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【地獄の】ミサト監督の挑戦【スカウト】
[952]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 02:32:58 ID:??? 書いていたのが消えたので、本日はここまでにします(T_T)
[953]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 13:40:39 ID:??? 守伊 北海道道南はふらの。 ここに、一人の不幸な少年がいる。 街に出たら不良に絡まれ、変身して撃退しようとしたら不良が変質者に変わり。 助けに来てくれた親友が不良を撃退したと思いきや、同級生といちゃつき。 サッカーの試合で大活躍したと思えば、聳え立つ肉塊に好かれ。 黒髪振り乱す美人教師(狂師)に何度も襲われかけ。 尊敬するセンパイの元彼女に貞操を奪われ。 好意を寄せていた相手は皆、同級生に取られ。 土砂降りの不幸を歩む少年である。 守伊「外はこんなに青いのに、心は真っ暗なのですよ…」 計らずも女性経験のある守伊。 ラッキースケベ?いや、アンラッキースケベである。 思春期頃の女性への幻想を、まさに根底から殺されたのだ。 藤沢「いいぜ、お前がまだ女性への幻想を捨てないのなら…その幻想をぶち殺す!」 これが成人向け雑誌や薄い本ならば、単なる凌辱もののヒロインで終わっただろう。 どこぞのきらめき高校のアイドルの如く堕ちていったのだろうが… 生憎と彼は男性である。 そして。何度幻想を殺されようが、黒髪美人との素敵な恋愛の夢を捨てないタフガイだ。 女性的な顔立ちに、短身痩躯。一見するとボーイッシュな女の子に見えてしまうこの男。 名前を、守伊藍(かむい あい)という。 自らをアイヌの末裔と称するが、出自は定かではない。 カムイ アイ というのはアイヌ語で、神の矢。サッカー選手としてはスピード特化型であり、 トップスピードに乗せてしまうと手のつけようがないFWだ。
[954]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 13:49:50 ID:??? そして。彼を特徴づける最大のものがある。 それは。 守伊「あの子、可愛いのです。」 キング「確か彼氏いたよ?」 守伊「」 彼から恋愛フラグを立てようとすると、必ず恋愛フラグが折れるという『幻想殺し(フラグブレイカー)』である。 今日も今日とて、黒髪美人との素敵な恋愛を夢見て出会いを探す守伊。 先着一名様で。 ★出会いは !card ★ JOKER…名護 ダイヤ…まゆしぃ ハート…周防九曜 スペード…ミヅキ クラブ…藤沢 クラブA…スペード+クラブ
[955]森崎名無しさん:2014/05/05(月) 13:50:38 ID:??? ★出会いは クラブQ ★
[956]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 14:07:56 ID:??? ★出会いは クラブQ ★ クラブ…御約束 藤沢「あら、守伊くん。」 守伊「うげ。」 ツヤった藤沢が、守伊に声を掛けた。 藤沢「偶然ね。何してんの?」 守伊「息がイカ臭いのです。近寄らないで欲しいのですよ。」 藤沢「失礼ねぇ。ちゃんと歯磨きしてるし、ブレスケアもバッチリなのに。」 守伊「…否定はしないのですね。かまかけでしたが。」 守伊があからさまに距離を置く。 藤沢「お金にもなって、運動にもなる。一石二鳥よ。」 藤沢に悪びれた様子は無い…。 守伊「お金ってそんな良いものなのですかね。」 藤沢「お金で買えないものもあるけど、大概のものはお金で買えるわよ。」 守伊「…ふーん。僕はお金があれば実家の農地を拡げたいのですよ。そんな悪趣味なブランド品でなく。」 藤沢「失礼ねぇ。結構シックにまとめているのよ?」 鈍い輝きを見せるシルバーでなく、全てプラチナ製だろう。輝きが違う。 守伊「僕は忙しいのですが?」 藤沢「私は暇なのよ。」 そう言っていた藤沢だが、藤沢の携帯に連絡が入る。 藤沢「はいはーい。…え?今?あ、ごめーん、お友達と会ってるんだー。また誘ってくれたら助かるわ。」 守伊「…用事あるじゃないのですか?」 藤沢「あー、スポーツ友達兼お金だからいいのよ。」 守伊「見下げ果てたビッチなのです。」
[957]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 14:14:14 ID:??? sage 1票にて。 A … 10秒で摂れる朝ご飯 奢るから帰って下さい。 B あなたが僕に用があっても、僕にはあなたに用は無いのです。 C あまりしつこいと、拳で黙らせるのですよ? D 決着を着けるのですよ! E 暇潰しだけなら付き合いますが…暇潰しだけなら。 F 逃げる G その他
[958]森崎名無しさん:2014/05/05(月) 14:16:38 ID:??? E バラバラにされるよりは・・・
[959]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 14:43:47 ID:??? E 暇潰しだけなら付き合いますが…暇潰しだけなら。 守伊「暇潰しだけなら付き合いますが…暇潰しだけなら。」 藤沢はスタンド使いだ。迂闊に何かやって、バラバラにされても敵わない。 藤沢「じゃ、カフェバーBIGね。」 守伊「キングの店ですか…。奢ってくれるのですよね?」 藤沢「勿論。」 藤沢は珍しく上機嫌だ。何か良い事でもあったのだろうか、キング特製カクテルを呑んでいる。 守伊「…珍しく上機嫌なのですね。」 藤沢「まぁね。」 藤沢はカクテルグラスを置くと、笑顔で話をはじめた。 藤沢「昨日、ラブホで衛星放送見てたら、プレミアリーグやっててさ。リーズ対マンチェスターU。 そこで松山くんが出ていたのよ!」 守伊「松山さんが?!マンU戦で?!」 藤沢「そうなのよ!凄いカッコ良かったの!ゴールは無かったけど、本当に雄々しくて! 試合は2ー2のドローだったけど、松山くん凄く頑張ってたのよ!」 興奮冷めやらぬ、といった表情で藤沢が言う。…バッグについたリーズの12番のキーホルダーが揺れる。『KITAGUNI』とは誰の事か…。 守伊「松山さんが?あの人、ドンズじゃ…?リーズはキタグニ選手なのですよ。」 守伊の言葉に、藤沢はまた上機嫌に笑った。 守伊「…まぁいいのです。僕もプロになれれば良いのですが…。どさんこオーレふらので、エース張って……」 …以下、妄想。 実況「ふらのの矢がまた決めたぁーッ!守伊、ハットトリック達成!手が付けられません!」 ???「あなた、この子も喜んでるわ。」 守伊「お前も皆に挨拶するのです。」 藤沢、ミヅキ「ええ、あなた。」 以下、現実。 守伊「ごあッ!」 藤沢「ちょっ…!コーヒーかかっ…!」 苛烈な妄想から、より苛烈な現実へ。守伊は藤沢共々カフェバーBIGを追い出されてしまった。
[960]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 14:57:34 ID:??? 藤沢「あーあ。クリーニング代はまけといてやるから、少し顔貸しなさい。」 *禁則事項です。 藤沢「あー、スッキリしたわ。」 守伊「ふ…不幸なのです…」 彼の『幻想殺し(フラグブレイカー)』の欠点。それは。 意中以外の異性に対しては全て無効。それに尽きる。 *『ジノ』からの設定引き継ぎで、松山と藤沢はお互いを大切な仲間として想いあっています。 ある意味両想いですが、結ばれる事は絶対にありません。 *キタグニ=松山。松山はDQN達に囲まれ、幸せに過ごしています。 …藤沢に松山を絡ませると、ウチでは若干綺麗になりますね。 他があまりに汚いので、もうどうしようもないのですがw
[961]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/05(月) 15:04:44 ID:??? 一旦ここまで。夜中にまた更新します。 守伊の弟の扱いをどうしようか、考え中です。
[962]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2014/05/09(金) 18:17:52 ID:??? 守伊「…しかし、プロ、ですか…」 漠然とした夢。プロになりお金を稼ぎ、両親を楽させる事。 地に足をつけた夢。ふらので農業をしながら生きる事。 守伊「なれるのなら、やはりなりたいものです。」 因みに、守伊はプロチームからの評価は低い。 スピード一辺倒のFWで、足下が下手くそ。決定力もプロのレベルには及ばず、駆け引きも下手。 同世代の田仲、平松、松下達と比較すると、悲しい位に低い。 守伊「…まぁ、ぼちぼちやっていくです。」 将来性を考慮して獲得するチームも現れないだろう。 守伊はあまりに線が細い。 フィジカル面に不安がありすぎるのだ。 このまま守伊藍は、部活引退後に消えてゆく選手になるはずだった。 輝かしい思い出を胸に、次へのステージへと向かうはずだった人間が、再び舞台に引き摺り上げられる。 出会いと別れはそのようなものであり、人は出会いと別れどちらでも良くもなれば悪くもなる。 ミサト「見つけたわ…!ダイヤの原石を…!」 ミサトがテレビを見ながらにやける。 インターハイ、冬の選抜の特集。そこに写っているのは、ふらの高校の7番、守伊藍だ。 加持「細い子だなぁ。まるで女の子みたいだ。」 ミサト「加持、よく見なさいって。このスピード!」 そこには。カウンターで東邦の選手達をごぼう抜きしていく守伊が写っていた。 加持「スピード一辺倒だな。フィジカルも弱そうだ。シュートも弱いし駆け引きもなっちゃいない。」 加持はそう言うが…
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0ch BBS 2007-01-24