、何かあったのか?」 板野「えっ?」 若島津「さっきまでの顔、酷いものだったぞ。 まるでこの世の終わりが明日にでも来ると聞かされたような顔だ」
[461]森末(仮):2013/09/26(木) 23:52:41 ID:??? しかし、意外にも話題に困る板野よりも先に口を開いたのは若島津であった。 元来、武骨ではあるものの若島津という男は馬鹿ではない。 先ほど若島津と目を合わせた時までの板野の表情を見て、何かあったのかと察し、 そしてそれをある程度気遣うくらいの心も持ち合わせていた。 ……無論、それはこれが板野だったからであり、若島津にとって何ら魅力を感じない木端選手であれば、 鍛錬の邪魔だとしてこの場から早々に立ち去るように言っていたであろう。 板野「(……そうだな、誰かに話を聞いてもらった方が、気持ちの整理もつきやすいかもしれない)実は……」 最初は若島津が自分を気遣うような言葉を吐いた事で驚く板野だったが、 話を聞いてもらっても特に不利益はなく、 むしろ聞いてもらえる事で幾らか気持ちも軽くなるかもしれないと思い事情を話し始める。 松山の事故、ふらの中の皆の体調不良。 悪条件が重なり、不幸が重なり、2回戦以降は棄権をしなければならないという事を。 板野「試合で負けて敗退出来れば納得できる。 ……でも、試合すら出来ないなんて、悔しいよ」 若島津「…………」 先着1名様で、 ★若堂流メンタルケア→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→若島津「ちっ、松山は下剤入りを飲まなかったか」 犯人見つけちゃいました ダイヤ・ハート→若島津「残念だな……お前たちとは、戦ってみたかったが」 残念がった スペード・クラブ→若島津「ふん、馬鹿な奴らだ。 勝手に自滅をするとはな」 鼻で笑った
[462]森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:53:13 ID:??? ★若堂流メンタルケア→ ダイヤK ★
[463]森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:53:14 ID:??? ★若堂流メンタルケア→ ダイヤ2 ★
[464]森末(仮):2013/09/27(金) 00:12:45 ID:??? >★若堂流メンタルケア→ ダイヤK =若島津「残念だな……お前たちとは、戦ってみたかったが」 残念がった★ ====================================================================================================== 板野「えっ?」 若島津「あの松山の北国シュート、そしてお前のシュート。 どちらも止めて、栄冠を勝ち取る。 今日の試合を見てから、ずっと考えていた事だ」 闘争心の塊のような男である若島津にとって、今日のふらのと難波中学の試合は見ているだけで血が沸く程のゲームであった。 それは試合展開に興奮をしたという話ではなく、ただ純粋に松山と板野、両者と勝負をしたいと願っただけ。 中学生No.1キーパーとして、あのシュートを受け、防ぎ、日本一の栄冠を手にしたいと考えていただけである。 若島津「お前の他の能力は見ていない以上わからん、が、あのボレーシュートは中々の威力だ。 反町でも、そして南葛の来生でもあれほどの威力は出せんだろう。 そして、松山の北国シュートはそれを優に超える」 板野「………………」 若島津「それを止めて……俺の方が優れていると証明してみたかったんだがな」 ただ自分の思う事を洗いざらい吐く若島津を見ながら、板野はまるで夢を見るような面持ちでその言葉を聞いていた。 キャプテン森崎本編、そして原作でもあまり扱いがいいとは言えない若島津。 かませ犬と揶揄される事もしばしばあるが、それでも相当な実力者であるのは板野とて知っている。 特に森崎がいないこの世界においては、事実上中学大会ではNo.1のキーパー。 その若島津から認められている、そう思うだけで板野は先ほどまでの憂鬱な気分を忘れ、歓喜をする。 板野「(若島津が俺を認めてくれてる……俺と勝負をしたいと言ってくれてる! まあ、なんというか、やっぱり敵意マシマシで友好的とは言い難い感じではあるけど、 それでもこっちを馬鹿にしてるって訳じゃないんだ!)」 若島津「どうした、さっきから黙って」 板野「え? え、えーっと……」
[465]森末(仮):2013/09/27(金) 00:13:48 ID:??? A.「若島津、勝負をしないか?」 地面に転がってたボールを指さし勝負に誘う B.「ありがとう……だけど、勝つのは……ゴールを奪うのは俺達だよ!」 自分たちの方が若島津より勝っていると言い張る C.「でも、俺のボレーシュート……若島津なら簡単に弾けるんじゃ」 少し自信なさげに言ってみる D.「いやいや、恐れ多い……松山ならともかく、俺じゃあ……」 自分より若島津が優れていると言い張る E.「来年、全国で戦おうよ。 俺がゴールを奪うまで、無失点でいてくれよな」 握手を求めてみる F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[466]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:14:43 ID:3GVvhWGU B
[467]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:21:17 ID:fmYfWd9s A
[468]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:22:15 ID:BooZ17bo A
[469]森末(仮):2013/09/27(金) 00:39:59 ID:??? >A.「若島津、勝負をしないか?」 地面に転がってたボールを指さし勝負に誘う =========================================================================== 今年、ふらのと東邦が試合をする事は無い。 しかし、ここで若島津と共に話して、板野には若島津と戦ってみたいという欲求が出てきた。 今の自分の実力は、果たしてどれだけ若島津に通用をするのか。 シュートを決められるのか、それともこぼれ球になるのか、或いは簡単に弾かれてしまうのか。 若島津「……いいだろう」 板野の純粋な感情から出た誘いに、若島津は目をギラリと光らせながら頷き、 持ってきていたリュックからキーパーグローブを取り出すと、板野から一定の距離を取り振り返る。 若島津「ゴールも無い、整備もされていないが……。 お前もストライカーならどこまでがゴールの範囲か、それくらいはわかっているだろう」 板野「(サッカーやり始めて4か月なんだけど……まあ、大体はわかるか!)ああ!」 若島津「来い……!」 仄かな街灯が照らす中で、若島津は静かに吼えるとグッと腰を低くしてセービングの構えを取る。 距離の感覚は、ペナルティエリアの外、シュートを狙うには十分過ぎる距離。 ただしフリーの状態から狙えるとあっては、シューターの方がやや有利と言える条件である。 板野「(大丈夫、俺は中西から点を奪えたんだ……)」 ダッ 自分を鼓舞するように言い聞かせながら、板野は軽く助走をつけてボールをけり込もうとした。
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0ch BBS 2007-01-24