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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[257]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/05(水) 22:47:06 ID:vxG2FAQI アナウンス「え、えー。 非常に元気で可愛らしいこの少女達ですが、実は幻想郷のロックバンドの走りでも ありまして、えーと、その〜〜」 メルラン「あはは〜♪ 良い、良い! お姉ちゃん、私今日から鳥獣伎楽に入るから〜♪」 ルナサ「…………」 リリカ「(――今日、失敗したらお姉ちゃん達のせいにしよっと)」 ――そして、その異質さを感じ取ったのは、鈴仙だけで無く、なんと壇上のアーティスト達も同じだった。 どうやら、事前の打ち合わせ不足が祟ったのか。ルナサ達プリズムリバー三姉妹側は、 鳥獣伎楽という団体がどんなテンションのミュージシャンであるかという事すら理解していなかったらしい。 鈴仙「(いやいや、フツーはリハーサル位するでしょうに。 適当過ぎるわよ……)」 アナウンス「……と、ともかく! 実力は確かな両団体ですから、 今は騒がしくとも音楽となれば、きっと美しいハーモニーを奏でてくれるでしょう! というわけで、ハイ、スタート!」 最後にはとうとう、アナウンスまでもがステージの円滑な進行を放棄した。 観客席には動揺。舞台には混沌がそれぞれ隠せない中で――。 ミスティア「そんじゃあ第一曲目! 作詞・マキマムシザ響ちゃん! 作詞・マキマムシザ響ちゃん!(※作曲はできない) 『仏生き返す!!』YO〜〜〜〜っ、HO!!♪」
[258]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/05(水) 22:48:35 ID:vxG2FAQI 鈴仙「(うっわぁ……こいつら、とことん色んな方向に喧嘩売ってるわねぇ。 これが噂の反社会的音楽なのかしら……?)」 ――鈴仙の憂慮をよそに、第一曲目の演奏が始まった。 先着1名様で、 ★まさかの混沌→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→ダイヤ+周囲に居た楽器の付喪神達が騒ぎに気付いて駆け付けた! ダイヤ→すごい! 響子の大声に負けないプリズムリバーの演奏に、舞台はさながらライブハウスに! ハート→んっ? ミスティアのギター捌きが妙に演奏とマッチしているような…? スペード→ああ、ルナサさんが鬱をこじらせて舞台から身を投げた!(*高さ1.3m) もう舞台はめちゃめちゃだ! クラブ→おっと、メルランが暴走してトランペットを投げつけた! そして当たり前のように鈴仙のオデコにクリーンヒット!
[259]森崎名無しさん:2014/03/05(水) 22:48:51 ID:??? ★まさかの混沌→ ハートQ ★
[260]森崎名無しさん:2014/03/05(水) 22:49:01 ID:??? ★まさかの混沌→ クラブ8 ★
[261]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/05(水) 23:13:30 ID:vxG2FAQI ★まさかの混沌→ ハートQ ★ ハート→んっ? ミスティアのギター捌きが妙に演奏とマッチしているような…? ギャ〜ギャ〜ッ! パラリラ〜♪ ……♪ 〜〜〜♪〜〜♪ テロリロテロリロッ♪ テロリロテロリロッ♪ 鈴仙「やっぱり、こりゃあ酷いわね……皆が皆、好き勝手してるんだなって、素人の私でも良く分かるわ…」 演奏開始当初は、鈴仙の予想と違わずあまりに酷い物だった。 三者三様、二者二様の演奏は団体間どころか団体内の仲間同士でもまったく調和がとれておらず。 それが原因で、曲の始め1分間は不協和音が鳴り続け、これをクラシックと呼称するならばまさにそれは、 何でもアリの現代音楽と呼称するしか術を持たなかったのだが……。 ギュ〜ンッ! 〜〜♪テロリロッ!…♪ ジャーンッ! 鈴仙「あれっ…何か、結構今の良いかも」 ミスティア「(ふふ〜んっ♪ 夜雀の爪の長さをもってすればこの程度の演奏、ラクラクよ〜♪)」 ルナサ「(皆が浮き足立っている。 ここはこのタイミングでテンションを落として…)」 響子「(このメロディには…)こ〜〜〜〜〜〜〜〜んな、歌で〜〜〜♪」 リリカ「(私はいつも通りでいいよね)」 メルラン「今日のコンサート、さいっこ〜う♪」
[262]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/05(水) 23:14:30 ID:vxG2FAQI ――この舞台に立つ少女達は、こう見えてもそれぞれがその道のプロとして恥ずかしく無い実力を持っていた。 始めは困惑からか、その演奏はカオスだったが…次第に、その混沌の中から秩序を見出す事に成功する。 そして、いよいよ演奏がクライマックスに差し掛かる頃には――。 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」「いいぞーコレ!」 「きょ・う・こ! み・す・ちー!」「ルナ姉さーん! 今日も素敵でーす!」「リリカちゃんのしたたかさに安心するわ」 鈴仙「す、凄い……! まるで、最初からこの5人組でライブをやっていたような。 そんな説得力すら感じさせる、まさに迫真の演奏なんだけど――!」 …すっかり、鈴仙達観客は、彼女達の奏でる幻想的で新しい音楽の虜になっているのだった。 *** アナウンス「……以上にて、本日のコンサートは終了となります。 皆さま、御忘れ物の無いよう、お気を付けてお帰り下さい。 ――」 そして、コンサートは若干の波乱と混沌を見せながらも、無事に終了した。 観客達が慌ただしく席を立ち、日常へと回帰していく中…鈴仙は未だ一人でぼぉっと座席に座っていた。 鈴仙「(最初は相性が悪いように見えても、音楽への真摯な気持ちが一緒なら、 最終的には良い演奏になるのよね。 …なんか、サッカーでも言えそうね、コレ)」 今日のコンサートで、プリズムリバー三姉妹と鳥獣伎楽の見せた演奏はまさにそうだった。 互いに全員が、音楽に対してバラバラの信念を持って居ながらも…演奏を通じてその齟齬を修正して、 最終的には素晴らしい団結を身につける。 ――そこに恐らく、上辺のみの友情は必要が無かった。
[263]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/05(水) 23:16:22 ID:vxG2FAQI 鈴仙「(最近、何でもが勉強になってるような気がするなぁ…。 ――さて、それはそうと。 このまま真っ直ぐ帰ろうかしら、それとも誰かと話しながら帰ろうかしら?)」 A:レミリアと咲夜達を見つけて、話しながら帰る。 B:幽香を見つけて、話しながら帰る。 C:他に知り合いを見つけて、話しながら帰る。 D:舞台裏に寄ってみる。 E:一人で周囲を散策しながら帰る。 F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[264]森崎名無しさん:2014/03/05(水) 23:18:39 ID:6S94OFR2 C
[265]森崎名無しさん:2014/03/05(水) 23:19:19 ID:/rlQQBoQ A
[266]森崎名無しさん:2014/03/05(水) 23:19:24 ID:dsV6pmSk C
[267]森崎名無しさん:2014/03/05(水) 23:19:31 ID:1bIfB3So C
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0ch BBS 2007-01-24