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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[692]森末(仮):2013/10/25(金) 01:10:58 ID:??? 和夫「く、くっそー! 7点……7点も入れられちまったのかよ!!」 吉倉「す、すまん……でも、止まらない……止められないんだ……」 政夫「……気にするな、なんて言わないけど、あいつらが強いのは事実だ。 俺達も突破に失敗してるし、体力も切れてるし、文句は言えない。 でも、このまま終われない……そうだろ、和夫!」 和夫「そ、そうだけど……でも、もうスカイラブは無理だぜ? 足がガクガクで……」 政夫「隠していた"アレ"があるだろ。 せめて1点でも多く取ってやろう!」 こうして後半20分、再び花輪のキックオフで試合が開始された。 もはやここから逆転する事は不可能だろうと誰もがわかってはいたが、 それでも全国常連の花輪がこのまま何も出来ずに終わってはいけないという意地も確かにあった。 故に、彼らは最後に残った力を振り絞るように、全力でプレイをする。 実況「さぁ花輪、まだ諦めない! 最後の最後まで攻撃に出ます! ふらの、これは勢いに押されたか? 徐々にディフェンスラインが下がっていく! 再び出るか、スカイラブハリケーン!」 若島津「ここまで走り回り、既に2回もあのスカイラブハリケーンは使っているんだ。 もうアレは使えないと思うが……」 反町「でもあの立花兄弟の動きは、何かを考えてる動きだ。 2人一緒にゴール前に走ってるしな」 小池「何するつもりなんだ?」 小野「頼む、政夫、和夫! これで決めてくれ!」 松田「しまった!」 そして後半ロスタイム、ついに花輪がゴール前に走り込む立花兄弟にクロスを上げる。 またもやスカイラブハリケーンか、と観客たちが思う中、しかしボールは低い弾道。 一体何をするつもりかと大多数が首を捻る中で、 彼らが何を狙っているのかを把握したのは花輪メンバー以外では板野ただ1人だった。 板野「も、もしかして……!」 政夫「(スカイラブハリケーンはその性質上、何度も連発は出来ない……)」 和夫「(だからもしもスカイラブハリケーンで点が取れなかった時、 更に追加点が必要になりそうな時の為に、もう一つ俺達は技を編み出していたんだ!)」
[693]森末(仮):2013/10/25(金) 01:12:23 ID:??? 右側に政夫が立ち、左側に和夫が立ち。 共に合わせ鏡になるようにしながら、飛んでくるボールに向けて互いに足を振りかぶる。 松山「なっ……!?」 実況「こ、これは……!? 立花くんたち、なんと2人がかりで……2人で同時にシュートに行く! なんという発想! なんという着想! スカイラブハリケーン同様、奇抜な技で魅せます! しかし、これは効果があるのかァ!?」 政夫「(そう、2人同時にシュートを打つ……言ってみればシンプルで、単純な話に見える)」 和夫「(だけどこれは2人が同じタイミングで、殆ど同じ力で蹴らなければ意味がないんだ! そうする事でボールは双方からの力で強烈にブレながら、ゴールに向かう! これが俺達の……)」 政夫「ツゥイン!」 和夫「シュートだァッ!!」 バギュウンッ!! ブワワワワワワワァァァアアアアアアッ!! 加藤「あ、え、へ、ええぇえええええっ!?」 バシュウッ! ピピィーッ!! それは全くの偶然。 ある日練習中、政夫と和夫、両者の間にミスで飛んでしまったボールに両者が同時にシュートを打ちに行ったときに生まれたシュート。 その時に生まれた強烈な威力と、ぶれてゴールに向かう軌道を見て立花兄弟はこれは大きな武器になると考え、完成させた。 板野が知る世界では大空翼と岬太郎というゴールデンコンビが得意としていたその技。 『ツインシュート』はこの世界では立花兄弟が偶然の産物で産み出し、そしてゴールネットを揺らした。 あまりの変態的な軌道に加藤は一歩も動けず、立花兄弟は一矢報いる事が出来たと少しだけ気が晴れる思いをしつつ。 得点を告げる笛と、試合終了を告げる笛を聞いていたのだった。 ふらの 7−3 花輪
[694]森末(仮):2013/10/25(金) 01:14:04 ID:??? 実況「試合終了! ふらの、3回戦で花輪を相手に7−3という大量得点で勝利しました! 攻めては板野くんが5得点と大暴れ、松山くんも要所で活躍を見せ2得点を挙げました! 対して花輪は大量失点を喫してしまいましたが、今大会屈指の総合力を持つというふらのを相手に3得点と大健闘! 特に立花くん達はスカイラブハリケーン、そしてツインシュートという我々の度肝を抜く技を次々と見せました!」 観客「すっげぇ、サッカーってあんな事もできるのか!」「本当色々ぶっ飛んだ試合だったなー」 「選手もよくぶっとんでたもんな、板野のシュートとか立花兄弟自体がとか」 次藤「ほう、あんなシュートがあったとはなぁ。 イタチの最後っ屁とはいえ、あんだけぶれればキーパーはやりにくいだろう。 あいつらもやはりすごか男タイ」 佐野「そうですね」 片桐「ツインシュート……ですか。 あのような技を隠し持っていたとは……」 見上「あの独創的な発想は、ある意味では貴重だな。 大きく突き放されて負けたとはいえ、それは守備陣が頼りないという面もある。 体力の不安について目を瞑れば、やはり彼らも相当の実力者だ」 試合結果こそ4点差という花輪にとって屈辱的なものであるものの、 あのふらのから3点を取ったという事実は少しでも中学サッカーを知る者ならば評価をする点である。 観客たちも、負けたとはいえ立花兄弟の派手なサッカーに魅了はされているらしく、 がっくりと肩を落とす立花兄弟に向けて暖かい拍手を送る。 森末「(ツインシュートか……本来なら、存在しない筈なんだけどな……)」
[695]森末(仮):2013/10/25(金) 01:15:05 ID:??? 松山「よーし、3回戦突破だ! 残るは3試合! あと3試合で優勝だぞ、みんな!」 小田「あ、ああ!(早く負けて北海道帰りたいんだけどなぁ……)」 政夫「はぁっ、はぁっ……ふぅ……」 和夫「疲れた……こんだけ走り回っても、4点差かよ……」 そしてフィールドでは、ふらのは松山を中心として勝利を喜んでいた。 これでふらのはベスト8、いよいよ優勝が見えてくる。 はしゃぎ、仲間たちを鼓舞する松山に周囲は内心辟易としながらも付き合う一方。 敗北をした花輪はがっくりと肩を落とし、中には泣く者もいる始末であった。 その花輪の中心人物である立花兄弟はといえば、後半はスタミナの限界ギリギリまで走り抜き。 最後は隠し持っていたツインシュートを放った事で、もはや限界となったのか、 地面に寝転がるようにして体を休め、口をぱくぱくと開いて酸素を多く取り込もうとする。 板野「(よし、5点! 得点王ランキングでトップに入れたかな? 後は来生や反町の動向に注意するだけだ……っと、個人成績は置いておいて、と。 どうしよう、立花兄弟に話しかけに行こうか? でも疲れてるみたいだし……うーん)」 A.松山達の話に入る B.立花兄弟に話しかける C.観客席に目を向ける 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[696]森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:15:46 ID:wEpCSWO2 B
[697]森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:16:38 ID:wdgZRPlQ B
[698]森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:23:44 ID:??? ツインシュートツインシュートとはしゃいだけどむしろストーリー的に重要やったんやな
[699]森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:25:44 ID:??? 一度自由行動で森末と会話してみるのもいいかもね。
[700]森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:28:16 ID:??? やっぱりパスカット技かー、ふらのは守備に関して穴が無くなってきたな。
[701]森末(仮):2013/10/25(金) 01:29:27 ID:??? >B.立花兄弟に話しかける ============================================================== 板野「(うん、折角の機会だし話しかけておこう)立花!」 政夫「ん……なんだ、板野か」 和夫「ちぇっ、なんだよ。 負けた奴の顔を見ようってのか?」 板野「そ、そんなんじゃないよ」 政夫「やめろ、和夫。 ちょっと待ってくれ、今立つからよ」 板野が声をかけると、負けた事で不機嫌になっていた和夫は不貞腐れるような言葉を吐くも、 政夫はそれを窘めつつ和夫を促し板野に礼を欠かないように立ち上がる。 板野としては別に寝ころんだままでも良かったのだが、政夫曰く、 上から見下ろされてるみたいであのままの体勢で話すのは嫌だったという点もあるらしい。 政夫「まったく、今日はやられたぜ……まぁ、点を取られる事は予想してたけどよ。 まさかここまで大差がつくとはな」 和夫「ほんとほんと、しかもお前はハットトリックまで決めちゃうしさ〜。 あと1点でダブルハットだろ? 流石に傷つくぜ」 板野「得点力には自信あるからね! そういう2人だってスカイラブハリケーンにツインシュート、凄い技を見せたじゃないか!」 政夫「それでも勝てなきゃ意味ないさ。 マグナムシュート、凄い威力だったな」 相変わらず和夫としては腹の虫がおさまらないらしいが、それでも強く板野を憎んでいると言う訳ではなく、 単にこれだけの大差で敗北してしまったという事実にプライドが傷つけられているだけ。 板野の実力は認めているらしく、板野のハットトリックを話題に出す。 政夫もそれは同様であるようで、ため息を吐きながらも板野のマグナムシュートを褒める。 板野「(よかった、怒鳴られるかと思ったけどそんな事はないみたいだ……。 さて、何を話そうかな?)」
[702]森末(仮):2013/10/25(金) 01:30:28 ID:??? A.「もっと守備力のあるメンバーがいれば、結果は違ったかもしれないのにね」 負けたのは他のメンバーのせいだと言及する B.「2人一緒じゃないとボールが運べないのが問題点だったかもね」 コンビプレイしか出来ない弱点を指摘する C.「あのスカイラブハリケーンには驚いたよ。 本当、派手なサッカーだったね!」 立花兄弟の派手さを褒める D.「所詮猿の曲芸じゃサッカーには勝てないのさ! 猿山に帰ってるんだな!」 お帰りを促す E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる F.「そういえばあのツインシュート……俺も打てないかなぁ?」 自分もツインシュートが打てないだろうかと相談してみる G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24