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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[264]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/02(月) 19:24:17 ID:??? スパアァァァァァァァァン! ゴンザレス「(直線的でパワーもない)…が、速い!!」 ダッ バチィィィ! 早すぎるシュートタイミングと球速自体の速さ。 二段構えのスピードはルベン・ゴンザレスを焦らせたが、惜しくも手に触られた。 グランディオス「よし、拾ったらこっちに回せ! 焦ってクリアするなよ!」 セカンドボールをねじ込む選手が在れば、或いはここで1点が取れたかも知れない。 しかし三杉が治療で抜けている事とミハエルの体力引き伸ばしのため、それが出来る シューターは不在であった。 何よりバルサ側が三杉不在のこの短い時間を最後のチャンスと見て、窮鼠と化す可能 性を考えれば、ヴィオラはここで思い切った突出が出来なかった。 しかしヴィオラもあたら前に出なかっただけの成果をバルサへ見せつけた。 グランディオス「10対10の今ならまだ互角以上に戦える!」 ポン! ミハエル「ハハン、それは既にwishuful tihinking(希望的観測)でしかありません。」 トッ ラーソン「ちょちょっ、キャプテン!? 支持率下降しちゃうっすよそれ!」
[265]今日はこれだけですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/02(月) 19:26:43 ID:??? 現時点ではまだ人数的には互角… そう見なしてバルサはそこ突いてパスを繋げに来た。 先ほどのは只の1回、攻撃を1回防がれただけだと信じていた。 しかしこの時点で『互角』という言葉は数字的な意味を示すだけの物と成り果てていた。 ポンッ! トッ スパンッ! トンッ 後半ここまでの流れから一転、バルサはボールを得ても攻撃が繋がらなくなった。 原因を分析することも出来ず、焦りの占める割合が増していく… グランディオス(な、何故だ…!) クァール(こんな繋がらねえとか他になかったぞ!?) リネカー(こいつら今まで本調子じゃなかったのか…!?) オジオ(このチームのパス技術、貰う技術は本当にすごい。 それは疑いない。 正直言って掴み所がないし、読んで対処するのは不可能に近かった。) ミハエル(ですが今のユー達には、そこに『勝負を急ぐ』という要項が加わっています。 これまでとは違って狙いが随分と明け透けになっているんですよ?) そうこうしている間に5分少々が瞬く間に過ぎた。 三杉淳がピッチに戻り、バルサが主導権を再び握る可能性はここで潰えた。
[266]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 00:28:00 ID:??? リグルちゃんハッピーバースデー
[267]うちのリグルが誕生日アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:28:03 ID:??? <VIP> ファンベルグ「最後のサービスタイムも終わったようですね。 この様子では引き分けで終わらせるのもまず難しいでしょう。」 クライフ「仕方あるまい、ヤツラは10人でやる事など考えてなかっただろうしな。」 ファンベルグ「…と言うと?」 クライフ「ディエゴが退場した条件下での想定をした事がないのだよ。」 ファンベルグ「アレでも、ですか?」 クライフ「実際に退場をくらうほどの長時間、ディエゴがあのスタイルでプレーを続けた事はない。 ピンチと言われる時でも、ディエゴが本気を出せばスコアの面でも心理の面でも短時間 で逆転する事が出来た。 そこまでやれば後は普段通りのBのスタイルで十分勝利を 挙げて来られたのだ。」 ファンベルグ「諸刃の剣である事は当人たちも分かっていたという事ですか。」 クライフ「だからこそだよ。」
[268]266さん感謝ですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:29:05 ID:??? <ピッチ> 三杉「随分小気味よくインターセプトしていたみたいだね。」 オジオ「うん、相手が焦ってきたのか随分と読みやすくはなってるよ。。 それにオワイランがボランチ以下をうまく動かしてくれたのも大きいかな。」 三杉「やはりそうか。」 バルサのショートパスが繋がらなくなったのには、理由がもう一つあった。 オワイランが周囲の低い位置の選手に指示を出し、敵が中盤以上に至った所で急にプレスが かかるよう動かしたのがそれだ。 位置的な問題として、敵の選択肢が減ってくる中盤以降。 選択肢が狭まった段階で急に厳しいプレスを受けた時、何としても攻めたい(ボールを奪われ たくない)バルサ選手は反射的と言って良いほどショートパスを即出しした。 そしてこの時には無理を押すようなチャレンジ性のパスはなく、比較的安全で、尚且つ後方で ないコースへとボールを流す事がほとんどだった。 三杉(ここまで行動が画一になれば、タイミング的にシビアでも、インターセプトは十分現実的だ。 相手の欲求を知り、守備側が特定の指向を加える事で、行動を誘導する守備か。 こういう状況だからこそとも言えるが、それでもこんな難しい発想を実行しようとは中々思え るものじゃない。 オワイランは指揮官に向いているのかも知れないな。) 三杉が戻ってくれば人数の優位性が得られるから、それまでは攻撃より守備重視。 ただしシュートは打たせたくない、体力の消耗もそうそう増やせない。 オワイランの指揮はこういったヴィオラの希望を包括する結果を出したと言える。 三杉はそれ(及びそれを実行した度胸)に対して舌を巻いた。
[269]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:30:47 ID:??? ヒュン! トンッ! 三杉「よし! みんな走れ、ファストブレイクだ!」 三杉が戻ってすぐのタイミングで再びバルサのパスをインターセプト。 ここで満を持してファストブレイクが繰り出された。 ポンッ! ポンッ! スルスル… ト、トンッ ポーーーン! グランディオス「クッ、速い!」 リネカー(まずいだろコレはぁ…!) アウミージャ「ちっくしょおぉぉぉぉぉぉぉぉおwwwwww」 三杉が戻った所で本格的に仕掛けてくるだろうと、バルサ側も薄々分かっていた。 そのつもりで走る覚悟もあった。 しかし人数不足、ファストブレイクのスピード、未経験な状況と、対応するには困難な 状況が揃いすぎており、結局素通しでシュートまで持っていかせてしまう。 ミハエル「これでラスト、決めなさい!」 スパァァァァン ノートラップでニアへのハイクロス、この難しいプレーをミハエルは難なくこなした。 このクロスがブンナークにとってベストなポジションに落ちる。
[270]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:31:51 ID:??? ブンナーク「このパスは… 撃てって事だなぁ!!!」 バッ アウミージャ「お断りしますwww」バッ フェレール(あだ名)「おれの名前を言ってみろ!!」 バッ この試合ではまだ無得点だが、ブンナークは誰もが認めるヴィオラのエース。 その彼にこんな接触プレイを挑んでも結果は火を見るより明らかだった。 ドッゴオォォォォォォォ!!!!! ドゴゴォッ!! アウミージャ「くぁwせdrftgyふじこlp 」 ベッコリ!! ファーレル(本名)「ふぁ、ファーレルブロックを……」 そしていくらパワーに強くとも、ブンナーク相手に100戦100勝するGKはいない。 クァール「ふざけろっ!? オレをどかせたきゃぁ戦車くれえもってk」 バキィィィッ!!! まずはCBのクァールが巨大な体躯を無残に散らし… ゴンザレス「うおおおおおおおおおおおおお!」 バッ バキイィィィィィィィィィィィ!!! ピイィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイ! 何度もヴィオラのフィニッシュを妨げてきた南米の巨人も、ここで遂に首を垂れた。 ブンナークキャノンがゴンザレスを吹き飛ばし、貴重な決勝弾をもぎ取ったのだった。
[271]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:32:56 ID:??? そこからはバルサも開き直り、ロングボールやドリブル突破を多用するようになった。 それも形振り構わない全員攻撃、全員守備。 正直なところ、三杉が抜けている間にこれをやられればヴィオラは苦しくなっていた。 アルゴスに競り合いで勝てる選手が(ブンナークを除き)ヴィオラに居ないからだ。 レントゥルス「うわわわわわ」 ダラピッコラ「くそ、このっ…!」 アルゴス「どけえぇぇぇぇっ!」 バキィィィッ! シュタッ ポーン! 実際これをやられ、レントゥルスやダラピッコラが為す術なく、敵のキープを許した。 ラーソン「まだまだ逆転はYes we canっしょー!」 オワイラン(このまま突破? それはさせないよ。) サッ ラーソン(この人には何回もやられてるっすよね。 ちょっとガチで苦手フィーリング。) シュパァァァァン オワイランとの勝負を避けたラーソンのクロスにリネカーが走り込む。 この日はシュートチャンスが少なく、まだ活きていないリネカーのダイレクトシュート。 だがラムカーネの状態を考えれば、ここで撃てば高い確率で決まるシーンだ。
[272]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:34:05 ID:??? スペルマン(この場面はやってみよう…) ターン グオォォォォォォォッ 読み辛いリネカーのダイレクトショットに対し、遅出しの跳躍。 大きな身体をアクロバティックに反転させたブロックがボールを弾いた。 スペルマン(ものに出来ない事はなさそうか。) ラーソン「おっとぉ!?」 ラムカーネ「まだだ…」 バコォッ!! PA上空に浮いたボールはバルサにとって継続したチャンスだった。 実際ラーソンなどは走り込む体勢にあったが、ラムカーネはこれをPA外に弾きだし、 ヴィオラは最大のピンチを見事に脱した。 三杉(危なかったが、ここでもう1点取れば相手の戦意を断てる。) ラーソン「駆け抜けるのがスペイシー・ロォォーーーック!!」 三杉「速い… が、それだけだ!」 サッ ラーソン「あり?」
[273]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:35:25 ID:??? グランディオス「チィッ、みんな戻れ!」 三杉(すぐに奪い返せないと見るや今度は徹底して引く全員守備。 これをやられると、キープは出来ても崩すのは難しい。 まあリードしているのはこちらだから、試合終了までこれを維持すれば良いのだが…) 攻める必要のない攻めあぐね。 手札の切り方によっては、時間に追われながらこれを攻めなければならなかったのはヴィオラの方。 そう思えば、実行の可否はともかくとして、崩す手段を見つけ出すくらいはしておきたい。 ミハエル「へい、こっちへ!」 三杉(…っと、ミハエルがボールを要求?) 思索を広げようとしていた三杉へミハエルがパスを要求した。 後半において彼には中盤の守備に専心するよう指示を出しており、それは見事応えられている。 最後に攻撃を任せて欲しいという事ならば、三杉としては応えてやりたかった。 三杉(これだけガッチリと固められていると、今のミハエルでは突破は厳しいだろう。 だから奪われた後の守備はキッチリとしなければ。) バシュッ 次の心配を一通り考え、三杉はボールをミハエルへ渡した。 だがこの心配は杞憂だった。 ライカール「1人で仕掛けてくるとは大胆不敵の世界…」 フォンセカ「なめられても仕方のない内容だが、故にこそこれは止める!」 アウミージャ「オレのタックルは二枚刃よwwww とか言ってみたりwwww」 ミハエル「………フッ」
[274]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:36:25 ID:??? バルサの手練れ3人がたちまちミハエルを取り囲む。 怪我への恐怖を克服出来ずにいるミハエルにとっては正直荷が重いだろう。 …筈だが、ミハエルは不思議と微笑をたたえていた。 ザザアァァァァァァ! シュシュシュッ!! ダダッ! ザシュッ! 3+1の厳しい当たりがミハエルを襲った。 ヴィオラの選手たちもこれは流石に無謀だと確信する。 ダダッ、スタッ、タタタタッ!! 三杉「なにっ…!?」 フォンセカ「腕でからめ捕る事も出来ないだとぉ!?」 アウミージャ「オレ1人で2回も抜かれてわろちwwwww」 ライカール「判った、これは夢の世界…!」 驚いたことに、軽快なステップにより3人が一瞬で抜き去られていた。 ミハエル(1点、5点、2点もう一つおまけに1点… やはりディエゴ・ブランドーのプレッシャーと比べると、全く問題になりません。) クァール「上等だよぅ…? テメェーがケツモチのオレとタイマンだぁ…!」 !? ミハエル「結構。 ユーのようなブ男はゴールを割られるのを観ていなさい。」 パシュッ
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0ch BBS 2007-01-24