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【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】
[91]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/05(土) 08:23:02 ID:ZpkRs0do 放送「ジェンティーレくんとランピオンくんと言う主力二人をレッドカードで欠いたイタリアユース! アルシオンくんのキープ力で粘り、ストラットくんの一発で少ないチャンスをモノにしようとしましたが それだけで負けてくれる程ドイツユースは甘い相手ではなかった!シュナイダーくんが2点、 ポブルセンくんが1点、カペロマンくんも1点奪い自慢の攻撃力を見せつけてくれました。 イタリアはアルシオンくんのスルーパスからストラットくんがかろうじて1点決めただけに終わりました。 日本戦で感動的な立ちはだかりを見せてくれたヘルナンデスくんも今回は上手く行かず大炎上。 だからと言って彼を責めるのは酷と言う物でしょうし、これで彼の価値が落ちる事もないでしょう」 シュナイダー「無様…と言いたい所だが、今の燃え尽きたお前では仕方ないな」 ヘルナンデス「厳しい事で有名なお前に慰められるとはな…あんまり嬉しくないな」 シュナイダー「お前への慰めではない。俺自身への戒めだ。 不利な状態の相手に勝った事で実力者を見下していては、自惚れと油断に繋がる」 ヘルナンデス「そういう事か。納得が行ったよ」 当然両チームともその事情は把握しており、勝ったドイツは驕る事なく、負けたイタリアも腐る事はなかった。 お互いにある程度面識がある為試合後の交流もあり、特にジュニアユース時代からの付き合いである シュナイダーとヘルナンデスはキャプテン同士らしく厳かに話し合っていた。 シュナイダー「お互い先は長いんだ。次はもっと面白い舞台で本調子で出会おう」 ヘルナンデス「ああ、個人的にも頻繁に会う事になりそうだしね」 シュナイダー「ん?流石にブンデスリーガとセリエAではそう頻繁に会う機会はないと思うが… 代表試合とヨーロピアンカップとUEFAカップを除けば後はフレンドリーマッチしかチャンスはないだろう? それともお前はブンデスリーガに移籍してくるつもりなのか?俺は当分バイエルンでやるつもりだぞ」
[92]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/05(土) 08:24:57 ID:ZpkRs0do ヘルナンデス「いや、俺もしばらくはインテルに居るつもりだよ。だがマリーにミラノに来てもらうんだから、 これからは家族ぐるみの付き合いになるだろう?よろしく頼むよ、お義兄さん♪」 シュナイダー「……………あ゛?」 ただし、ヘルナンデスの爆弾発言でその場は台無しになった。 ヘルナンデス「あれっ、君はまだ聞かされていなかったのかい? もう了承の手紙をもらっているし、親も承諾してくれたって書いてあったんだけど…」 シュナイダー「………そうか。時折マリーがイタリア旅行に行っていたり、 イタリアの友人がドイツに来ているから遊ぶと言っていたのは…貴様か…キサマかぁ…」 ヘルナンデス「(あれ、これ、俺ヤバい?)」 シュナイダー「キサマかぁああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」 ヘルナンデス「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!?」 その後シュナイダーは数分後味方に取り押さえられるまで逃げるヘルナンデスを追い掛け回したが、 観客も実況も特に興味を示さなかった為スキャンダルにならなかったのは幸運だった言えるだろう。 マリー「…お兄ちゃん…何やっているの…!」 ただしドイツに中継していたテレビカメラはシュナイダーにスポットライトを当てようとその映像を拾っていた為、 ドイツでテレビ観戦していたマリーが青筋を立てていたのは不運だったと言えるだろう。
[93]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/05(土) 08:27:00 ID:ZpkRs0do *シュナイダーのヘルナンデスに対する感情が「殺す」になりました。 *ヘルナンデスのシュナイダーに対する感情が「鬼い様」になりました。 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 12ゴール シュナイダー 11ゴール ストラット 10ゴール カルロス 9ゴール 日向 8ゴール ディアス 7ゴール ザガロ 5ゴール カペロマン、火野、ビクトリーノ 4ゴール ポブルセン、翼、森崎、ランピオン、カマーチョ 3ゴール ナポレオン、ピエール、チャンドラー、ロリマー、ミハエル、サトルステギ 2ゴール トニーニョ、マーガス、李邦内、李邦坤、アルシオン、イスラス、レンセンブリンク、三杉 1ゴール ルーク、肖、岬、山森、フライハイト、ネイ、ロペス、ガルシア、クライフォート、 カイザー、マッハー、クリスマン、政夫、ディウセウ、マウリシオ 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 7アシスト アルシオン 5アシスト サンタマリア 4アシスト 岬 3アシスト カルツ、カルロス、マーガス、翼、ダ・シルバ、ネイ、チャンドラー、火野、パスカル、ランピオン、 2アシスト フライハイト、カペロマン、バンビーノ、ピエール、王、森崎、トニーニョ 1アシスト カルツ、メッツァ、テイラー、飛、山森、早田、ビクトリーノ、エスパダス、クリスマン、イスラス、 シェスター、バビントン、クライフォート、カイザー、和夫、ジェトーリオ
[94]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/10(木) 23:02:54 ID:5zJ3uX06 ~大会24日目、全日本ユース宿舎~ 日本はドイツとイタリアの三位決定戦を観戦せず、後にスコアを知るだけであった。 目の前の決勝戦に集中しろと言う見上監督の方針であり、それに異論を挟む者も居なかった。 全日本ユースはもっぱら自分達の作戦会議で忙しかった。 井出「…以上がブラジルユースの予想スタメンと分析結果なんだな」 どよっ… 会議はまずブラジルユースの分析結果から始まり、選手達のどよめきに応えられた。 強いのは分かり切っていたが、今まで見た事がない程の高評価にうんざりせずには居られなかったのだ。 見上「言うまでもなく、とてつもなく強い。ドイツを破った実績からして、今までで最強と言って良いだろう。 パスが比較的有効、ゲルティスは一対一とスタミナに少しだけ不安あり、特大の切り札を持つのはカルロスのみ… などとつけいる隙が無い訳ではないが、その程度の不安要素では到底楽観出来る訳がない。 特に優れた突破力と火力を兼ね揃えた選手が何人も居るのは非常に危険だし、 ゴール前の守備も一通り出来る人材が揃っている為様々な攻め方を駆使しなければ崩せないだろう。 更に贅沢なタレントを使いまわせる癖に全選手が豊富なスタミナを持っている上、 ドイツ戦で見せた通り戦術面もメンタルも強い。持久戦になったらこっちが不利になるだろう」 翼「(流石ブラジル…これが、俺が憧れつづけたサッカー王国の堂々たる強さだ)」 日向「(ビビッている奴らが何人か居るな…足を引っ張らなきゃいいが)」 若林「(客観的に言って、ブラジルの方が強いと認めざるを得ないな…)」
[95]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/10(木) 23:04:30 ID:5zJ3uX06 見上「だが、強敵とは勝てる可能性がある相手の事だ。絶対に倒せない相手は強敵とは言わない。 お前たちもここまで勝ち上がってきたのだ、世界一を争う資格は十二分にある… だが今更こんな事は言うまでもないだろう。具体的な作戦の話に移ろう」 見上はブラジルの強さを再確認させた上でフォーメーションとスタメンの発表に移った。 それ自体は当然の事で何の驚きも起きなかったが、いざフォーメーションが発表されるとどよめきが走った。 日向「!」 ----- --⑪-- ⑪葵 ----- ⑧-⑩-⑦ ⑧三杉 ⑩翼 ⑦岬 -⑥-⑤- ⑥中山 ⑤松山 ③-⑨-② ③早田 ⑨日向 ②中里 --④-- ④次藤 --①-- ①森崎 赤井「え、えええっ!?日向さんがDFですかぁ!?」 若島津「な、な…監督、本気ですか!」 山森「この大舞台でこんな奇策を…!?」 混乱した者達が早速声を上げる中、肝心の日向は…
[96]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/10(木) 23:09:23 ID:5zJ3uX06 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★日向の反応→(!card)★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→日向「ああ、監督も同じ事を考えていたんですね」なんと自分から提案する気だった!! ダイヤ→日向「良いですよ。合理的だ、やりましょう」意外にも合意した。 ハート→日向「…勝つ為なら仕方がないですね」渋々納得した。 スペード→日向「監督、俺がDFとして動けると思ってるのか?」やはり納得しなかった! クラブ→日向「森崎…てめえ、何考えてやがんだ…!」バレました☆
[97]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/11(金) 23:29:27 ID:F6yPRKlw ★日向の反応→( ダイヤK )★ ダイヤ→日向「良いですよ。合理的だ、やりましょう」意外にも合意した。 ----------------------------------------------------------------------------- 見上「!?」 森崎「なぬ!」 翼「!」 若島津「日向さん!?」 渋々と受け入れるのならともかく、まさか日向があっさり合意するとは誰も思っていなかった。 出来れば森崎に頼らず自分で説得したかった見上も口を挟むタイミングを見計らっていた森崎も 予想外の反応に面喰ってしまった。それを見越して日向は更に続ける。 日向「俺をあえてこんなに後ろに配置するのはドリブラーが豊富なブラジル相手の嫌がらせ。 そしてタックルに優れたディフェンダーが俺をマークしにくくする為でしょう?」 見上「…その通りだ。今まで通りお前をFWに配置しているとジェトーリオやドトールに 止められる危険性が高い。それなら後ろの方でボール狩りをやりつつ撃ち易くすると言う作戦だ」 日向「ですよね。では、それで行きましょう。便宜上はリベロ扱い。連携は他の奴任せですよね?」 見上「うむ…急造DFのお前に連携は求めていない。己の判断で相手を困らせればいい。 そういう訳だ。中山、松山、早田、次藤、中里。フォーメーションのバランスはお前たちで取れ」 中山「は、はい(最初から合わせるのを放棄するのか…仕方ないな)」 松山「はい…(日向にチームワークを期待するだけ無駄だっていうのは分かるけど…)」 早田「はい(日向の奴はタックルは上手いからな。俺もやりやすくなるって割り切るか)」 次藤「はい(作戦上は妥当じゃけん、精々馬車馬ばし走ってもらうばい)」 中里「はい(拙者側にドリブラーが来ても対処しやすくなる。有り難き事也)」
[98]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/11(金) 23:31:38 ID:F6yPRKlw 日向は自分をDFで起用すると言う奇策の狙いを端的に解説してみせ、その場の主導権を握った。 無論日向が遊撃する分計算し辛くなり守備陣の負担は増えるのだが、 それぞれの思惑はどうあれ文句を言う者は居なかったのは日向の立ち振る舞いの影響もあっただろう。 三杉「(やはり彼はその凶暴性が暴発しない限りは極めて合理的で知的な人間だな)」 岬「(自分が納得さえすれば、勝つ為には何でもすると言う言葉に嘘はないんだよね)」 山森「(俺は驚いて意味が分からなかったのに…人格は酷いが、頭は流石だな)」 赤井「(この人…こええ。この若さで大企業の社長なんかやってられるのが良く分かった)」 若島津「(これがこの人の強さか…俺はまだまだ甘いのかも知れない)」 事実、日向の今回の言動に感心した者は少なくなかった。 翼「(…日向くんはプロ向きの性格と言えるかもな。協調性の無さが大きなリスクだけど)」 若林「(こいつがプロとして大成できるかどうかは合うチームをみつけられるかにかかっているだろうな)」 過去のキャプテン候補達ですら評価を改める程だった。 森崎「(な、なんか日向の株が上がっている雰囲気だ…!いや、今更こいつにキャプテンの座を 脅かされる事なんてないだろうからどうでもいいが…クソッ、なんかムカつく!)」 森崎は内心歯ぎしりしていた。 *日向チーム内支持率:46→48
[99]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:52:55 ID:MZfSDumc 見上「ゴホン…では各人の役割の確認に移るぞ。何時も通りそれぞれ自分だけでなく、他者の役割も認識しておけ」 見上は咳払いをして空気を換え、各選手の役割の説明に移った。 見上「葵、お前の役割は最前線の囮だ。日本の攻撃は基本的に遅攻となる。これはブラジルにドイツにやった様に シュートラッシュを仕掛けさせない為だ。その為にはお前がどれだけ前線で時間を稼げるかが鍵となる。 無論ただ時間を稼ぐだけではない。マークが甘いと思ったら自分で一対一を挑みに行け。 逆にマークがきついと思ったら後ろにボールを戻せ。ブラジルの最終ラインを押し下げるだけでも前に居る意味はある」 葵「は~い!(今回もFW起用かぁ。日本代表の中盤は激戦区だもんな、仕方ないな。気を切り換えて頑張ろっと!)」 見上「翼、お前は何時も通り攻撃の要となる。求められる役割は多いぞ。自分で得点を狙いに行くのは勿論だが、 今回は葵との連携も重要だ。葵一人ではブラジル相手にボールキープし続ける事は至難の業なのだから、 当然お前がもう一人の囮役としてサポートするんだ。それから速攻は状況が求めない限りは使うな。 基本は味方が追いつくのを待ち、ブラジル陣内で戦う時間と人数を増やしていくんだ」 翼「はい(守備はあんまり出来無さそうだな。その分攻撃で結果を出さなければ、ブラジルには絶対に勝てない)」 見上「日向、お前は既に己の仕事を理解しているな。もう一度言うが、それは攻守ともにブラジルを困らせる事だ。 お前が中盤やディフェンスラインで暴れている事でドリブル自慢が多いブラジルも大いにやり辛くなるだろう。 そして最前線でボールが回ってくるのを待つのではなく、後ろから上がってきて前からボールを受け取るやり方なら ブラジルもジェトーリオやドトールを前に上げ過ぎる訳にはいかないシュートチャンスも増える。お前の悪知恵を活かせ」 日向「はい(どうもこの監督が考えた作戦にしては違和感があるな。森崎の入れ知恵か?別にどうでもいいか)」
[100]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 22:54:03 ID:MZfSDumc 見上「三杉、お前がこちらのサイドに配置された理由はタックルとパスカット両方に優れるからだ。 勿論相手をするのはネイとトニーニョだ。ドリブルとパス、もしくは連続ワンツー。何をされても中山と 連携して防げ。そして攻撃参加もしてもらう。もし葵や翼がボールを保ちきれない時はお前の出番だ。 後は…今更言うまでもない事だろうが、ペース配分には気をつけろ。この試合、延長戦も大いに有り得るぞ」 三杉「はい(このサイドを通されたらすぐに撃たれかねない。責任重大だが、やり甲斐のあるポジションだ)」 見上「岬、お前は守備ではサンタマリアのパスを阻害し攻撃ではブーメランパスとブーメランシュートを 使い分ける事が求められる。お前のサイドにはジェトーリオが居るのだから愚直にドリブルで突っ込む事は出来ない。 だがパスでかわし続ければしびれを切らして他者のマークに行くだろう。そこでシュートチャンスがある。 だが無理には狙うな、フリーになれる絶好機を待つんだ。ただ闇雲に撃つだけではブラジルには通じんぞ」 岬「はい(ジェトーリオが離れてもマウリシオやアマラウが来るだろうなあ。だけどそこがあれのチャンスかも)」 見上「中山、お前は今回ボランチとして使う。今回のお前は中盤の守りがメインとなる。三杉同様相手をするのは ネイとトニーニョだ。この二人は速攻も時間稼ぎも自力での得点も出来るし、ツインタックルでボールも奪える。 更にカルロスもマッチアップの機会が増えるだろう。奴らを自由にさせるな。ハイレベルなシューターが豊富なブラジルは 通常のチーム以上に撃たせる前に止める事が重要となるのだ。ドイツの二の舞を踏むな」 中山「はい(大丈夫だ、やれる!ブラジルは確かに猛者揃いだが、俺は既に世界最高の攻撃的MFを知っている!)」
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0ch BBS 2007-01-24