※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[274]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:36:25 ID:??? バルサの手練れ3人がたちまちミハエルを取り囲む。 怪我への恐怖を克服出来ずにいるミハエルにとっては正直荷が重いだろう。 …筈だが、ミハエルは不思議と微笑をたたえていた。 ザザアァァァァァァ! シュシュシュッ!! ダダッ! ザシュッ! 3+1の厳しい当たりがミハエルを襲った。 ヴィオラの選手たちもこれは流石に無謀だと確信する。 ダダッ、スタッ、タタタタッ!! 三杉「なにっ…!?」 フォンセカ「腕でからめ捕る事も出来ないだとぉ!?」 アウミージャ「オレ1人で2回も抜かれてわろちwwwww」 ライカール「判った、これは夢の世界…!」 驚いたことに、軽快なステップにより3人が一瞬で抜き去られていた。 ミハエル(1点、5点、2点もう一つおまけに1点… やはりディエゴ・ブランドーのプレッシャーと比べると、全く問題になりません。) クァール「上等だよぅ…? テメェーがケツモチのオレとタイマンだぁ…!」 !? ミハエル「結構。 ユーのようなブ男はゴールを割られるのを観ていなさい。」 パシュッ
[275]本日はこれだけアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/04(水) 18:38:19 ID:??? 3人を抜き、更にもう一人が接近してきたところで華麗にノールックパス。 ボールは新田の前方のスペースへ柔らかく転がる。 新田「これは… 行く! 行ける!」 ダッ クァール「ば、バカッぱえぇッ!!」 転がる方向へ反転しようとしたクァールだが、新田のダッシュ1発で決まっていた。 誰も追い付くことは出来ず、ほぼフリーでのファルコンクロウが放たれた。 ギュパアアァァァァァアアアア!!! ピイィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイ! ゴンザレス「速…過ぎる………。」 今度はゴンザレスに反応を間に合わせず、見事にゴールネットを揺らした。 その後アディショナル・タイムが5分と長く取られたが、ヴィオラのゴールが危ぶまれる事はなく… 最終スコアは以下の通りである。 終わってみれば全てのゴールにミハエル・ドノヴァンが関わる結果となっていた。 フロレンティア・ヴィオラ 3−1 バルセロナB =========================================== 前半12分 三杉 ローズピルエット → ゴールバー → ねじ込み(ダイビングオーバー) (1得点) 後半18分 クァール PK (1得点) 後半32分 ブンナーク センタリング → ブンナークキャノン(1得点) アシスト:ミハエル 後半45分 新田 スルーパス → ファルコンクロウ(1得点) アシスト:ミハエル
[276]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 18:53:34 ID:??? ミハエルがアシストしまくったなぁ
[277]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 19:13:58 ID:??? リグルちゃんだけに6月4日、64(虫)姫で覚えやすいですよね乙
[278]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 19:40:40 ID:??? リグルが誕生日だって!?今すぐ日本中のケーキを買い占めないと!
[279]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 19:48:05 ID:??? 君は何を言ってるんだ
[280]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 19:50:29 ID:??? 翼「6月4日は虫姫の日で祝日でいいんじゃないかな」 日向「おい若島津、一発入れてから酸素カプセルで永久に眠らせとけ」
[281]森崎名無しさん:2014/06/04(水) 20:33:29 ID:??? 手羽先「>>279と日向君は何を言ってるんだ」
[282]皆さんお祝いの言葉をありがとうござますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/05(木) 15:23:44 ID:??? 〜 11月中旬 〜 <フィレンツェ/フロレンティア・ヴィオラ クラブハウス> 試合終了の笛が鳴ったところで、TVの画面は『ザー…』という砂嵐に変わった。 それと同時に同席者の漏らす満足気な溜め息も聞こえた。 エムスカ「いやあ見応えのある試合だった。 何より勝利で終わったところがまた素晴らしい。」 三杉「恐縮です。(感想が普通のおじさんの物と変わらないな…)」 試合中の状況や、その時々の個人的な心理を説明しながら振り返ったバルサ戦。 ディエゴ・ブランドーの退場以降はヴィオラ側に気持ちの良い圧倒劇だった。 しかし後半途中までの厳しさについては、オーナーが息を呑んだ回数や『こんな状態から どうやって…』というような絶え間ない独り言を聞く度、三杉も改めて確認させられた。 ついでに言えば、このオーナーが普通に熱心なフィオレンティーナサポーターである事も 三杉はよーく、よーく理解した。 『プレイの結果に一喜一憂する程度で、戦術に対して疎い』と恥ずかしそうに自身を評して いたのも頷ける。 三杉「非常に厳しい相手でしたが、それにしてはやけに脆い部分もありました。」 エムスカ「ふむ、確かに。 言うなれば挫折を知らない優等生という印象を受けたな。」
[283]本当は昨日は家族で初TDLの予定でしたがアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/05(木) 15:25:40 ID:??? 三杉「その喩(たとえ)はまさに言い得て妙でしょう。 選手たちのスキルは非常に高く 戦術も確かでしたが、上手く繋がらなかった時の判断には悪手が多かったです。 不利な状況に対する想定が足りず、それが脆さに直結しているのは…」 エムスカ「まさに挫折を知らない優等生だろうな。」 笑うべきところなのだろうが、三杉は笑えなかった。 今回の結果は、今後のバルサの怖さを容易に想像させるからだ。 この無残な自滅の経験から立ち直ったら、バルサからはきっと判断の甘さが消える。 そうした時、自分達が再戦して勝てるものなのか… いや、その機会には勝たねばならぬが。 エムスカ「そうだキャプテン、この勝利が次のステップを生み出した事を伝えておこう。」 三杉「次のステップと言いますと?」 エムスカ「マンチェスターだよ、マンチェスター・ユナイテッドがテストマッチを申し込んできた。 今度は正式な手筈でな。」 三杉「それは… それは実にうれしい報せです。」 三杉は思わず両の拳を『グッ』と強く握った。 バルサとのテストマッチには確かに勝利した。 しかし形式としてはあくまで非公式なテストマッチであり、バルサの言い分としてはイタリア遠征 における事前調整でしかなかった。 これで本当にFIFA(の視察者)に対して力量を証明出来たのか、他のビッグネームに対して 次に繋がるようなアピールになったのか、三杉は試合の後になって密かに心配に思っていたのだ。
[284]あいにくリグルが熱を出したので来週に延期ですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/05(木) 15:27:11 ID:??? エムスカ「日時は丁度今日から一ケ月後、場所はマンUの練習コートでだそうだ。 オールド・トラッフォードとはいかないが、公開テストマッチという事で観客も入る。」 三杉「なるほど、サポーターによるホームの洗礼を覚悟しておいた方が良さそうですね。 FA(フットボール・アソシエーション)のサポーターは荒っぽいと聞きますから。」 エムスカ「荒っぽさならばセリエAだって負けていないと思うがな。」 三杉(勝った負けたの話じゃないと思うが…) エムスカ「まあ心配の必要はあるまい。 未来のあるユースであればサポーターも寛大だ。 トップの公式戦のような流血沙汰になる事は考えられんよ。」 三杉「そうあって欲しいものです。 (流血沙汰なんてなったら、こっち(ブンナーク)が加害者になりそうだし)」 物騒な想像をブンブンと振り払い、三杉は事もなげにこの話を締めくくった。 とにもかくにも次のステップへ進む事が出来た。 そして次も当然強敵に違いなく、少なくとも過去の相手より弱いと考える事は出来ない。 気が引き締まり、同時に熱い闘志が内から湧き出てくるのを三杉は感じた。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24