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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】
[54]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:40:10 ID:??? 美鈴「(咲夜さんが追いつけていない以上――私が指示を出さなくては!)DFメイドの皆さん!」 メイド達「「「「 はいっ! 」」」」 美鈴「―――メイド特攻……スライディング部隊です!!」 椛「……って、え?」 一瞬、あっけらかんとしてしまった椛。 しかし――彼女達は、そんな相手の状態など全くお構いなしに…文字通りの『特攻』を見せて来た。 メイドA「了解です!」 バッ! ズザアアアアアアッ! メイドB「当たって砕けろよ〜!」 バッ! ズザアアアアアアアアッ! メイドC「うりゃぁああ〜!!」 バッ! ズザアアアアアアアッ! メイドD「止める!!」 バッ! ズザアアアアアアアッ! 美鈴の指示を受けて、妖精メイド達は何の申し合わせも無しに ボール所有者である椛へと全速力で駆けより、そして―――反則も厭わないタックルの波状攻撃。 交わしても交わしても、尚も追いつきまわり込みで容赦なくスライディングタックルを繰り返す 妖精メイド達の執念は凄まじく―――。
[55]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:41:11 ID:??? メイドC「でりゃああああああっ!」 ズザアアアアアアアアアッ! ―――バチィッ!! 椛「う…うわあっ!?」 咲夜「(美鈴にも教えておいて良かったわね…この戦法)」 ――元々ボールキープの不得手な椛は、妖精メイド達の一名の激しいタックルに とうとう押し負けてしまい……得点一歩手前の状態で、再びボールの所有権を奪われてしまうのだった。 実況「ああ! 再び惜しいぞ妖怪の山FC! 幻想郷きっての名選手である咲夜選手に 勝利してしまった事が、却って油断を生んでしまったか〜!? スカーレットムーンズのメイド達の容赦ない特攻タックル戦法に、椛選手! 敢え無く撃沈です!!」 美鈴「どうですか! ウチのチームだって、咲夜さんやレミリアお嬢様にフランお嬢様。 そしてパチュリー様だけのチームじゃあないんですよ!」 咲夜「(――美鈴。 礼節として、そこは私じゃなくてお嬢様を先に出すべきでしょうが…)」 美鈴「さあ、次は貴女の番ですよ小悪魔さん!」 バシュウウウッ! パシッ! 小悪魔「は―――はいっ!(そしてここは……パチュリー様にパスよ!)」 タッ! グワアッ……ギュウウウウウウンン!
[56]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:43:22 ID:??? そして、美鈴は中盤でフォローに回っていた小悪魔にパス。 小悪魔はそこからノータイムで自慢のトップスピンパスを放つ。 はたて「全速力の私、ならっ―――!」 ギュウウウウン! バアアアン! ――スカッ! はたて「そ…そんなぁ! 全然届かないじゃない――!」 そのパスの精度は相変わらず繊細かつ大胆であり、 更には強烈な縦回転がかかっているそれは、はたての全速力のパスカットでも 触れることすら不可能なレベルとまで化していた。 パチュリー「ナイスリカバリー、小悪魔。 やはり貴女が居ると、攻めへの手間が大いに短縮されるわね」 実況「来た〜〜! 来た来たきた〜〜〜っ!! ここで紅魔スカーレットムーンズ! パチュリー選手にボールを渡すことに成功しました〜!! ご存知のとおり、パチュリー選手はドリブル・パス・シュート共に超一流クラス! 即ち! ――レミリア選手とフラン選手を組み合わせることにより、 この状態から無数の攻撃手段を展開する事が出来るのです!」 パチュリー「そうね、ここは――攻め上がってみましょうか」 スッ―――タタタタッ。 フィールド中盤でボールを受け取ったパチュリーは……トップ下であるにも関わらず、 FWの如く大胆に敵陣を切り進んで行く。その歩みはやはり元々のフィジカル不足の 影響かややスローリィではあったが……しかし、そこに隙は全くない。
[57]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:44:22 ID:??? 天狗E「と、通しませ――って、アレ?」 パチュリーの攻撃を警戒しマークを掛けていた天狗Eは、 全力でのタックルを試みるも――――。 スッ! シュンッ! フワアアッ……―――ッパァアアアン!! パチュリー「…とりあえず、一人」 雲のように滑らかに、風のように鋭く。 パチュリーは緩急/上下左右が目まぐるしく変化させた芸術的ドリブルで 天狗Eを始めからその場に居ないかのように扱ってみせる。 パチュリー「……そして、パス」 ――バシュウウウウン! そして―――天狗Eを抜いたパチュリーは、既に前線深くまで走っているレミリアに向かい グラウンダーのパスを渡す。 静葉「――穣子! 私を飛ばして!」 穣子「ここでカットが出来なかったら――私達もうおしまいだもんね!」 ガシッ! バアアアアアアアアアアアアン!! 静葉「私…この試合が終わったら白夜を見に行くんだ……」 それに対しては、当然と言わんばかりに秋姉妹がオータムスカイラブで飛び、 パスカットへと向かうが―――。
[58]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:46:31 ID:??? バシュウウウ……ウウウン!! 静葉「(ぐ…グラウンダーなのに――コースは愚か、そのスピードすら全く読めない!?)」 彼女達の全力は、パチュリーのパスに尚届かない。 レミリアは、当然の如くに妖怪の山FCのバイタルエリアにてパスをキャッチし……。 レミリア「フラン、悪いけどここは私が決めるわ」 フラン「ぶー…。 ま、別に良いけどさ」 河童達が最警戒している中、レミリアはフランに軽くアイコンタクト。そしてそのまま――。 グワアアアアッ! レミリア「 H A !! 」 バッ……ゴオオオオオオオオオオオオン!! ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!! 河童A「う、うわああっ!?」ドゴオオオオオオン!! 河童C「さ、さっきにとりが止めたヤツよりももっと強いよ〜!?」 充分な距離と溜めを作った上で―――――この試合2度目のマスターオブレッドサンを放つ。 その威力は河童Aや河童Cは当然の事として…… にとり「き、奇跡は起きるよ何度でも! もう一回のびーるアームだ!」 ウィイイン! ボンッ! バギイイイイイイイイイイイッ!! にとり「や、やっぱり駄目だったぁ〜〜〜!?」
[59]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:49:15 ID:??? バシュウウウッ! ズバアアアッ! ピピイイイイイイイイイイイイイッ!! 先ほどは一度奇跡を起こしたにとりですらも、圧倒的な運命の力には抗えず。 大きく吹き飛ばされた上で、絶望的な4点目を決められてしまうのだった―――。 紅魔スカーレットムーンズ 4 − 1 妖怪の山FC
[60]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 00:53:29 ID:??? と、いった所で今日の更新はここまでです。 スカーレットムーンズの圧倒的強さと、妖怪の山FCの奮闘と両方書きたいのですが、 そのバランスが中々難しいですね…。 前に予告したとおり、後半は前半程長くはしない予定ですので、もう少しお付き合い頂ければと思います。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[61]森崎名無しさん:2013/11/23(土) 05:34:32 ID:??? >反町「(大丈夫だ…! 穣子との浮き玉練習の成果を思い出せッ!)」 パワポケの弾道が上がったが思い浮かんだ
[62]森崎名無しさん:2013/11/23(土) 11:30:47 ID:??? なぜ体力が減って浮き玉が上がるんですかねぇ。 妖怪の山も、あと二点は充分とれるはずなんだがなぁ。 問題は繋げるかですね
[63]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/23(土) 23:43:39 ID:??? すみません、結構アルコールが入ってしまいましたので、 今日の更新はお休みさせて頂きます。 コメント返しも、明日に纏めてやらせて頂こうと思います。 申し訳ごさいません。
[64]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/24(日) 15:13:56 ID:??? 只今、前スレに埋めネタを書いて頂きました。 容量がギリギリでしたので、最後が尻切れになっているかもですが、 楽しんでみて頂ければ幸いです。 本編の更新は、もう少し待って頂ければと思います。 >>61 端的に言うと、パワポケ的手段で弾道を上げていますね… きっと彼女のお陰で充実した練習が出来たのではないかと推測できます(棒) >>62 反町も(妬みによって)体力が減っていますね。 射命丸はまだ本気のドリブルを1回残していますし、反町か椛もまだまだ体力充分です。 このまま1点で済む事はなさそうですが……詳しくは今後の判定次第になるかと思います。
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0ch BBS 2007-01-24