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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[814]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 17:02:35 ID:bzdo6isg 実況「あ……ああ〜〜〜!! 何とここで反町選手、痛恨のミス! 素晴らしい必殺シュートを美鈴選手に放ち! 一度は飛び出しの名手である美鈴選手をも 突破しかけましたが……後もう一歩という所でポストに阻まれてしまいます!!」 レミリア「(――彼には、十二分には活躍出来ない運命にでも操られているのかしら)」 パチュリー「(やはり、助っ人の彼が居ないと…私達のチームは優勝を狙えないわね。 あの程度のシュートを完璧に防げないようでは、一流には敵わないわよ…美鈴)」 美鈴「(うぅ……、今のは防げた筈だったのに……)」 穣子「そ、そんなぁああ……一樹くうん……」 静葉「今のは、美鈴さんの蹴り足に触れて軌道が変わったのが悪かったのかも。 大丈夫よ、穣子」 実況「さ…さあ! 間一髪の所で、再び同点となる危機から免れたスカーレットムーンズ! ボールはPA内の咲夜選手がキープしているぞ〜! ここでスカーレットムーンズ、どうするか〜!? 咲夜「(……ボールを得るまでの過程は…この際、目を瞑るしかない。 今はただ、ここにボールがあるという事実を重視すべき……と、お嬢様なら仰ってくれるでしょう。 ここは…)」 先着1名様で、 ★咲夜の判断→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→咲夜「前線の選手に任せましょう」一旦ボールを蹴りだしクリアした。 スペード・クラブ→咲夜「ここよ……ここで決めるのよ!」シュート態勢に出た!? JOKER・クラブA→咲夜「(ここはまず、GKの美鈴にバックパスをして…)」咲夜、美鈴が飛び出し無人のゴールへとパス! そしてそのまま『全幻想郷選抜大会までは代表レギュラークラスでありながら、その後没落した凡手』となる! (*クラブAの場合は……?)
[815]森崎名無しさん:2013/11/17(日) 17:05:49 ID:??? ★咲夜の判断→ スペード5 ★
[816]森崎名無しさん:2013/11/17(日) 20:44:12 ID:??? 平行世界の松山の運命が逆流する呪いが…恐ろしい
[817]森崎名無しさん:2013/11/17(日) 21:43:42 ID:??? A:「メイド業に専念するための抗議です(キリッ」 B:「急にボールが来たので…」 C:「その顔が見たかった」 多重マークは厳禁と…主力の個人プレイはやらせておけと開き直るぐらいは必要かな。 マークつけるなら小悪魔の方が良さそうだね。役割的にてゐかな。
[818]森崎名無しさん:2013/11/17(日) 21:54:43 ID:??? 紅魔なら中盤からロングシュートを撃てば入る。点取り合戦に持ち込んで手数を撃った方が勝ち。 って平行世界のえーりんが言ってた
[819]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 23:51:57 ID:??? ★咲夜の判断→ スペード5 ★ スペード・クラブ→咲夜「ここよ……ここで決めるのよ!」シュート態勢に出た!? 咲夜「(……前半も既にロスタイムに差し掛かろうとしている局面。 無理に押さぬが道理だけど――お嬢様は、お許しくださらないでしょうね。 『猛獣は、兎を刈るにも全力を尽くす』。 あの方は、それを是とする筈だから。 そして、私自身余力を残している以上――!)」 この短時間で、最も効率よくゴールを挙げる為の方法は何か。咲夜は一瞬の逡巡の後に―――。 咲夜「ここよ………!」 グワアアアアアアアアアアアッ!! 反町「えっ……は? しゅ、シュートォ!? この距離からシュートが――入る自信があるっていうのか!?」 椛「ま――マズイですよ反町さん! これは…咲夜さんのお得意のシュートです! 殺人ドール―――『フィールドのどこから撃っても、その威力が全く衰えない』、 とてつもなく理不尽な超ロングシュートですよ!」 射命丸「み、皆さん! ここは人数を固めて! 人数を固めてブロックですよ!?」 はたて「ここで決められたら――後半は苦しくなっちゃう! 私も行くわ、文!」 静葉「――穣子、オータムスカイラブは……!?」 穣子「駄目よお姉ちゃん! ここで撃ったら…後半持たなくなっちゃう! だからここは、私がブロックに行くから、お姉ちゃんはフォローを!」
[820]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 23:53:09 ID:??? にとり「だだだ、大丈夫! 吸血鬼相手ならともかくも、あんなメイドの100メートルシュートを受けて 吹き飛ぶ程、私のメカはヤワじゃないよ!!」 河童A「(確かに、あのメイドのシュートは威力自体はそんなに強くないけれど……)」 河童C「(なーんか、嫌な予感が……)」 咲夜「ここで―――決めるのよ!」 バッ……シィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! ――――ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 実況「で――でた〜〜!! 咲夜選手の必殺シュート・殺人ドールが炸裂だ〜〜!! 地を這い土煙を巻き上げ猛スピードで進むそのロングシュートが、ここで出た〜〜〜!!」 レミリア「(そう、それでいいのよ、咲夜)」 咲夜は、自陣ゴール手前から妖怪の山FCのゴールへと向かって…超ロングシュートを放つ。 外界では勿論、幻想郷でも常識に全く囚われていないそのプレーはしかし、 内実として有効である事をフィールド上の選手達と、一部のサッカー通の観客は理解していた。 そして実際に――咲夜のこの暴挙は極めて有用に働いていた。 椛「う、うひゃあああっ!? ごめんね私のファイヤーボール〜〜!?」バアアアアン! 射命丸「あひいっ! ブロックは苦手です〜!?」バゴオオッ! はたて「(くっ……やっぱしブロックは無理かぁ。 DF陣、にとり…頼んだわよ!?)」ドゴオオオッ!
[821]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 23:54:17 ID:??? ―――地を這うロングシュートのパワーは凄まじく、シュートコースに立ちふさがる幾人ものブロッカーの 真正面を通り……そしてそのブロッカーを遠くへと吹き飛ばしてしまう。 ギュウウウウウ……バチッ! ―――ゥゥゥウウウウウウウウウウウウン!! 穣子「す、すいーとぽてとるー……キャッ!?」 河童A「ダイビングブロックよ! せめて――当たって見せる!」 しかし、その中でもブロックに長ける穣子。そして前の試合でブロックに覚醒した河童Aの二名は、 吹き飛ぶ事なくそのシュートの威力を減じさせ…。 にとり「でかしたぁ、神さま、河童A! これなら取れる筈だぁ〜〜! ――のび〜るアーム・改ッ!」 ウィイイイイイン! ―――ガシイイッ!! にとり「ほ、ホントに防げた!? マジで!?」 河童C「(セービング出来た事を驚いているなんて……相当来てるなぁ、にとりも)」 にとりはのびーるアームの出力を最大解放。 この試合で初めて、敵チームのシュートを完全に防ぐことに成功する。 実況「咲夜選手! 凄い勢いのシュートでボールを遥か前線どころか敵のゴールにまで 押し出して行きましたが―――後一歩の所で攻撃成功ならず! 穣子選手や河童A選手のファインプレーにも支えられて、にとり選手がしっかりとキャッチしてみせます! これで勝負は一旦お預け! 2−1で後半戦突入となるでしょうか〜!!」
[822]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 23:55:29 ID:??? そして咲夜のシュートをキャッチしたにとりが、中盤に大きくフィードを上げた時。 もう既に前半はロスタイムに入っていた。 もしもここからスカーレットムーンズがドリブルやパス突破を図ろうとも…時間はそれほど残されては居ない。 そのため咲夜のシュートを最後に、スカーレットムーンズも一旦その攻撃の手を休めるだろう。 というのがその場にいる多くの人間・妖怪問わずの総意ではあったが―――。 パチュリー「…馬鹿ね。 あのレミィがそんな手ぬるい事、する訳がないじゃない」 レミリア「(――そう、それで良いわ咲夜。 当然、入れてくれるか、ねじ込みまでに持って来てくれれば良かったのだけれど… この状態でも、点を入れる事は不可能ではない。 何故なら―――)」 フラン「ぶーっ! もうつまんないよー! 全然私にボールが回ってこなーい!」 レミリア「(あの子は試合開始直後にシュートを撃って以降、そう激しく動いていない。 それならば……最後に一発を撃って貰わないなんて選択肢はないわ。 ……あの子の機嫌的にも)」 レミリアは、最後の1秒まで追撃を続ける決意をしていた。 特に、まだまだ余力を残しているフランを使った形で、点差を広げたいと考えて… レミリア「フラン! そのボールに飛び付きなさいッ!」 実況「あ…ああ〜っと! レミリア選手、ここは最後まで点差を広げに行きたいのか、 にとり選手のフィードを奪い取るよう、フラン選手に指示します! 失敗すれば、フラン選手の体力を無駄に削ぐのみとなりますが、何か勝機はあるのでしょうか!?」
[823]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 23:56:41 ID:??? はたて「ま――マジ!? こいつら正気なの!? 大体、ここで奪えたって――」 フラン「はーいっ♪」 グワアアアン! バキイッ! バシッ! フランはレミリアの指示通り、中盤に突っ込んで――パワープレイではたてからボールを奪い取る事に成功する。 しかし、その時点でロスタイムは残り数十秒。 はたてからボールを奪った場所はゴールから40メートル程離れている以上、 フランは、すぐその場でロングシュートを打つ以外行動不能となっている。 はたて「今ここでシュートを無駄撃ちするしかないのよ、ねぇ解って―――って…あ」 グワアアッ! フラン「? どーしたのかしら、みすぼらしい天狗さん?」 はたてはそう考えて、フランがボールを奪ったという事実を軽視していたが… ボールを奪ってからノータイムでその右足を大きく振り上げてシュートの態勢に入った時、 はたては思い出した。 ――思い出してしまった。 はたて「この子のシュート力だったら………入っちゃうんだ、ゴール」 フラン「―――アハハ! 皆壊れちゃえ! スターボウ……ブレーーーイクッ!」 バッゴオオオオオオオオオオオオン! ズギャアアアアアアアアアアアッ!! そして、はたてはフランのシュートを遥か中空から見下ろす格好となる。 フランの、ただただ真っ直ぐな。 ただただ相手を破壊する事に特化しているそのシュートを。
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0ch BBS 2007-01-24