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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[153]森末(仮):2013/11/03(日) 00:40:26 ID:??? 松山「よう、佐野」 佐野「うぐ、うぅ……な、なんだよ!」 そして次藤と板野が会話をしている頃、未だに泣きやめない佐野の元にはようやく落ち着いた松山が話しかけに行っていた。 松山は至って普通に話しかけるのだが、佐野としては彼と話す事などない、とばかりに邪険に扱う。 それも当然と言えば当然。 この試合、佐野に殆どいいところがなかったのは、要所要所で松山が佐野を封じ込めていたのが原因である。 そんな相手と仲良く話が出来るかと佐野は憤慨するのだが、松山としては何故佐野が怒っているのかもわからず、 少し佐野の態度にカチンと来るもののここは年長者として落ち着いた振る舞いをしようと思いながら言葉を並べた。 松山「2年生なのに、凄いキープ力だったな。 ……正直、参ったぜ」 佐野「え?」 松山「俺もキープ力に自信はあったし、大会No.1って言われてて調子に乗っていた所もあるんだ。 でも、お前はハッキリ言って俺と同じくらい……いや、スピードも加味すれば突破力は俺よりあるかもしれない。 努力では負けないつもりだけど、足の速さは天性のものがないとある程度頭打ちしちゃうからな。 そういう意味では、羨ましいよ」 これは松山にとって本心である。 松山も自身の粘りのキープ力には絶対の自身を持っているが、突破となると話は別である。 鈍足という訳ではないが、俊足と言うには程遠いのが松山の足の速さ。 スポーツ選手として平均よりは上かもしれないが、それでも武器となる速さではない。 しかし、佐野は違う。その俊足は速攻の時には大きな武器になり、突破力だけならば松山よりも上かもしれない。 それを認めた上で、松山は佐野の健闘をたたえるべく声をかけたのだ。 佐野「そ、そうですか?」 これで少し気を良くしたのは佐野である。 お調子者とは決して言わないが、それでも褒められて悪い気をする人はそうそういない。 特に佐野という男は、次藤という強い男に惹かれていた面もあり、 年上・先輩といった人物に認めてもらう事、褒めてもらう事を糧にサッカーに勤しんできた所もある人間であった。 そんな彼が、松山というビッグプレイヤーに褒められて喜ばない筈もなかった。
[154]森末(仮):2013/11/03(日) 00:41:27 ID:??? 松山「もっとも、俺だって負けるつもりはない。 次に会う時はもっとキープ力を磨いてみせる。 そして、俺こそが日本でNo.1のキープ力を誇る選手だと言わせてみせるさ」 佐野「ケ、ケケケ。 俺だって! そう何度も止められませんからね!」 泣いたカラスがもう笑った。 無論、敗戦の悔しさは未だに佐野の胸中にあるが、 それでもこうして手放しで褒められた事は佐野の哀しみを幾分か和らげる効果があったらしい。 2人は板野と次藤がそうしたように握手を交わすと、再戦の約束をして別れる。 佐野「(勝った相手に勝ち誇らず、実力を認めて称えるか……。 いい人なのかな、松山さんって)」 次藤「さぁ、負けたワシらはいさぎよく引き上げるタイ」 佐野「はい」 こうして、準々決勝4試合目、ふらの対比良戸の試合は終わった。 彼らが引き上げる際、観客席からは自然と両チームをたたえる拍手が沸きあがり、 比良戸はその拍手を背中で受けながら、大会から姿を消したのだった。 ……… …… …
[155]森末(仮):2013/11/03(日) 00:42:33 ID:??? 森末「という訳で、比良戸戦は終了だよ。 個人的には今までとは違って苦戦するかと思ったんだけど、 ダイジェストになっちゃったね。 まぁ、ふらの自体がかなり強いチームだから当然と言えるかな? それじゃあ試合後の覚醒ptの精算にいこう」 【現在の覚醒pt:6】 A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt C.今は使わない 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[156]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:43:35 ID:10tfklKA C
[157]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:44:30 ID:bXeRpSFs C
[158]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:45:37 ID:??? タレントの少ないチームにはやはり負けないね
[159]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:52:54 ID:??? これからが本当の地獄だ
[160]森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:56:24 ID:??? 一対一も狙うべきかもね。今までのようなミドル・ロングシュートはほとんど決まらないだろう。
[161]森末(仮):2013/11/03(日) 00:58:49 ID:??? >C.今は使わない ================================================================== 森末「了解だよ。 それじゃあこの6ポイントは貯金しておくね。 残す試合はあと2つ、これからも板野と一緒に頑張っておくれ!」 ……… …… … 試合を終えたふらのメンバーは、その足で宿舎への帰路についた。 既に今日行われる試合は先ほどの試合で全て終わっており、会場に残る必要もない。 明日の東邦戦に万全の状態で挑むべく、疲れた体を休める為にと早々に帰ったのである。 そして夕食を終え、ひと時の団欒。 ふらのメンバーの多くは部屋でくつろぎ、雑誌を読むなどをして暇を潰していた。 そんな中、板野は窓際にそっと立って外を見つめ、物思いにふける。 板野「(あと2つ……あと2つだ。 東邦、南葛。 日向や翼、森崎がいなくても間違いなく強敵だ。 でも、その2つに勝ちさえすれば……俺達は勝てる。 北海道に、優勝旗を持ち帰れる)」 本編では不遇だったふらのを優勝させたい、松山と共にプレイをしたい。 そういった思いがあってふらのを選び、これまで一心不乱にサッカーに打ち込んできた板野。 その努力が実るまで、あと2回の勝利だけ――しかし、その2回の勝利が何よりも辛く苦しい道のりであるのは誰の目にも明らかだった。 板野「(まずは東邦だ……若島津、俺のシュートを2度も防いだ、日本一のキーパー。 本編や原作ではかませ犬扱いなのに、やっぱり強い……でも、俺にだってマグナムシュートがあるんだ。 もう、シュートを止められてたまるもんか!)」
[162]森末(仮):2013/11/03(日) 01:00:18 ID:??? 明日の試合、東邦の若島津との対戦に思いを馳せて闘志を燃やす板野。 ぎゅっと握りこんだ拳はじっとりと汗で濡れ、 力が入っていた事に気づいた板野は少しリラックスするようにため息を吐いてからさてこれからどうしようかと思考を切り替える。 板野「(松山は……確か監督室に行ってたっけ。 明日の東邦戦の話をしてるのかな? そういえば、マネージャーがさっき慌てて下の階に下りに行っていたのも気になるな。 何かあったのか? ……森末とも色々話をしておきたいかも。 どうしようかな?)」 A.松山と監督に会いに行ってみる B.マネージャーたちの様子を見に行く C.気ままに外を散歩してみる D.森末を呼んでみる E.このままスヤーと寝てみる F.その他 板野くんにさせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>158 ふらのもタレントは板野・松山だけですが、他のメンバーも他チームより多少強いですからね。覚醒もしてますし。 >>159 東邦・南葛はどちらも強敵です。 >>160 板野、松山共にドリブル・シュートが得意ですから一対一狙いは悪くない手ですね。
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0ch BBS 2007-01-24