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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[805]森末(仮):2013/10/06(日) 01:56:06 ID:??? >A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません) ======================================================================= 板野「うーん……今月はぶらついてみる事にするよ」 森末「ふむふむ、そうか。 まあ散歩をして気分転換をするのもいいかもしれないね。 それじゃあ行ってらっしゃい」 修学旅行からこっち、常に板野の頭に有り続けたのは打倒・若島津の事だけである。 まだ1ヶ月しか経っていないとはいえ、その1ヶ月中、 勉強をしても練習をしても家にいても、どうやっても若島津を倒すイメージがつかめなかったのだ。 それはある意味では板野を縛り付けてしまっており、一種の呪縛となっていたのだが……。 このままではいけないと、板野は気分転換の為に散歩に出かける事にする。 板野「(とはいってもどこに行こう……?)」 先着1名様で、 ★悩める板野の救世主?→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→???「サッカー不毛の地、沖縄でのサッカースクールは儲からん。北海道に拠点を起こすぞ」 お、お前は!? ダイヤ→???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!? ハート→ヒゲを生やした侍風な男に会った。 スペード→女難の相があるイケメンハーフに会った。 クラブ→多田野「ファッ!? 板野くんじゃないですか!」 多田野に会った。
[806]森崎名無しさん:2013/10/06(日) 01:58:57 ID:??? ★悩める板野の救世主?→ スペード6 ★
[807]森末(仮):2013/10/06(日) 02:01:07 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。 遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。それでは。
[808]森崎名無しさん:2013/10/06(日) 07:33:38 ID:??? 乙でした
[809]森末(仮):2013/10/07(月) 00:15:25 ID:??? >★悩める板野の救世主?→ スペード6 =女難の相があるイケメンハーフに会った。★ ================================================================================ 迷いに迷い、どこに行くでもなく途方に暮れて歩いていた板野。 そんな彼は自宅からも近い河川敷を通っていた折、 不意に対向から歩いてきた男性を一目見て、目を見開く。 板野「(な、なんだこの人……?)」 ???「………………」 板野「(オーラが違う……何か、何かが俺達とは根本的に違う……)」 その男は、両手にスーパーの袋を下げ、ただ河川敷を板野と同じように歩いているだけ。 至って普通の光景であるが、その男は板野が今まで会った事もないような、 とてつもない程の存在感を放つオーラを放っており。 すれ違いざまに、板野は思わず振り向きその男の背中を見てしまう。 ポロン 板野「(あれ? 袋から何か……ミルク?)あ、あの! 落としましたよ!」 ???「ん? あ、ありがとう!」 そしてその時、偶然なのか男が手に提げていた袋から粉ミルクが零れ落ち、しかし男は気づかないのか行ってしまおうとする。 咄嗟に板野がその粉ミルクを拾い上げ声をかけると、 男は礼を言いながら板野に歩み寄り粉ミルクを受け取ると再び袋に詰めいれる。 板野「(うわ……凄い量の粉ミルク。 ……これ、2つの袋にパンパンになるまで詰め込まれてるじゃないか)」 ???「あれ? ……もしかして君、ふらの中学のサッカー部の子?」 板野「えっ、あ、はい! ふらの中学の3年、板野住明です! ……って、どうしてわかったんですか?」 ダルビッシュ「去年、それに一昨年のふらの中学のサッカー部のビデオは見せて貰っててね。 俺はダルビッシュ、ふらの中学のサッカー部のOBだ」 板野「え……ええええええええええっ!?」
[810]森末(仮):2013/10/07(月) 00:16:25 ID:??? まさかこのような場所で、サッカー部のOB……。 しかも、自分の勘が正しければ類稀なる実力を秘めていそうな人物。 そんな人物――ダルビッシュに会えるとは思わなかった板野は驚きのあまり大声を上げるのだが、 ダルビッシュはニコリと笑いながら再び口を開く。 ダルビッシュ「俺が抜けてふらのも弱くなるかと思ってたけど、松山が入って再び全国に出れるだけの力はつけた。 ただ、問題はその後――本番の全国大会で優勝出来るかどうかだ。 松山1人じゃ負担が多すぎる。 だが……ビデオを見せて貰った限りじゃ、お前の実力は確かなようだ。 お前と松山、2人を主軸としたチームなら、全国を制覇するのも夢じゃなさそうだって……。 期待してるんだぜ?」 板野「あ、ありがとうございます! ……抜けてって事は、ダルビッシュさんって」 ダルビッシュ「俺とお前は2学年離れてる。 つまり、松山が1年の時、俺は3年だったんだ。 ……まぁ、松山の課す練習が酷すぎて俺以外の3年は全員抜けたし。 松山中心のチームになりそうだったから、早々にキャプテンの座は松山に渡したけどな」 どこか近寄りがたい雰囲気があったように思えた男――ダルビッシュであったが、 話してみればなんともとっつきやすい印象であり、気さくな性格。 板野はその事にホッと安堵しつつも、矢次早に質問を浴びせる。 板野「勿論俺達も今年こそは全国制覇を狙ってるんですけど……。 でも、ちょっと悩みがあって……」 ダルビッシュ「悩みねぇ……言ってみろ、直接面識は無かったけどお前は俺の後輩だ。 俺で解決できる問題なら聞いてやるよ」 板野「……俺、若島津と2回対決した事があるんです。 でも、どっちも負けちゃって……」
[811]森末(仮):2013/10/07(月) 00:18:01 ID:??? 松山と同じ時を1年だけ過ごし、そして板野の事を全国大会のビデオで見て知っているダルビッシュ。 そんな彼ならば、板野と同世代でNo.1キーパーであるとされている若島津健。 彼の実力もまた知っているだろうと、最近の悩みについて相談をし、ダルビッシュはその件について詳しく問いただす。 全国大会で棄権をする事が決まった後、勝負を挑んだ1回目。 そして、先月の修学旅行で偵察をした際に渾身の弾丸シュートを打っても通用しなかった2回目。 どちらの事も板野はダルビッシュに説明し、ダルビッシュは顎を擦りながらふむふむと板野の言葉を聞く。 ダルビッシュ「確かにアイツの実力はアイツが1年生の時にも見たが……そこまで強くなってるのか。 お前、中西の守るゴールから点を上げてるってのに」 板野「はい……俺の今の実力じゃ、若島津からゴールを奪うのは難しい。 絡め手をつかったり、何本も打ち続けていれば取れるかもしれませんけど……」 ダルビッシュ「お前の話を聞く限りじゃ、東邦は中盤も強くなったってか。 なるほどな、そりゃ確かにやりづらいだろう」 板野「だから俺、新しいシュートを編み出してみたいんです」 弾丸シュートも、板野が時間をかけて編み出した必殺のシュート。 その威力は松山の北国シュートにも劣らないものだが、それでも若島津には通用をしない。 ならばそれ以上のシュートを開発しなければと思う板野だが、今月の練習では特に成果も出せず、 ただただ焦りが蓄積をするだけである。 ダルビッシュ「……お前、練習する時ちゃんと考えてるか?」 板野「え?」 ダルビッシュ「練習は嘘を吐かないって言うけど、考えて練習しないと平気で嘘吐くぞ」 板野「…………」 ダルビッシュ「……ちょっと見てやるからさ、お前シュート打ってみろよ。 どこを改善した方がいいか、俺にわかる事ならアドバイスしてやる」 そう言うと、ダルビッシュはどこから取り出したのかボールをひょいと板野へと投げ、我先にと河原へと降り立つ。 板野もそれに習い、ダルビッシュの後を追って河原へと向かい、 些か地面はシュートを打ちにくいコンディションなものの、ダルビッシュに促されるまま何度かシュートを打ってみせる。
[812]森末(仮):2013/10/07(月) 00:19:01 ID:??? ダルビッシュ「ふーん」 板野「ど、どうですか?」 ダルビッシュ「強いよ、確かに強い。 はっきり言って、俺が3年の時より遥かに強い……。 っていうか、今の俺でもお前より強いシュートは打てないと思うよ」 板野「え……えぇー……」 黄金世代と言える板野の年代のサッカー少年。 その中でも突出していると言える板野のシュート力は既にダルビッシュをも凌駕するらしく、 その事実に板野は果たしてまともなアドバイスを貰えるのだろうかと落胆をするのだが、 ダルビッシュはそのような事はお構いなしに話を続ける。 ダルビッシュ「ただ俺はお前程のキック力は無いけど、言える事はある」 板野「な、なんですか?」 ダルビッシュ「勿体ないんだよ、お前」 板野「へ?」 ダルビッシュの言う言葉の意味がいまいちわからなかった板野は思わず目を点にして情けない声を出すが、 ダルビッシュは板野の肩を掴むと、それを強く押し付けつつ足も掴み強引に持ち上げる。 板野「わ、わわっ」 ダルビッシュ「一つにフォームがギクシャクしてる、今の方が打ちやすいんなら別に止めはしないけど、 もっと綺麗なフォームにすればコントロールは増す。 そうすればもっと力んでシュートに行けるようになるぜ」 板野「フォームが……おかしいですか?」 ダルビッシュ「うん、おかしい。 ただ、別に矯正しなくても今、これが打ちやすいなら問題ない」 言いながら、ダルビッシュは板野がシュートしたボールを拾いつつ、もう一つ言える事があると板野に伝える。
[813]森末(仮):2013/10/07(月) 00:20:05 ID:??? ダルビッシュ「後はボールを蹴る時、インパクトする時にどこを蹴るかだ」 板野「……?」 ダルビッシュ「お前、少し下の方を蹴りすぎてるんだ。 だからボールは上に跳ね上がる」 説明をしながらダルビッシュはボールを地面に置くと、 実演をするようにボールの下部をインステップキックで蹴るような真似をする。 ダルビッシュ「見ていた感じ、お前のシュートは横幅に関しちゃゴールには入る。 ただ上を向いて、ゴールバーを越える事が多い筈だ」 板野「……弾丸シュートを練習していた時も、そんな感じでした」 ダルビッシュ「なら、蹴る場所を色々替えてみる事で少しはマシになるかもしれん。 ただこっちも今の威力を維持したまま蹴る場所を変えるってだけでもかなり練習は必要になるだろうぜ」 板野「…………」 ダルビッシュが提案をしたのは、上記の2つ。 つまり、フォームを綺麗にしてシュートを打てるよう矯正をするか、 そもそもボールが跳ね気味な板野の癖を無くす為に色々と試してみるかの2つである。 ダルビッシュ「どっちも一辺に、ってのは時間的に無理そうだからな。 今が……4月だろ、8月の全国大会に間に合わせるにはどっちか一本に絞った方がいい」 板野「なるほど……」 ダルビッシュ「フォームを改造するか、上向きにボールが上昇する癖をどうにかするかだ。 更にシュート力を上げるならどっちかを選ぶしかねぇ。 どうする?」 板野「………………」 A.フォームを改造する B.上向きにボールが上昇する癖を無くす C.両方やる! 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>808 乙ありです
[814]森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:23:07 ID:LCfXYFc2 A
[815]森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:28:27 ID:fe6ytPzU A
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0ch BBS 2007-01-24