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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[135]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/19(月) 22:31:29 ID:bACi0klc そして応援にかけつけたのは早苗だけではない。あれ以来気まずさと恐れのあまり連絡を絶っていた彼の家族も 事情を聞いたら激怒していそうな南葛中の関係者達も彼に熱烈な応援を浴びせてきた。 まるで彼が早苗を傷つけ、彼が早苗から逃げだした事など元から無かったかの様に。 早苗「翼くん…夢を叶えて!貴方はサッカーがしたいんでしょう?サッカーが好きなんでしょう?」 翼「!!!」 だがあれは紛れもなくあった出来事で、早苗は間違いなく傷ついていて、それでもここに来てくれたのだ。 それは彼女の足元にあるあの日置き忘れたサッカーボールと、二人しか分からない言葉が証明していた。 翼「(このマラカナン・スタジアムに早苗ちゃんが…)」 翼の脳裏に様々な思いがよぎる。 あんな事をしでかした自分をそれでも応援してくれるのか? 周りに漏らさず自分を守ってくれたのか? それは果たして何を意味しているのだろう。未だに彼を大事な存在と見なしているのか、 一ファンとして選手を応援しているだけなのか、それとも彼女の人生に区切りをつける為の最後の応援なのか。 無数の感情と思考が駆け巡り…一つの結論にまとまった。 どんな意味でも構わない。応援されているのだから、最高のプレイをし、そして勝つのが今やるべき事。 翼「(………よし!!)」 スッ。 翼は右手を頭の横にかざし敬礼の様なポーズを取った。 それは4年前ブラジルへの旅立ちを早苗に見送られた時取ったポーズだったが、それを知るのも二人だけである。
[136]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/20(火) 00:33:50 ID:+qfUtmIU 当然の話だが、日本から応援にかけつけたのは森崎と翼の関係者だけではない。 三杉父「おお淳!なんて立派な姿だ…!」 三杉母「誇らしいわ、淳…!」 三杉「父さん、母さん、来てくれたんだね。有難う。そして…」 弥生「じ、じゅ、淳…(ご主人様の命令とは言え、ご主人様を呼び捨てだなんて…!)」 三杉父「ハハハ、相変わらず初心な子だな。もっとリラックスしていいだろうに」 三杉母「(なんでかしらねえ、この子と淳を見ていると得体の知れない嫌な予感が…)」 三杉「フフッ、今日も有難う弥生。体調と周囲の安全に気を付けて観戦してね (ちゃんと言いつけを守っているね。ご褒美に僕を呼び捨てしたお仕置きをしてあげよう)」 弥生「(ああああ、ゾクゾクする…!だめ、我慢しないと、後でお仕置きして貰えない…!)」 真田「三杉さん、思う存分やってください!」 本間「俺は何も心配していませんから、お気楽に」 一之瀬「自慢させて下さい、かつてチームメイトだった事を! 三杉「ああ、見ていてくれ。日本がサッカー弱小国だった時代は今日終わる」 三杉は駆けつけてくれた両親、婚約者、そしてかつてのチームメイト達と表面上は暖かく 交流していた。水面下では淫靡で背徳的な意思交換があったのは言わぬが花だろう。
[137]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/20(火) 00:37:11 ID:+qfUtmIU 山森「(家族が来てくれたのは嬉しいけど…)」 一方山森は家族が来たのは当然嬉しく、南葛時代のチームメイト達とも 交流していたのだが一つ悲しく思っている事があった。 山森「(杉本…こっちを見向きもしてくれないなあ…)」 かつて彼が交際を申し込んだ南葛のマネージャー、杉本久美は彼から露骨に顔を背けていたのである。 山森「(俺ってそんなに女にモテないのかなあ…)」 山森正吾は温厚な人柄と輝かしい経歴とは裏腹に、同年代の女子からは人気がなかった。 嫌われていた訳ではないのだが、少しでも仲良くなりそうな雰囲気になると遠ざかられるのである。 それが何故か山森は皆目見当はつかず、自分が男として魅力がないのかと判断せざるを得ず落ち込んでいた。 真相は全く逆で、彼と親しい仲になりたい少女は決して少なくなかった。 だが一人の女がそれら全てを影から日向から阻んでいた。 琴音「山森チャチャチャ♪山森チャチャチャ♪」 杉本「(ごめんなさい、山森先輩…私、あの人が怖いんです…)」 今日も山森のユニフォームを着て応援している塩田琴音である。 かれこれ4年彼をストーキングしている彼女のせいで恋人が出来ないのだとは山森は知る由もない。 山森「(あの人毎日応援してくれるなあ…あんまり試合に出ていないのに、申し訳ないな。 あれ位熱心なファンが年下の女の子で居たらなあ…すぐにこっちからお近づきになるんだけど)」 そして山森は年下好みで年上はノーサンキューだと言う事を琴音も知る由もない。
[138]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 01:04:38 ID:4pV3BPv6 葵「おーっ!父さん母さん姉ちゃん!来てくれたんだな!」 葵は自分の両親と姉が駆けつけてくれた事に感動していた。 かなり無謀な中卒イタリア行きを説得の末容認してくれた理解ある家族との再会は素直に嬉しかった。 葵父「そりゃあもう、お前の一世一代の晴れ舞台だからな!」 葵母「ワールドカップの決勝戦に出られるなんて凄いじゃない!」 ズルッ。 葵「違う違う!これワールドユース!ワールドカップじゃないよ!」 葵父「え…?何が違うんだ?世界大会だろ?」 葵母「サッカーの世界一を決めるんだから、ワールドカップじゃないの?」 葵姉「父さん母さん…スポーツには年齢制限って言う物があってね…」 ただし彼の両親は息子の夢には理解があっても、サッカーの理解は乏しかったらしい。 佐野「次藤さん!」 次藤「佐野!よう来たばい!」 次藤は自分をサッカーに引き込んだ後輩との再会を果たしていた。
[139]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 01:07:09 ID:4pV3BPv6 佐野「とうとうここまで来ましたね。次藤さんが好きな一番になってくださいよ」 次藤「ガハハ、何ば他人事ばし言っちょるばい。お前もさっさとこん舞台に戻って来るとね!」 佐野「そうですね」 中学生時代は代表入りを果たしながらも、高校生時代は惜しくも代表の選外となってしまった佐野満。 彼が今も諦めず虎視眈々と代表復帰を狙っている姿は次藤に勇気を分け与える物だった。 中山もまた両親から激励されていたが、彼の場合もう二人駆けつけてくれた者達が居た。 かつて彼がサッカーが出来ない体になっていた頃彼を支え、治してくれた医師とその助手である。 中山「先生!看護婦さん!お久しぶりです!」 ツギハギ顔の医師「体調は最早聞くまでもない様だな。精々体を大事にする事だ」 助手の幼女「ちぇんちぇい、こんな事言ってるけろ、中山くんの試合は全部見てゆよのさ」 ツギハギ顔の医師「私がやったのは一般人程度の運動能力の復元だからな。 それを結局本当に日本代表にまで登り詰めたんだ。無茶をされたら気にもなるさ」 中山「それじゃ俺は現役を引退するまで先生を心配させる事になっちゃいますね」 ツギハギ顔の医師「全くだ。だが患者が生きたい人生を送る手助けをするのが医者の仕事だ。 その後何をしてどうなるかは君の人生だから好きにするがいいさ」 中山「はい。あの時の約束通り、出世払いで払える様凄いプロ選手になってみせますよ!」
[140]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 23:08:22 ID:4pV3BPv6 他にも家族との再会を喜んだ者は多かった。 新田「(親父とお袋、嬉しそうだなあ。何時までもサッカーばっかりやっていて大丈夫なのか? って二人ともこそこそ話し合っていたもんな…どっかのクラブと契約して、ちゃんと親孝行しないとな)」 新田は自分を支えてくれたものの裏では進学や就職について危惧していた両親が ホッとしているのを見て本人も安堵していた。気性が穏やかとは決して言えない彼だが 家族仲は良好であり、将来の心配を断ち切った事を誇りに思えたのだ。 滝「(“日本が世界に誇るサイドアタッカー 滝 一”!?おいおい勘弁してくれよ親父、 俺ほとんど試合に出ていないんだから…そんなフレーズで応援されたら恥ずかしくなっちまうよ…)」 滝は自分の父親やその部下たちが大げさなフレーズ入りの横断幕を作ってくれた事を 喜びながらも、それに見合う活躍が出来ていない為に何とも照れくさい思いをしていた。 石崎母「こらァ馬鹿息子!あんたが下手糞だからって皆の足を引っ張ったら承知しないからね!」 石崎「畜生またそれかよ!昔っから同じ事ばっかり言いやがって!もっと素直に応援できないのかよ!」 石崎は銭湯を経営する母親と軽口を叩き合っていた。一見喧嘩している様だが それは昔から繰り返されているやり取りであり、家族の情が容易に感じ取れる場面だった。 だが誰もが熱烈に応援されていた訳ではない。
[141]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/21(水) 23:12:10 ID:4pV3BPv6 沢田「日向さん、若島津さん、頑張ってください〜」 反町「(俺はこんな所で何をやっているんだ…せめて応援するんじゃなくてされる立場だったら…)」 日向と若島津の応援に来たのは沢田と反町だけだった。沢田は素直に応援していたものの 嫌われ者の東邦学園出身の彼に注がれる周りの冷たい視線に怯えており、 反町に到っては正に渋々と旗を振っているだけだった。 そんな二人に若島津は軽く頷くだけであり、日向は一瞥しただけで後は興味を失っていた。 力こそ正義の信条で生きる二人には利用価値がなくなった かつてのチームメイトには「ああ、来たか」程度の感慨しか持たなかったのである。 日向「お前の家族は来ていないみたいだな、若島津」 若島津「はい。破門された時に塩を撒かれましたからね、来る訳がありませんし来て欲しくないですよ。 日向さんの家族はどうしたんですか?仲は良かったと記憶していますが」 日向「誘拐なんかがあったら面倒だからな。既にスタジアムのVIP室に居るぞ」 尊「母ちゃん、キャビアもうなくなったぞー」 直子「こら勝!そんなにメロンばっかり食べたらお腹壊すわよ!」 勝「ねーちゃんこそフォアグラ独り占めする癖に!」 日向母「全く、この子達ったら贅沢に育ち過ぎて…ごめんなさいね、真紀さん」 赤嶺「は、はあ…(あんただって贅沢じゃない!松茸をお寿司にするなんて見た事も聞いた事もないわよ! …ってゆーかなんであたしこんな所に呼ばれたの?家族と母校を守るつもりでヤクザの奴隷になりに来たら めっちゃ高くつきそうな海外旅行で良く分かんない世界大会をVIP席で見せられるって意味わかんないわよ…)」
[142]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/22(木) 00:32:04 ID:gugwJp/c 若林「父さん、母さん、兄さん達、ねえや、来てくれて有難う(全く、わざわざご苦労な事だ)」 若林父「息子の晴れ舞台だからな。来ない訳がないだろう(来なかったらゴシップ記者が寄って来るからな)」 若林母「日本代表だなんて凄いわ。お友達もしょっちゅう聞いてくるのよ(補欠なんですってね、ってさりげなくね)」 若林長兄「家の事は気にしないで、思う存分サッカーに集中しろよ(分けてやる会社なんてないからな)」 若林次兄「若いんだからやりたい事をやれ、って奴さ(玉転がしに現を抜かした奴なんて足手纏い以下だ)」 若林家女中「(ぼっちゃま…二十歳前の男の子が、そんな綺麗な作り笑いを浮かべてはいけませんよ…)」 若林は家族と上辺だけの暖かい笑顔と醜い内面に満ちた会話を交わしていた。 地元の名家の三男坊として生まれた彼はあまり家に居ない両親や兄達から財産を 分け与えられる確率が低く、芸術等の他分野で結果を出す事を求められるだけの存在だった。 日本代表の控えGKと言う立場は家族を満足させる物ではなく、 そんな家族に若林自身も冷たい感情しか抱いていない。裕福な家庭にありがちな状況と言えよう。 早田「(誰も来てねえなあ…ま、当然か。親父もお袋サッカーで飯が食えるか!って煩かったもんな。 スカウトの名刺とか見せても信じようとしなかったし、それならそれでいいや)」 早田もまた家族と仲が悪く、誰も来ていなかった。彼の両親は彼の息子がプロサッカー選手を目指すのを 良しとせず、息子が歳を取るにつれもっと安定した職を目指せと繰り返し、その度に早田は頑強に反発していた。 ワールドカップの知名度すら低い日本において、彼の両親の言い分は決して間違った物ではなかった。 あくまで夢を追い続ける早田にとってそれは最早鬱陶しい邪魔に過ぎず、家族が来ていなくても特に悲しんでいなかった。
[143]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/22(木) 00:33:27 ID:gugwJp/c 赤井「(やっぱり誰も来ていないか…ひょっとしたらって思ってたけど、家出息子だもんなあ… しょうがない、プロになるまでは認めてもらえないって覚悟していたんだ。後ちょっとの辛抱だ)」 赤井の事情も似た様な物だったが、彼の場合実際に高校を中退してイタリアに飛び出ると言う極めて無謀な 冒険をしていた。勿論家族がそんな事を了承してくれる訳がなく、僅かなバイト代と共に家出同然に イタリアに飛んだ赤井は早田以上に家族との亀裂は深刻だった。その分申し訳なく思う気持ちはあり、 現所属クラブのサンプドリアと正式にプロ契約したら頭を下げに一度帰国しようと決意していた。 政夫「おい見ろよ和夫。俺達以外にも家族が来てくれなかった奴らが居るみたいだぜ」 和夫「ホントだ。きっと似た様な事情なんだろうなー」 政夫と和夫もまた応援に来てくれた家族が居ない者の一人だった。 秋田で温泉宿を経営する彼らの両親は息子たちが進学や就職にサッカーをする事に反対していた訳ではなく、 むしろ経済的な余裕のせいで息子たちが何をしていようと気にしない放任主義者達だった。 立花兄弟が何時も一緒に居たのは両親に構って貰えない寂しさを埋める為だったのかも知れない。 井沢「(ああ…うざったい。女共がうざったい。くそっ、あいつらに罵声を浴びせられたらどれだけ気持ちいいか… ただの八つ当たりだとは分かっていてもやりたいぜ。サッカーの事何も分かっていない癖に応援なんかするなよ…)」 井沢はなんと同年代や後輩の女子のファンクラブが彼をここまで追いかけてきていたが、 彼には全く嬉しくない出来事だった。外見の良さ故に異性からの人気が高い彼だったが 自分の実力や立場や才能に大きく不満を持つ彼は活躍していなくてもチヤホヤしてくる存在は迷惑なだけだった。 出来るのなら大声で罵りたいのに友好的に応じないといけない彼の笑顔は相当固い物だったと言う。
[144]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/23(金) 00:08:33 ID:8htbkll+ また熱烈な応援を受けたのにも関わらず、それで胃が痛くなった者達も居た。 美子「岬さまぁ〜ん♪頑張って〜♪」 岬「あ、ありがとう…」 血が半分繋がっているがそれを知らずに熱愛を仕掛けてくる妹が居る岬は 彼女に熱烈に応援されても迷惑千万だった。なにせその妹の周りには気まずそうにしている岬の母とその夫山岡、 何をやっているんだと呆れた顔の父親岬一郎、早く何とかしなさいよと顔に書いてある フランス時代からのビジネスパートナーの早川あずみ、そして“優し過ぎて女にだらしない”と 言うイメージが強烈に焼き付いている南葛関係者からの苦笑や白い目があったからだ。 岬一郎「(どうするんだ太郎…お前も妹も結婚できる年齢になったんだ。本気でまずいぞ…)」 あずみ「(有名人の近親相姦ネタなんてマスコミに取ってはヨダレが止まらないネタよ!?)」 岬母「(どうしてこうなった!どうしてこうなった!)」 山岡「(もうどうにでもなーれ)」 南葛関係者達「岬まだ二股かけてんのかよ…」「いい奴だけど、そこだけは参ったモンだな」 「岬先輩って最低なんですね…」「ああ見えて実は女好きなのかしら。あまり近寄らない様にしよっと」 岬「(ああ〜〜〜…人望が、人徳が、減っていく〜〜〜…こ、このままじゃ日本サッカー乗っ取り計画が スキャンダルで瓦解してしまう…し、仕方ない。大会後世間の注目が冷めたタイミングで美子の家に行こう。 父さんと母さんと山岡さんに根回しをして、僕も知らなかったって路線に持ち込もう… 後はマスコミにバレない様美子に大人しくしていてもらう様説得して、別れた事にしよう… 美子がヤケを起こす可能性が怖いけど、それしかない…もうこれ以上人望が減ったら将来が断たれる…)」 岬太郎19歳。彼は今、傍目で見ている以上にドキドキする程大ピンチだった。
[145]2 ◆vD5srW.8hU :2014/05/23(金) 00:27:33 ID:8htbkll+ 余談だが、岬よりも直接的に不幸な者達も居た。 真弓「ねえねえそこのお兄ちゃん、あたちのスカートの中見てみたくない?」 不幸なブラジル人男性「(な、なんだこの幼女は…この歳でこんな流し目が出来るのか…?ごくり…)」 中里父「真弓〜!みっともないからやめてくれ!」 中里「(他人のフリ他人のフリ心頭滅却心頭滅却…本気ではないにせよ、悪戯にしても見苦しい…)」 中里は幼い少女の姿になっている実の母が通りすがりの男性をからかっているのを見て必死で他人のフリをしていた。 松山「(あ、あれ…ふらのからは誰も来ていない!?藤沢…はまだしも、同じ高校の小田ですら…!?そんな…)」 松山はいくら探しても自分の関係者が誰も見当たらない事で頭を殴られた様なショックを受けていた。 高杉「(親父…お袋…すまない…俺は日本代表って言っても、ちっとも自慢できる立場じゃないんだよ…)」 高杉は両親の応援を受けたが故に不甲斐ない自分の立場を思い出し、申し訳ない気持ちで一杯だった。 来生「(暑っ苦しいなココ。ん、試合に出られないのかな。おーい、出してくださいよ…ねぇ)」 来生は来生だった。
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0ch BBS 2007-01-24