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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[120]森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:20:24 ID:??? ★中山→ソウルブロック 55 ( クラブ3 )( 3 + 2 )=★
[121]森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:21:56 ID:??? よっしゃ!新シュートフラグ!?一人で撃てるのは貴重だぜ! 中山さんタックルのほうがよかったかな?と思ったけど修行で習得してくるかな アルシオンをことごとく止めたあのタックルアここでも見たい
[122]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/28(金) 00:23:04 ID:??? 鈴仙が中山に勝利! そして……!? ――と、いったところで今日の更新はここまでです。 >>112 3票決にしたら集まらないか不安でしたが、皆様に即答して頂いて良かったですw それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[123]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/28(金) 23:33:47 ID:??? こんばんは、今日も更新を始めていきます。 >>121 普通の勝利だったら、新シュートフラグでしたが…? 今の中山さんの能力だったら、本当はブロックよりもタックルの方が輝ける…という事情もありますね。 ★鈴仙→マインドブローイング 57 ( ダイヤ9 )( 4 + 2 )+(フリー補正+2)=65★ ★中山→ソウルブロック 55 ( クラブQ )( 3 + 1 )=59★ ≧5→鈴仙のシュートはこれまでに無い軌道を描き、中山を吹き飛ばす…!? 鈴仙の足元から、波状に揺らめく赤い光が溢れる。 鈴仙が佳歩との特訓で開発した必殺シュート――幻波・赤眼催眠<<マインドブローイング
[124]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/28(金) 23:35:44 ID:??? すみません…お恥ずかしながら書き込みミスをやっちゃいました。 申し訳ないですが、上のレスは透明削除をして頂ければ幸いです。 ホントはwordとかで下書きした方が良いですよね…いつもは、慣れもあって直に書き込もうとしてますが(汗 更新の方は、もうちょっとお待ち頂ければ幸いです。
[125]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/01(土) 00:41:35 ID:??? ★鈴仙→マインドブローイング 57 ( ダイヤ9 )( 4 + 2 )+(フリー補正+2)=65★ ★中山→ソウルブロック 55 ( クラブQ )( 3 + 1 )=59★ ≧5→鈴仙のシュートはこれまでに無い軌道を描き、中山を吹き飛ばす…!? 鈴仙の足元から、波状に揺らめく赤い光が溢れる。 鈴仙が佳歩との特訓で開発した必殺シュート――幻波・赤眼催眠<<マインドブローイング>>。 それは元来、並みのシュート以上のパワーも秘めてはいたが、 その本質は強烈な波長を風に乗せる事でボールに複雑な軌道を持たせつつも高速で飛ばす、 スピードとテクニック重視のシュートであった。 ゴォッ………ォォオオオオオオオッ! 果たして、只今鈴仙が放ったシュートは、そのシュートの特性からは大きく外れていた。 中山「これは―――……ッ!?」 全身全霊を捧げたブロックに出た中山が、驚愕に目を剥く事も不自然では無かった。 何故なら、鈴仙の放ったシュートは――彼女のプレーを良く知っていた筈の中山にとって、全くに異質だったからである。
[126]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/01(土) 00:42:36 ID:??? ゴッ――オオオオッ……!! まず、そのシュートの軌道はこれまでのように左右に大きくブレる物では無く、ただひたすらに真っ直ぐだった。 ジェット機のエンジン音にも似た効果音を放ちながら、そのシュートは中山の方向へとゆっくりと飛来していく。 ギュウウッ――……ギュンギュンギュンギュンギュンギュンッ! 次に、そのシュートには縦横方向の変化は無い代わりに、時間軸に関して非常に活発な変化を示していた。 即ち――その遅いシュートは、中山の手前に向かうと指数関数的な加速を行いつつ襲来していた。 そして、最後に。 中山「(駄目だ! 俺とて矜持がある! 俺には、鈴仙さんの精神の炸裂を――受け止める義務があるッ!) ――う、うぉおおおおおおおおおおっ!!」 ギュンギュンギュンギュンッ! バギッ…! このシュートに対しても、やはり優秀な選手であった中山は…最高のブロックを見せて、 鈴仙のシュートを胸で受け止める事に成功するが。 ドゴッ! ……バッゴオオオオオオオオオオオオオオッ!! 中山「ぐ、ぐわああぁぁぁぁああああ……!?」 そのシュートは、中山にとって恐ろしい事に……人体に当たるとその波長を炸裂させるタイプのシュート。 端的に言えば、パワーシュートだった。 まるでフランドールのスターボウブレイクをも彷彿とされる…否。 最終的な速度と精度の面ではそれをも大きく上回ったそれは、中山の身体を意図も容易く吹き飛ばし。 ォオオオオオオオ……ッ! ドオン!! その背後にある、輝夜の愛蔵していた盆栽の数々を瞬時に、黒色と深緑の粉末へと変えたのだった。
[127]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/01(土) 00:43:54 ID:??? 鈴仙「はえ〜っ、すっごいシュート……」 ――このシュートを放ったのが一体誰なのか、鈴仙は皆目見当が付かず。 それから暫くして自分以外にシュートを放つ人物は有り得ないという事実に気が付くと、 …やはり、起こり得る筈の無い現実に首を傾げるのだが。 中山「あいたた……。 ――それだ、鈴仙さん! それこそが、君の望んでいたプレーじゃないのか!? 感情を爆発させて、他者の誰にも邪魔されず! ただ、自分自身の為に放つシュート。 それが、このシュートなんじゃないか!」 ――中山はやはり、持ち前の賢しさでこのシュートの本質を見破る。 これこそが、取りとめの無い悩みに覆われた鈴仙という普通の少女が 独力で放ちうる最高のシュートである筈だ、と。 しかし、中山は同時にこの技が未だ未完成であるという事も察せざるを得なかった。 つまり――。 鈴仙「う、うんっ。 私もそう思うんだけど……。 でも、なんというかマグレっぽいって言うか。 さっきみたいな状況だからこそ撃てただけ、みたいな……」 中山「(そう、恐らくは鈴仙さんの言う通り。 ……このシュートは、今の鈴仙さんでは、 完全には扱えこなせまい。 【自身の感情が昂った時に、限定的に使える必殺技】に過ぎないだろう。 当然、それは【今後の鍛練や成長により、克服できる水準】ではあろうが……)」 ――つまり、鈴仙のその技は完成を見ても未だ未完成。 いついかなる時でも、体力さえあれば放てる代物では無かった。 だがしかし、それでも……このシュートは。中山との対峙は。 鈴仙の中で、これまでの問答では決して得る事の出来なかった力を与えていたのは事実だった。 鈴仙は戸惑いの中にも確かに……これまでには無い、充足感を得ていたからだ。 鈴仙「(――私は……結局、抗い続けるしかないのよね。 分からないなら、分からないと開き直って、前に進むしかない。 私の道は、私が歩いて――選んでみせる。 今はまだ――なんっにも分からないけれど)」
[128]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/01(土) 00:45:20 ID:??? 中山はあれきり、夜の竹林の闇に消えた。 そして鈴仙の心もまた、今は深い闇。 結局のところは、中山の言葉も、中山も行為も…鈴仙に対して明確な答えを見出してはくれなかったからである。 中山は、ただ単に、鈴仙の在り方を無条件に認めただけだった。 鈴仙「(でも――それで充分。 私は……私なんだから)」 しかし、鈴仙にとってはその「無条件に認められる」という行為が、まるで神の慈悲であるかのように思えた。 試合で失敗しても、周囲を失望させても、観客からの人気が得られず、疎まれても。――自分はきっと、認められる。 その確信こそが、闇の中にいる鈴仙にとっては貴重な。 ――そして、自分自身だけが持つ、確かな灯だった。 ……ちなみに、その次の朝。 永遠亭の話題は中山の離脱よりも、 輝夜の盆栽を破壊した鈴仙への厳罰に関する内容で持ち切りとなっていた。 (後で知った事だが、中山はそれとなく永琳に自身の離脱に関する口添えをしておいたらしい) *鈴仙が新必殺シュート「マインドエクスプロージョン(シュート+8→9、吹飛2、1/4で敵GKにバランス崩しペナ)250消費」 を不完全に習得しました。(シュート力の矢印による増加は、スキル・狂気の瞳LV3による補正となります) *このシュートは常時使用する事が出来ず、窮地に瀕した時など、鈴仙の感情の高ぶりが発動の条件となります。 (今後のイベント進行や特訓内容等によって、通常の必殺技と同じように使用する事が出来るようになります) *中山が、永遠亭ルナティックスを一時的に離脱しました。復帰は暫く後になります。
[129]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/01(土) 00:47:27 ID:FJmMc/cQ 〜9月1週・固定イベントフェイズ〜 【鈴仙のお小遣い・9月】 そうして、鈴仙への厳罰の内容が、 「明日、 美味亭 で 光学迷彩スーツ を着て ポスト懸垂 をする」 と決まったその日の夜。 鈴仙「し、しっしょ〜……お小遣いください……」 卑しくも、鈴仙は金目当てに永琳の部屋へと転がりこんだ…とは永琳の弁であり、 鈴仙はせめてその荒んだ心を、お小遣いで癒そうとしていたのである。 永琳「…あんたの耳にも修理費が掛かったしねぇ。ウチも金欠だから、一体幾らまで出せるか…」 永琳は出費を渋る時、口癖のように「ウチは金欠だから」と唱えるが――それがどうしようも無い欺瞞である事は、 永琳と輝夜以外の永遠亭の住人は良く知っていた。実際に、名無しウサギ達の中でも、 輝夜が小遣い 6 2 8 4 2 円とPS4を手に、 自室でブイブイ言わせているという悪名は名高い。 (ちなみに、鈴仙がアイデンティティを失ってまで差し出した耳の修理代は 2 000円だったらしい…)
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0ch BBS 2007-01-24