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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
[111]森末(仮):2014/03/22(土) 23:39:59 ID:??? 三者三様、後半から出場するメンバーに対して声はかけられ、 その後具体的な対策案などを話した後、後半戦がいよいよ開始される。 三杉「………………」 見上「すまんな三杉くん、予定では君にも出てもらうつもりだったが……。 やはりなるべくならば、練習試合でも君を使いたくないというのが本音だ。 松山の提案も悪くなかった為に、このような形になった」 三杉「いえ、構いませんよ。 ……ただ、遠慮はいりませんからね? 医師からも30分までの出場ならば認めてくれています。 体をそこまで動かさなければ、もっと長い時間だって可能です。 勿論……練習試合にだって、使ってくれて構いません。 今日はいいですけど、ヨーロッパ遠征で戦う相手――。 海外のクラブチームとは、僕も戦ってみたいですから」 見上「ああ、わかっているよ」 フィールドに向かう板野達の背を見ながら、どこか悔しそうに見上と対話をする三杉。 結局この合宿―― 一度も試合に出場をしなかったのは、 類稀なる才能を持ちながらも心臓病という重い病気を患ったガラスのエース――三杉淳、彼ただ一人となるのだった。 先着1名様で、 ★後半のシーン→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→若島津「背中をこちらに向けろ、高杉!」 高杉「ギャー!!」 なにィ!? 若島津のスカイラブキャッチだと!? ダイヤ→新田「俺だ、俺にボールを!!」 新田が低い浮き球を要求した! ハート→佐野「ケケケ、そう簡単に奪われるもんか〜っと」 佐野が自慢の突破力でチャンスを作る! スペード→高杉「(頑張れ頑張れやれるやれる気持ちの問題だ!)」 高杉が実力以上の力を発揮して攻撃をシャットアウト! クラブ→特にみどころなく1−0のまま試合は終わりました。 ※次藤の松山に対する好感度が+1されました。
[112]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 23:40:24 ID:??? ★後半のシーン→ クラブ9 ★
[113]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 23:40:27 ID:??? ★後半のシーン→ ハートJ ★
[114]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 23:40:29 ID:??? ★後半のシーン→ スペード5 ★
[115]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 23:42:07 ID:??? 新田どんまい
[116]森崎名無しさん:2014/03/22(土) 23:46:03 ID:??? JOKERw
[117]森末(仮):2014/03/23(日) 00:53:56 ID:??? >★後半のシーン→ クラブ9 ★ >特にみどころなく1−0のまま試合は終わりました。 =================================================================== 3人のメンバーチェンジをし、後半に臨んだ全日本Jrユース。 しかし、彼ら3人が実力を発揮できるだけの機会は終ぞ訪れなかった。 松山「佐野、戻りが遅いぞ! 走れ!!」 佐野「は、はい!(そうは言われても勝手が違うぜ!)」 元々FWでありながら、この後半からはMFとしての出場をしていた佐野。 そもそもコンバートを考えていた中西と違い、彼はFW一本でやっていくつもりであった為か、 不勉強故にMFとしてのポジショニングなどがあまりにもお粗末。 結果、佐野のいる左サイドは穴となり何度も攻めこまれてしまう事になる。 高杉「く、くそぉ! そう何度も抜かれてたまるか〜っ!!」 東邦高等部FW「へへへ、体つきはともかく動きはやっぱり中学並だな!」 攻め込まれては、CBとして出場した高杉が完全に東邦学園高等部FWに手玉に取られる。 彼の場合は単純な力不足により年上を相手に真っ向から勝てる事が出来ず、 全日本ゴールは何度も脅かされそのたびに次藤と若島津の好守に助けられる事となった。 新田「(ボールが……ボールが来ない……!)」 佐野「ちっ……くしょうが! 新田、受け取れ!」 バシュッ! 新田「わっ、とと……(くそっ、ゴールまで距離がある位置で持っちまった! こうなりゃ突破してから隼シュートで)」 東邦高等部DF「返してもらうぜ!」 新田「うわぁっ!?」
[118]森末(仮):2014/03/23(日) 00:55:02 ID:??? そして、何度か佐野がチャンスを作っても、新田は得意とする低い浮き球は上げられずゴールから離れた場所でボールを預けられてしまう。 数分前に同じようにしてボールを貰った板野は、 ここからドリブルを開始して突破をし、マグナムシュートでゴールを狙うもポストに嫌われゴールならず。 それを思い出した新田は自分もまた突破をして隼シュートを打つしかないと考えるのだが、 トラップをした直後にDFに奪われてしまい、そもそもシュートを打てないという有様だった。 三杉「ちぐはぐな印象ですね……」 見上「上手く機能出来ていないのは、やはり佐野のMFとしての出場が原因だな……」 三杉「向いていないという事でしょうか?」 見上「いや、恐らくは不慣れなだけだろう、実際時間が進むにつれて多少は修正出来ている。 それがわかっただけでも収穫と言える。 無論、これだけ一方的に攻め込まれるのは褒められた事ではないがな」 その後も見どころはなく、結局試合は1−0のまま終了。 高校No.1であるという誇りを持つ東邦学園高等部は、年下を相手に敗北をした事に当然ながらショックを受けていたのだが、 その全日本Jrユースもまた、後半はまるでいいところが無かった事に大いに反省。 特に後半から出場をした3人の顔色は優れない。 新田「(結局アピールも何も出来なかったな……)」 佐野「(畜生、足引っ張ってただけじゃねぇか……。 もっとMFとしての動きを学んだ方がいいのか?)」 高杉「(うぅ……情けない……)」 見上「……お前たちがどれだけ未熟なのか、私が言うまでもなく理解しただろう。 ならばとやかく言う事はない。 よく反省をし、ヨーロッパ遠征の弾みにしろ。 それが出来ないのならば、所詮お前たちはそこまでだという事だ」 全日本メンバー「「「はい」」」 見上「では軽く体を解した後、風呂と食事を済ませ、20:00には第一会議室へと集まるように。 ……合宿開始前に言ったように、キャプテン選挙を行う」
[119]森末(仮):2014/03/23(日) 00:56:43 ID:??? 〜 合宿所 第一会議室 〜 その後、見上の指定した時間にしっかりと全メンバーが所定の場所へと集結をした。 見上もまた、住友を引き連れて5分前に会議室へと現れ、 全員が揃っている事を見渡して確認するとコホンと咳払いをしてから口を開く。 見上「よし、全員揃っているな。 ではこれよりキャプテン選挙を始める。 まずはキャプテン立候補者は前に来い」 松山「はい!」 若島津「はい」 板野「はい!」 ざわ…… ざわ…… 全日本メンバー「え、板野が!?」「あいつキャプテン経験あるのか?」「でも実力的には不思議じゃないよな……」 見上に言われるまま、事前に見上にキャプテンになる意思があると伝えていた3人は見上の下へと向かうが、 その3人の中に板野の姿が見える事に一部の選手たちはざわめき始める。 松山の実力の高さと人柄の良さは誰しもが認めている所であり、ここは何ら問題がない。 若島津にしても東邦学園ではキャプテンを務める事はなかったが、小学生時代にはキャプテン経験があり、 何よりも大会でMVPを取ったという実績もある。 しかし、その2人に比較をすれば板野はキャプテン経験があるという話も聞いた事もなし、 本当にキャプテンに任せて大丈夫なのかと疑問視をする声が上がるのも無理からぬ事だろう。
[120]森末(仮):2014/03/23(日) 00:57:43 ID:??? 見上「静粛に! ……この3人は、事前に私が立候補を認めた者達だ。 そこに異を挟ませはしないぞ」 板野「(見上さん、俺を認めてくれたのかな?)」 見上「異があるならば、投票で示すように。 最もキャプテンに相応しいと思われた者を決める為の、選挙なのだからな」 板野「(そうでもないのかな……よくわからない)」 とにもかくにも、見上の声により再び会議室は静まり返り、ここで見上から改めて選挙方法が説明される。 見上「キャプテン候補者以外の者達には、これより投票用紙を配る。 といってもただの紙だがな。 これを持ち、一人一人この扉の向こうである第二会議室でキャプテンに相応しいと思う者の名を記入をし投票してもらう」 住友「第二会議室では、私が待機している。 ないとは思うが、不正防止の為だ」 見上「これを繰り返し、最も得票の多い者をキャプテンとするだけだ。 何か質問は?」 早田「票が同数になった場合はどうすんです?」 見上「2人が同数となった場合は、得票が及ばなかった者達に再投票をしてもらう。 3人で同数となった場合には、私が一任をする。 他に質問は? ……ないな? よろしい、では早速始める」 見上が開始を告げると同時に、住友は準備の為に第二会議室へ向かう。 いよいよ自分たち、全日本Jrユースを率いるキャプテンが決まるとあってか、 場には独特の緊張感が溢れ板野は思わず生唾をゴクリと飲みこみながら跳ねる心臓を落ちつけようと深呼吸をする。
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0ch BBS 2007-01-24