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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[131]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:58:22 ID:Fo/1dR8+ E
[132]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 21:00:16 ID:X8/cxBkA H
[133]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 21:01:02 ID:DFLRR1R2 H
[134]森末(仮):2013/10/13(日) 21:05:55 ID:??? >H.ガッツ ============================================================= 板野「うん……最後もガッツを伸ばす方向で練習するよ!」 森末「ふむ……最後までパスカットとブロックは伸ばさなかったね。 まあFWにはあまり必要とは言えない能力だから、そのほかを重点的にという感じかな」 板野「体力はあるに越した事が無いからね!」 森末「わかった、それじゃあ最後の練習だ! 頑張っておいで!」 板野「うん!」 こうして体力を更に増やす事に決めた板野は、 大会までの短い期間をランニングをする事で過ごした。 当然、先月やったように暑さにも負けないようにする為に着込んでの運動である。 先着1名様で、 ★板野のガッツ特訓→(!dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 出た数字×5のガッツが増えます。
[135]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 21:06:22 ID:??? ★板野のガッツ特訓→( 2 )=★
[136]森末(仮):2013/10/13(日) 22:39:21 ID:??? >★板野のガッツ特訓→( 2 )=最大ガッツ+10★ ========================================================================== このふらのに来た時の板野はといえば、その体力自体は決して多くはなかった。 走り込みをしても松山程の持続性は持てず、小田達その他の面々の中に埋もれてしまう程度である。 だがこの1年、多くの時間を体力の増加に当てた事で板野のスタミナは飛躍的に増えていた。 今ならば松山ともある程度は併走できる程である。 板野「はぁっ、はぁっ……でもやっぱり、一気には増えないんだなぁ……」 森末「体力というのは地道に増やすものだからね。 それでも、君は少しずつ体力がついてきてるさ」 全国大会へ向けてふらのを発つ前日、 怪我をしないよう流す程度の軽い練習を終えた板野はそのまま残って走り込み、 こうして自宅へと帰りつき荒い息を立てながら森末の差し出してくれるスポーツドリンクを美味しそうに飲む。 森末「さぁ、ご飯とお風呂を済ませたらもうお休み。 明日はいよいよ全国大会に向かうんだ。 ゆっくりと休んで、万全の調子で迎えないと」 板野「そうだね……それじゃあ早速お風呂にいってくるよ」 森末「はいはい。 僕はご飯の準備をしているからね」 板野が脱衣所へと向かったのを確認して、森末はリビングへと戻りキッチンで料理を温め直す。 そして、火をつけてから再びリビングへ向かい……そこに置かれているスポーツバックに目をやる。 森末「………………」 明日からの全国大会に向けてのユニフォームなどのサッカー用具、そして身の回りのもの。 それらがしっかりと詰め込まれながらも、それでもある程度のスペースがある事を確認してから、 森末は板野が風呂から上がった事を察知し料理の支度に取り掛かるのだった。 ※8月になっていたので板野の全能力が+1されます。
[137]森末(仮):2013/10/13(日) 22:40:33 ID:??? 〜 全国大会前日 ふらの中学・宿泊先の旅館 〜 小田「ふ〜、やっと一息つけるなぁ」 山室「やっぱり北海道から埼玉は遠すぎるぜ……」 松山「ちゃんと荷物は片付けておけよ」 ふらのメンバー「「「はい!」」」 そして翌日、全国大会の為にと上京をしたふらの中学のメンバーは去年も世話になった旅館に到着。 長旅の疲れから解放されゆっくりと羽を伸ばしつつ、 ある程度落ち着いた所で各々が自分の荷物を整理し始める。 板野もそんな彼らに習い、持ってきたスポーツバッグをごそごそとやり始めるのだが……。 森末「ぷはぁ……あー、苦しかった」 板野「うわぁっ!?」 松田「な、なんだ? どうした板野!?」 板野「うっ……な、なんでもない! あ、ちょ、ちょっとトイレいってくるよ!」 松田「お、おう……」 その途端、急にスポーツバッグの中から飛び出したのは森末である。 思いもよらぬ所から思いもよらぬ人物(?)が出てきた事に板野は飛び上がりそうになりながら驚くも、 まさか森末の存在を周囲に感づかれる訳にもいかず、何でもないと装いながら森末を服の下に隠してトイレへと急ぐ。 個室へと入った板野は大きくため息を吐きながら、服の下でもがく森末を出し、一体どういう事かと説明を求めた。 板野「どうして森末がスポーツバッグなんかに入ってるのさ!? びっくりしたよ!」 森末「いやほら……しばらく僕の出番が無くなりそうだし、それに会えないと板野も寂しがると思ってね。 潜り込んできちゃった」 板野「み、皆に見つかったらどうするんだよ……」 森末「大丈夫だよ、そんなヘマはしないから」
[138]森末(仮):2013/10/13(日) 22:42:25 ID:??? 明らかに地球上のどの生物とも違う姿をする森末は、知らない人から見れば珍獣である。 しかも人語を話し、家事全般をそつなくこなすという一般の動物とはまるで違う。 森末が見つかりでもしたら途端にパニックになると板野は心配するも、 森末は笑顔でそんな心配はないと尻尾を振って否定しつつ、 自分がここにいた方が板野にもメリットがあるという点を話し始める。 森末「君の大きなアドバンテージは、この先の歴史などを知っている事だよ。 だけどそれを誰かと共有する事は出来ない、これは大きなストレスになるよ。 知っている事を誰かに話せない、隠しながらずっと話さなきゃいけないってのはね」 板野「うっ……まぁ確かに、森末がいてくれた方が心強いとは思うけど……」 森末「ただこの旅館にいない方がいいっていうのもわかるからね。 僕はしばらく、大会が終わるまでこの辺りで野良精霊をやっておくよ。 もしも僕に相談したい事が出来たら、以前のように頭の中で僕を呼んでおくれ」 板野「野良って……野宿するって事? 大丈夫なの?」 森末「心配いらないさ。 僕は精霊だからね」 言っている意味はよくわからないが、ともかく凄い自信なのは確かである。 森末が近くで見守ってくれているという方が板野としても不安が少なくなるのは事実であるため、 板野はなんとなく釈然としない気持ちになりながらも森末がしばらくこの地に残る事に納得をした。 森末「因みに、早速情報が1つ入ってる。 ほら、これサッカーの雑誌。 ここ読んでみな」 板野「なになに? 『東邦学園1年生ゲームメイカー・沢田、チームを離脱』 『北詰監督はデリケートな事なので触れないでくれと取材拒否』……だって?」 森末「そう、一見すれば何か沢田に変な事があったのかなと思う記事だ。 ただ、この時期、東邦関係者がいなくなる……となれば、君にもある程度は予想がつくだろう」 板野「……吉良監督の元に行った、って事?」
[139]森末(仮):2013/10/13(日) 22:43:56 ID:??? 本来の歴史では、本編でも原作でも、 この大会直前の時期に日向小次郎は吉良監督のいる沖縄へと旅立っている。 そして『タイガーショット』という殺人シュートを磨いて帰ってくるというのは当然ながら板野も知っていたが、 まさかその役目に沢田が宛がわれたのだろうかと半分信じられない気持ちで推理をした。 板野「そもそもどうしてタケシが吉良監督の元にいったんだよ……。 あいつ1年生だから去年まで吉良監督に教えて貰ってたんじゃないの? 牙が抜けて檻に入れられるとかそういう問題の前に腑抜ける程の時間がなかったじゃないか」 森末「どうしてこうなったかは本人たちしか知らない事さ。 ただ、現実としてこうなってる。 まぁ常々注意しておくといいよ」 板野「うん……(こりゃ東邦もパワーアップしたと考えていいんだろうなあ)」 その後、森末はとりあえず今はこの程度の情報しかないと言ってからトイレの窓から外に出て、 また何かあれば会おうと約束し姿を消した。 板野はその姿を見送った後、部屋へと戻り改めて荷物を整理し、明日の大会当時に備えるのだった。
[140]森末(仮):2013/10/13(日) 22:44:56 ID:??? 〜 全国大会当日 大宮サッカー場 〜 ワーワー パチパチパチパチ 実況「第16回全国中学生サッカー大会、 照りつける太陽の中全国を勝ち抜いてきた各地の強豪たちが、入場を完了しました。 果たしてこの47チームの中から栄冠を掴み、 今、前年優勝を果たした南葛キャプテン、井沢くんから戻された真紅の優勝旗を手にするのはどのチームなのでしょうか?」 板野「(南葛は井沢がキャプテンなのか……まぁ、妥当だなぁ。 それに東邦……やっぱりタケシの姿がないや)」 全国大会当日、開会セレモニーの中に板野の姿はあった。 前に立ち、本編や原作では間違いなくその位置にはいなかった筈の南葛第2のコントロールタワーが優勝旗を返還するのを見つつ、 東邦学園の入場してきたメンバーの中に沢田の姿が無い事を確認する板野。 やはり翼や森崎、日向がいない事で様々な部分に変化が出てきている事を認識しつつ、 無事にセレモニーは終わり、早速今日、第一試合があるふらのはそのまま大宮サッカー場に残り試合前の準備を始める。 板野「(そういえば組み合わせ見せて貰ったけど……俺達と当たるのというか……。 ふらのの位置がそのまま原作や本編では南葛だった位置に、ふらのの位置には東邦が……。 そして、東邦の位置に南葛がくるようになってたよなぁ)」 この試合会場に来る前に見せて貰った組み合わせ表を見て板野が驚いたのは、その内容である。 本来ならば南葛がいるべき位置に、ふらのが入ってしまっていたのだ。 準決勝までは割とあっさり進めると思っていた板野はこの表を見て少しだけ落胆をするのだが……。 逆にこの組み合わせならば、この先も長い付き合いになるキャプ森キャラと多く会えると解釈をし、 むしろこれをチャンスだと思おうと前向きになろうとしていた。 板野「(で、南葛と同じ位置に入ったって事は1回戦の相手は……)」 監督「よし、みんな聞け。 これから東一中との試合についてのミーティングを始める」 板野「(早田のいる、東一中だ……!)」
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0ch BBS 2007-01-24